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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG」 5→6 評点どうしようか随分悩んでたんだけど、最終回を観たらそりゃ加点で文句無いでしょう。シナリオは存外無難にまとまったし(まぁ、どう考えても詰め込みすぎだが)、何よりも映像部分での気合いの入り方が尋常じゃなかった。やりたいことを全部やって嵐のように去っていった作品である。 本当にとっ散らかった作品だった。1期の頃から「昭和レトロ」に「人ならざるもの」というテーマを掲げ、そこから「正義とはなにか」という定番の議論を展開。正直そのあたりの善悪の議論については簡単に答えが出るような問題でもないし、そこに決着を付けようと思って作ってる作品ではない。あくまでもジローというキャラクターを中心に置いて善悪の葛藤を描くことで、そこに関わる「超人」という雑多過ぎるカオス・カテゴリを全て問題の渦の中にぶち込んでしまおうという目的のためのお膳立てだ。極論すれば、超人たちが関わってくれば、それが正義だろうが悪だろうがどうでもよくて、「他とは違う」ことさえ描かれていればいいのである。 2期に入ったらもっとこの超人の是非を巡る「縦糸」部分に収斂していくのかと思っていたのだが、存外、「とっ散らかり」方は1期と変わらないレベルだった。各話完結で新たな超人が登場し、1つ1つについてオムニバスのように小話を刺し込んでいく。その顛末を観て、ジローたちがひとしきり悩むという構図だ。もちろん、終盤の数話はそうした蓄積を全て引っくるめて、一気に吐き出すことで今作の売りである「カオス」が加速することになる。多分、このアニメで一番楽しむべきはその画面のぐちゃぐちゃとした猥雑さだろう。映像のテイストに至るまで、全て個々の超人に合わせたデザインがなされており、「異質なものが異質なものとぶつかり合っている」という違和感を楽しむことが出来る。どうしたって「ごみごみしていて観づらい」という意見も出てきてしまうだろうが、せっかくのオリジナルアニメなのだし、このくらい「このアニメでなきゃ出来ない」映像表現をガンガン垂れ流してもらう方が存在意義はあるはずだ。普通、「ならでは」という映像表現ならばシリーズを通して一貫するものだが、今作はそれすらも数多の存在を清濁併せ呑み、ごった煮過ぎる印象をオリジナルの武器にしたのが面白いところだ。 正直、「昭和レトロ」の部分については取り扱いが難しい部分だったと思う。私も含め、深夜アニメの視聴者層って、あんまり昭和テイストが響かない人間が多くなってるとは思うんだよね。「ヒーロー」「超人」というあり得ないもの、荒唐無稽なものを語る上で「昭和」っていう舞台が最適だし、そのノスタルジックな感じをさらに作品のオリジナルな味にまで昇華して活用しようっていう狙いは分かるのだが、クドくなってしまうと余計な匂いがついてしまうことも。曲選びの段階で昭和歌謡を持ってくるくらいなら素敵なのだが、それ以外の小ネタなんかでちらちらと不可解な台詞を挟まれても分からなかったりするしなぁ。 ただ、こうした「昭和」テイストってのが最終的に「ベタだけどアツい王道展開」に結びついて、「未来を見据えて燃えつきたジロー達にとって、我々の生きる平成の世が、超人達の魂を受け継いだ未来そのものなのだ」っていう展開はとても良い。お化け、地底人、宇宙人に悪魔。今の世の中では「いることすら許されない」存在も、過去のどこかの時点では、ひょっとしたら有り得べき「今」の可能性になっているってのは、とても夢のあるお話ですよね。脚本の會川昇も当然「おっさん」ですんで、そういう懐古と革新の狭間を見つめながら、なにか愉快なお祭り騒ぎを残したかったんでしょう。全部が全部理解出来たわけではないんだけど(下手したら半分も理解出来てないんだろうけど)、少なくとも映像を見ていれば楽しかったわけで、これはこれで、意味のある試みだったんじゃないかと。こういう自分勝手な(?!)アニメオリジナル、もっと増えてくれると嬉しいんだけどなぁ。 中の人については、最終話まで来ると本当に笑美さんが良いキャラに仕上がったなぁ、っていうのが印象的だったので、豊崎愛生が殊勲賞です。笑美さんはなかなか真意を見せなかったので1期時点では感情が追いにくかったけど、2期目に入ってからはお姉さんぶってる割には案外直情的なところもあって、素直に未熟な星の子との対比が面白かった。あとは名バイプレイヤーとして作品全体を管理・統括してくれた風朗太、そして中の人である中村繪里子。今作が破綻しそうでしないギリギリのところを走り切れたのは、風朗太の働きが大きかったと思うんだよね。あと、単純に可愛い。 このエンディングだと流石に続編は無理だろうけど、スピンオフ的な作品展開はいくらでも出来るワンダーランドなわけだし、今後新しい展開があったら嬉しいんだけどなぁ。 PR 音石のギターしゃべりすぎ問題、第12話。「イエェス」の時点で吹いたけど、カアチャンコロシテヤルゥは絶対口でいうてますやん。 前回の作画リソース節約分を一気に吐き出したような気合いの入った一本。12話目ってことは一応クールの境目、1クール目の締めとも考えられるわけで、なかなか良いバランスででかいマッチを持ってきたことになる。