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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 腐川さんの腐臭! 第6話。さぁ、役者が揃いました。「絶望編」も合わせてマジで煮詰まってきてる感が半端無いぜ。ちなみにこれ書いてる時に確認したら、公式HPが絶望編の江ノ島登場に合わせて江ノ島仕様になってました。芸が細かいね。

 前回は事の真相に関係しそうな手掛かりが様々にばらまかれて考えることすら放棄してしまいそうなお話だったが、今回はストーリーを進める方が優先だったのでそこまで気になるような不穏要素は見あたらない。いや、全部が全部不穏だから何がどうなってもおかしくないのだけど。やっぱり1つずつ整理していかないと追いつけないね。

 まず、チーム霧切が中心になって処理した「3回目の襲撃タイム」の顛末。前回のラストで忌村さんが襲撃されていたので彼女が犠牲者なのかと思われていたが、同様の状態で十六夜も発見されてしまったため、事態は混迷を極める。十六夜はタイムアップ直前には謎の「ボーナスルーム」に流れ着き、そこで銃器を手にしていたはずなのだが……。これまでの展開から考えると、襲撃者側がわざわざルールを曲げてくるとも思えないので、おそらく今回襲撃されたのはどちらか1人だ。となると、可能性として考えられるのは、「殺された片方が、実はもう片方を殺した犯人」というパターンが1つ。つまり、「十六夜を殺した忌村が、襲撃者に殺された」or「忌村を殺した十六夜が、襲撃者に殺された」というパターン。ただ、これは現時点では可能性が薄い。何故なら忌村が十六夜を襲う場合、彼女はNG行動の制約のために近接戦闘を嫌うからだ。「超高校級の鍛冶屋」で謎のブレードマスター技能を披露していた十六夜が、今更忌村にナイフで殺されるのはおかしいだろう。では逆ならあり得るかというと、今度は十六夜が直前に秘密部屋で入手していたマシンガンのような武器が引っかかる。彼は「鍛冶屋としては許されないが」と独りごちながら火器を手に入れており、今更忌村をナイフで襲う必然性がない。この2人の共倒れ説は、現時点ではサポートしにくい。

 となると、「襲撃者とは別の第3者が、どちらかを殺した」という結論になる。そして、この人間関係の中で忌村もしくは十六夜を殺す可能性がある人間といえば、そりゃ普通に考えて流流歌だろう。今回の彼女の態度もどこか違和感があり、彼女が「どちらか」を殺害したというのはありそうな線。普通に考えたら忌村を殺すべきだろうが、果たして荒れ狂う彼女を殺せるかどうか。流流歌は彼女の影を踏めば殺せることは知っているわけで、わざわざ正面から刃物で挑む理由もないだろう。ということで、現時点で一番ありそうなのは「流流歌が何らかの事情で十六夜に奇襲をかけて殺害し、それとは関係無しに襲撃者が忌村を殺した」という展開ではなかろうか。まぁ、襲撃者の性格次第ではこれ以外の可能性もいくらでもあるんだけど。扱いにくいまんまの黄桜・御手洗がずっと行動をともにしているのが面倒だよなー。そんな黄桜だが、今回は霧切さんを相手にちょろちょろとしゃべりはじめている。彼女の背中を追う時に一瞬だけ慌てたような仕草を見せたことがあった(NG行動に関わってそうなそぶりを見せた)ことがあったが、まだまだ詳細不明。御手洗も含め、この2人については「絶望編」とのすり合わせも必要なのかもしれない。

 続いて、今回あんまり出番が無かったのは別な3人組、宗方・逆蔵・雪染チーム。回想シーンで色々と語られていたが、大体知っている話。今更その辺に疑問の余地はなさそうだが、気になるのは、前回天願爺さんから「衝撃の真実」を聞いたはずの宗方が真っ先に向かったのが雪染の亡骸なんだよ。その行動に一体どんな意味があったというのだろう。わざわざ刀を突き刺したのは、どっちかっていうと視聴者相手の最終確認みたいな気もするが(そもそも霧切さんが検視してる時点で彼女の生存はない)、あの行為はひょっとしたら「刀を突き刺す」ことよりも「刀を手放す」ことに意味があったのかもしれない。宗方の主義信条については、建物の外で展開している盤外戦にも影響を与えており、極論すれば今回の騒動は全部コイツに面倒かけられているとも言えるんだよなぁ。

