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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 緩いのになんかテンポがよい、第3話。今期では屈指の中身のなさ、典型的な「日常系」。こういうのを見るか見ないかでタイプが分かれるという明確な試金石。でも、なんだか放っておけない作品です。

 3話は生徒会メンバーが出てこないおかげでそこまで刺激の強い出来ではないのだが、タイトルの義務感からなのか、これまでで一番百合要素が強かったような気がする。別に濃厚な百合描写が欲しいと思うような作品でもなかろうが、これはこれで良いのではないでしょうか。唯一の難点は、京子のウザさが、面白いというよりも「マジでうぜぇ」になりかけている気がすること。この辺のさじ加減は突っ込み役の才覚にかかっている気がしますね。結衣には頑張ってもらわんと。

 さて、この作品の最大の胆といえば……アッカリーン! ですね。でも、扱いが難しいよね、「影の薄さが最大の売りの主人公」って。このパラドキシカルなとんでもない存在をどのように扱えるかで、この作品の完成度が決まってくると思う。影の薄さを出すのってある意味すごく簡単で、単に描写しなければいいんだ。ただ、それだと単に「いない」ことと同じになってしまうので、キャラとしてのうま味は全く出てない。オープニングコールみたいな「見せてるけどないがしろにされている」感を出すのが一番伝えやすいのだが、それだと単なるいじめに見える場合もある。さぁ、一体どうやって笑いに繋げてくるか…… そういや、他のキャラが精一杯に「百合」しようとしているのに、あかりだけなんも無いな。……やっぱりいらない子?

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 真打ち登場(?)、第2話。これが巷で噂の生徒会ですか。なるほど、こっちの方が華があるのは確かだな!

 今回一気に増えた生徒会面子は合計4人。ツンデレ副会長に妄想従者、そして反目しあいながらも愛を深める1年生コンビ。「百合」がタイトルにあることを考えれば、こいつらの方がよっぽどメインっぽい状態であり、なんでごらく部の連中なんかを中心に据えているんだ! と文句の一つも言いたくなるレベル。ただ、最近とみに盛り上がっているのは、この作品の主人公たるアッカリーンの扱いの見事さについて。なにやら原作ではどんどん可哀想なことになっているそうで……そういういじり方も含めての主人公パーティーだとすると、文句をいうのは早計ですな。とりあえず8人揃ってメインレギュラーってことでいいのかしら。このくらいの人数なら適度に盛り上がるのに過不足なさそうだ。

 シナリオラインは、前回よりも百合成分が大幅に強化された以外は、相変わらずの緩さ。緩くて百合なら看板に偽りなしなので、これはこれで良し。というか、個人的にはもう、中の人パワーが一気に上がってきたので文句なし。特に千歳役の豊崎愛生の破壊力が突出している。やっぱりあいなまは変態作品にとことん縁があるみたいだなぁ。出身地を活かした適度な関西方言も声質との相乗効果で実に可愛らしく、今が旬のアイドルっぷりをこれでもかと爆発させてくれている。当方、特別豊崎派ではないのだが、流石にこれには抵抗の余地無し。

 そして、そんな豊崎の回りを取り囲む残りの3人も、これが充分なパワーを秘めているのが素晴らしい。ツンデレ風味を隠そうともしない生徒会副会長綾乃役には藤田咲。思えば彼女の声を初めて聞いたのは「つよきす」のカニ役だったなぁ、などということを懐かしみつつ、またひと味違ったツンデレ風味を堪能いたします。作中では一番強烈な百合要素を発揮しているというのもポイント高し。そして1年生コンビの騒がしい方、櫻子役は、かき回し役ならお手の物の加藤英美里。活躍レベルならば他3人と比べても頭一つ抜きんでたえみりんであるが、考えてみりゃこの中では一応最年長なのだね(あんま変わらんけど)。まさか彼女が一座を引っ張る作品が現れるとはねぇ。デビュー間もない頃から見ている身としては感慨深いものがあります。

 更に、櫻子のライバルで現在唯一の巨乳キャラである向日葵は、あの三森すずこがようやくのレギュラーで登場。みもりん、なかなかアニメのレギュラーが無くて声を聞くのが大変ですよ。まぁ、つっても私はシャロの声しかしらないんですが……今作はまたひと味違ったところからせめてくれるので、どういう完成形が現れるのかが楽しみです。そしてこの4人のキャスト陣、中の人たちのレベルが異様に高いです。どなたか、おっきいサイズの集合写真とか持ってたら下さい。

 そういう楽しみ方が正しい作品ですね!