レッチリさんの電気ビリビリエフェクトもなかなか見映えがしたし、何よりもこれまで散々溜めて満を持して登場した音石明のキャラが(そして顔が)実に濃い。荒木先生のロックミュージックへの愛着と偏見が凝り固まったような見事なキャラになってるよなぁ、音石。まぁ、実際は19歳で音楽で食っていこうとしてる単なるフリーター(?)なので、人間としてもあんまりほめられたもんじゃないのだが。多分レッチリを身につけてからは軽犯罪は犯し放題だから働いてないだろうし。でもスタンドの強さってのは精神力の強さだからなぁ。こんなヤツでも熱意は本物なのかも。とりあえず杜王町でくすぶってないで東京出て頑張れよ。メンバー募集、当方ギター及びスタンド。 さて、そんな音石の操るレッチリであるが、こうして改めて見ると色々と謎の多いスタンドでもある。前回も「レッチリのパワーが消費出来る電力に比例するのは何故?」っていう疑問を提示したが、今回はさらに、彼の遠隔操作能力についても言及されている。あくまで康一が勝手に考えていただけなのでもしかしたら事実に反している部分もあるのかもしれないが、音石自身がラジコン飛行機を持ってきたのだから康一の推測は大体合っていたと見るべきだろう。となると、彼のスタンドは「電気のある場所なら、直接電線などで接続しなくても、電気供給さえ可能なら無限遠まで遠隔操作出来る」ってことなのだろうか。バイクやラジコンのバッテリーでは大した実力も出せないのでまだいいが、極端な話、大容量のバッテリー1つを宇宙まで飛ばせば宇宙空間でも戦えるスタンドってことになるんだよ。他の遠隔操作スタンドとは比べものにならない汎用性だよな。似たような性質を持つスタンドに5部のクラッシュがいるが、あれもひょっとして水さえあれば無限に射程を伸ばせたんだろうかね。 あと、「レッチリが取り憑いてるならリモコンの電波も関係無い」って言ってたのもよく考えると分からないよな。つまり、レッチリは意図して電気回路に働きかけをし、飛行機を操縦出来るような精密動作が可能ってことなんだろうか。例えば遠くのパソコンに電流として流れ込んだら、ハッキングみたいなことが出来るんだろうか。もしそうだとしたら、現代社会ではすごく強くて強すぎるくらいのスタンドである。ひょっとして、先週の「仗助の家のテレビにいたレッチリ」もマジで液晶の回路をいじってレッチリっぽい映像を表示させていた可能性が……。さらに、電力回収能力という破格のブースターまでもが付属するのがレッチリのすごいところ。念能力でたとえるなら強化系と変化系と操作系を全部スペシャルレベルで使えるみたいなもん。普通の送電線なんて電圧に規定があるんだから「杜王町の全ての電力を一箇所に集める」なんてことは概念的にも物理的にも不可能だと思うのだが、それをやれちゃうのがスタンドのマジカルなところ。あとついでに「東方家のメーターに全部電気料金を押しつける」っていう能力も持ってる(あくまで自称だからはったりかもしれないが)。まぁ、電気回路が操作出来るなら料金メーターくらいはちょちょいのちょいだよな。 ガチのバトルでも、電気の力を持つレッチリは「ほぼ光速」だし「電力に比例したパワー」も持っているため、歴代スタンド能力を全て引っくるめてもトップクラスの白兵戦力を有している。Cダイヤモンドを相手に正面から打ち破ったということは、おそらくスタープラチナとのタイマンでもやり合うことが出来るはず。ザ・ワールドとかそのへんのレベルと遜色ないのである。唯一の弱点は「電力供給がない場所で活動出来ない」なわけだが、今の日本だったらそんなことはあんまり心配しなくてもいいしな。うわぁ、なんか書き連ねてたらどんどん強キャラ感が増してるよ、音石さんマジパねぇ。なんで負けたし。まぁなぁ、「3分あれば足りる」って言ってる試合で、実際に対戦始まるまでにすでに3分経ってるくらいに無駄話が好きだしなぁ。散々戦っておいて「まだ2分ある」とか言われたときは流石に笑ったわ。まぁ、アニメあるあるなんだけどさ。一度は死んだふりをしながらも必死に復活して船に潜り込み、どこかからSW財団の衣装まで調達し、あと一歩のところまで粘った精神力も音石さんの凄いところ。まぁ、あの状況でもしジョセフが倒せてたとしても、とても船から無事に逃げられるとは思えないけど。あのシーンでどうやって音石が息を吹き返し、まる見えなはずの船着き場で康一君と仗助の目を盗んで海に逃げたのかは、誰にも分からない永遠の謎なのです。あと、あんだけふざけた風体のくせにSW財団の一職員を騙って押しきれるだろうと踏んだ鋼のメンタルも謎なのです。他の船員も「こいつ……誰だ?」じゃねぇよ。どう考えてもおかしいだろ、そいつ。億泰があの2択で悩むのは……まぁ、億泰だからしょうがない。ちゃんとキメてくれたからいいのよ。 その他の小ネタとしては、個人的に面白かったのは冒頭部分でモーターボートのバッテリーを調べていた仗助がちょっとオーラっぽいものをまとっていた部分。あそこのシーンは原作でも分かりにくかった部分で、何をもって「レッチリが潜んでません」と断言出来たのかは謎だったのだが、おそらくスタンド使いは意識すれば「スタンドエネルギーの流れ」みたいなものを感じられるってことなんでしょうね。まぁ、仗助のことだから、いっぺんバッテリーをぶっ壊して直す行程を踏んだ可能性もあるけど。