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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「アニメも気になるし、せっかくだからラジオも聞いてみるンゴ」→「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ぱるにゃすぅ〜〜〜!」第3話。うん、知ってた、照井君のラジオはこうなるに決まってたな! そんな何も無いラジオとは裏腹に、静かに静かにことが進んでいくアニメ本編。今回も新しい敵キャラが出現するなどということはなく。むしろ、前回ラストに展開したお風呂話がちゃんと後を引いてたのが意外なくらい。しかも、ランタの思いつきの覗き特攻により、女性チームとの間に思った以上の軋轢が生じるという、現代アニメでは考えられないくらいに重大な影響をもたらした。そらそうだよな、覗かれた側の女性が「ぷんぷんっ」くらいで終わらせてくれる典型的アニメ処理の方が倫理的にはおかしいわけで、普通に考えたら覗きを決行した極悪人なんざ、末代までのぞき魔の烙印を押されて語り継がれるわな。今回は覗き被害者にシホルさんという内気な女の子がいたことも被害を重篤なものにしており、まさかの「風呂覗いたお咎めでまるまる一話口聞いてもらえない展開」である。うーむ、新鮮だ。ランタさんの「俺たちも壁も若かった」理論は斬新だったからもしかしたら論破出来るかもしれないとも思ったのだが……。出来るわけなかったな。 しかし、そんな風呂問題以上に今回の展開に大きな影響を与えたのは、うっかりハルヒロさんが気付いてしまった「女性陣がもしかしたら宿屋でノーパンなんじゃねぇか疑惑」である。その真偽は定かではない。しかし、気付いてしまった時点で、もうそこはドリームの領域。はいているともいないとも分からない、シュレディンガーのパンツである。もう、そこから先の映像は、女性陣の腰回りばっかりが気になってしょうがないですよね。っつうか、スタッフも分かっててそういう映像にしてるよね。寝床に転がる二人の映像とか、犯罪の臭いがするよね。シホルさんの腰回りは良い具合に肉が付いててすごくそそるよね。ユメさんもユメさんで、無防備さが背徳感を増すよね。っつうかさ、別にあの丈の衣服だったら、パンツ履いてようが履いてまいが、そのまんまでめっちゃエロいと思うのは僕だけでしょうか。もう、RPG要素はそっちのけで、「パンツも買えない貧乏暮らしの年頃の男女が一つ屋根の下であれやこれやアニメ」としてずっとやっていってもいいと思うんだ。 ま、そんな要望はさておき、ゴブリンが相手という状況こそ変わらないものの、とりあえず前回は全員で「童貞卒業」を経験したところまで。そこからは、どれだけ事務的に、どれだけ効率的に「稼ぎ」を出せるかの勝負ということに。幸いにも、村の近くには初心者パーティにもってこいの狩り場があったらしく、ちょいハード目のチュートリアルをクリアした冒険者はそこで当座の資金を蓄えられる。実際の映像としてはあまり描かれなかったのが残念だが、こうして「攻略法のとっかかりを見つける」→「そこから拡大再生産で安定したシステムが回り始める」っていう段階はRPGでも他のゲームでも一番楽しい頃合いだ。実際、「マッパーがマップを広げながら、少しずつ有益なポイントを見つけ出す」っていう展開は色々と想像が膨らんで楽しいのである。まぁ、相手モンスターが全部ゴブリンってのはゲームとしてのバリエーションには欠けるが……でも、相手が「1体の寝てるゴブリン」から「1体の動いてるゴブリン」になり、「ゴブリンパーティ」を退治できるようになったら大したものだ。確か前回のゴブリン退治程度でも一応生活費の足しにはなっていたはずなので、今回のことでまた少し生活水準が上がり、冒険も楽しくなってくるのではなかろうか。まだまだ殺生のわだかまりがなくなったわけではなかろうが、なんとか人間らしい生活に辿り付いてほしいものである。 そして、先週の放送から気になっていた「挿入歌が義務なんじゃ問題」であるが、どうやら、それは確定路線のようだ。今週はそこまで前面に押し出されていたわけではないが、やっぱり途中の街中のシーンで新しい挿入歌が入っていたし、CMでは、既にこの作品のキャストとアーティストが参加するイベントまでぶちあげているらしく、音楽関係は売り込んでいく方針なのだろう。お金を出してくれる人たちがそういう決定をしたならしかたない。ただ、やっぱり余計な縛りだとしか思えないんだけどね。今作は画に充分説得力があるし、素朴な味を出す芝居の面でも色々と面白いものがある。音響面だって今作の空気に合わせた演出が出来ているのだから、これ以上、挿入歌で情報量を増やすのは得策ではないと思うのだが。監督はそのあたりをどう感じながら作ってるんだろうなぁ。 ところで、今回ユメが「おまわりさん」という言葉を使ってたんだけど、あれは記憶に残っててもいいんでしょうかね。単なる「巡回兵」の意味になるのか、それとも、言った後に消えたのかな。 PR イイネ! 第15話。何がいいって? そりゃぁ、あみっけのポジションに決まってるじゃないか。 