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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ロリっ子の愛らしさが恐ろしい第17話。そりゃま、作画は毎度バッチリだし、デザインもすごく綺麗なんだからどんなキャラでもそれなりに引き立つのだが……本気のロリっ子はヤバい。思い返せばロリ椿とかショタ公生とか、どこもかしこも破壊力はあったよな。

 メインシナリオに食い込むような、そうでもないようなジリジリした展開。全体的なシリーズ構成を考えれば一応扱いとしては「サブ」カテゴリになるのだろうか。凪ちゃんを中心とした、別な中学校での学祭までの流れを描く。おかげで今回のメインヒロインは文句無しで金髪ツインテロリっ子の凪ちゃんである。ロリっ子と言っても中学一年生なんだから本人はそこそこ大人のつもりなのだろうが、立ち居振る舞いがいちいち子供らしいし、デザインもどっからどう見ても小学生だ。まぁ、学内で陰口叩かれてるシーンでも「ロリコンに好かれそう」みたいなこと言われてたから、この世界の中でもロリっ子で通っているのは間違いないんだけどな。

 で、そんな凪ちゃんだが、元々は「お兄ちゃん大好き」が高じてそのライバルである公生を滅するために潜入したスパイのはずだったが、いつの間にやら公生のことも割と気になる存在になっており、反発しながらも、瀬戸先生と阿吽の呼吸でもって落ち込んだ公生のサポートに回ったりしている。本人は今でも「有馬は憎き敵であり、自分はアイツを困らせるために潜入しているのだ」っていう気持ちは崩してないんだろうけど、何しろ幼女なものだから(?)割と簡単に籠絡され、今ではすっかり仲の良い師弟コンビになっているのであった。素直にお話している時の凪ちゃんは本当に可愛くて、ちゃんと公生を気遣ってくれているのが分かるし、公生への気持ちもじわっとにじみ出て実に幼気である。ただでさえ目の大きなデザインの今作の中でも一際くりくりと目が大きく、それが表情豊かに動くところが実に愛らしい。かやのんボイスもどストライクではまっており、途中参加のくせに充分既存のヒロイン勢を打ち破るだけのパワーがあるのではなかろうか。まぁ、本人は打ち破るつもりはないんだろうけども。そもそもそういう見方する作品ですらないけど。

 そんな凪ちゃんのスランプは、一言で言ってしまえば「音楽辛いよ〜」ということである。武士の妹でもあるので、元々才能はあったのだろう。これまでの人生ではその有り余る才能を活かして自由に生き、演奏を楽しんで来たのだと思う。しかし、中学にあがり、そろそろ世間が見えてくる歳になる。同じ学年には三池君という大きなライバルもいるし、回りからの期待、風当たりはどちらも強くなっている。この状況に放り出されて、初めてプレッシャーを感じて挫けそうになるのは、この歳の女の子ならば当然のことである。間の悪いことに先生を務める公生は上の空だし、精一杯頑張ってみても、不安は募るばかり。ちょっとくらい瀬戸先生に駄々をこねてもバチは当たるまい。瀬戸先生も、そんな凪ちゃんの様子を一瞬だけ公生の過去と重ね合わせ、「今度は失敗すまい」ってんで冷静かつ的確な対処で彼女のメンタルを救っている。偶然とはいえ、良い師匠をもったもんである。幼女を使って足首を固める時だって、ちゃんとペダルを踏む右足ははずすようにいってるしね!

 折良く、公生は自分の目的のために学祭の演奏に加わることを提案。凪ちゃんはこの申し出を快く受け、師匠と2人での大舞台に挑戦だ。目指しているものは多少違ってこそいるが、2人が「舞台で成功したい」という気持ちは同じ。公生は宮園に向かって、凪はそんな公生を含む回りの全てに向かって、自分の成長を見せつけてやるのが目的なのだ。その結果は、おそらく2人の願った通りになったのだろう。公生、ちゃんと舞台上でも結果を出せるようになってきたなぁ。

 そして、そんな公生のやる気を起こさせたのは、当然メインヒロイン宮園かをりちゃんの現状である。前回「心中しよう」という衝撃の発言が口をついた宮園。冗談めかしてはいるが、これは彼女が初めて周囲の人間に漏らした弱音である。よりにもよって過去の記憶が重なってしまう公生にそんなことを言ってしまったことは宮園本人も後悔していたようだが、それが押しとどめられないくらいに、彼女の状態は良くないものなのであろう。結局、その言葉を受け止めきれずに公生は塞ぎこんでしまう。回りの人間も、あの日宮園が病室で取り乱した場面を見ているのでただならぬ状態であることは察しているため、なかなか気軽に彼女の話題にも触れにくい。それでもなんとか公生を誘って見舞いに行こうとするが、公生にとってそれは重荷である。結局椿からの申し出は受け入れることが出来なかった。しかし、公生にはもう1人の大切な友達がいるのである。渡によって再び持ち出された見舞いの話。同様に拒否しようとした公生に、渡は普段とは違った激しい口調で叱責する。公生が「逃げている」ことを、彼は知っているのである。珍しく言葉を荒げた渡の様子に、公生は自分が駄目なことをやっているということを強く認識させられる。それでもなお、どうしようもない現状。渡は、「お前じゃなくちゃ駄目なんだ」という最後の一押しで公生を勇気づける。もう、何もかも分かってるんだよね。やっぱり渡はいい男である。

 みんなに助けられ、改めて宮園と対峙する公生。そしてそこで、公生はようやく宮園と心を通わせる。2人の意志が確認できたことで、なんとか目標を定めることが出来た。「弦の握れないバイオリニスト」に絶望する宮園に対し、公生は「彼女の救ってくれた、彼女の育ててくれた演奏家」の姿を見せることで返答する。今の彼女に力を与えるには、公生が2人分演奏するしかないのである。それが意味を持つかどうかは分からない。それでも、今自分にやれる最大限のことは、音楽で宮園に応えること。公生の頑張りが、宮園の明日に繋がれば良いのだが。

 そういえば、もう1人のヒロインである椿も、彼女なりに頑張っている。あれだけの展開をしておいて公生との関係性が結局変わってないのはどうかと思うが……結局これが彼女の精一杯なんだろうなぁ。しょうがないので、柏木さんもしばらくは優しく見守ってほしいですね。

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