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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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1月16日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Sea-chicken】→【Serra】→【Thraxi】→【Mei】→【Alessi】→【Sangriter】→

 

 環境最終戦。今回は皆それぞれに心に決意を秘めての戦いとなり、色々と事件があったり、めでたかったりしたような気もするし、そうでない気もする。とりあえず、試合前に「結局どこのクランの優勝回数が多かったんやろ」という話題をふられたのは伏線だったのか、それとも戦略の1つだったのか。結果的に「一度も優勝したことないんちゃう?」と言われたスゥルタイに3人が向いかけるという事件が発生。また、これまで1枚も出なかった「真面目な訪問者、ソリン」も無事ここで顔見せ。これで全てのレアが最低1枚は出たことになり、心置きなく次の環境へ行けるのである。

 

 せっかくなので全部で16試合行われたこの「タルキール」環境のいくつかのデータを残しておくと、まず優勝クランはアブザン・マルドゥベースの5回が最も多く、残りはティムール・ジェスカイが2回ずつ、スゥルタイがラストギリギリ1回、5色デッキが1回。やはりアブザン・マルドゥが強かったのは間違いない。使用色の観点からまとめると、白はのべ63回で最も多く、残りは順に黒が61回、赤が60回、緑が58回、青が52回と、青が1色だけ飛び抜けて少ない。やはりマルドゥ・アブザンに絡まない色だからかな。全93個作られたデッキのうち、4色デッキは10回、5色デッキは3回、2色デッキは1回だけ作られている。3色についても、1度だけクランが関係無い「ジャンド」が含まれる。でもまぁ、こんだけやって80個近いデッキは全部クランの3色になってるんだから立派なもんだよ。当たり前なのかな?

 

 ついでに、運命再編のFAQが出ているので、意味のありそうな部分を少しだけ抜き出しておく。

 

701.31c 変異を持つカードが予示されたなら、そのコントローラーは予示されたパーマネントを表向きにする手順ではなく、変異を持つパーマネントを表向きにする手順を用いてもよい。

701.31e インスタント・カードまたはソーサリー・カードによって表されている裏向きのパーマネントは表向きになれない。何らかの効果がプレイヤーがそれを表向きにするように指示したなら、それのコントローラーはそのカードを公開し、裏向きのままにする。パーマネントが表向きになったときに誘発する能力は誘発しない。

* あなたがコントロールしている裏向きのパーマネントが戦場から離れた場合、あなたはそれを公開しなければならない。あなたがゲームから離れた場合、またはゲームが終了した場合、あなたはあなたがコントロールしていたすべての裏向きの呪文およびパーマネントを公開しなければならない。

* それぞれの裏向きの呪文およびパーマネントを簡単に区別できるようしなければならない。他のプレイヤーを混乱させるために、戦場でそれらを表現するカードを混ぜ合わせてはならない。それらが戦場に出た順番は常に明確であるべきである。これを示す無難な方法には、マーカーやダイスを使用する、または単に戦場に出た順番通りに置いていくなどがある。また、それらがそれぞれがどのようにして裏向きにされたか(予示された、変異能力を使用して裏向きに唱えられたなど)を記録しておく必要もある。

 

 今後重視しなきゃいけないのは特に「全ての裏向きパーマネントは区別される必要がある」ってことだね。「予示か変異か」「いつだされたか」など。また、変異同様に場を離れる際とゲーム終了時の公開義務はあるみたい。代表的な「予示の変な挙動」として、「ジェスカイの浸透者」についての個別説明も転載しておこう。

 

* カードのオーナーは常に公開情報である。あなたが追放した2枚のカードのオーナーがそれぞれ別のプレイヤーであった(対戦相手がオーナーの《ジェスカイの浸透者》のコントロールをあなたが得たなどの理由により)場合、どのカードがどれであるというのは対戦相手から隠されなくなる。対戦相手にも自分がオーナーである裏向きのカードがどれであるかがわかる。

 

 慣れない挙動だけどそのうち落ち着くでしょう。しばらくはマジでトークンと一緒に出る変異や予示のカバーカードを使った方が分かりやすいかもしれない。

 




    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ×  ○  ×  ×  ◎  2ー3 5 ○

SE  ◎  ー  ×  ×  ×  ×  1ー4 6 ○

TH  ×  ○  ー  ◎  ◎  ×  3ー2 2 ○

SA  ○  ◎  ×  ー  ○  ×  3ー2 3

ME  ◎  ◎  ×  ○  ー  ×  3ー2 4

CH  ×  ◎  ○  ○  ×  ー  3ー2 1 ○

 