これの上位バージョンというか、よりはっきり能力としてあらわしたものが、生命エネルギーを感知してスタンドか非スタンドかを調べられるゴールド・エクスペリエンスである。 さて、無事にジジイを確保することに成功したが……まぁ、ジジイってこれから先も特に出番があるわけじゃないんだよな。次回のお話が唯一の活躍エピソードだもんなぁ(一応そのあともう1回シナリオの重要なポイントに関わることになるけど、その時はジョセフ自身が大事なわけじゃないし)。そう考えると、来週は「ジョセフジョースター、人生最後の活躍」です。心して見よう。 ドイツ年間ゲーム大賞にもノミネートしている「パンデミック・レガシー」。しばらく放置していたのでずっとやらなきゃと思っていたのだけど、なかなか状況が揃わずに気付けば最終プレイから4ヶ月近くも(?!)経っていた。多分、このゲームの本来の所持者である人間がせっかく遠路はるばるやってくるのにゲームをせずにお絵かきばっかりやりたがるのが悪いんじゃないですかね……。 というわけで、雨の篠つく日曜日の夜に、思い立って突然のプレイです。なお、本ブログではプレイ期が4月までしか書かれていませんが、5月は1度敗退して2回目でギリギリクリアしています。記録を残さなかった理由は、遠方にいるゲームの所有者がプレイに参加していたから、わざわざ報告記録を残す必要がなかったため。今回は報告義務があるのでここに書いておきます。
<一応、以下ネタバレを含むので未プレイの人は注意>
やっぱり高森ボイスには猫耳! 第11話。太田の代わりを引き受けるときの宮野さんの謎男前ボイスに笑ってしまうわ。 学園ドラマ名物の文化祭回。とはいえ、今作の文化祭はひと味違う。なるべく面倒ごとを回避するというステルスミッションがメインなのだ。まぁ、田中以外の人間の盛り上がりっぷりについては、やっぱりよく分からんテンションなのだが……現実の高校生って、あんなに文化祭で盛り上がるもんなんですかね。どうせ高校生程度がどれだけ頑張ったところで模擬店なんて色々ショボいし、そんなに外部の客が大勢押し寄せる展開もなかろうし……私の高校時代はあんまり覚えてないです。高校3年生の文化祭、確かクラスはなにか飲食系の出店をしたはずなのだが、前日の下準備段階で包丁を誤って指を切り、そのままリタイアした記憶があります。あ、でも運営側に回って金券のデザイン設定とかやってたので、割と楽しかった記憶はあるんですよ。 さておき、田中は全力でステルス能力を発揮させるも、動かないだけでは楽な人生はやってこない。まぁ、どこにいたって必ずなにか仕事はあるわけで、動かなくていい井戸幽霊なら結果オーライだった気もする。このクラスは太田だけでなくクラス全体がとことんまで田中に甘いので、どれだけダラダラしてても最終的にいいところに落ち着くのが本当に優しい世界。現実でこういうだらけ方してると「ちょっと男子〜」的なことを言われるのではなかろうか。まぁ、田中の場合は回りに加藤と志村という使いやすい友人を置いてるのも勝因な気もするけど。 普段ならばベストパートナー、というかベスト飼い主の太田が何とかしてくれるところなのだが、今回の太田、シリーズ始まって以来のポンコツぶりを発揮。こんなところでさらに萌えポイント稼がなくてもいいのに、とにかくガタイに似合わないトンデモメンタルを発揮している。いや、お化け怖いのはよく分かりますけどね。暗がりにいるだけでもアウトとなると、結構病的だな。最終的には全部宮野さんが引き受けてくれたよ。やっぱり宮野さんは女神だね。小女神だね。あまりの愛らしさに、越前さん以外のお客さんもヒートアップ間違い無しだ。ところで、障子から手が出てくるやつって、いちいち障子を張り替えて使ってるんでしょうか。該当部分だけをコピー用紙みたいなもので埋めるだけでも結構手間と費用がかかりそうだよな、あれ。 無事にクラス企画は成功したし、太田と田中が揃って寝こけて役立たずというのも安定のオチなので、後は他の可愛らしい女の子要素をチェックするだけ。今回はそこまで女の子ポイントが高くない回なのだが、猫みゃーのを筆頭にして、メイド越前、裸体見ちゃった白石さんなど、一発の打点が高い。特に越前さんは「クラスでも本来通りの愛されキャラになってるんだろうなぁ」って考えるととてもほっこりする。だって、田中に見せた時にはあんだけ恥ずかしがってたけど、別にクラスメイトにメイド姿見せるのは平気だったわけでしょ? ……ねぇ、なんでヤンキーやってるの?(田中並みの感想) そして次回……予告がちゃんと書けている?! あれ、ひょっとして次回で最終回? 漏れ聞こえてくる白石さんの「溢れる女子力」が気になってしょうがないんですが。 「ビッグオーダー」 4→3 他作品より遅く始まり、他作品より早く終わる、それが角川枠の宿命……なんで製作スタッフはよりによってこの作品を10話でやろうとしたんだい? 一言でまとめるなら「荒唐無稽」。1話時点でも懸念していた諸々の大雑把さが、そのまま作品を引っ張っていった印象だ。それは設定やシナリオ運びなんかの話でもあり、アニメとしての画の作り方の話でもあり。分かりやすいところで大雑把なのは、主人公や諸々のキャラの能力設定。そもそも主人公が「全てを支配する者」の時点でどうかと思ったが、その他にも能力の設定がいちいちダイナミックすぎたり、敵対するにはショボ過ぎたり。