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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 おっさん簀巻きにされて退場するのが思ったよりも早かった、第5話。このガンダム、面白いですね。日5は相性が悪いので楽しみに視聴しながらもちょっと警戒してたんだけど、いよいよ宇宙に出てもテンションが下がらなかったから多分大丈夫。

 今作の予想外にして最大の良さは、その分かりやすさにある。富野ガンダムの場合は「何が何だかもうわからねぇよ!」ってなところにかえって良さがあったりするので分かりやすいことは必ずしも善いことではないが、これまで引っかかってたガンダムのハードルっていうと、やっぱり組織名がわちゃわちゃ出てきて分からなくなったり、戦争するくせに主人公が愚にもつかないことをあーだこーだ言ってごねたり、そういうところに敬遠する動機があったのだと思う。まぁ、ガンダムAGEは分かりやすくはあったのだが。でもあれもベイガンの正体が宙ぶらりんなままでしばらく進んだからなぁ。

 その点、この「鉄血」は現時点で分からないことが何も無い。主人公の三日月たちがどんなイデオロギーで動いているのかは明白。大義名分としては「1つの企業としての金稼ぎ」が動機なので、お姫様を守りながら敵対する大きな勢力にぶつかっていく状況にも違和感は無い。モビルスーツが動く理由、そして主人公が強い理由も、ニュータイプ・コーディネーターなどときて、今回は阿頼耶識。「小さい頃に死ぬかもしれない激ムズ試練を乗り越えたおかげで手に入れたリスクを伴う力」であるから、無茶な強さでもそこまで抵抗を感じない。元々傭兵部隊として戦場で戦っていた人間が「体感をそのままに」モビルスーツ操縦に転換しているという設定なので、搭乗後すぐに無双してもおかしくないのである。かてて加えてあそこにバルバドスがあった理由、それまで使われなかった理由、そして実際動かしても色褪せずに強い理由なんかも何となく理解出来て、とにかく心理的な障壁が少ない。なんか「ネガティブでない」理由ばかり挙げているが、とにかく「見やすい」のである。

 そんな中でも一際助かる部分が主人公・三日月のキャラ設定。顔色一つ変えずに敵を惨殺できる倫理観。余計なことを考えずに「強いモビルスーツ乗り」を堪能出来るのでもやもやする部分がほとんどない。決して冷酷というわけではない。先週の単身決闘に来たおっさんなんかはどこぞの主人公のように「何で殺さなきゃいけないんだ!」とかうだうだ言ってたらむしろ浮かばれないタイプの戦士であり、ミカが眉1つ動かさずにとどめを刺してくれたことでかなり救われた部分がある。今週も初めての宇宙戦闘で淡々と敵機を撃墜していく様子は、「たった1体のモビルスーツでも何とかなる」という、現在の鉄華団のかなり無茶な状況を違和感なく進行してくれるのである。単純にメカ戦闘だけが見たい人でもこれなら安心だ。

 もちろん、現時点で三日月が「主人公として魅力があるか」と言われれば、残念ながら答えはまだNOだ。何しろミカはほとんど自分自身で決断を下すという場面がなく、今の段階ではオルガのいいなり、操り人形である。自分の意志がなく、葛藤も何も無い状態で進むのであったら、三日月でなくて心のないアンドロイドに全部任せてしまってもいいということになるだろう。ただ、こうしてミカのキャラが極端な設定に振れているのは、もちろん今後のストーリーを考えてのこと。何しろ脚本があの岡田麿里なのだ。青春の葛藤、自己との対話、そうしたテーマならばお手の物の歴戦の強者。このままミカが単なるキリングマシーンで終わるわけはない。岡田麿里が「戦争」というテーマを真正面から描いた作品はまだ見たことがないが、「M3」では生と死、善と悪の対立は充分掘りさげてくれていた。今回の三日月も、おそらくあの作品の様々なキャラクターのように、今後は自分の過去・人の命というものに向き合っていくことになるだろうと思われる。それまでの舞台設定として現在の鉄華団があるのなら、まだまだ文句を言う必要も無いはずだ。

 さらに、今回であのおっさんが島流しにあい、何かと反目していたオルガとその仲間も、一大ミッションを成功させたことでばっちり友情を繋ぎ止めた。鉄華団の中ではしばらくもやもや要素は存在しないはず。あとはチョコレートさんたちがどの程度大人力を見せて腐った体制にメスを入れられるか。少年少女たちの物語なのは間違いないので、対立構図は「大人VS子供」で動くことはないだろう。今後の「大人」サイドの動きに要注目である。

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 世界くらい余裕で救えるわけですよ、最終話。もう、御坂派閥が集まれば地球征服くらいなら簡単にできる気がしてきた。主に婚后航空の力で。こいつらがいればエンデュミオン事件とかもさっさと解決出来た気がするな。

