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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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5月29日 ドラフト模様(MM2×3)

ピック順 【Thraxi】→【Serra】→【Alessi】→【Sea-chicken】→【Mei】→【Sangriter】→

 

 ヒャッハー!! モダマスの時間だーー!! というわけで、一週間ぶりのドラフトはモダマス企画でお送りしております。ちなみに、何の因果か箱買いしてしまったので、半端にパックがあまってしまうのを避けるために、実は来週もモダマスの予定です。某氏の言葉を借りるなら「金をドブに捨てる覚悟」ですよ。いいじゃない、めったに無い機会なんだから。「経験を買った」とポジティブに考えましょう(全員を丸め込んだヤツなりの言い分)。割と無茶な金額提示にあっさりと応えてくれた皆様、改めてありがとうございます。

 で、大体予想通りの環境になっている。「アーキタイプドラフトが云々」とは言って見たものの、誰も「アーキタイプの正解」を知らないんだから、強かったのかどうかなんてよく分からない。これまた某氏の言葉を借りれば、「今回のドラフトで一切経験値なんぞ積まれない」というのは多分事実だろう。来週も分からないなりの手なりのピックをやって、たまたま流れの良かったヤツが勝ち、そうでないヤツは砂を噛むのだ。1000円払おうが、3000円払おうが、ドラフトとはそういう世界である。なお、ドキドキタルモくじとしての性格の強いパックなわけですが、初回で大体目標は達成してしまったために、来週の開封、割と地味に行われるんじゃないかな。私の買い足すパック次第だなっ。

 




 

    AL SE TH SA ME SE

AL  ー  ×  ×  ◎  ×  ×  1ー4 5

SE  ○  ー  ×  ○  ×  ◎  3ー2 3

TH  ○  ◎  ー  ×  ◎  ○  4ー1 1

SA  ×  ×  ○  ー  ×  ×  1ー4 6

ME  ◎  ◎  ×  ○  ー  ○  4ー1 2

SE  ◎  ×  ×  ◎  ×  ー  2ー3 4

 

 

1位 【Thraxi】 青赤 <白熱の魂焚き 煙束ね 恨み唸り>

 上記の「初回の目標」ってのは当然勝つことなわけですが、割と無茶苦茶な勝ち方をしましたね。いや、ぶっちゃけクソ強いデッキでした。割とやりたい放題だ。「アーキタイプドラフトだからね、どこが空いているかを見て、流れのピックをするのが重要らしいよ」とか訳知り顔で語っておきながら、1引きはどうしようもないくらいに決め打ちを推奨する「白熱の魂焚き」。だって、やりたかったんだもん、エレメンタル。ロードを下に流さないように、出来るだけキーパーツを早めに切るように、それだけを意識して1パック目のピックを行う。1パック目時点ではエレメンタルが「霊気撃ち」1体と不安な状態で、「ひょっとしたらライバルがいるのでは?!」と疑心暗鬼になり2パック目では「煙束ね」1引きで牽制するも、「ニヴ=ミゼット」のために苦渋の決断で流した「霊気撃ち」が一周して帰ってきてあごがカクンと落ちる思い。うん、独占だね。それどころか青自体がほぼ独占だね。終わってみれば「霊気撃ち」3体、「熟考漂い」「恨み唸り」という想起軍団、それに「雲の精霊」×2という堅実なアタッカーを揃えた盤石のエレメンタルデッキに。スペルの方も上家のプレゼントである「謎めいた命令」を筆頭に、大量に余っていたバウンスを実に5枚もピックしている。流石に多すぎるので「蒸気の絡みつき」と「撤廃」が1枚ずつサイドアウトされてるからな(それでも「霊気撃ち」×3と「謎めいた命令」まであるので、その時点でバウンスが7枚ある)。あげく上家からは「キキジキ」まで贈られてしまい、「霊気撃ち」&「キキジキ」の無限バウンスとかでやりたい放題。「燎原の火」なんてリセットまである。これがモダマスのパワーかー。結論:アーキタイプががら空きな上に2色ともがら空きのピックが負けるはずがない。

 

 