あ、ごめんなさい、それが言いたかっただけなんです。でも、個人的にはあのシーンだけでも目の覚める思いだったのでとてもとても満足なのさ。本作は2期1話目からいきなりあみっけがガンガン後ろから突かれて喘ぐっていうだけでも割と満足度高かったのだが、「そうかそうか、この王国のうさ耳奴隷は小清水声なのか。良い奴隷だ」というだけで満足してしまっては駄目だった。なんと、あの喧嘩っ早いアホ王子を陰で操っていたのは、実はあのうさ耳だったのです。わぁい、素敵。ケモ耳で知謀を巡らせる小清水声のキャラというと、どこぞの賢狼を思い出しますよね。もしくはどこぞのデカ乳魔王。そうだよなー、やっぱりあみっけがわざわざキャスティングされて単なる喘ぎ役で終わるわけがないかー。部下がオークで、ご褒美がおみ足ぺろぺろっていうのもレベル高くていいよなー。考えてみりゃ、うんこうんこ言ってはしゃいでたアホな小娘だったあみっけももう三十路なんだよなー。大きくなったナー、立派になったナー。おじさん感無量だわー。なんかもう、その部分だけで私の全てが満たされてしまったので、まぁ、他のところはあんまり覚えてないや。 一応、記事あげついでに他のところについても触れておくと、「ドラゴン退治」というミッションはシンプルに盛り上がりそうで良いのではないでしょうか。これまでどうしても「自衛隊という立場が云々」の話とか面倒な政治の話しかしてなかったせいで、どれだけ自衛隊が俺ツエーしても、栗林さんがおっぱいブルブルさせながら敵兵を制圧しても、(おっぱいの満足感はさておくとして)「結局現代兵器が強いってだけやんなー」という印象しかなく、あんまりヒロイズムを感じなかったので、巨大なドラゴンという、「自衛隊じゃないとどうにもなりそうもない」敵を討伐するのは良いミッションだと思うのですよ。「自衛隊VS魔竜」なんて、シチュエーションを考えるだけでも男の子なら盛り上がりそうな設定だし。 ただ、そんな戦場へ向かうのが自衛隊の部隊じゃなくて、「伊丹とそのハーレム軍団」なのはどうかと思うけどね。大部隊を動かしても勝てるかどうか、っていってたくせに、いざ出陣する時は小数部隊ってのはどうなのよ。テュカを巡るあれこれがあったという事情は分かるけど、流石に無茶過ぎやしないかね。これでもしこのメンバーで勝っちゃったら、自衛隊云々とかどうでも良かったってことになるし。多分単に「ロゥリィさん強いですわね」になっちゃうし。あと、個人的には伊丹がテュカをあの状態でキープしてるのは違和感がある。そりゃ問題意識を抱えながらなのだろうが、傍から見れば完全にアウトだし、あのままでお為ごかしをしてすまされる状況じゃないと思うのだが。現地に専門医はいないかもしれないが、それなら大人しく日本に搬送して専門の施術を受けた方がいいのでは。伊丹がやってることは残酷な裏切りに見えるので、あんまりいい対処だとは思わないんだよなぁ。同じ車内に黒エルフの子まで乗っちゃったら、ますますテュカの「独り」っていう要素がクローズアップされて彼女のメンタルがずたぼろになりそうだし。それとも、エルフってのはああいう局面になると強固な精神防壁を張って自我が崩壊しないようにする自動プログラムでも持ち合わせてるんですかね。どこでテュカがぶっ壊れるのか、それがとにかく心配。 あとはあみっけが本気で仕事してくれるかどうかやね。出来ればこれ以上ピニャ殿下に辛い仕事はさせないで欲しいんだが……あの子もアホでギャーギャー喚いてる方が可愛いんだから(中の人的に)。まぁ、全体的に、中の人楽しみで見てますよ。どのアニメでも。 ゴブリン怖い、第2話。ゴブリンってあれだろ、3マナで3体出る奴だろ? 毎ターン出てきてアタックして死んでいくあれだろ? カード名に「餌」とかもろに書かれてるあれだろ? 生き物としての尊厳すら危うい存在だと思ってたのに……。 もう、Aパートの救いの無さがね。あそこまで執拗に抵抗するゴブリン。前回のエピソードで「ゴブリン複数体には勝てない」ということに気付いた主人公パーティは、徹底して監視を繰り返してなんとか単独行動するゴブリンを発見、討伐を目指すも、そのゴブリンの持つ「尊厳」がはっきりと見えてしまって。まず、襲われた時に何してたかっていうと、水汲んでた。しかも、ちょっと楽しげな表情で、なんなら鼻歌交じりに。あれだけを見たら、もう立派な知的生命体なんだよ。どこの世界でもそうだけど、実はゴブリンってけっこう知能はあるんだよ。作品によって、犬っころレベルからいっぱしの人間レベルまで多々あって、Magicならアラーラのゴブリンは割とアホっぽいし、ラヴニカとかメルカディアみたいな商業世界だと立派な「天才ゴブリン」だって存在する。この世界のゴブリンは、前回3人で車座になっていた連中を見る限り、少なくとも個々のゴブリンがしっかりと人格を持ち、おしゃれも出来るし共同生活も出来ることが描かれていた。言ってしまえば、エルフとか、ドワーフとか、そういうものと大して変わらないのだ(作品によってはゴブリンとドワーフが宿敵同士の場合も少なくないしな)。それを、いくら初心者とはいえ、人間6人で取り囲んで襲撃とは。ゴブリンなにも悪くないのに。