 最終話ってことで、これまで作り上げてきたものをドバッと全解放する簡単なお仕事である。御坂と関係がある人間ならとりあえず全部引っ張って来いや! ってな勢いで、先週まで協力してた面々が集うだけならまだしも、流石に春上・枝先コンビまでかり出されたのはびっくりした。あと固法先輩のルームメイトの柚姉。そういやあの人の能力ってなんなんだろう。ジャッジメントに参加してるってことはそれなりのものを持っていると思うのだが。

 1人1人仕事を確認しているときりがないが、とにかく全勢力でもって2万体のパワードスーツという強いんだか弱いんだか分からない軍勢を相手にする。一応初春が言っていたように「相手は単純なプログラムで動いているだけ」という弱点こそあるものの、2万って数は洒落になってない。いや、そもそも2万体が学究会会場に何事も無かったように搬入されてる方がおかしいし、STUDYの連中が繰り出してきたモビルアーマーとかどこに格納してたんだよ、って話だけども、「最終回で盛り上がるためなら細かいことはいいんだよ!」と言われれば「そうですね」としか言いようが無い。ちなみに、最後の敵が「でかいロボ」というのは一応1期と同じ設定である。

 そんなロボ軍団のために立ち上がった面子を確認すると、まず、1番センター、金属バット佐天。はっきり言って佐天さんのアニメでの優遇っぷりは尋常ではなく、既に無能力者代表とは言えない状態。何しろ巨大なレンチを振り回すパワードスーツに単身向かっていくのだ。一歩間違った即死のイベントなのだが、彼女には恐怖心というものが無いのだろうか。更に「どう考えても防衛の要である巨大ロボの操縦を任される(マニュアルは前日ちょろっと読んだだけ)」「最終的にフェブリの子守りを任され、ジャーニー起動の一助となる」など、場面を選ばずに「佐天がいれば大丈夫」とばかりの信頼感。結局この世界って無能力者が最強なんだよな。一方、お友達の初春は当初「警備ロボを操って足止めする」という仕事をしていたが(堂々とセキュリティをハッキング出来る時点で色々アウトだが)、その後ネットが遮断されると単なる花飾りに。その後のミサイル騒動でも演算のサポートに回っているが、御坂ネットと接続しちゃった後は、流石にスペックは一段落ちるから仕方ない。

 固法先輩はジャッジメント召集の立役者だろう。更に「植田佳奈の眼鏡キャラ」ということで一度は言っておかなければなるまい、「こんなこともあろうかと」という博士台詞をドヤ顔で謳い、春上さんたちチャイルドエラー軍団でネットワーク構築をサポート。どこまでも文系気質の働きだが、実は割と便利である。チーム婚后はこの中では割と実戦向きの能力持ちなので、湾内・泡浮組が機動とリーチを活かして相手を攪乱し、大火力の婚后さんが殲滅するフォーメーション。実は泡浮さんの能力ってすげぇポテンシャルなんだよな。更に、婚后さんは「何をやってもいい金持ちキャラ」ってことで、それこそ「どこに格納してたんだよ」クラスのマシン(多分インベルにならぶIdolの1機だと思われる)を提供。もう、航空会社じゃなくて武器商人じゃん……。

 どさくさに紛れてアイテムの4人も乱入。別に手助けをする必要は全く無いのだが、麦野さんたら、自分の能力の劣化コピーを作られてイライラしてる様子。この人らの場合は契約云々はあんまり関係無く気分で暴れるからな。やっぱりこうやってみるとむぎのんはチート能力だな。絹旗・滝壺は麦野のサポートだからまだ分かるが、はてさて、フレンダは何しに出てきたんだか。更に更に食蜂さんだっているよ。彼女がどんな顛末で御坂に協力することになったのかは謎だが……「能力者ムカつく」と息巻いてた連中が学園都市3位・4位・5位にフルボッコにされたかと思うと、可哀想で仕方ないな。

 そして、重要な任務を任されたのが布束さん。今回のミッションは彼女のためのエピソードであり、きちんと彼女の中の研究者としての倫理観にもけじめを付ける形になった。上手いと思ったのは、彼女を中心に据えることで、今回のオリジナルストーリーがちゃんとシスターズ編の続きとして機能しているということ。御坂は「孤独に戦ったこと」の反省から大々的に「協力すること」を採用しているし、フェブリたち人造生命を巡る諸問題はシスターズの存在を改めて確認し、彼女たちの独自性と存在意義を浮き彫りにする役割を持つ。フェブリとジャーニー、そして布束の関係性がそのまま「姉妹」というキーワードで繋がっているのも気が利いている。御坂妹の一言に救われた布束を見て、不覚にもウルッと来てしまった。