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事実上の最終話、1期DVD特典の特別編。実は知らなかったんだけど、これって2期最終話じゃなくて1期のおまけなのね。本当によく分からない放送スケジュールだな。ま、買わないで見られたのだからありがたい話ではあるんだけどさ。

 特別編といっても、そして2期じゃなくて1期といっても、何も変わらないのがこの作品。せいぜいオープンエンドが違うくらいで、本編が始まれば全く変わらない光景が繰り広げられる。

 そして、特別編だからかどうかしらないけど、中身はかなりの俺得展開。何せひとはの困り顔が堪能出来るエピソードの他、ほとんどがみつばメイン。やっぱりこの作品で一番引き立つメインヒロインはみつばですよ。しかも杉崎絡みで全編通しており、最後には杉崎との笑顔のツーショットまで披露してくれる。みつば×杉崎好きとしては辛抱たまりません。お嬢っぽさを発揮して愛嬌を振りまく杉崎が可愛かったり、変態ママがみつばのM字開脚を激写してる脇でこっそりほくそ笑む杉崎がえぐかったり、みつば以外の丸井家家族にはちゃんと礼儀正しい杉崎がいい小学生だったり。「お寿司がうぃーんってしてる! うぃーんってしてる!」の千和杉崎がヤバ可愛い。

 そして捨てがたいのはみつばに対するひとはの絡みね。突如サド属性を思い出すみつばにもたまらんもんがあるが、「忘れた頃にサドになるのやめて」っていう冷静な突っ込みがすごい好き。視聴者もそう思う。

 あー、でもやっぱ杉崎だな。こいつら中学進学しても絶対おんなじクラスになるんだろうなー。いい最終回だったぜ。

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 最終的に千葉がクラスで一番の常識人に見える最終話(?) え? 最終話? ……1月に始まったアニメが2月に終わるってどういうことよ。一応まだ次週まで続くみたいだから最終評価は後回しにするけど、本当に中途半端な制作本数だよなぁ。折角面白い作品なのに、勿体ない話だ。

 とはいっても、今回は特に最終回っぽい話が目白押し、というわけでもない。一応最後のみつごパパエピソードはイイハナシダナーだったが、それ以外はいつも通り。特に焼き芋屋の話なんて新キャラがいきなりメインを張っているわけで、作品の構成なんて完全無視と言われても仕方ないエピソード選択である。それでも一切問題がないのは、普段から季節感など完全無視で手当たり次第に話を構成してたおかげだろうな。とにかくインパクトがあって笑えればそれでいいしね。

 個人的に楽しかったのは、運動会話の時の1組との対決シーン。何故か千葉が3組のメイン扱いで、1組の連中から「お前も苦労してるな……」みたいな目で見られているのが妙に可笑しい。千葉だって充分変態だし、その同情を受けるべきは、本当は佐藤なはずなんだけどな。ちなみに佐藤の中の人、三瓶由布子と1組リーダーの中の人、田村睦心の共演というのもちょっと楽しい。ものすごく声が被る2人なので、なかなか共演機会が無いからねぇ。「典型的少年声」の先輩後輩。三瓶は佐藤&佐藤ママの2役なので、田村睦心も今後そういう仕事がきそうだな。あ、母親と言えば杉崎ママのあのネタ……いや、もういい加減に慣れたわ。アニメの中でこんなにも「本人役」みたいなことをやった声優って、この人くらいなもんだろ。

 ちなみに今週一番気になったのは、みつばに詰め寄られて杉崎が顔を真っ赤にするシーンで、何故かみっちゃんまで顔を赤くしていたことです。あれ? やっぱ両想いなのか? この2人がほんと最高。「やっぱりみつばの分は出さない!」のとこの声とか、どこから出てんのかと思う。もっと他所でも千和・彩陽の天才2人のからみが聞きたいのう。

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 オープニングだけでもなんか幸せ、第5話。みなさん「わが名は小学生」聞いてますか? 聞けば聞くほどノリが癖になる曲。間奏のリコーダー音からギターに繋ぐパートなんか、よく分からない高揚感をどうしていいか分かりません。そして中の人がキャラ声維持で歌えるっていうのが偉いんだ。戸松も彩陽も難しい要求にがっつり応えてるなー(あけこはまぁ、あのまんまだしな)。