生きていく為にはしょうがないんだってさ。これって流石に「肉を食うために牛を殺す」とはちょっと違う次元の話だよなぁ……実際、「殺し」に加担した男どもは皆、自分がイメージした「ゴブリン退治」とのギャップに打ち震えている。実際に「生き物を殺した」感触、相手の生きようとする抵抗意志の感触、そうしたものが、実際に体験した「命の取り合い」以上の重さでのしかかってくる。 かてて加えて、ゴブリン強いんだわ。大した能力も無いかと思ってたのに、ゴブリンの皮膚って固いのね。刃物がなかなか通らない。レベルが上がればもう少し楽に戦えるようになるのかなぁ。レベルってなんだろ、腕力なのか、テクニックなのか。魔法使いの魔法があたっても軽くこづかれた程度の衝撃だったみたいだし、単純にレベルがあがると殺傷力も増していくのかな。それとも、慣れてきて遠慮なくゴブリンに「殺す気」をあてられるようになるのか。どっちにしても、さっさとこの初心者モードを抜け出さないことには精神的にやられてしまいそう。僕ら視聴者は、このままじゃろくにRPGもプレイ出来なくなりそう。あんな憎らしいゴブリンでも殺しにくいのに、愛らしい目をしたスライムとかどうやって倒したら良いんでしょうね。 さておき、Aパートはそうした「やるせなさ」みたいなもの、「どうしようもなさ」みたいなものが1話目に引き続きたっぷり味わえたわけだが、一転してBパートはなんだこれ。なんだその延々流れる挿入歌は。うーむ、「謎の挿入歌」っていうと、最近では「実は私は」の悪夢が蘇るのだが……このアニメも、ひょっとして1話に1回挿入歌の義務とかが課せられているのではあるまいな。今回のは一応叙情的なシーンだったからギリギリセーフとしても、毎回ノルマとして入れるとかアニメの演出意図も何もあったもんじゃないから勘弁してくれよ。今回のだって、別に歌いらないんだ。無音でもいいし、別に台詞を入れて悪いシーンじゃない。まだ完全に馴染みきっていないこの段階で、挿入歌のバックで流して処理するのはあまり良い判断とは言えないシーンがポロポロあったと思うのだが。別に歌が悪いと言いたいのではなく、演出意図としてそこは不必要だろうと思うのである。次回まで様子見だけども……大丈夫かなぁ。 歌のバックでながされてしまったために、今回一番気になったランタの心情が今ひとつ分からずじまいだったのが残念。彼はちゃんと「ロストバージン」のショックから立ち直れたんですかね。そこは割り切っちゃっていいところなのかどうかも微妙なところだが……切り替えるなら切り替えるで、ちゃんとそういうシーンをはっきり見せた方が良かったと思うよ。他の面々もそうだけど。あと、一番気になったのは戦士の子(モグゾー)が作ってた飛行機模型。飛行機の記憶は残っててもいいんだ。記憶消去のトリガーがいまいち分からん。ランタが「パッション」とか英語使うのもセーフだし、言語体系も統一されていない(まぁ、「ギルド」とか「パーティ」とか「コパー」とか、英語がたくさんあるのだからそのあたりの制限は無いのだろうが)。この世界のルールは未だ謎が多いが、そのあたりは多分このシリーズでは一切解明はされないだろうな。 とりあえず、「やるならせめて風呂場の中身ちょっとくらい見せてよ」。ランタは実際蹴り飛ばされて出てきてるわけで、見るものは見てるんだよな。羨ましいったら……。 以上だ! アイドルとは何であるのか、第16話。これだけイロモノキャラをかき集めておいて、今更バラエティ路線を捨てるとかどう考えても愚策にしか見えないんだけど……。金曜夜に「デレマス」→「クラクラ」って続けて視聴すると「有能な経営とは何なのか」って考えて真顔になります。 2期に入り、いつもの面子を中心にそこからさらに多方面に拡散を続けているデレマス。ゲームを知らない人間からすると「多すぎィ!」っていう感想が当然優先されるわけだが、ゲームやってる正しいファン層には嬉しい方向性なんだろうな。今回メインを張ったウサミンも多分人気キャラなんだろうし。ちなみにCVは三宅麻理恵だ。この人の安定感はもっと注目されてもいいよね。とりあえず、うさ耳とネコ耳という謎の耳キャラ邂逅から幕を開けるアイドルのアイデンティティ確立物語なわけだが、「キャラを守ることの是非」という、触れちゃならねぇブラックボックスに進んで足を突っ込んでいくスタイルはなかなか刺激的。キャラ作り云々なんてのは芸能人をやっていれば大なり小なり付きまとうもので、今回はたまたまウサミン、みくにゃんの2人が代表みたいになっていたが、訳知り顔でみくにゃんを見守っていたダリーナだって大概なもんである。346プロ全体を見たら本当に自然体で営業してるヤツなんていないんじゃなかろうか。 しかし、やっぱりファンからしたらアイドルってのはどこまで行っても「アイドル(偶像)」なわけで、望まれるキャラを維持してくれる方が嬉しいのは間違いない。「気取らない自然なあなたを見せて!」なんて言ってるファンもいるだろうが、マジで自宅でくつろいでる姿を見せ続けられても、そこに商業的価値は無くなってしまうわけで。アイドルの皆さんには、是非とも「理想像」を維持し続けてほしいと思いますね。いち声優ファンとして。