 そして最後はやはり、御坂美琴最大最強の盟友にして忠臣、白井黒子ここにあり。今回は実際の武力で最強だったのが間違いなく黒子であった。そして、最後の宇宙ミッションでは御坂の後ろ盾として間近で彼女の活躍を見ることが出来た。今回動員されたジャッジメントを始めとしたメンバーの気持ちを一つにした合い言葉も「ジャッジメントですの!」。黒子がいるからこの世界は成り立っている。

 良い幕引きでございました。やっぱりこいつら見てるのは最高に楽しい。

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 テレスティーナさぁぁぁぁん!! 第22話。今週関西では21話、22話が一挙放送だったわけですが、突然のテレスティーナさんにテンション上がりまくり。あの悪辣さ、あのシャバさ、そしてあの顔! いいなぁ、やっぱり1期後半の流れは神がかっておる。未だに最終話は何度も見直してますわ。

 「S」になってからは割と黙々と見てるこの作品、1期と比べても特に何が劣るということもないが、絡み方がよくわからんので感想も書かずに黙々とね。どうしても妹編で鬱々としちゃった美琴の禊ぎが済んでいないように見えてしまって、テンションがいまいち上げにくいのよね。ただ、今回はようやく美琴が友達と協力体制を敷く準備が整い、総力戦でクライマックスへ向かっているのがよく分かってテンションがあがる。いつの間にか御坂コミュニティも人数が増えたよねぇ。婚后さんはまだしも、湾内さんの泡浮さんがレギュラーキャラとしてスタンスを確立しているのは、1期2話から考えたら想像も出来ない事態である。いや、原作コミックでも2人とも活躍されてますけどね。良かったよね、贅沢なキャスティングが無駄にならずに済んで。

 ぶっちゃけ、シナリオだけを見たら非常にご都合主義な展開が続いているのは間違いない。カエル医者が本当に有能過ぎる上に、あれだけの能力者なのに女子中学生のあれこれに付き合ってあげるくらい暇だっていうのがどうかと思うし、それに輪をかけて初春が有能過ぎて、あいつのパソコンさえあれば世界中で分からないことはないんじゃないかと思えてしまう。おかげで初春以外の面々の活躍がかすんでしまって、固法先輩とか何でそこにいるのかもよく分からないレベル。いや、彼女は基本的にそこまで深い接し方をしてこないキャラなので、「フェブリの子守り」っていうのが一番無難な落としどころなのかもしれないけど。黒子は当然、御坂の信頼を得る第一歩として機能したので面目躍如、佐天さんは……今のところ単なる賑やかし。まぁ、今回は敵キャラが無能力者っていうところで絡みやすそうなので、多分相手が追い詰められたラストギリギリのところで、また何か心打つ演説をやってくれることでしょう。1期だって佐天さんがいてくれたからこその大団円だったわけだしね。いや、バットスイングでなくて、その前に黒子たちを仲直りさせるところね。そういえば、相変わらず大人の事情でなかなか活躍出来ない黄泉川先生が悩ましそうにしてたが、何で今作は鉄装さんがいないんでしょうか。無能だから首になったのかな……。

 敵側が無能力者ってことで、正直言うとあんまり巨悪の印象が無いのは残念なところだが、その分は布束再登場で懐かしさを演出したり、より悪辣なアイテムの面々を出して暗部との差異を出したりして味をつけている。やっぱりアイテムは可愛いな。考えてみりゃ1期のテレスティーナさんだって、そこまででっかい悪役では無かったから、このくらいのごちゃごちゃした感じで丁度良いのかも。これまでのシリーズの蓄積を重ねることによって作品の厚みをアピールすることが出来ているし、雑多に賑やかな学園都市のややこしさもにじみ出ているので、オリジナルエピソードとしては悪くない展開になってると思う。まぁ、結局「テレスティーナさんが出てくれたから後はどうでもいいや」っていう心境なんだけども。あの監獄は一体何だったんでしょうね。変な檻、変な内装。囚人(?)のくせに優雅すぎるだろ。チョコレートは持ち込みOKとかさ。是非ともあの謎空間でのテレスティーナさんの日常生活が見てみたいものです。

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 やっとこの空気に戻ってきてくれたよ、第17話。基本的にシスターズ編のストーリー自体は消化試合みたいなところがあったからね。いや、きちんと新しく超電磁砲スタッフで作ってくれていたので、全く同じ話を2回アニメで観ているはずなのに一切退屈せずに見られたのだけど、流石にいちいち感想書くようなモチベーションにはなっていなかったので、ここから新しいシナリオに入るのはやっぱり嬉しいです。「とある」シリーズで不満があるとすりゃ、それは原作の脚本が一番なわけで……その頸木から解き放たれるアニメオリジナルは素直に楽しみ。1期だって最後のクライマックスはお気に入りだったし(まぁ、スキルアウト編については置いておくとしてな。

