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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アリエスのムウ(初めてのチュウのふしで)、第2話。なんかね、小さい頃から「アリエス〜の〜ムゥ♪」って歌うのが癖になっててね。全く意味はないんだけど、子供心になんか引っかかるネーミングだったのかもしれません。

 さておき、順当に2話目が配信(実際には土曜日に配信されてたらしいけどしらんかった)。今回もオリジナルキャストのゴールド勢がボコボコ出てきて「濃いなぁ」としみじみさせてくれます。あと前回触れるの忘れてたけど、一応テーマソングがソルジャードリームというのは注目しておかないとね。まぁ、歌唱がどう考えてもワンランク落ちるのだが……仕方ないオリジナルが強すぎたんや。エンディングはよく分からんけども、映像で流れる12の神聖衣が格好良いので良しとしましょうね。

 結局、前回のフロディ戦でアイオリアは疲労困憊、リフィアの上にぶっ倒れるラッキースケベイベントを起こすも、そのまま一度リタイア。リフィアは「水だけでもいいので!」と叫んで家々を回るも、結局何も見つけられずに二次遭難。「暖炉に火は入ってるんだから雪を溶かせばいいのでは?」とか「お前倒れすぎじゃね?」とかいっちゃいけない。リフィアさんだって女手一つで苦労しているのである。そんな窮状を助けてくれたのは、「人々が消えてしまった」という怪現象が発生している村に逗留していたムウさんである。このCV山崎たくみの違和感の無さね。元々は塩沢兼人なわけだが、やはりこの2人の親和性の高さは尋常じゃないわ。

 アスガルドの地に降り立った時には前後不覚、疲労困憊だったアイオリアに比べると、他の黄金聖闘士たちは割と余裕のある状態で顕現したようで、ムウさんも保護した少年と2人して「いやー、なんかゴッドウォーリアーが暴れてますなぁ」とのんきなもの。「5日前に人がいなくなったんですわー」って言ってたけども、その割に5日間何もしてなかったのは体力回復するためだったのかしら。人体実験なんてやべぇ状態だったんだから、早く助けに行ってくれりゃよかったものを。ただ、この世界は黄金聖闘士にはなかなかのハードモード。死亡からの謎復活のせいでコンディションはあまり良くないし、アスガルドのフィールド効果のせいでゴッドウォーリアー側に大きく補正がかかっている。単体ではちょっと勝ち目が薄いと判断して、二の矢であるアイオリアの復活を待っていたのかもしれない。無事にリフィアからアイオリア復活の報せを聞き、ようやく安心して核心へと乗り込むことにしたのかも。そのあたりはムウさんの冷静さの賜物か。

 他方、ムウの慎重さとは真逆の行動に出ていたのが牡牛・天秤のむさ苦しいコンビ。童虎に至っては特に意味もねぇのにコロシアムで暴れ回るという、かなり適当な行動に出て仲間探しも荒療治。結果的にはアルデバランが釣れたのだからOKなのだろうが、悪目立ちして敵軍の集団に襲われたりしなかったのはラッキーだ。まぁ、黄金側が状況を把握していないのと同様に、敵側も何でいっぺんに12人も面倒なのが増えたのかは分かってない状態だからおおっぴらには動けないのかもしれないけども。童虎とアルデバランが警戒する「復活させた何者かの意志」については、アンドレアス側も探っていかなきゃいけない要因だからなぁ。いや、さっさとリフィアさんをふんじばって吐かせてしまえば良いとは思うんだけどね。

 今回面白かったのは、ムウサイドの「学者肌で冷静に状況の推移を見守るよ」対決と、アルデバランサイドの「よく分からない状況だから後先考えずにやりたいことをやる脳筋だよ」対決の対比が綺麗にクロスオーバーしていたこと。ムウ対ファフナーの学者対決は、互いに「実際やってみないと気がすまない質なんで」とドヤりながらの殴り合い。ムウさんも随分マゾいことをやらかしていたけど、右も左も分からないこの状況では、とにかくなんでもいいから情報を確保しなきゃいけない。苦労の甲斐あって当面の目標は分かったのだから、充分に苦労に見合うペイがあったと考えるべきだろう。「最初にやられるか仕事が終わっちゃう」という牡羊座のジレンマからは抜け出せていない感もあるのだが、面倒臭い12人のまとめ役の1人として、これからは現場ではなく後方支援でもちょいちょい活躍して欲しいものである。

 他方のアルデバランは、相変わらずの無骨さの中にも黄金聖闘士として培った冷静さ、器の大きさが垣間見えるので悪くない活躍。聖衣装着シーンがやたらダサいとかいう難はあるものの、今回最大の見せ場となった角復活グレートホーンはなかなか格好良かったのではなかろうか。「アテナに言われてなきゃ絶対戦わないもん、俺、童虎みたいな腕白とは違うんだもん」っていうおっさんのプライドが素敵。どこぞの骨折り大好きタウラスに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいところである(なお、そっちは教皇職に就任した模様)。「俺はよく分からん!」って叫んでぶっぱしてるだけなのに格好良いってのは人徳の成せる業だよね。童虎との絡みもこれまでのシリーズではあまり無かったものなので、2人の微妙な関係性が色々と楽しい。アルデバランって黄金の中でもおっさんポジだったけど、流石に童虎には敬語使いたいっていうのは当然の立ち位置。そんな中でも童虎がいつも通りのテンションなのでなんだか凸凹してて楽しいのよね。童虎、嘆きの壁破壊直後の時間軸だとすると、あの姿に戻ってからまだ大して日数経過してないんだね。

 脳筋は脳筋なりに、参謀は参謀なりに活躍して目標は少しずつ絞られていく。さて、次回はミロからのスタートか。どこの世界でも地味で面倒ごとを背負い込んでしまう苦労人のミロさん。敵の雑魚兵士から知らされた情報は、なんと「まだこの期に及んで裏切ってる黄金がいるの?」という七面倒くさいもの。次回予告の映像には安定の蟹と魚………………。エンジンかかってきましたかね? 正直、作画状態とか取り立てて良くもない作品なので、ネタ回しで存分に盛り上げて欲しいところですよ。黄金聖闘士がネタになるというシチュエーションだと、全国5000万の聖闘士星矢ファンのほとんどは「ほう、カニはどうなる?」というのが一番気になるところだと思うので、期待して待っています。

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