腹ぺこキャラ(輿水幸子の中の人)とか変態百合キャラ(十時愛梨の中の人)とか人たらし爆発キャラ(新田美波の中の人)とか。さて、どこまでが真性かな? さておき、そんな「キャラを守る」というテーマ性は、実は新常務の掲げる「アイドルの超常性」という方向性と完全に目的を異にしているというわけではない。どちらも手の届かないもの、日常から乖離したものであることにはかわりないわけで、常務の方はそれに神々しさを付与しようとしているため、つけ耳アイドルや謎の方言漫才アイドルは不要だと言っているだけだ。そして、そのように考えるならば、「既存のアイドルに方向転換を迫る」というのは恐ろしく非効率的な手段である。ウサミンをはじめとして、これまで散々イメージを固めるために活動してきたアイドルからその両手両足をもぎ取り、全員を画一化した方向性にまとめ上げるなど愚の骨頂。もし本気でやるならまとめてイロモノキャラを全部解雇し、今から街で新しいアイドル候補をひっ捕まえて育成した方がよっぽど早いだろう。つまり、常務の動きは元々「成功するはずのないこと」をやらかそうとしているだけなのだ。どう考えてもチーム武内Pの方が正しいという、非常に分かりやすい善悪の構図、もしくは正邪の構図といえる。まー、このテーマ設定なら、色んなイロモノアイドルを「個性」として紹介してお話を盛り上げることが出来るのでね。分かりやすいことは正義である。ただ、その分こんなアホなことを考えている常務に唯々諾々と従う会社経営陣のアホさ加減も際だってしまい、その部分には多少もやもやするのだけども。大人はアホな方が、その下で頑張ってる若者達の努力が光る、ってことですかね。 ところで、「ウサミン星から来たウサミン」の隣に、どう考えてももっとウサギな幼女(久野ちゃんボイス)がいたんですけど、それはいいんですかね? キャラを立てるのはいいとして、ほぼ同部門内でよりによってキャラかぶりするのはちょっと……。 あと、今回ウサミンのイベントの舞台スタッフにSHIROBAKOの本田さんがいたよね。ほんのちょいの出番だけで一発で分かる強烈な個性である。 ロリっ子の愛らしさが恐ろしい第17話。そりゃま、作画は毎度バッチリだし、デザインもすごく綺麗なんだからどんなキャラでもそれなりに引き立つのだが……本気のロリっ子はヤバい。思い返せばロリ椿とかショタ公生とか、どこもかしこも破壊力はあったよな。 メインシナリオに食い込むような、そうでもないようなジリジリした展開。全体的なシリーズ構成を考えれば一応扱いとしては「サブ」カテゴリになるのだろうか。凪ちゃんを中心とした、別な中学校での学祭までの流れを描く。おかげで今回のメインヒロインは文句無しで金髪ツインテロリっ子の凪ちゃんである。ロリっ子と言っても中学一年生なんだから本人はそこそこ大人のつもりなのだろうが、立ち居振る舞いがいちいち子供らしいし、デザインもどっからどう見ても小学生だ。まぁ、学内で陰口叩かれてるシーンでも「ロリコンに好かれそう」みたいなこと言われてたから、この世界の中でもロリっ子で通っているのは間違いないんだけどな。 で、そんな凪ちゃんだが、元々は「お兄ちゃん大好き」が高じてそのライバルである公生を滅するために潜入したスパイのはずだったが、いつの間にやら公生のことも割と気になる存在になっており、反発しながらも、瀬戸先生と阿吽の呼吸でもって落ち込んだ公生のサポートに回ったりしている。本人は今でも「有馬は憎き敵であり、自分はアイツを困らせるために潜入しているのだ」っていう気持ちは崩してないんだろうけど、何しろ幼女なものだから(?)割と簡単に籠絡され、今ではすっかり仲の良い師弟コンビになっているのであった。素直にお話している時の凪ちゃんは本当に可愛くて、ちゃんと公生を気遣ってくれているのが分かるし、公生への気持ちもじわっとにじみ出て実に幼気である。ただでさえ目の大きなデザインの今作の中でも一際くりくりと目が大きく、それが表情豊かに動くところが実に愛らしい。かやのんボイスもどストライクではまっており、途中参加のくせに充分既存のヒロイン勢を打ち破るだけのパワーがあるのではなかろうか。まぁ、本人は打ち破るつもりはないんだろうけども。そもそもそういう見方する作品ですらないけど。 そんな凪ちゃんのスランプは、一言で言ってしまえば「音楽辛いよ〜」ということである。武士の妹でもあるので、元々才能はあったのだろう。これまでの人生ではその有り余る才能を活かして自由に生き、演奏を楽しんで来たのだと思う。しかし、中学にあがり、そろそろ世間が見えてくる歳になる。同じ学年には三池君という大きなライバルもいるし、回りからの期待、風当たりはどちらも強くなっている。この状況に放り出されて、初めてプレッシャーを感じて挫けそうになるのは、この歳の女の子ならば当然のことである。間の悪いことに先生を務める公生は上の空だし、精一杯頑張ってみても、不安は募るばかり。ちょっとくらい瀬戸先生に駄々をこねてもバチは当たるまい。瀬戸先生も、そんな凪ちゃんの様子を一瞬だけ公生の過去と重ね合わせ、「今度は失敗すまい」ってんで冷静かつ的確な対処で彼女のメンタルを救っている。偶然とはいえ、良い師匠をもったもんである。