もちろん、そうした設定部分については無責任なわけではなく、例えばエイジがなんでそこまで強くないのかということの理由付けはなされているわけだが、だからといって納得出来るわけではないし、もうちょっと説得力を持ちながら「能力バトル」を見せる設定があったはずだ。10話で終わらせるという都合上、何とか全ての要素を丸め込む必要があり、とにかくパーツを組み上げて、それを崩してカタルシスを向かえる必要があるのだが、全てが急ごしらえなので視聴者目線で納得する前に次の行程に進んでしまう。まずもって大破壊を起こしたのがエイジなのかどうかもあやふやなままで進行して、最後に「実は妹ちゃんがやったことでした」って言われても、「あ、そう」っていう感想しか出てこない。父親の正体やらエイジの能力明かしやら、どれもこれも見せ方次第では世界が反転して充分な熱量を持つ「見せ場」になるはずなのに、全てが消化試合みたいな処理のしかたなのでいちいち身が入らない。性急な脚本、淡泊な演出、大味な設定、どれもこれもがまずい絡み方になってしまい、アニメとして出来上がってきたのがのめり込めない「なんちゃって能力茶番」である。 どうも、そこいらで見聞きする限り、今回のアニメは原作とはかけ離れたところにあるらしい。原作が未完結だってのに10話で一応エンディングを迎えていたのでどういうことかと思ったが、今回のアニメはあくまで一種のパラレルワールドというか、「そういう世界線の可能性」のお話であって、原作を読めばもっと諸々の要素の絡みは複雑で、読み応えのあるものなのかもしれない。そう言えば同じ作者の「未来日記」もアニメでは未完(?)だったし、あちらも原作とはちょいちょいずれていて「なんでこういうアニメ化になったんだろう」と首を傾げる感想が散見された。今回は尺が短いだけに、よりアニメオリジナルに寄せた「とりあえずの決着」になり、そのために色々と原作と噛み合わない部分が出てきたのに、そこの調整を怠ったせいでちぐはぐなお話になった、というのが正直なところなんじゃなかろうか。そりゃ終わる予定じゃないところで無理矢理終わらせたら無理が出るのは当たり前だよな。いつも通りの言葉を使っておくと、「じゃ、アニメ化するなよ」っていう。決して画が悪かったわけじゃないし、個人的にはこの作者が描く「荒唐無稽さ」は決して悪いばかりのものじゃなくて、やりたい放題な分だけ面白い要素も少なくないと思うのだが……このアニメではそれは「無理矢理さ」にしか見えなかったね。 中の人でまとめると、本作は「久野ちゃんの限界に挑むアニメ」。かつては伝説の幼女として世界征服に駆り出されたこともある久野ちゃんだが、今回の妹役はまた新しい、そしてかなりハードルの高い新境地。上手く行ったかどうかと聞かれると、正直五分五分ってところな気がする。最終回に集約される多面的な表情については、普段の久野ちゃんキャラでは絶対聞けないような声色が沢山聞こえてきて面白かった反面、どうしても「これ、やっぱり発声に無理が出てるなぁ」っていう部分もちらほら。業界の皆さんは、今後も久野ちゃんを使うベストポジションを追い求めてください。まぁ、色々と試行錯誤するのは本人のスキルアップのためにもいい事だけどね。これはこれで味があるし。どっちかっつーと今作で問題があったのは三上枝織なんじゃないかって気もするんだよ。何でだろ、妙にうわずったような、変な演技になってた気が……。大丈夫かみかしー、「あかり専用機」とか言われないように頑張ってくれ。逆に個人的にお気に入りなのは地元山口県を守護してる原田さん。ダチャーンはやっぱり声域が広くて色んな表情をスッと出してくれるから好きよ。まぁ、自然にキャラがガチレズになるっていうオプションはあるけど。 先週はエタマスドラフト、先々週はドラフトがお休み、そして今週もドラフト無し……我々は実に3週間ものあいだ、イニストラードから離れてしまっている。そして、私個人としては毎週土曜日のピック表記録と通信執筆が完全にバイオリズムに組み込まれているせいで、何も書かないとどうにも据わりが悪い。そこで、今回はちょいと趣向を変えて、1つ興味深いMagicの遊び方についての記事を書いてみたい。それがこの、「Maelstrom Magic」である。多分、ほとんどの人は聞いたことがない名前だと思うが、私もつい最近初めて見たものだ。元になったソースはこちらのブログ記事なので、出来たらそちらを読んでもらうのが手っ取り早い。こちらのサイトは、ちょいと前にフラフラ巡回していた時にたまたま行き当たったのであるが、Magicに関する記事の目の付け所が他とは違ってとても面白い。当該記事はあくまで他所の記事の翻訳だが、こういう話題を見つけてきて和訳してくれるだけでも私みたいな変則Magicプレイヤーには嬉しいし、単なる攻略記事、世界観の掘り下げだけでなく、Magicのシステムそのものをトピックとして取り上げるってのは、実は割とレアなんだ。もし興味がある人は当該記事以外にも色々見てほしいところ。 まぁ、そんなわけで「メイルストロム」というヘンテコなフォーマットを見つけた私は、さっそくこれを実践することを考え、ドラフトのない金曜日に犠牲者を一人捕まえてプレイしてみましたので、そのあたりに関する諸々をまとめていこう。