 

1位 【Sea-chicken】 スゥルタイ <スゥルタイの魔除け スゥルタイのゴミあさり 強大化>

 終わり良ければ全て良し。この環境の2戦目で人生初優勝を成し遂げ、そこからは順調に優勝を重ね、あれよあれよと4勝目。なんとこの環境ではトップタイの優勝回数。そして、その割に純粋な勝率だけを見たらほぼラスというのも衝撃的な数字である。今回のデッキは、上述のように「スゥルタイに行くんや」デッキであり、1引きからその覚悟は決まっている。探査などのギミックを利用する形にしても駄目なことは過去の「駄目スゥルタイ」で学んでいたので、このデッキのポイントはとにかく無骨でも殴りに行けるクリーチャーの多さ。「荒野の獲物」×2と「荒野の後継者」で2マナを押さえ、ある程度押し込んだら最終的には「スゥルタイのゴミあさり」×2につなぐ形。やはりこの色合いらしくなかなか決め手や派手な技は無いのだが、堅実に押し切った形での最後の栄冠であった。次の環境でもこの調子は続いていくのか、要注目。

 個人データ。色の使用回数は満遍なく散っており、特に得意・苦手クランはないイメージ。使用回数はアブザン3,ジェスカイ2,スゥルタイ3,マルドゥ5,ティムール3とバランスは良い。なお、この環境が始まって最初に開封したパックに入っていたレアは「ウギンのきずな」。そして今回、最後に開けたパックから登場したカードも「ウギンのきずな」。もう、運命を感じずにはいられない……確実に次の試合では「精霊龍、ウギン」が引けるフラグですよ!

 

 

2位 【Thraxi】 5色 <河水環の曲芸士 真珠湖の古きもの 弧状の稲妻>

 ぶっちゃけ、私も原点回帰はしようと思っていたので、今回は無茶5色に決めてたんだよね。初回に優勝した5色と同じようなコンセプトではあるのだが、やはりマルチカラーのクリーチャーを引けるタイミングは初戦の時よりも減っていたし、土地を引くタイミングもよりシビアに。おかげで途中からは変異クリーチャーすらろくに引けそうになくなったので、開き直ってクリーチャー8体というこの世界ではあり得ないデッキ。その穴を埋めるのが、「ジェスカイの隆盛」×2という恐ろしいレアである。これでグルグルドローを回し、大量の除去呪文や「物静かな熟考」で相手を抑えながら、最終的に「真珠湖の古きもの」につなぐのが勝ちプラン。幸い除去は優秀なカードを集めることが出来てそこそこの順目で「消耗する負傷」×2が引けたなんてラッキーもあり、意外にコントロールしきることが出来たのです。やっぱり無茶5色は棲み分けとかでなやまんでいいから楽といえば楽。そして最後に「物静かな熟考」をきっちり有効利用出来たのも実に嬉しい。俺にしか組めないデッキやで。

 個人データ。色の使用回数はアブザンに寄っており、黒は最多の13回使用。逆に赤は最小の7回どまり。かなり大きく偏っている。ちなみに、全体で3回生み出された5色デッキは全部私のデッキである。また、唯一2色デッキを作ったのも私。両極端が好きなようだ。そのせいでクラン選択は歪んでおり、アブザン6回、ジェスカイ2回、スゥルタイ3回、マルドゥ1回、ティムールはなんと0回である(あと5色3回、イゼット1回)。やっぱり黒を含むデッキが多いんだな。

 

 

3位 【Sangriter】 マルドゥ <アラシンの上級歩哨 死滅都市の悪鬼 弧状の稲妻>

 最終戦は「アラシンの上級歩哨」からスタート。1パック目あたりは多少ジェスカイも見ていたようだが、2パック目「死滅都市の悪鬼」→「足首裂き」で黒を余儀なくされ、そこからは素直にマルドゥへ。今回特筆すべきはマルドゥ決めパーツの多さであり、「戦場での猛進」×2に「ラッパの一吹き」も1枚。「騎乗追撃」も取りそろえ、5ターン目「武器を手に」からの各種呪文というブン回りパターンが何度か火を噴いていた。大味ながら、「それさえ出来れば勝てる」回り方があるとやっぱり安心出来るもんやね。

 個人データ。優勝回数は3回であるが、欠席が2回と多く、その他の試合でも負け込むことがすくないため、実は割と大差で勝率はトップだったりする(4326敗で.623)。ニクスで終わったと思った我が世の春も、実はまだ終わりじゃないのかもしれない。色の使用はマルドゥに寄っており、青の使用回数は最小の6回。クランで分けるとアブザン3,ジェスカイ2,スゥルタイ1,マルドゥ5,ティムール2である(残り1回はジャンドな)。