幼女を使って足首を固める時だって、ちゃんとペダルを踏む右足ははずすようにいってるしね! 折良く、公生は自分の目的のために学祭の演奏に加わることを提案。凪ちゃんはこの申し出を快く受け、師匠と2人での大舞台に挑戦だ。目指しているものは多少違ってこそいるが、2人が「舞台で成功したい」という気持ちは同じ。公生は宮園に向かって、凪はそんな公生を含む回りの全てに向かって、自分の成長を見せつけてやるのが目的なのだ。その結果は、おそらく2人の願った通りになったのだろう。公生、ちゃんと舞台上でも結果を出せるようになってきたなぁ。 そして、そんな公生のやる気を起こさせたのは、当然メインヒロイン宮園かをりちゃんの現状である。前回「心中しよう」という衝撃の発言が口をついた宮園。冗談めかしてはいるが、これは彼女が初めて周囲の人間に漏らした弱音である。よりにもよって過去の記憶が重なってしまう公生にそんなことを言ってしまったことは宮園本人も後悔していたようだが、それが押しとどめられないくらいに、彼女の状態は良くないものなのであろう。結局、その言葉を受け止めきれずに公生は塞ぎこんでしまう。回りの人間も、あの日宮園が病室で取り乱した場面を見ているのでただならぬ状態であることは察しているため、なかなか気軽に彼女の話題にも触れにくい。それでもなんとか公生を誘って見舞いに行こうとするが、公生にとってそれは重荷である。結局椿からの申し出は受け入れることが出来なかった。しかし、公生にはもう1人の大切な友達がいるのである。渡によって再び持ち出された見舞いの話。同様に拒否しようとした公生に、渡は普段とは違った激しい口調で叱責する。公生が「逃げている」ことを、彼は知っているのである。珍しく言葉を荒げた渡の様子に、公生は自分が駄目なことをやっているということを強く認識させられる。それでもなお、どうしようもない現状。渡は、「お前じゃなくちゃ駄目なんだ」という最後の一押しで公生を勇気づける。もう、何もかも分かってるんだよね。やっぱり渡はいい男である。 みんなに助けられ、改めて宮園と対峙する公生。そしてそこで、公生はようやく宮園と心を通わせる。2人の意志が確認できたことで、なんとか目標を定めることが出来た。「弦の握れないバイオリニスト」に絶望する宮園に対し、公生は「彼女の救ってくれた、彼女の育ててくれた演奏家」の姿を見せることで返答する。今の彼女に力を与えるには、公生が2人分演奏するしかないのである。それが意味を持つかどうかは分からない。それでも、今自分にやれる最大限のことは、音楽で宮園に応えること。公生の頑張りが、宮園の明日に繋がれば良いのだが。 そういえば、もう1人のヒロインである椿も、彼女なりに頑張っている。あれだけの展開をしておいて公生との関係性が結局変わってないのはどうかと思うが……結局これが彼女の精一杯なんだろうなぁ。しょうがないので、柏木さんもしばらくは優しく見守ってほしいですね。 そういや自転車の二人乗りはアニメでもアカンみたいな風潮はどうしたんだろう、第16話。一昔前にそれで映像が自粛されてたアニメがあったはずだが……今作ではそのへん問題ないんですかね。野崎くんも安心の世界だ。 やはり椿のお話は前回で一段落したらしい。次のステップは、公生の回りを囲む2人のヒロインによって回される。1人目は、前回嵐のようにやってきた謎の幼女、凪ちゃん。なかなかしたたかな性格の腹黒幼女(まぁ、中学生らしいけど)であり、公生に対して人一倍の敵愾心と不可思議な負い目を背負っていた。瀬戸さんのところに転がり込み、内部から公生の実情をリサーチ、あわよくばダメージを与えていこうと企んでいたようだが、公生自体が割と図太くてタフな性格であったこと、そして幼女の企みなど大人にはバレバレだったことなどから、単なる子供のワガママとして割と余裕でスルーされてしまった。空回り幼女もなかなか可愛い。「大切なものを取られてしまった」というのが公生への対抗心の理由だったことが判明した凪ちゃん。なんとその正体はあの相座武士の妹であった。あれ、前回違う名字名乗ってたような。こんなところで、咄嗟に素性がばれないように偽名を名乗ったのだとしたら、なるほどしたたかである。流石にこの狭い業界で、「相座」を名乗ったらバレバレだと思ったのだろうか。そして、武士といえば業界的には「有馬公生のライバル」の1人という認識であり、その妹が有馬と同門の師匠のところに転がり込むというのも体裁が悪い。そうした諸々をまるごと飲み込んだ上で、彼女は決死の覚悟で「打倒有馬」を掲げて乗り込んできたに違いない。健気である。 しかし、単に「大事なお兄ちゃんを取られちゃったから」という理由だけで乗り込んできたものの、敵はやはり強大であった。業界の噂ではあの「ヒューマンメトロノーム」有馬公生は既に壊れてしまっているという話だし、兄もそろそろその呪縛から解き放たれる頃かもしれないという噂だったので、きっと大したもんじゃなかろうと思って乗り込んできたのだろう。凪ちゃんは学校ではあのバイオリンの三池君と並び立つ実力者であり、自分の腕前ならばしばらく現場を離れていた「過去の英雄」など問題にならないと思って来たのだろう。