こんなにもバスがリーサルウェポンになってるアニメってみたことないな、第11話。わざわざ3Dでモデリングされたバスが、色んなところで「格好良い」ポジションに登場。彼岸島の丸太のごとく、「バスが来た!」「でかした!」みたいな存在感がある。ちなみにバスのモデルに関して、本作を担当している水島努は劇場版ガルパンでもやたら丁寧にモデルを構築して大洗女子の面々を輸送していた。基本的に乗り物やら機械が大好きな少年マインドを持つ水島監督だが、この辺の描写にもこだわりが表れているのかもしれない。 さぁ、残り話数もあとわずかということで、また1つ大きくどんでん返しが展開された。前回の「解答編」の提示を受けて私としても色々と解釈をこねくり回していたのだが、当たっていた部分、外れていた部分がいくつかあるので、そのあたりをまとめておこう。 まず、ナナキというのが予想以上に包括的な存在だったということについては、前回も確認された通り。ホラー描写が付随したものだけでなく、運転手における娘さんもナナキであり、よっつんが見たナナキが両親だったことも明かされたが、こちらも別にホラー要素は(最初は)なかった。また、今回運転手の娘さんと「同等の存在」として新たなナナキ、「レイジ」の存在までが明かされた。これが今回最大のサプライズになっており、彼の存在定義がグルリと反転したことで、前回まで見えていた構図が色々と入れ替わっている。そもそも「ナナキが見えていない」ということを根拠にして魔女だのなんだのとやり玉に挙げられていたのが真咲だったわけで、そんな彼女がもしっかりとナナキを生み出していたことが判明し、これで村における特権的な立場を持つ人間はいよいよ一人だけになったのである(もちろん、聖母こはるんのことである)。 ややこしいので真咲のことについて先に考えてしまおう。現時点で、彼女の過去に何があったのかは正解が出ていない。彼女が語った「レイジと一緒に納鳴村の調査に来た」ことは事実であろう。この時点でのレイジがナナキだったとすると、彼女が村に来る動機がなくなってしまうので話が成立しない。彼女は間違いなく「本物の」レイジと一緒に納鳴村を訪れており、そこで彼女の回想の通り、レイジが何らかのナナキを目撃し、パニックになって散り散りになった。おそらく、その時点では真咲はまだナナキを生み出しておらず、村との接続が無かったために一度は外界に放り出されたのだろう(そのような事例が他にあるのかどうかは定かでないが)。そして、接点を失ってしまった彼女はどうにも村に入ることが出来なかったが、この度こはるんの企みによって他者の力を借りて再び納鳴村に入ることに成功した。以前の真咲はナナキを生むに足る「感情」を持ち合わせていなかったのかもしれないが、今回は明らかに人生の転機となる「レイジとの別れ」という負の感情を抱えた状態で村に入っており、このタイミングで、他の人間のナナキと一緒に、新たなナナキ「レイジ」を生み出した。運転手の娘同様に「怒り」「恐怖」といったマイナスの感情を持たず、ただ一身に「会いたい」と願う気持ち、そして、強く焦がれていたにも関わらず自分の力不足のために思い人と別れてしまったという自責、そうした気持ちから生み出されるタイプのナナキは、他のナナキのようにホラー要素を含まず、純粋に「会いたい形」が形成されて生み出される。今回運転手の娘が自分語りしていたように、「偽物」は間違いなく「偽物」であるが、本物同様に感情を持つことが出来るし、独立思考も可能な個体となって現出する。その結果、運転手親子は互いの思いを確認し、運転手自身が自責と後悔を受け入れることに成功したために、ナナキを回収することが出来た。同様の存在として生み出されたレイジは、真咲の願いの通り、納鳴村を調査する理知的な青年として現出している。ただ、運転手の娘と違っているのは、そのレイジは自分が「偽物」であることを認識しているため、今回光宗が涙を流した通り、「このレイジが偽物である」ことを真咲に知られてしまうと、彼女を悲しませることも知っている。そのため、意思を持ったナナキとして生まれながら、彼女に直接会いに行くことをせず、他のメンバーとの接触のみを持ち、何とか真咲たちメンバーを無事に村から送り返そうと苦心しているものと思われる。確かに、前回彼が辛そうに自分が「既に無いもの」であると語っていたことと符合する。もちろん、本物のレイジが現在どこでどうなっているのかは、誰にも分からない。 さて、こうして真咲が特権的な立場であったという事実が覆されると、あとはもう横並び一線のはずだが、メンバーの中にはまだ有意差が残っている。それが「村の出入り」に関する情報である。このあたりはまだふわっとした部分があるのではっきりしないことも多いが、せっかくなのでまとめておこう。まず、村に「初めて入る」条件は、そこまで多くないようだ。神山が言うには「霧」とかなんとかの準備はあるようだが、それ以外の条件を強いて挙げるなら「心を持っていること」が必要だろうか。そして「村を出る」のに必要な条件はただ1つ、「ナナキを消す」こと。この「消す」には2つの選択肢があり、1つは「ナナキを受け入れる」パターン。この成功事例には今回妙な存在感を見せたよっつん、それにダイナミックな活躍を見せた運転手の2人がいる。よっつんの場合、見えていたナナキは最終的にホラータッチのものだったが、「川流れ」のタイミングで死を覚悟し、そのついで(?)