 

 

4位 【Mei】 スゥルタイ <死の投下 幽霊火の刃 増え続ける成長>

 最後にスゥルタイに行こうとした人その2。一応その願いは叶い、更にデッキもかなり尖った出来。「スゥルタイの占い屋」×2と「ラクシャーサの秘密」×2などから墓地を肥やし、「宝船の巡航」×2や「死の投下」につないでいく。これらのヘヴィー探査スペルを同時並行で回せたのはなかなか偉い構成だったんじゃなかろうか。ただ、今回はスゥルタイ気味が多かった割に「射手の胸壁」が全く登場しないという事件もあったので、なかなか「守りながらも決め手を持つ」というコントロールが難しく、なんとか個ではなく群で埋め合わせるため、カード選択のほとんどがアドバンテージを得るカードである、というのは面白い。こんだけハンデスできると、「マルドゥの頭蓋狩り」のハンデス効果も馬鹿に出来ないくらいは効いてくるものだな。あと「幽霊火の刃」。結局あれが単に強いという話よね。

 個人データ。いわゆる「殻脱ぎ期」からの成績転換に成功し、優勝は3回であるが、勝率はやや負け気味の数字か。カラーリングについては満遍なく色を散らすが、散らす中でもポロッと4色に漏れることが多く、4回という4色デッキ使用数は最多記録。一応通信執筆時のクラン分類では、アブザン4,ジェスカイ1、スゥルタイ4、マルドゥ4,ティムール3とオールラウンダータイプ。

 

 

5位 【Alessi】 アブザン <ラクシャーサの死与え 真面目な訪問者、ソリン 神秘の痕跡

 レアだけ見ればひでぇアブザン。きちんと色が合ってるところで開封するあたり、そつがない。ただ、2パック目時点では「死与え」もあるのでゴルガリがメインだったようで、ソリンで固めるためのアブザンにいったのは少し遅めのタイミングである。そして、結局試合中ほとんどソリンを引かないというオチももちろんついている。結局2,3回登場したくらいやな。まぁ、最後に寵愛されたのだから贅沢いうもんじゃないな。残りの部分はやっつけ変異多めでとにかく場をならしていく印象。「賢者眼の侵略者」が颯爽と変異解除して微笑ましくなるシーンの多いこと。

 個人データ。色合いは青がやや少ないが、それ以外は満遍なく。クランで分けると、アブザン5,ジェスカイ2,スゥルタイ1,マルドゥ4、ティムール3となっている。4色に割れた回数は2回なので、大体は3色で回していることに。普通はこんなもんかな。まー、家でやってるオンラインはどんなデッキ組んでるか知りませんけどね。

 

 

6位 【Serra】 ティムール <千の風 熊の覚醒 道極め>

 終わり悪しければ全て悪しか? 結局勝ちきれずにこの位置で環境最終戦を迎えてしまった。でもまぁ、引いたものをみりゃぁ何となくそれも分かる気がするけどね。2パック目1引きなんて「熊の覚醒」だし、1パック目3引き「賢者眼の侵略者」ってのもけっこう強烈。まー色々と賑やかだった今回のデッキ群の中ではかなり大人しい方である。3パック目でなんとか「雪角の乗り手」×2、「凶暴な殴打」なんかの調整は加えているのだが、今回緑の低マナ域は上にも他にもがっつり押さえられてて殆ど残されなかったのが痛かったか。今後とも2マナ域は大事なので気をつけていかんとな。

 個人データ。一番色の選り好みが激しいのがここ。なんと、赤の使用回数が最多の14回(全部で16戦しかしてないのに!!)なのに対し、黒の使用回数は最小でわずかに4回。こんだけの偏りは他の人間には見られない。青が13回と続いて多く、このイゼット2色を使ったクラン2つに行くことがほとんどである。正確にはアブザン1,ジェスカイ6,スゥルタイ1,マルドゥ2,ティムール5。そして、これらのデッキは全て一切色のはみ出さない3色で組まれており、期間中の平均使用色数は3ジャストということになる。安定してるならいい事なんだけど、無理矢理3色の枠だけで戦っていると考えると不利になる場合もあるのが悩ましいな。

 

 

 

 

今回のピック表

 

 【Sea-chicken】(黒緑青)→【Serra】(青赤緑)→【Thraxi】(5色)

                        

 【Sangriter】(白赤黒)←【Alessi】(黒緑白) ←【Mei】(緑黒青)

 

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