しかし、公生は既に出来上がっているのである。しかも指導者モードになると(これも血が騒ぐのか……)途端にスパルタになり、口調も普段の穏やかな公生とは打って変わって、幼女であろうとも手加減無しのコーチング。ひどい。生半可な気持ちで練習してる幼女だったら泣いて逃げ出すレベル。そして、実際泣いて逃げ出した。公生さん、あんた自分の母親との接し方から成長したんじゃなかったのか……。でもまぁ、トレーニングに情けは無用だからなぁ。なかなか出力の調整が利かず、フルスロットルで回しすぎた公生もちょっと反省したようであった。 結局、夕ぐれの境内で二人は腹を割って話すことになり、公生は凪ちゃんの生い立ち、目標について、ちょっとだけ知るコトになる(肝心な部分は全部伏せられてたけど)。お互いのことを理解しながらの会話だったので公生の方も本音をポロリ。互いに多少弱い部分も見せあったことで、凪ちゃんの方からの歩み寄りもあったようだ。「大切なものを手に入れられない同士」ということで、凪ちゃんからみたら公生は「似たもの同士」。まぁ、公生の場合には単なる緩やかな三角関係であり、凪ちゃんの「近親者」とは決定的に違うけどね。ただ、凪ちゃんの場合は幼い子供が立派な兄に憧れる感情であり、別にリアルラブとは違うと思うけど。もう少し大きくなったら「お兄ちゃんなんて嫌い」って言い始める時期も……無いかもしれないけども。演奏家としての一枚看板である相座武士は、流石に目標としてはでかいよなぁ。 さて、そんな中学生少女を相手にしているパートは賑々しくて良いのだが、問題はもう1人、メインヒロインの宮園かをりさんである。どうも、想像以上に症状が思わしくないようである。今回は一時的に病院を抜け出して遊ぶ時間もあったが、所々で体力の限界を感じさせたし、何よりも「時間がない」という切迫感がいちいち彼女を蝕んでいく様子が辛い。最初は、そんなに無理して遊ばなくても、と思って見ていたのだが、自転車の上での涙を見る限り、ひょっとしたらあまり彼女に残された時間は長くないのかもしれない。公生は、病床に伏した宮園を見ながら自分の母親の影を重ねてしまう。「似たもの同士」でないことを祈ってはみるが、彼女の様子はあまり良い予想を立てさせてくれない。そして最後の一言、「一緒に心中する?」という衝撃の発言。彼女の胸中では、今後の人生はどのように描かれているのだろうか。 今回特に顕著だった疑問点として、結局、宮園は公生のことをどのように扱っているのだろう、という点が上げられる。相変わらず彼女は「渡の彼女」というスタンスは崩しておらず、病院を出て待ち構えていたのは渡だと言うし、公生もそれを信じているからこそ「あり得ない相手」だと認識している。しかし、彼女の様子を見ていると、やはり音楽で繋がった公生のことを特別大切にしている。待ち伏せしていた相手も、本当に渡だったのかどうか。一緒に学校に行きたかった相手は誰だったのか。なかなか胸の内を見せてくれないせいで、そのあたりの感情の実体が探りにくい。一応、「練習しろ!」と激昂する様子を見ていると「演奏家としての有馬公生」に特に目をかけており、自分に残された時間が少ないという負い目からことさらに彼を煽っているのは間違いないと思うのだが、それ以上の感情がなければ、あそこまでの行動には出ないだろう。普段から気丈な宮園かをりが、ついにたくさんの友達の前で取り乱してしまうシーンは非常にショッキングだ。公生はもちろんだが、渡は、椿は、柏木さんは、彼女の涙をどのように受け取ったのだろうか。もう隠し立て出来ないレベルになっていると思うのだが……。 斎藤先輩が優しすぎて今回もちょっと危なかった第15話。イケメンでスポーツ出来て、なおかつ気遣いも出来るなんてどんだけハイスペックやねん。椿には勿体ないくらいだったな。 というわけで、前回ボロボロ泣かされた椿エピソードの終焉……なのかな。結局Aパートで終わったような、終わってないような。あの感じじゃぁ、椿は、まだ自分の足で前に進めてないんだよなぁ。公生がクソ鈍いってのも問題ではあるのだが、あそこまでお膳立てが整っても行動を起こせない椿側の方が病巣は根深い。今回、椿は先輩の優しさを突きつけられ、更に公生にも思い切り許容されることで、ようやく「自分の弱さ」を実感することになった。自分の本心を見ないようにしていた弱さ、色々なことを理由にして決断を先延ばしにしていた弱さ、そして先輩の優しさに甘えてしまう弱さ。そうした様々なこれまでの負債が、ついには抑えきれないところまで膨れあがって一気にのしかかってきた。 公生が遠くへ行ってしまうという事態の急転も原因の1つではあるのだが、自分で蒔いた種、先輩との関係性も大きな要因になっただろう。斎藤先輩は本当に優しい人だったので、椿の本心を理解し、椿の弱さ、狡さも全て知りながら、彼女が傷つかないよう、最善の方法で別れを切り出してくれた。そのことは、椿は本当に感謝すべきことだし、どれだけ「ごめんなさい」と言っても足りないくらいにありがたいことだった。しかし、先輩がそんな優しさを見せるために言った言葉の1つ1つが、彼女の心に刺さってしまう。「俺たちはお互いに違う人間を好きになった方が良い」。