 さて、新シナリオ突入と言っても、今回はあくまでシスターズ編の事後処理としての側面が強く、言うなれば前回から引っ張った長いエピローグみたいなもの。問題が解決した御坂が、ちゃんと他の3人と同じ世界に帰ってくるまでの流れを、「勉強会」という1つのイベントでゆっくりと見せてくれている。妹たちについても、「寿命が云々」というショッキングな事実は判明したものの、将来への希望がある、という終わり方になっていたので、救いようが無かった事件の顛末としては上々の片付け方なのではなかろうか。

 そしてやっぱり、「日常への帰還」で一番大事なのって佐天さんなんだよね。今回は年上のはずの御坂を完全に愛でる対象としか見ていないやり手っぷりを存分に発揮し、適度な萌え成分を抽出する大切な役割を果たしていた。佐天さんがいなかったらこのグループって絶対に成立しないだろうからなぁ。しかし、「夏休みも終わりが近いから鍋パーティやろうぜ!」って、どう考えても女子中学生の発想じゃねぇよな。まぁ、実際出来上がったものも中学生らしさは欠片も無かったわけだが。黒子の奇行はいつも通りだからしょうがないとして、「鍋やるから適当に材料持ち寄って作ろう」っていうお誘いって地雷以外のなにものでもないよね。今回は奇跡的に肉・野菜・締めうどんが揃ったわけだが……普通に考えて、春上さんみたいに「私うどん担当しよう」なんて割り切った買い物出来る奴いないだろ。大体メインっぽいので被るか、全員が中心避けて野菜でバッティングするか。最悪、全員麺類に絞って鍋のだし汁の中にうどんやラーメンが踊るだけの麺類パーティになる可能性だってあるわけで。鍋が成立したという事実だけでも、このグループの完成度の高さが示されているのかもしれない。それにしても、どう見ても単なる女子中学生にしか見えない客に高級和牛勧める肉屋ってどうよ。

 その他、日常に戻ってきたということで全般的に平和になった学園都市のイメージが強くプッシュされている。まず、ファンサービスとして嬉しかったのは麦野・フレンダの再登場。おそらくシナリオの要請上、登場する必要は全く無かったと思うのだが、人気キャラということもあり、ああしてちょっとしたギャグ要員として登場願ったのだろう。飛ばし気味のフレンダに、武器を展開しない単なる「お前歳いくつだ」要素だけが際だつむぎのんの愛らしさよ。フレンダは、ノーモーション一撃から人を殺せる麦野によくあれだけ積極的にちょっかい出せるもんだよな。指の一本くらい消し飛んでてもおかしくないと思うのだが。調子に乗ったフレンダのおかげで黒子との諍いも盛り上がり、予想外のサービスシーンも拝むことが出来た。麦野はあんなだぼっとした服ばっかりじゃなくて、もっと体形が分かるセクシーな衣装を着て欲しいものである。ちなみに、麦野はメルトダウナーなんかよりも、「厚底靴で向こうずねを蹴りつける」という今回の必殺技の方がよっぽど痛そうに見える罠。

 もう一人のゲストキャラは、安定の黒子との絡みを見せる婚后さん。彼女も学園都市の中では間違いなく癒し系。本来なら御坂との出会いのエピソードで描かれるはずのエカテリーナちゃんのご飯ネタがここで拾われた。おかげでアニメではあのお話は見られないことが確定してしまったわけだけどね……婚后さんは割と好きなキャラなので、もっとアニメでスポット当ててほしいんだけどなー。大覇星祭まで行けば活躍のチャンスが多いのだけども。気付けば、登場直後は婚后さんと同い年くらいだった中の人も随分大きくなったものである。

 で、そんなこんなでたっぷりと女の子の絡みが楽しめた今回であるが、一応次回以降へのネタフリらしきものもちょこちょこ確認出来る。どうやらキーパーソンはアニメオリジナルってことで春上さんになる……のかな? 次回予告の台詞なんかは意味深だし、本編中でも少しよそよそしい感じが見られた。どこぞのロリコン高校生とバスケでも始める算段をしている可能性が。また、初春が暇つぶしがわりにいじっていた「何故か中学校の新聞部ページにクラッキングを仕掛ける奴がいる」っていうエピソードもなんか気になる部分ではある。まぁ、固法先輩のフォローからすると単に「初春はぽやっとしてるけどネット界隈じゃレベル5どころじゃねぇすげぇ奴なんだぜ」っていうのを見せるためのエピソードだったのかもしれないけど。少なくとも、こうして伏線を張ったということは、多分初春が春上さんのためにスキルを注ぎこんで何か頑張る展開になるんだろう、という気はする。その場合敵キャラはどうなるのかねぇ。「困ったときの木原一族」は……流石に2回目は無いかなぁ。