 今回は素直に面白い回。何が面白いって、杉崎とかおがちんがメインだから。個人的な好みだが、どうもふたばがメインだと純粋なギャグが楽しみにくい傾向にあるのです。ふたばの性格ってどこまで行っても純粋無垢だから、笑いする場合って勘違いネタで他人を不幸にするか、純正シモネタにするかのどっちかだと思うのだが、ふたばが良かれと思ってやっていることが誰かの不幸に繋がっているのを見ると、ギャグとは分かっていても釈然としない場合があるのだ。

 それに対し、おがちんたちの絡みは純粋に悪意と嫉妬によるものであるし、杉崎とみつばの絡みも対抗心や自尊心からくるものなので、誰かが不幸になってボロボロにされても素直に笑いに変換できる。そして、こと杉崎に関しては、いじられ役としてのキャラ立ちが一級品なのだ。それもこれも中の人である千和のおかげ……とかいうと褒め殺しな気もするが、やっぱり千和が飛ばしてるっていうだけで楽しすぎるんだよ。これに杉崎ママがからむとさらにカオスの度合いが増して、一期の頃からずっと言ってるけど、「あぁ、千和もきっと幼少期はたかこに同じように悩まされたりしたんだろうなぁ」とにやけてしまう。案外クラスメイトの中で一番純粋なのって、杉崎なんだよなぁ。

 そして、そんな杉崎が暴れ回っても、周りのキャラ達が負けずに立っているのも評価が高い。特に2期になってからエンジン全開の吉岡は賑やかな上に一人だけ違うテンションでかき回してくれるので、愛嬌を失わずに面白い部分も引き出してくれる名バイプレイヤー。杉崎+吉岡が絡むことで、最終的にみつばの不幸が最大限に発揮される構図が一番好きです。みっちゃんもいいキャラなんだよなぁ。

 「もう杉崎みつばの絡みだけでもいいんだけどな!」とか満足してると、最後にほんのちょっとだけ登場するのがひとは。「あ、そういや今回ひとはにほとんど出番無かったな」と思ったら、オチのひとネタが抜群の破壊力である。あの言い方がホントにツボだった。ちゃんと落ちるギャグ漫画って素敵。

 結論・結局無駄なキャラなんていない。このアニメはホントは面白い。

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吉岡さんの扱いが悪すぎる気がする第4話。ちょっと勘違いが過ぎる以外は悪い子じゃないのに、千葉から「このマユゲ!」って言われてるのはちょっと不憫。いや、相手にするとウザそうだけどさ。

 1話ほどじゃないのだが、今回もな〜んか勘違い要素が多かった回な気がする。というか、そもそもキャラ絵がおかしかったし動画に手抜きも目立った気がするのだが、気のせいだろうか? 4話で既に製作体勢が限界ってことは無いと思うのだが……それにしても微妙な出来。そんなに難しい画面作りが要求される作品ではなく、むしろ古式ゆかしいアニメ的省エネが出来るような画面設定なんだから、ネタ云々はともかく、せめて画面の品質くらいは維持して欲しいものである。

 キャラ絵については、既に放送前の版権絵の時点で色々と物議は醸してましたね。独特な「ふとましさ」を持つこの作品オリジナルのアニメ絵は、原作の持つむっちむっちした印象ともまた違う、ちょっと病的なまでのダルダルさ。ただ、1期の時点では決して悪いデザインだとは思っていなかった。アニメ絵になってデザインが変わるのは仕方ないことだし、それが可愛くないかといえば、決してそうでもない。動きがあると寸胴のキャラクターたちのモーションも案外面白くて、「なかなか良いバランスのキャラ絵に落としたもんだ」とは思っていた。

 が、なんか今回は変。特にお祭りエピソードあたりでは原画の段階でコロコロと顔の造形が変わってしまっていてぜんぜん落ち着けない。必要以上に崩れたカットも多くあり、「作監、忙しいのかなぁ」と心配になってしまう出来だ。プールのシーンでもモブなんかには手を回している余裕がないらしく、油断すると紙芝居みたいな垂れ流し状態になってしまっているのが如実に見える。こういう作品で作画面の難点ばかりが目に着いてしまうというのは困ったものだ。