がさつな者同士、と先輩は言っていたが、先輩がもし好きになるなら、それは「ポテチを箸で食べるような」人のようだ。持って生まれたものが全然違っても、違うからこそ互いに求め合えるものがある。となると、椿が求めるものはなんだろう。大嫌いと言い続けて、自分を突き放してどんどん遠くへ行ってしまう音楽の僕。何を言っても笑ってそこに立っていて、「いてもいなくても同じ」ような存在感の奴。そういう人間が本当に必要なものだったと、最後の最後で先輩にまで教えられてしまったのである。もう、椿に逃げ道などないはずなのだ。しかし、彼女は結局最後の一歩を踏み出していない。それを邪魔するのは、弱さからか、宮園に対する負い目からなのか。椿の性格を考えるなら、自分みたいな人間が公生の将来を邪魔するわけにはいかない、っていう劣等感なんだろうなぁ。 椿のお話にはせめてもう一押しほしいところですね。その他のお話については、今回は軽めに。まず、謎幼女が木から降ってきた。公生に対して明らかな敵対心を持つ金髪幼女。上手いこと瀬戸さんに取り入って同門へと潜り込んできた彼女の目的は? ……公生は放っておくと女の子からいじめられるよなぁ。絵見ちゃんも虎視眈々と牙を研いでいるようで、今後のぶつかりあいが楽しみです。 そして、変わらず病床に伏すのが宮園さん。公生はなかなか彼女のお見舞いに行く勇気が出ないようだが、ああやってためらったり、遠慮したりするところを見ると、椿相手だと全然そんなことないのに、宮園相手だと完全に異性として見てるってことなんだよなぁ。何故その気遣いのひとかけらでも椿に向けてやれないものか。幼なじみ縛りってやっぱり厳しいのかしら。そして、そんな宮園さんもこっちはこっちでピンチ。どうも病状が芳しくないようだ。これまであまり具体的にその症状を描かれることがなかったのだが、今回「突然両足が動かなくなる」という割と重めの症状が出てしまう。どういう病気なんだろう。どう転んでも体力勝負のバイオリニストには厳しそうであるが……。うーむ。 2週続けてボロ泣きさせられる、第14話。あかんわ……やっぱり椿エピソードはクるんだよなぁ……。 前回のお話が1つのターニングポイントとなるものだったので、「有馬公生の物語」としては、今回はある種の事後処理みたいな回である。ガラコンの結果、彼がどのように成長し、何を目指すことになったのか。そして、宮園との関係をどのように続けていくのか。そうした諸々を簡潔に描くだけの、「繋ぎ」の回である。 もちろん、宮園さんの状態は予断を許さないものであり、これだけでもドラマとしては緊張感のあるものだ。彼女の横たわるベッドから、公生が母親のいなくなったベッドをフラッシュバックするシーンなどは、思わず息を呑む緊張感がある。あれだけ苦労して成し遂げた母親の幻影との融和、脱却。それと同じか、ひょっとしたらそれ以上のプレッシャーが、宮園の病床からは感じ取れるのである。見舞いに行った仲良し三人組、椿も渡も勘の悪い方ではなく、中学生とは思えないくらいに洞察に富む他人想いな面々であるにも関わらず、現在の宮園の異状に気付いているのは公生ただ1人である。親友たちにも語られない彼女の病状の裏側。元気な顔の奥底に隠された彼女なりの苦闘。そうした断片を、ただ公生だけが感じ取っている。それはかつての母親との思い出が重なるという理由もあるだろうが、それ以上に、彼は宮園かをりという人間に肉薄しているということでもある。宮園さんはとても強い女性だ。しかし、そうは言ってもあくまでただの女子中学生でしかない。身体の問題は彼女1人の気持ちだけではどうしようもないことであり、彼女の目指す人生の目標には大きな障壁となって立ちふさがる。これを乗り越えることが出来るかどうかは、彼女の強さ以上に、理解し、支えてくれる仲間の存在が不可欠なのではないか。公生は、彼女の真実に辿り付くことが出来るのだろうか。 そして、そんな「メインストーリー」を覆うように、今回は隅から隅まで澤部椿の物語。これまで少しずつ、しかし着実に積み重ねてきた何かが、ついに爆発してしまう。まわりの人たちの中で、気付いていないのは公生だけ。当の本人も内心では完全に気付いており、果ては斎藤先輩だって薄々感づいているくらいの事実、椿の本心。なんともやるせないこの状況に一石を投じるのは、クールで頼れる不思議な友人・柏木さんである。椿との付き合いも長いであろう彼女は、苦しむ椿を見ていられずにあれこれとアドバイスをしたり、煽ったりしてみるわけだが、これがなかなか上手くいかない。渡に助けを求めてみるも、渡は(彼なりに)恋愛上級者である。椿の気持ちは本人が気付いて向かい合わねばならないと達観しており、親友2人の動向については、成りゆきを見守る構えだ。仕方なしに、柏木さんは半ば強攻策といえる奇策に打ってでる。悩み揺れている椿へ、公生を直接投入したのだ。 結果だけを見れば、この作戦は成功したといえるだろう。改めて2人で歩く夜の砂浜。椿は懐かしいあの日の思い出と現在の2人を重ね合わせ、少しずつ自分の気持ちをチューニングしていく。決して否定出来ない本当の気持ちは、自然に彼女の中で固まっていく。