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 キャットファイト上等、第10話。今週は世紀の腹パンアニメである聖闘士星矢がお休みなので、その分の腹パン成分を、こちらのキックで補うことにする。御坂さんたらご飯食べてなかったせいで戻さずに済んだらしいですよ。流石、メインヒロインは戻したりしないのです(割と色んなヒロインdis)。

 先週に引き続き、御坂VSむぎのんのガチバトル。小賢しい能力も多い学園都市において、こうした大砲どうしのぶつかりあいってのは案外珍しい。残念ながら御坂さんは満身創痍なので防戦一方だが、空気を読んだように麦野も適度な能力解放でお付き合い。メルトダウナーって、最初のうちはごんぶとの奴撃ちまくってたんだから、近接戦闘になったらあのごんぶとだけで勝てそうな気がするんだけどな。何故か今週は細いのをファンネル状の奴から飛ばしてくる戦法が主流。まぁ、麦野さんもごんぶとばっかりだと疲れてしまうのかもしれないけども。そんなんじゃフラッシュマンステージにゃ勝てないぜ。

 戦っているのは麦野なわけだが、陰の主役とも言えるフレンダの活躍も忘れちゃいけない。タマの取り合いでぴりぴりした雰囲気の中、彼女のおまぬけのおかげで御坂さんは助かるし、麦野さんは吠えるし、いいことずくめである。それにしても人形多すぎるよな。テープはったり人形並べたり、割と直前に仕事の依頼が来た割には、フレンダの準備万端っぷりは恐ろしい。多分あの工場内をかけずり回ってセッティングしたはずで、大量の人形を担いで駆け回るフレンダを想像するだけでちょっと笑える。そのくせ御坂を待ち構えてるときは「暇だわー」とか言ってたわけで、実はものすごく働き者なんじゃなかろうか。ま、それでも負けるときは負けるんだけどさ。結局主人公補正なわけよ。

 アホなお仲間のせいで面倒かけられた麦野さんは、今週が一番の見せ場。口汚い台詞を吐きながらビームを乱射するご尊顔は実に活き活きしている。ナイスバディのおみ足から繰り出される蹴り技などもダイナミックで、ホントこのアニメは作画、構成に恵まれているな、と惚れ惚れする次第。このバトルが終わったことで今期アニメ化の4割くらいはお役目を果たしたと言ってしまってもいいかもしれない。そして、なんと言っても麦野の中の人の活躍であろう。もーね、ホントに汚い台詞を吐いてる時の小清水は輝いている。中の人はあんなんなのに、割とお利口な役もきっちり回ってくるのだが、この麦野さんの場合、学園都市第4位という実力に裏付けられた知性を伴った実力を持ちながらも、基本的には下衆なので台詞がイカしているという、実にご褒美な設定。もっともっとこのキャラで活躍して欲しいのだが……もうアイテムの出番って終わりなのよね。

 次回からはずっと当麻のターン。……じゃぁ、もう、いいかな……。あ、でも弱ってる御坂さんを見るのは楽しいかもしれない。


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 単なるガチバトル、第8話。フレンダ戦は1話であっさり終わるのね。まぁ、考えてみりゃそこまでボリュームがあるわけでもなかったんだな。漫画で読んでたときはやたら戦ってたイメージがあったんだけども。

 ついに登場、アイテムの4人衆である。ま、フレンダの活躍が終わってしまうと、後は残ったむぎのんが無双するだけなので「4人勢揃いしたぜ!」っていう達成感があるのは今回と次回くらいなものだと思うけど、ただでさえ姦しい作品にまたやかましい面々が加わってきました。ここから先、御坂サイドになかなか外野が絡むチャンスもないので、是非賑やかしとしても活躍してもらいたいもんです。