 そして演出面だが、プール話の最後の音響演出が完全におかしい。なんであのタイミングでオープニングがかかったの? 確かにふたばの暴走に音を乗せる試みは1期の「RUNNNER」で実践しており、あれは無声劇との絡みもあって割と面白かったと思うのだが、今回は全く作品内容とかみ合ってなかった上に、その後のキャラクターの会話や行動に対してノイズにしかなっていない。なんであんな乗せ方をしたんだろう。「わが名は小学生」はお気に入りの曲だが、それってつまり、「曲が主人公」になったときのインパクトがでかいってこと。BGMにしてしまったらくどくて見てられない。「RUNNER」の時にかかった「ABCより〜」もくどいっちゃぁくどい曲だが、無声劇にした上で、曲がふたばのソロ、作品自体もふたばの独壇場だから成立したもの。今回とは訳が違うのだ。一体どういう意図でこのシーンにこの曲を入れたのか、演出家に問い詰めたい部分である。

 わざわざラストを変則エンディングにした意味もよく分からんしなぁ……全8話のうち、既に2話エンディング差し替えられとるがな。どういうことなの。

 今回の総括・杉崎が馬鹿可愛い。中の人くらいは。

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 安心安全の第2話。良かった、望むべき形が戻ってきて……1話感想はこき下ろすことしか出来なかったので、新番チェックのつもりで改めて。

 といっても、基本的に1期から何も変わってないから特に語るべきこともないんですけどね。しいていうなら、変わった部分はオープニングとエンディングだろうかね。1期も特に賑やかなオープニングはお気に入りだったんですが、2期も負けず劣らず賑やかでいい盛り上がり。サビ部分では「3つ数えて」同様にフリがアニメーションで描かれているし、印象的な歌詞とも相まって、今回も視聴前のボルテージを上げるのに一役買ってくれそうだ。ラストカットではご多聞に漏れず空気を読めない宮なんとかさんのお顔が印象的。ただ、1期の時も納得いかなかったんだが、何故か歌の中のみつばの担当パートが少ない気がする。最初の別々に歌うパートがさ、みつば→ひとは→ふたば→ひとはの順番なんだよね。1期は同じような切り替えでみつば→ふたば→ひとは→ふたばだったんだよ。トップを飾るのがみつばだから別にいいんだろうか……

 エンディング歌唱は、しっとり聴かせてくれた1期のアツミサオリから、摩訶不思議な中毒性で嫌でも印象に残るのみこにチェンジ。本当にこの人は不思議な歌を生み出すよなぁ。1期と違って終わった後に「さ、寝るか」っていうテンションにならないのは困りものですが、やっぱり好きです。総じて見ると、決してパワーダウンはしていない2期の内容。……これが1話目だったらねぇ。

 改めて振り返っておくと、この作品の魅力はまともな人間が一人もいないドタバタ騒ぎ。1話は顔見せ替わりの大集合とばかりに、主要なクラスメイトが全員登場し、さらに愛子先生や親父さん、杉崎ママまで、変人大集合。こういう遠慮も何も無い大放出があってこその作品だと思います。でも、今回一番はっちゃけてたのは吉岡さんな気がする。小6の分際で一体どんな妄想を抱いていたやら……

 結論、こんだけ声優がごそっと集まれば、何はともあれ聞いてりゃ幸せ。「ひとはの中の人とみつばの中の人の年齢差」=「みつばの中の人と杉崎の中の人の年齢差」ってのがやや意外。「ひとはやふたばの中の人の年齢×2」<「杉崎ママの中の人の年齢」……これは仕方ない。つまり、戸松やあけこの年齢は9歳未満である。QED。

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 もう、世界中が首をかしげるしかない第8話。なにさあのBパート。キャラソンバックで雄大な景色を……って、歌の内容が酷すぎるわ!

 というわけで、Bパートについてはもう語ることも……いや、潔い歌だとは思いました。キャラソンは当方みつばのものしか対応してないので初視聴だったんですが、コンセプトはがっつり立ってるな。ほかも聞いてみた方がいいかもしれない。

 ちなみに、今回もあんまり出番がなかったのでせっかくなのでみつばのキャラソンについても書いておくと、まずメインタイトルの方は相変わらず「キャラ声での歌唱」っていうのが安定してますが、今回は歌っていうかほぼ台詞だったので、なかなか壮絶な出来になっております。単にみつばの罵詈雑言が聞きたい人は買うといいと思います。曲終わりの一言はなかなかキますよ。カップリングは割とスタンダードな「キャラソンっぽい歌」ですかね。まぁ、歌ってる内容はどっちも一緒だけどさ。今回本編でも出てきたけど、みつばって最後の最後で「長女だし自分がちゃんとしなきゃ」っていう意識のせいでいっつも損するんだよなぁ。哀れよのう……