このままならば、ひょっとしたら幸せな結末が待ち受けていたかもしれないのだが……本当にタイミングが悪かった。進路のことで新たな見通しが出来たことを告げる公生。それは椿にとって、事実上の別れの言葉であった。幼い日から溜まりに溜まっていた「隔たり」への不満は、ここに来て決定的なものになってしまった。「音楽」の壁、「才能」の壁、「理解」の壁。彼女にはどうしようもないものが、現実を否応なく突きつける。泣き濡れる月夜、彼女は自分の無力感に苛まれ続ける。幼い日に、一人黙々と作った泥団子は、子どもながらにとても綺麗に見えたものだ。自分は頑張って作ってきた。それは価値のあるものだと信じてきた。しかし、それは無意味であると、残酷な真実が告げた。 「幼なじみヒロイン」のこの悲劇は、本当に何度繰り返されても辛い。相変わらずポエティックなこの作品は、椿が幼いあの日から積み重ねてきた様々な「拠り所」が、断片となって一気に積み重なり、かき消えていく様子が嫌味なほどに綺麗に流れていく。小さな公生、小さな足跡、あの日のミルクアイス、笑いあった幼少期。1つ1つは些細でも、椿にとっては大切なものばかり。2人で浜辺を歩くシーン、「またミルク味?」と尋ねる椿の、くすぐったいような、なんとも嬉しそうな一言が、彼女がこれまで積み重ねてきたものの大切さをぎゅっと押し込めたものになっていて、それだけで感極まってしまう。それだけに、彼女が手から取り落としたアイスの持つ意味の大きさが強すぎて、本当にやるせない。 なんでこんなに、切ないんだろう。 年上おねーさんが東山奈央だということが未だに信じられない第3話。キャストクレジット見ても信じられなかったし、慌てて聞き直してもまだ信じられてない。すげぇなぁ、奈央坊すげぇなぁ。 早くもデビューの第3話。すげぇスピード出世な気もするが、まさに「シンデレラストーリー」なのだからしょうがない。まー、大々的に扱ってはいるが、いうてもまだバックダンサーやからね。ここからが本当のスタートやで。ただ、「やっぱりスタートはバックダンサーくらいからだよね」って思ってたら、後ろで踊ってたのが3人だけだったのはびびった。いや、普通はデビュー1発目の新人なんて、10人20人規模のバックダンサーに紛れ込ませてステージ勘を養うもんじゃないのかね。いきなり3人きりで、メインキャストとの絡みまであるとか、どんたけの優遇だ。346プロってかなりでかい事務所だって言ってた割に、ぽっと出の新人がいきなりこんなところまで行けてしまうのか。これはPがあの3人に特別肩入れしている証拠なのか、それとも、単に城ヶ崎美嘉の気まぐれが本当のラッキーだったためか。いきなり入所数日の新人がこんな大舞台を踏んでしまったら、先に参加してたメンバーの反感を買うのは必至だと思うのだが……カッカしてるのはみくちゃんだけで、そのみくちゃんもなんやかんや言うて応援してるんだよな。どこまでも優しい世界である。I−1だったら絶対こんなことにはならずに足の引っ張り合いに終始してるはず。まー、基本的にアイマスの世界観って元祖の時からネガティブなシチュエーションがほとんど描かれてなかったからな。 3話まで進んだ時点で、はっきりと「メイン3人のサクセスストーリー」という本筋が見えているおかげで、一見さんにも非常に取っつきやすくなっているのは本当に助かる。正直、まわりに蠢いているその他大勢の顔と名前を覚えるのはしんどいのだが、「ガールフレンド(仮)」とかと違って、何故か多少頑張って覚えてみようかというモチベーションは維持されている。ガルフレの時は最初から諦めて「もう中の人だけ認識出来ればそれでいいや」っていう処理になったんだけど、何故かこちらは「最低限ベースの14人くらいは覚えて終わりたい」くらいの気にはなっている。満遍なく全員登場している上に、それ以外の面々もぞろぞろ出てくるのでやっぱり大変なんだけど、各々が阿漕なまでにキャラを徹底してくれているので、本当にただ通り過ぎていっただけのガルフレよりは覚えやすそうである。すみぺとか真礼とか、別に努力せんでも一発で覚えられる奴らも多いしね。今回は冒頭の衝撃の通り、「川島瑞樹」という名前ははっきりと覚えました。 そして、今回のクライマックスとなるライブシーン。うまいなーと思ったのは、アニメ的には後ろの3人が主役であるにも関わらず、ライブ的には前で歌っている城ヶ崎美嘉がメインである、というズレをカメラワークで上手いこと捉えている部分。ちゃんと「主役のための映像」になっているのだが、その上で後ろの3人の晴れ舞台の記録としても充分なものになっている。今回は冒頭あたりのキャラ作画でちょっと怪しげなところがあって「あれ?」と思ったが、ちゃんと全体のクオリティはまとめてくれているのでそこまで問題はない。やっぱり正統派のアイマスライブシーンは見ていて安心するわね。このジャンルの草分けなだけはある。 ところで、この事務所は杏ちゃんを飼っておく意味はあるのだろうか……。 |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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