 そして、大きく動いたのが苗木を中心として形成された「78期生」チームである。中心となって回しているのがモナカなのでまだまだ予断を許さない状態ではあるのだが、彼女は基本的に江ノ島の思想を継ぐ人間とはいえ、単に希望と絶望がつぶし合う混沌が楽しい様子。絶対的に希望サイドを潰したいとまでは思っていないのだろうか。彼女の慰めによって苗木が立ち直り、さらに「実は外との通信が可能なんだけどね」というナイスちゃぶ台返しにより強引に話を次のステップへ。「クローズドサークルだって言ってたけど、それ勝手な先入観だから」というのは割と反則気味だが、前例の無いネタでもなし、今回のお話は純正のミステリでもないので気にしないでおこう。そもそも今回の閉鎖の仕方だって色々疑問は残っていたのだし。

 いざ未来機関と連絡がつけば、当然出てきますよね。最後の英雄、十神白夜さん。そう、まだ外には彼が残っていたのだ(なんかもう1人いる気もするが気にしないでおく)。苦境を乗り越え大きく成長した十神は本当に頼りになる男になっており、精神論を振りかざすだけの苗木に対し、確実に情報を処理して迅速に対策を進める手腕がお見事。経営者さんは器が違いますわ。急なことだったので十神にどれくらい現状が伝わったのかは定かでない(そもそも苗木たちだって建物で起こっている全てを理解しているわけではない)が、ひとまず「外からの攻撃」の可能性を拡大し、「ゲームでの勝利」ではなく「ゲームの破壊」を目論むという。まぁ、冷静に考えて「いつでも対象を殺せる腕輪」がついてる時点で監禁された面々はゲームオーバーだと思うのだが、とりあえず苗木の狙いはモノクマサイドに狙い通りの動きをさせないことなのだろう。また、十神はモナカの存在に気付いているものの、流石に遠隔地からの指示出しだけでは彼女の脅威を完封することも出来ない。おそらくモナカもそこまでは織り込み済みで通信をつないだのだろうし(一応、本物の月光ヶ原が発見されてない可能性も期待はしているだろうが)。

 話し合いの結果まとまった今後の対処目標は、1つは建物の中でのゴタゴタ。これは外界からの介入で打開を図る。そして、十神だけが知っているのは月光ヶ原に扮して紛れ込んだ「もう1つの絶望」であるモナカの存在。こちらは腐川・こまるというアクションゲームコンビによって大本のモナカを叩くことで対処を図る。プレイしてないから分からんが、多分このマッチメイクが正しい組み合わせなのだろう。

 そして最後にもう1つ、宗方さんが独断で動かしてしまったアルペジオもびっくりの大艦隊。あの忌まわしいジャバウォック島に総攻撃をかけて絶望の残滓を殲滅するのが狙いだったらしいが、流石十神さん、こちらにも当然対策済み。なんとなんと、出撃したのはあの日向創その人である。いや、今回のサブタイトルは「No man is in an island」とあり、「誰も島にいない」(正確には人間は1人として島にはいない)である。あの男は、単なる1人の人間、日向創ではなく、神をも超越するカムクライズルであることが示唆されているのではなかろうか。ちなみに「No man is an island」とは「人は決して孤独な島ではない」(人はみな繋がっているのだ)という教訓で、今回の苗木のエピソードにもかかっている洒落たタイトルである。島のみんなを守るのは、2代目主人公・日向の役目。モナカを叩くのは3代目主人公・こまるの役目。そして当然、絶望の根源を叩くのは、初代主人公・苗木の役目なのだ。こうして並べて見ると、やっぱり気になるのは江ノ島・狛枝といった大物達の名前になってくるわけだが……「絶望編」との並びで江ノ島の投入タイミングを考えると、まだ、もう一波乱はあるよなぁ……。マジで色んなところから楽しみですわ。

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