 基本的に原作通りなのであまり書くことも無いのだが、やっぱり今回はフレンダのキャラクターを堪能する回だろう。CVは内田真礼、相変わらず真礼キャラのあざとさ、愛らしさは格別。キャラだけ見てるとなんだか凸守みたいな感じになってるが、真礼キャラで一番近いのは部長かな。キンキンと耳障りな(褒め言葉)声でわめく愉快な女の子である。フレンダの口癖である「結局」はそこまで強く押し出されなかったので、「口癖がうつっちゃった」と言うほどの印象が無いのは残念だが、実は原作でもそこまで強力に押し出された特性ではなかった気がする(どうしても絹旗の「超」の方が印象に残るからねぇ)。アニメでの動きは非常にテンポ良く、細腕の女の子どうしのくせにバトルには嫌な重みがのっていた。御坂さんは能力が突出しているだけであって、多分熱心な筋トレとか格闘訓練なんかはしてないと思うのだが、割と白兵戦でも戦えているのが凄いよな。特殊部隊所属のフレンダが能力無しでそれなりに渡り合ってちゃ駄目だと思うんだけどな。まぁ、仕込みナイフ入りの蹴りを迷い無く肘で止めてしまうあたり、御坂さんは筋力や技術でなく、胆力が恐ろしいのかもしれませんが。やっぱこうしてみると、御坂さんチートやなぁ。単なるおれつえーやなぁ。そりゃ調子に乗って単身で計画壊滅に乗り出すのもわからんではない。

 しかし、次回はいよいよ大ボスむぎのんの登場。あまりに無茶過ぎる能力で更なる大迫力バトルになる予感。むぎのんが小清水ってのは良いよなぁ。小清水の無駄に醸し出す大物感は一体何なんだろう。はやくブチギレむぎのんが見たいぜ。口汚い言葉を吐く小清水は最高ですよね(いや、うんことかではなくて)。


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 このあたりが落としどころだろうなぁ、第7話。予定していた通りの「黒子の」物語。原作を大きく弄らないためのアニメ班の采配は、「黒子が全てを考えに考え抜いた上で御坂を見守ることを決意する」までの物語を産みだすことであった。「御坂の窮地に何故回りは手をさしのべないのか」という今後生まれるであろう不和を、事前の策で解決する形だ。見方によっては「これだけでは納得出来ない」という意見も出る部分だろうが、「出来うる限りの補足」としては最大限のものになっているのではなかろうか。

 ほぼオリジナルで展開されたエピソード。次回からはいよいよアイテムが登場ってことで、楽しみにしている視聴者からしたら何とももやもやする、じらしプレイ満載の1話。「余計なことせんでさっさと本編を進めればいいのに」と思ってしまう人もいるかもしれない。しかし、この「黒子達の決意」が無い限り、「超電磁砲」は先には進めない。そのためのエピソードとしては短いくらいだ。それでもめいっぱい、黒子の甲斐甲斐しさは伝わってくるものだったし、そのための道具立ても、本筋に関わりを持たせない範囲で最大限に効果が出るように脚本を作ろうとしている。わざわざこの1話のために脚本を別に用意していたのだから、その力の入れようは伝わってくるだろう。いささか短絡的な部分はあったかもしれないが、分かりやすさを優先する上ではこれ以上やりようがない。

 結局、黒子が選んだのは「黙って見守ること」であった。もちろんそのことは始めから分かっていたことであるが、そこに至るまでの彼女の思考を決定づけたのは、初春・佐天組との活動にある。マネーカードを絡めてジャッジメントに突発的なミッションが発生したわけだが、摩訶不思議な活動を通じて黒子が気付かされたのは、「見ていないようで見ている仲間達」のこと。黒子は御坂のことを思っている。自分だけが御坂のことを思い、悩んでいるように思えている。しかし、実際にはそこに関わる人間の数は、御坂と黒子という閉ざされた「2」ではなく、あくまでもその回りにいる仲間を含めた「4」である。そのことに気付かされたことで、黒子は最後まで御坂を見守ることに決めた。言葉が無くても、自分を見てくれる人はいるのだし、心配してくれる仲間は常に変わらずそこにいる。それならば、御坂だって自分の気持ちに気付いていないはずがないのだし、彼女が最大限に黒子のことを思っているからこそ、苦難を全て背負い込んだ状態で黙っているしかないのである。そこに自分が無理矢理介入してしまったら、御坂は更に悩むことになってしまうだろう。そこまで理解したことで、黒子は辛く苦しい沈黙を選ぶ決心をしたのである。ラストシーン、部屋を出て行く御坂はそんな黒子に心からの「ありがとう」を送り、それに対して黒子が発した一言の「はい」が、彼女の心中を全て物語っていた。

 もちろん、決意はしたものの、そのことに黒子が心の底から納得出来たわけではないだろうし、辛い思いを抱えていくことに変わりはない。それでも、御坂の中に黒子がいるように、黒子の中には初春・佐天がいる。御坂を黒子が見る、その黒子を初春が見る、そして佐天さんは常に日常を提供するために茶化してみせる。相変わらず佐天さんの絶妙な立ち位置に心ほぐされる。ここまでの関係性を表す「4」という数字が今回のキーになっており、マネーカードを諦めて固法先輩が提供してくれた「四つ葉」というアイディアも、4人の関係性を端的に表すツールになっているだろう。なかなか見つからなかった「四つ葉」が、黒子の視野がふっと広がった瞬間に見つかり、そこから一気に数を増やすという状況も、気付けば常に身の回りにある仲間の存在を示唆するものである。あとは、黒子から受け取った「四つ葉の思い」を、御坂が孤独な戦いの中で支えとすることが出来るかどうか。