に自分のこれまでの人生を振り返り、その上で「口うるさい親」や「他の分野に逃げようとした自分」の全てを受け入れた。つまり、ナナキを恐れの対象としてみていた自分を改め、恐れではなくしてしまった。これによってナナキは彼の心に戻った。また、運転手も同様にして「これまで娘との別れを見ないようにしてきた自分」を悔い改め、全てを引っくるめて自分の人生だと認めることで、ナナキ自身から卒業証書を手渡され、娘は彼の一部へと還った。この2人は貴重な「帰還者」として、一切心的ダメージを残さずに村の外へ出ることが出来た。 対してもう1つの「ナナキの消し方」は、ナナキを完全に自分の外に置いてしまうこと。いわば「人の心」を外に捨て、これまでの自分の恐れも後悔もなにもかもを投げ捨てて他人事にしてしまう。このパターンで村を出たのは神山さんだけで、彼には「老化」という重いペナルティが科されている。「自分」を失ったはずの神山が何故納鳴村の回りで見張り番のような仕事をやる気力があるのか、っていうのはちょっと違和感のある部分なのだが、そこについては一応「なんか、贖罪みたいな気分で」という適当な説明は本人の口から語られていた。 そして問題になるのが、この「受け入れる」「切り離す」のどちらとも言えない状態から村の脱出を実現させた光宗である。彼の場合、最初に村を出たときの立ち位置はおそらく「切り離し」の方だったはずだ。ヴァルカナと一緒に戦った彼のナナキは非常に小さくなっており、既に「心」が弱い状態、そこから夢うつつのままに村から転げ落ちた彼の症状は、おそらく「切り離し」に近いものだろう。しかし、偶然にも彼は村の外で父親と話す機会を得て、そこで自分のナナキにまつわる過去を全て洗い流すことになった。父親からの謝罪、母親の気持ちの吐露。そうしたものを聞くことで、本来なら村に置いてきたはずのナナキ、「時宗」が、彼の中で急激に意味を失い、「心的外傷」としてのインパクトを失ってしまったのである。こうして「切り離してきたはずの大切な『自分』が、外的要因によって不必要になる」というパターンは神山も扱ったことがなく、「なんだか半端な状態」と評していたのではないかと想定される。 さて、こうして幾人かの「脱出者」が存在するわけだが、ここでもうひとつの課題は、「再入村」についてである。神山は既に村に入る権利である「自分」が無いために、どうあがいても村に入ることは出来ない。よっつんや運転手は、ナナキを受け入れた上での脱出だったので、改めて入ることが出来るのかどうか。そして、その中間に位置する光宗は、最初は村に入ることが出来ないような状態だったはずだが、ミラクル・バスアタックにより入村が可能になった。これは例によって勝手な推測だが、真咲にとってのレイジと同じ状態、つまり、新たに「心の中にナナキに値する存在」が生まれたために改めて入ることが許されたのだと考えられる。まぁ、そうなると新たに光宗が生み出すべきナナキは「偽真咲」ということになってしまうわけだが……。次回の展開で運転手とよっつんがどうなっているかで、この辺りの問題はまた変わってきそうだが。 村の出入りについての情報はこれくらい。残った問題は、村の中でバタバタしている有象無象について。もう、ほとんどの人間はナナキレスの状態が進行してどうにもならなくなっている。精力的に動けるのはチームナンコの3人とヴァルカナさん、そして聖母率いるケツジャックコンビくらいのもの。ヴァルカナさんは、ケツさんから「お前、利用されるだけされたけど愛想つかされたぞ」とばらされてとんだピエロに。いや、ヴァルカナさんが悪いわけじゃないんや。「思ったより善人だった」ってのは一応褒め言葉だし。つまり、こはるんが現時点で引っ張り回しているのは悪人、もしくは「扱いやすいヤツ」。ケツさんが漏らしていた「より大きなナナキを生み出す」という目的が本当なのかどうかはよく分からないが(だってケツさん頭悪そうだからこはるんの真意なんて察することが出来なそうなんだもん)、少なくとも彼女がより積極的にナナキを生み出し、その変化を観察したがっているのは事実だろう。 そんな彼女は、光宗を泥棒猫に奪われて傷心状態の颯人という格好の獲物を見つけてキャッチへと動く。おそらく彼女は社会学的見地よりも心理学的な部分からナナキに興味を持っているのだろう。切羽詰まった状態の颯人を言葉巧みに追い込む手管は、完全に彼の心を掌握している。颯人は本来なら決して頭の悪い人間ではないはずなのだが、そんな彼が思い悩んでいる光宗の問題について、「理解→共感→言語化」という3つの段階を踏んでいるのが興味深い。とりあえず心に負荷を抱えている人間には「分かる」と適当に言っておき、涙を見せることで「自分がそちら側の人間である」という姿勢をアピールする。ここまでなら単に相槌を打つだけのコミュニケーションであるが、その後、彼女ははっきりと彼の「思っていること」を言語化し、彼に突きつけるという行程を踏んでいる。これにより、彼が自分の内側にだけ抱えていた事実が、「他者の言葉」を介して現実になってしまう。「もしかしたら自分の思い込みではないか」という迷いを奪い、第3者から具体化されることで「思い」が「事実」にすり替わる。たとえるなら「頭が痛いかも」と思っているだけなら「気分」で済む段階だが、これを自分の口で「私は頭が痛い」というと、本当に痛いような気持ちになってくるし、これがさらに他者によって「あなたは頭が痛いんだね」と言われると、より確固たる「事実」として埋め込まれ、本当に頭が痛くなる、そういう状態である。