 その他のパートの話。……もう、今回は「ぶぁぁぁぁぁあか!!」が聞けただけで満足です。あのシーンは凄い。マジ凄い。この姉妹、絶対日常生活送れない。

 今期では屈指の「聞いてて楽しい作品」です。

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 突然オープニングにSEがついた第7話。途中からSE爆発させるオープニングってなんか楽しいですね。曲が好きな人も、最初の数回で曲素材が聞けてればあとでSEがついても不満は無いでしょう。ひとはのギロ目のカットがなかなか良いです。

 で、本編だが……なぁ、みつばの出番が少なくないか? やっぱり三つ子の中で一番いじり甲斐がないのがみつばなのか? それともたまたま影の薄いエピソードを選んでいるのか……彩陽の声が聞こえてこないと落ち着かないんだが。くそう、アニメシャワーのうちわけはどうなってるんだ。

 

        寿 彩陽 豊崎 戸松

「あそびに」  ○  ○  ○  ○

「けいおん」  ○  ー  ○  ー

「メイド様」  ー  ー  ○  ー

「みつどもえ」 ー  ○  ○  ○

 

……なんだ、ただの豊崎無双か。じゃあ仕方ない。

 さておき、今回はまず、これまでキャラクターの陰やオープニングでこそこそと動き回っていた「佐藤が好きでしょうがない隊」が本格始動。目的のためには覚醒状態のふたば(やたらと動画状態が良い大迫力のアクションシーンが見もの)とすら対等に渡り合うパワーを持っている会長緒方はなかなかのキャラクター。「パンツを見せるなんて恥ずかしい!」って言ってたけど、中の人的にはちょっと前に下着部の部長だったんですけどね。

 学園中の女性陣から襲撃されるという不幸を味わう佐藤君は、この作品でも屈指の一方的不幸キャラ。過去に蓄積してきた変態疑惑とかは、いちいち解消してから物語が進行してるんだろうか。今回の騒ぎが受け入れられていたことを考えると、どうやら変態でも何でも構わないというのが回りの判断なんだろうが……それだけに「イケメンだったら変態でもいいんじゃねぇか!」という千葉の反応が痛々しい。そして、千葉の謀略の残酷さが今回も冴え渡っている。この作品の最大の疑問なんだが、何故佐藤は千葉と仲良くできるんだろう。あそこまでの被害を受けてるんだから、縁切れよ。アイツと一緒に居てもろくなことないだろうにな。

 2本目はひとはとガチレンジャーのお話。チャンピオン作品で戦隊物っていうと「無敵看板娘」を思い出すのだが、あそこで登場した様々なレンジャーと比べても、ガチレンジャーはなかなかひどい。何せ「みんなの力を合わせるんだ!」って叫んだレッドがベアークローを出して敵怪人の脳を攪拌、更にバックドロップでとどめと、およそ戦隊物のカテゴリを越えている。それでもあれだけの人間を虜にするというのだから……よほど面白いんだろうな(ひとはが一瞬で虜になった理由はよく分からないが)。何せメインテーマを歌ってるのが遠藤正明だからな。ほんと、無駄なところに力を入れている作品だ。地デジで見てるから、ガチレンジャー放映画面は「MBS」のロゴの脇に「アナログ」って表示されてものすごく変な気分。誰か丸井家に地デジ入れてくれ。

 ひとはが矢部や吉岡さんとの誤解を広げていく様子は、この作品ですっかりお約束となった勘違いトークネタ。誤解をしても誤解が解けてもどんどん不幸になっていくひとはの様子がやたらとおかしい。どんな誤解があろうと、「先生は一刻も早く死ぬべきです」っていうのは名言ですよ。ひとはのしゃべり口調が凄く好きです。

 今回は気付いたことが2つ。1つは、千葉の中の人になんかよく分からないエネルギーを感じること。山本和臣という名前は初めて聞くが、声が高めだけど、ちゃんと男性キャストなんだね。まだまだ新人みたいだが、基本線が出来ている上に声音が独特なおかげで面白いニーズがありそう。男性新人に興味を持ったのは久し振りです。

 そして2つ目。ふたばの「とてちてとてちて」は台詞じゃなくて擬音だったこと!! てっきりふたばが口で言ってるのかと思ってたんだが、今回台詞とオーバーラップしていたことから、あれは純粋な擬音であると断定された。どないやねん。

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