2位 【Mei】 白青 <忘却の輪 鎌切り 戦誉の天使

 こちらも、「アーキタイプを絞ってピックし、なおかつ誰とも被らなかったのでやりたい放題」デッキ。全体的にデッキパワーは高い水準になる環境だが、その中でもこの上2つのデッキはワンランク違うデッキパワーになっていたと思う。何しろアーティファクト関係なんてものは他の人間は完全無視なのである。「錆びた秘宝」がグルグル回り、「刻まれた勇者」だってゆっくり回収。ほぼデッキはアーティファクトのみみたいな状態なので、金属術も親和も一切の制限無しで起動するのである。唯一残念だったのは、取り放題だった青のカードプールが、あまりアーティファクトに寄っていなかったこと。「厳粛な空護り」と「物読み」が1枚も出なかったので、そのあたりのサポートが得られなかったのは残念だった。充分優勝が狙えるポテンシャルだったが、優勝を決めることになる1戦目は見事に土地に見放されて撃沈したおかげで、あまり頂上決戦っぽい雰囲気は無いままに落ちていったのである。残念無念。

 

 

3位 【Serra】 黒白 <名も無き転置 ダークスティールの斧 月明かりの徘徊者>

 さて、ここからは少しデッキメイクの流れが変わる。上2つは絵に描いたような、そして馬鹿の1つ覚えのようなピックであり、「エレメンタルさえ引いてればいいんじゃぁ〜」「アーティファクトならなんでもいいんじゃぁ〜」というAIBOでも出来るピックだが、3位、4位のデッキは「アーキタイプドラフト」という枠の中に収まるものではない。こちらのデッキは、序盤の引きから推察するにほぼ白黒スピリットの決め打ちを狙ったものと思われる。「名も無き転置」は転生戦術の要となるカードだし、他にも「安息無き亡霊」「黄昏の守護者、秘加理」「病に倒れたルサルカ」とスピリットを早くから集めている。しかし、残念ながらこの戦術のキーとなるはずのコモン「希望の盗人」が今回1枚しか登場しなかったのだ。いくら転生エンジンが便利とはいえ、そこに連なるカードは「月明かりの徘徊者」と「小走りの死神」なので、どうしたって単体のカードパワーは劣る。何とか別な部分に勝ち手段を見つけなければいけない。結局、そこからは「黒除去白除去の強いところと、何となくいい感じに並べて勝つ」という普通のドラフトになっており、爆弾レアである「鏡の精体」(一応スピリットだ)をゴールに定めて横に広がる戦端を作り上げた。「鎌の切り裂き魔」と増殖による除去など、他の部分も若干かんではいるが、あくまでも並べる目標はスピリット。最終的には「盗人」無しでも除去と細かいアドバンテージから勝ちを丁寧に拾うことが出来た。うーむ、別にそこまで尖ったアーキタイプを意識せずとも、個々のカードのパワーだけでもなんとかなるものか?

 

 

4位 【Sea-chicken】 赤黒 <闇の腹心 不気味な苦悩         吸血鬼ののけ者>

 こちらは赤黒の速攻デッキ。だが、こちらも赤黒で推されているはずの狂喜フィーチャーデッキというわけではない。上のデッキ同様に、今回あまり狂喜のカードの登場枚数が多くなかったためだ。「血のオーガ」「嵐血の狂戦士」「薄暮狩りのコウモリ」「吸血鬼ののけ者」と、出てきた狂喜カードは全て手中に収めているが、それらは全て1枚ずつ、デッキの軸とは言い難い。そこでこのデッキが目指したのは、超が付くほどに前のめりな、高速、低マナデッキである。全ての始まりはおそらく1引きで巡り会った「闇の腹心」。こいつの能力を活かすためには、デッキのマナカーブを極限まで前に寄せたい。そのためにほとんどのカードは3マナ以下。4マナ以上に入っているのはレアの「ヘルカイトの突撃者」と、「吸血鬼ののけ者」、そして「血まなこの練習生」くらいなのではなかろうか。狂喜クリーチャーや一切パンプしない「ヴィーアシーノの殺戮士」などでさっさと並べて、その上に3枚ぶっ込んだ「ゴブリンの戦化粧」で強引にまかり通る。なるほど、これはこれでデッキとして立派に成立している。「アーキタイプ? しらん!」と叫びながら叩きつけられる「粗暴な力」には不思議な説得力があったのである。そして何と言っても、今回もぎ取った勝ち星の最大要因はどこまでも広がる大宇宙。「土地がめくれたら宇宙ですよ」の言葉の通り、「闇の腹心」が連続7ターン土地をめくり続けるという奇跡を見せ、全試合を通じても、「腹心でダメージくらったの1回だけです」という訳の分からないめくり運。確実に積み込んでる。やべぇ。ボブに愛された生粋のビートプレイヤーである。