こはるんは、ナナキをより具体的な形にするために、颯人を追い込み、自分の心から逃げられないようにしてしまったのである。まさに聖母。彼女の茶番を見ているだけでもゾクゾクしてしまうのは、相変わらず私がマゾ気質だからなんでしょうね。これ、こはるん役の佐倉薫っていうキャストがすごくいい仕事してるなぁ。 だいぶ長くなってしまったのでこのあたりにしておくが、他にも「どうやってジャックやケツさんが彼女の軍門に下ったのか」とか、「今後ナンコさんは探偵っぷりを見せるチャンスはあるのか」とか色々気になることは残っている。ラストに向けての焦点は、いかにしてこはるんが目的を成就させるか、あとはなんだかんだと微妙なポジションに甘んじている光宗が最後に主人公らしい立ち位置を確保出来るか、あたりかな。あと、個人的にはヴァルカナさんの幸せな結末も見たい気もするんだけどね。良い人なのは間違いないので、このままピエロで終わって欲しくはないなぁ。美影さんはらぶぽんと一緒にどこまでも転げ落ちて結構。 犬と猫とネズミが一度に楽しめるアニメだよ、第9話。チトさんがCVかやのん、ケニーさんがCVあやねる、そして犬養さんとこのネズミ・アルはCV亜李ちゃん……。なんやこのキャスティング。天才か。 普段ののんびりした空気は健在ながら、今週は雨あられのごとくにネタが連射される非常にカロリーの高い回。まぁ、ネタっつっても、単に楽しくなっちゃってる視聴者側が何気ない仕草でもストライクにしちゃってるだけなのかもしれないけど。だっていちいち可愛いし、おかしいんだもん。遠景でチトさんがのび〜〜〜〜ってやってるだけでも可愛くてしょうがないんだ。猫特有の、前足から順次後ろ足へ推移していく伸びのモーション。しなやかで美しい。 Aパート、いきなり幕開けは謎の画風の絵本から。なんと蔵本さんちのお母さんは絵本作家をやっていらっしゃる。あんなのんびりしたお母さんだけど、その絵本の絵柄は見ての通りだし、お話作りのセンスも娘さんが太鼓判を押すもの。まぁ、娘さんのチェックが入った作品が世に出て売れているなら、千夏ちゃんのセンスがいいってことにもつながるけども。しかし、絵本の中身より何より、特筆すべきはその朗読スキルである。まるで声優さんみたいだ! そして、おっぱいがでかいんだ。こいつぁおそらく千夏ちゃんも……。いや、千夏ちゃんはこのまま健やかに育ってくれればそれでいいんです。「キツネの鳴き声」のように実体験で学んだことはすぐに日常生活に活かすことが出来る学習能力。この子はきっと将来は立派な魔女になるに違いない。ちなみに、チトさんを膝に乗せた状態の千夏ちゃんは、何故かまばたきがチトさんとリンクします。これって魔女の才能ですかね? オープニングを挟み、久しぶりに登場の犬養さん。動物絵本のお話のところに犬娘とはなかなかタイムリー。絵本作家のお母さんは犬な来客を見てもビクともしません。どうもこの声のキャラは大物が多い。犬養さんの目的は前回訪問時のときのごたごたの謝罪、それに改めて占いをするというもの。クッキーじゃなくて水ようかん持参の犬が丸一日かけてオリジナルの占いを披露してくれるという、ある意味これまでで一番魔女っ子っぽいお話と言えなくもない。ちなみに、日が暮れるまで延々チトさんに抱かれていたアルくんは、おそらく胃に穴の二つや三つは空いたことでしょう。ネズミは卒業したというチトさん、それってひょっとしてただの加齢では……。いや、レディですよね。出来れば野生に帰ったチトさんも見てみたいですね。あ、そういやキジはおっかけてたやん。ネズミは卒業してもキジはまだなんですかね。 石投げ占いはやたらディティールが凝っているので再現してくる人も現れそうなクオリティ。宝石の落ちた場所、種類、向きなんかで占うらしいので、真琴と千夏ちゃんに共通していた「旅行」なんかは映像を検証すれば分かるかもしれませんね。ただ、そんなことよりも石を投げるために中腰になる千夏ちゃんの腰回りの描写が相変わらずフェティシズムにあふれているあたりが「今週もこのアニメを見ているのだなぁ」ということが一番感じられる部分ですね。あと今回は後半に登場する茜お姉ちゃんのだらしない腰回りもポイント高し。絶対に下半身専門の作画班いるよな。美人の犬養さんはあんまり足回りを見せるチャンスが無くて残念でした。美人なのに。 Bパートは解答編……なのだけど……おばあちゃん真琴がなおちゃんと畑仕事について延々語るだけのお話。まだ青森に来て数ヶ月だと思うのだが、畑も立派に育っているようです(なおちゃんの胸はあまり育っていないようです)。ダイエットしてるって言ってる友達にはちゃんと卵焼きという高タンパクなおかずをお裾分けする真琴さんはよく出来ていらっしゃる。まぁ、家事全般については今作の登場人物はほとんどが有能だからなぁ。今回は飯テロらしい飯テロこそなかったが(水ようかんが美味しそうでした)、二十日大根を生でかじるという珍しいシーンが。普段、あんまり二十日大根って買わないし食べないよね。あっても付け合わせ程度のイメージだからあんまり味が想像できないや。 その他、Bパートではお姉ちゃんも帰宅してケニーさんと一緒に縁側でゴロゴロしているわけだが、ケニーさんの寝相はいわゆる「ごめん寝」。