 次回からいよいよクライマックス突入。既にキャストも発表されて盛り上がっているアイテム戦。あとは待った無しでバトルバトルの怒濤展開です。今期オープニングだと麦野・フレンダ相手に黒子や当麻が絡んで戦ってるシーンがあるんだけど、ありゃまぁ、イメージ映像だろうなぁ。


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 これは転機になりそうだ、第6話。番組が決定してからずっと気になっていたことであるが、どうやら、やはりアニメにはアニメなりの「妹編」が展開されることになりそうだ。もちろん大筋は変わらないのだろうが、そこに大きな要素が1つ食い込んでくることに。それが、御坂を取り巻く「友人達」の存在である。この判断は、1期の大ファンとしては嬉しい限り。無茶な改変を望むわけではないが、やはり「超電磁砲」は女の子が集まって初めて成立する作品である。是非ともこのあとの脚本の舵取りには期待したい。

 原作準拠のトピックスとしては、今回はなんと言っても一方通行との直接対決である。学園都市第1位と第3位のガチバトルということで、その迫力は待った無し。御坂さんがブチギレて身も世もなく暴れ回るシーンというのは非常にレアなので、絶叫しながらの能力大解放は流石のお姉様、という貫禄がある。そして、そんな御坂でもどうしようもない一方通行の圧倒的な強さ。一言で言えばチートでしかないのだが、この悪辣としながらもどこかヒロイズムがにじむキャラクター性は、巨悪としての立ち位置が絶妙だ。ここ最近は杖とロリっ子頼みでフラフラしてる姿しか見ていなかったので、すたすた歩きながら憎まれ口を叩く一通さんを見るとなんだかしみじみしてしまうのである。どう考えてもいけ好かない無能力者に負けるようには見えないのだよなぁ。レールガンをはじき返した時のあっさり風味とか、どう見ても負け確定のイベント戦闘臭がぷんぷんである。

 そして、一方通行が大人しく退場したあとは、傷心の御坂と偶然出会った布束との会話。紅茶のエピソードを含めた彼女の回想も多少オリジナル展開になっていたが、原作では茶化したイメージもあったシーンが、真っ直ぐに「心を持つ」内容に変更されている。本人が言うようにいささか単純過ぎる気はするが、布束の行動原理を規定した出来事としては説得力は充分だろう。そして、そんな彼女の話を聞いたことによって、御坂の方向性も決定する。結局のところ、計画を遂行している人間も大部分は悪気があってやっているわけではないし、布束の言うように、御坂には介入する権利は無いし、介入する意味も無いだろう。しかし、それでも彼女は妹達に「人間」を見てしまった。そして、その遥か以前に、布束も同じような経験を通して妹達を人間だと思ってしまったのである。同じ視界を持つ人間の存在を確認したことで、御坂はもう止まることが出来ない状態になった。

 で、ここから先は原作では御坂がターミネーターのごとき破壊マシーンとなって孤独な破壊工作を続けることになるわけだが、ここで「ちょっと待った」である。御坂の異状を見て、誰1人手を伸ばさない状態というのは、やはり『アニメ版』超電磁砲では違和感のあるシチュエーションだ。ここで、やはり1つのけじめを付けなければならないのは、仲間達との関係性である。そのきっかけを作ったのは、当然、唯一無二の親友である黒子に決まっている。朝帰りしてしまった御坂を見て早速心配する黒子だったが、彼女の切迫した状況を見て、ことの重大さを全て理解してしまった。その上で「御坂は誰にも知られたくないところで戦っているんだ」ということまでくみ取っており、初春や佐天さんからの電話に対しては、何も言われていないのに「大丈夫」「問題無い」と応えることにした。本当は大丈夫だなんて言えるはずもないし、一番助けたい、助けてもらいたいと思っているのは黒子のはずなのに、彼女は御坂の気持ちを最優先で見てしまう。御坂が自分たちを巻き込めないことに、何か理由がある、ということを察してしまう。彼女の心情を思えば、この決断だけでも、非常に心苦しいものであっただろう。

 だからこそ、そんな黒子の行動を見て、御坂も自分の浅慮を恥じた。全て自分のためを思って動いてくれている親友に対して、自分がいかに不義理であったかを悟り、改めて全員の前で「報告」を行うことに。ここでのバランスも非常に難しい。仲間達に申し訳ないという気持ちはある。しかし、だからといって全部を話してしまうわけにもいかない。自分1人の責任だと思っているという理由もあるし、巻き込んでしまったらどれだけの迷惑がかかるか分からないからだ。考えに考えた結果出てきた一言が、今回のサブタイトルにもなった「見えているから」という台詞である。