 

 

5位 【Alessi】 緑黒白 <萎れ葉のしもべ 野生の末裔 練達の育種師、エンドレク・サール

 「萎れ葉のしもべ」→「圧倒する暴走」という1パック目のレアレア。もう、この時点でやるべきデッキは1つしかなかった。しかし、今回このトークン戦術は唯一はっきり2人に分かれてしまっている部分でもあり、レアだけのブン回りでは補い切れない部分があったのも事実。そこが残念ポイントの1つ目。更に、「トークンを並べて全体増強して殴る」という戦術が昨年末に行われた特別統率者戦のデッキコンセプトと全く同じであったというのが、2つ目の残念ポイントだ。本人は途中でそのことに気付いたらしく、「つまらん!」と叫んでいた。しかしまぁ、途中から白よりも黒を2色目に回しはじめ、かつての環境ではホントに地味だった「エンドレク・サール」先生がもりもりスラルを生み出してその人生をエンジョイしたり、「ターンエンドに種をばらまいてからのしもべで6点パンチ」したり、スラルスラルスラルからのオーバーラーンドーン! したり、デッキの狙いは充分に実現していたのである。逆に考えると、2人に分断されてもその2つのデッキが充分にトークンデッキとして機能してたのだから、このアーキタイプのカードプールは相当充実していたってことだろう。途中から少しずつ楽しそうになってきていたのは良かったです。しかし、今回のドラフトはどっちかっていうと「鶴の一声で深夜開催でなくて夕方開催にさせた」という功績の方がメイントピックかもしれない。みんな非常にクリアな頭で戦うことが出来たし、試合後、たっぷり麻雀打ってから時計を見てもまだ深夜2時とかでびびったり。夕方開催、いいかもしれません。あと「土曜日開催」っていう案も出されたんだけど。ドラフト習慣、少し考え直してみます?(なんか定期的に出てくるよな、この話題)。

 

 

6位 【Sangriter】 緑白 <まばゆい魂喰い 全ては塵 印章の祝福>

 というわけで結果は最下位になってしまったのがこちらの緑白トークンです。カードプールが割れたことを敗因にしようかと思ったけども、元々緑黒も緑白もトークンがテーマだから、2人分程度のプールはあったんだよな。一応の棲み分けとしては、こちらのデッキはパワー0のエルドラージ・落とし子トークンが多めに出るようになっており、そこから「コジレックの職工」や「カヴーの上等王」といったファッティへ繋ぐ召集・エルドラージ戦術が採用されている部分である。「補強」が1枚だけだったので最終的なフィニッシュ手段に乏しいのが難点だが、「議事会の密集軍」によるライフゲイン、要所を締める「巨森の蔦」×2など、いかにもセレズニアらしいしぶとさが売り。あげく「全ては塵」なんてリセットボタンもあり、これが落とし子トークンと上手いこと噛み合っているのが興味深い。まー、勝ちきれなかったけども。暇な時に後ろで観戦していた感じでは、あまりに居並ぶパーマネントが多く、途中で計算が面倒になって適当に殴りに行くシーンとかがあったのが敗因の大きな部分なんじゃなかろうか。どこで「巨森の蔦」を使うかとか、召集でタップすべきなのかとか、考えることが多すぎるねん。ただ、世の中にはメタ優位ってものがありましてですね。ボクのデッキ、ここに完敗してるんですよ。だって、落とし子とドローンしか出てこないからバウンスに全く意味が無い……。あ、ちなみにやっぱり「落とし子トークンを召集でタップしてからサクってマナ出し」は無理です。1体のトークンにそこまで過度の期待はするな、ってことやな。

 

 

 

今回のピック表

 

 【Thraxi】(青赤) →【Serra】(黒白)→【Alessi】(緑黒白)

                        

 【Sangriter】(緑白)←【Mei】(白青) ←【Sea-chicken】(赤黒)

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