我が家の猫はなかなかあのポーズは取らなかったけど、非常に可愛らしいし、家猫の寝相としては行儀の良い方です。まぁ、人間があの寝方をしても大丈夫かどうかは分からないけども……絶対呼吸苦しいよな。息苦しくなったのか、目覚めた茜はなおちゃんを見て勝手に勘違い、寝起きのくせに無闇にテンションが高いが、後に間違いに気付いて逆恨みっていうよく分からない展開。ハイテンションの茜姉ぇは本当に面倒だな。うぇいうぇ〜い。そういえば「最強かよ」「無敵じゃんか」とか、この世界の人間は時折語彙がよく分からなくなりますね。全部魔法の影響か? オチは、占いの結果を全部持っていく茜姉ぇエンド。その前に出てきた二足歩行の折紙がなかなかにキモい。あれ、わざわざ3Dで描き起こしてるのな。ちなみに、占いで出ていた単語の中には「不要」とか「愚行」っていうのもあるんだが……犬養さんの占い、当たってるけど役に立たないな……。 ちなみに今回一番気になったのは、「マンドレイクのCVって誰だったんだろう」です。流石にクレジットでなかったな……。 ヒロイン力最大値更新、第11話。片眼ヒロインの両目が見えるっていうだけでも破壊力でかいよなぁ。 もう、サブタイトルの通りなので特に説明も何も無い圧倒的レム回。一度ならずスバルをサツガイしたモンスターとは思えない転身の激しさであるが、ここ2,3話で充分にその下準備が出来ており、さらに今回は突然出てきた過去話で彼女の抱える生い立ちの業についても明かされ、それらが全て許されるべき結末は全くもって過不足のない丁寧な着地点だ。元々今回のロズワール邸エピソードは「いかにして屋敷の住人から好かれるか」というのをミッションに定めていたわけで、こうしてレムが限定解除してフラグを乱立出来るようになったことは、終わってみれば当初の予定通りの結末なのである。まー、こんだけヒロイン度数が高くなってしまうと、エミリアをどのポジションに置いたらいいのかよく分からないので困ってしまうけど。最後にスバルがエミリアと盛り上がる描写が入っていたのは、「あくまでもスバルにとってのお姫様はエミリア一人であって、レムは同僚としての友情タッグですよ」ということを確認するためなんだろうなぁ。まぁ、レムの方だってスバルに対して恩義は感じてるだろうが、今後どういう関係になりたいかはまだ分からないしな。出会って数日しか経ってないわけだし(それはエミリアも大して変わらないんだが)。 レムの過去編では、実はラムの方が「妹よりもよく出来た姉」であったことが明かされた。姉妹をテーマとして扱う上では定番の処理であるし、そこまで驚くような内容でもないのだが、事前に「泣いた赤鬼」の童話が挟み込まれていたことが色々と意味深だ。「泣いた赤鬼」では青鬼が純粋に友情から献身を行ったが、ラムレムの場合、「青鬼」が身を粉にして姉のために働くのは、自らの過去への贖罪のためという。同じ力を持って生まれてくるべきだった双子。その間には決して超えられない壁が存在してたのだが、「炎の夜」と呼ばれた悲劇の一夜で、姉は妹のところまで転がり落ちてきた。そして、妹はそのことを歓迎してしまった。うむ、確かに罪の意識を感じるところではあるが、ラム当人が気にしてないところを見ると、レムもそこまで気負うような問題ではないんだよな。鬼の村人たちは惨殺されていたみたいだし、こうして2人が命だけでも助かっているのは僥倖。手負いの姉の面倒をみるために、今後は残された二人で二人三脚の人生を送ればいいだけの話なのだ。それだけでも充分「恩返し」にはなるのだし、わざわざ「贖罪」を意識する必要も無い。今回の一件について、ラムの方ではどう考えているのかを聞いてみたいところだが……いつも通りにヌルッとはぐらかされそうだな。 双子が揃って満身創痍となってしまった魔獣とのバトル。あらゆる武力を喪失したスバル達はほぼ負け試合になったはずなのだが、ここでスバルがきっちり伏線を回収。駄目もとで発動したからっきしの闇魔法。その効果自体は大したもんじゃなかったが、なんとこの魔法の発動がロズワールを呼び寄せるシグナルとなったらしい。いや、それならラム達の風魔法でも探知できたやろ、とは思うのだが……まぁ、ひょっとしたら魔獣たちも風魔法が使えて、森じゅうに風の魔力が溢れていたところに、一点だけ闇の魔法が発現したから限定出来た、とかいう設定もあるのかもしれないが。とにかく、闇魔法が発動するよ、ということを読み切ってアドバイスしてくれたエミリアのファインプレー。普通に考えて、この状況下で突然この指摘が出来るのはよっぽどの策士か、よっぽどスバルのことを理解しているかのどちらかだ。まぁ、後者なのだろうが……だから、二人が出会ってからまだ数日しか経ってないんですけどね。 無事にスバルのループは終わり、今回の件はめでたしめでたし。レムの警戒も解かれ、圧倒的デレの前にはこれまでのループで味わった数多の苦痛など気にもならない。スバルからしたら久しぶりに枕を高くして寝られる、ありがたい日常が戻ってくるってことだしな。でもまぁ、ロズワールとラムの様子を見る限りではそう簡単ではないようだが……。今作は2クールなのね。次なるミッション、個人的な注目ポイントは「パックが活躍出来るかどうか」ですね。 |
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