 「見えている」というのは非常に重要なタームである。かつて、同じような窮地で彼女たちの友情に不和が生じたことがあった。アニメ1期の23話。このときのサブタイトルは、佐天さんが言った「いま、あなたの目には何が見えていますか?」である。あの一言、そしてあの1話こそが、アニメ超電磁砲の持つテーマ性の全てだったと思っている。その時の佐天さんの行為を思い出し、御坂は改めて、「見えている」ことを精一杯伝えた。そして黒子が、佐天さんが、そのことを何らかの形で受け取った。このあと、結局御坂は孤独な戦いに臨むことになるのかもしれない。どうしようもない絶望に沈むかもしれない。それでも、仲間達が「見えていれば」、きっと彼女は助かると思えるのだ。

 次週、サブタイトルは黒子の台詞になっている。原作ではここからはもう御坂単独のエピソードになっていくはずだが、アニメでは黒子、初春、佐天さん、(そして春上さん)がどのように力になっていくのか。是非とも1期のような素晴らしい作品になることを期待したい。

 それにしても……夜中に一人でネット麻雀て、佐天さんたら駄目人間……。



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 始まってしまった、第5話。やっぱりこの落差だなぁ。Aパートのぽわっとした御坂妹の空気と、Bパートの容赦無い蹂躙劇のギャップ。最初にこの設定を見たときには「どないやねん」と思ったものだが、慣れてしまうとこれはこれで面白い設定にしたもんだと思えるようになっている。

 考えてみればとても不思議な話で、一方通行の悪行については、既に数年前に「禁書目録」の方で描かれたエピソードである。あのときは当麻が中心となって「魔術側」から観た物語として描かれており、今回は御坂を中心とした「科学側」からの視点という違いこそあれ、描くべきテーマ性には差異はなく、求められるものは一方通行の悪辣さと、最終的には当麻のそげぶで片がつくという勧善懲悪の物語。視点が変わったとしても、「一度やった」お話をやらなきゃいけないというのはとても珍しい状況だと思う。人気作品の「2期目」ということもあり、「ハンター×ハンター」なんかのようにたまに見かける「完全作り直しの2作目」というのとも違う。これを面白く作り上げるってのは、結構な難行なのではなかろうか。制作陣もそのあたりの「完全にネタが上がってる感」は分かっているわけで、今回はそんなドラマの幕開けとなるエピソードを、思い切り大上段に構えたバリバリの演出でもって強引に持ち上げるという作戦に出た。なるほど、確かに見たことがある気がするシーンではあるのだが、ここまで「盛り上げるよ!」と言われてしまうと、「よし、頑張れ」としか言いようが無いのである。

 何が何でも盛り上げるために、使えるものは全力投入されている。特に、エグさの関係からどのような描写になるかと危ぶんでいた御坂妹の蹂躙シーンだが、ほぼカットされることなく描かれていた。ちぎれた足、すがりつく缶バッジ、そして容赦無く御坂の眼前で亡き者にされてしまう妹の姿。ここまでやられてしまえば、嫌でも御坂の胸中を想像して苦しくなってくる。というか、ここまでやらないと、御坂のスイッチが入れられないようになっているのがこの作品の歪んだところであるのだ。そもそものシナリオラインをフラットな目線で見ると、御坂があの場面に至るまで、冷静に活動していたことの方が尋常ではない。目の前に「いないと信じていた」自分のクローンが現れ、ちょっと歪んだ状態ながらも、それ故に自明である「自我」を有しており、自分のことをオリジナルだと呼んでくる。普通の人間ならば、この時点でおかしくなるだろう。「製造元を叩く」とかそういう以前に、クローンなんかとまともに会話出来る状態にならないはずだ。しかし、学園都市のぶっ壊れた常識基準に毒されてしまったのか、御坂はその時点ではまだ冷静さを保っている。この時点で、既に御坂の胸中は視聴者の想像の外にある。しかし、そこから再び「理解可能な」精神状態、つまりはブチ切れてしまった状態に引き戻すために、わざわざ蹂躙シーンを見せつける。この1話を使ってようやく、御坂はヒロインとして、更に具体的に言うなら「悲劇のヒロイン」として成立することが出来た。あのエンディングの演出は、そうした「スタート地点」への到達を表す一つの節目といえるだろう。

 ここから先は、基本的にギャグのパートが影を潜め、御坂は信念を賭けた戦いに挑むことになるわけだ。ますます重たくなるが、ジリジリと暗いこの雰囲気も、「超電磁砲」の1つの見せ場。どういった展開を見せてくれるだろうか。


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