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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 剣が一番格好良いのですね、そうですね翼さん、第2話。でも、あなたの剣の使い方、たいがい間違ってますよ。

 もう、なんか全部の要素に「かっこええわ」っていうしかないお話。一応説明回だったとは思うのだが、それでも容赦無く殺陣シーンは盛り込まれているので、本当にあっという間の30分である。歌を聴かなきゃいけない、台詞を追わなきゃいけない、アクションを観なきゃいけない、エロい要素にも目を引かれる。もう、視聴者はてんてこ舞いですよ。こんな贅沢な悩みはないと思うけどね!

 さて、敵の姿がぼんやりとではあるが見えてきただろうか。「錬金術師」を自称する集団は、指令の言葉を借りるならば「シンフォギアとは別体系の技術」ということである。これまで2つも起こったシンフォギア関係の大事件で一切絡んでこなかったのは一体何でなんだろう、というのは気になるが、中心にいる人物が幼女なのでそれはしょうがないのかも。いや、まず本当に幼女なのかどうかも分かりませんけどね。1人ずつキャラクターを確認していくと、まず敵の中心にいるいかにも「魔法使い」的なロリっ子がキャロルちゃん(CV:水瀬いのり)。前回の時点で「父親が火炙り」というあまりに時代錯誤な悲劇に見舞われたことが判明していたが、彼女はそんな世間を憎み、なにやら復讐劇を考えている。そして、その野望の前に立ちふさがるシンフォギア奏者を何故か敵視しており、響との対話は喧嘩別れに終わってしまった。彼女の「父親から受け継がれたもの」というワードは、親との関係性が芳しくない響にとっては禁句。結局シリーズ2つ通じてまだ明らかにされていない立花家の内実。今回こそはそこに迫ることが出来るのだろうか。

 そして、そんなキャロルの指揮の下で動いていると思われるのが、2体のオートマトンである。この世界の言葉では「オートスコアラー」と呼称される(公式ページより)。まず、1体は投げ銭を得意技とする自動人形「レイア」(CV:石上静香)。「派手」「地味」を基本理念として行動しているようで、同様に「派手好き」であるクリスと交戦。オートスコアラーが現時点でのシンフォギア奏者と同等以上の戦闘力を持っていることを示した。中でもその防御力は特筆に値するもので、メガデスパーティを至近距離で受けながらも無傷であった。また、敵の攻撃手段が投げ銭だけだと思っていたクリスに対し、謎の巨大幻影を浮かべたような念動力で急襲して度肝を抜いている。オートスコアラーはまだまだ隠し球が残っているようだ。

 そんなレイアと対戦したクリスちゃんは、今回変身バンクを披露(まぁ、バンクっつってもこの先2度と出ない可能性もあるが)。新曲は基本的にBGMになってしまうので聞き取りにくいのだが、まー、いつも通りのクリスソングになっているようである。変身バンクは相変わらずエロく、むっちむちの尻、太もも、そして尻がヤバい。マジヤバい。すっかり牙を抜かれて丸くなったクリスちゃんだが、まだまだそのボディは凶器の塊である。そんなクリスの下に駆けつけたのが、錬金術師という存在の鍵を握るとおぼしき少女、エルフナイン(CV:久野美咲)。彼女は何か大事なものを抱えて逃げていたようなので、これが今後聖遺物のような役割を果たすことになるのだろうか(聖遺物そのものなのだろうか)。出で立ちから考えて錬金術の一派のものであることは間違いないようだが、キャロルとの関係性は未だ謎である。なお、錬金術師サイドは特に歌う必要が無い(キャラソン出そうもない)。

 もう1体のオートスコアラーは、海外でライブ活動中のマリア・翼組を襲撃したソードマスター・「ファラ」(CV:田澤茉純)。狙ってなのか偶然なのか、剣対剣の対決構図になったが、こちらもレイア同様に化け物じみた戦闘力を発揮、戦力にならないマリアを抱えていたと言っても、翼さんと1対1で渡り合い、圧倒するだけの実力を持つ。更に、逃走するマリアの車を一刀両断するなど、ダイナミックなパワーも見せつける。ちなみに、2体のオートスコアラー、そしてキャロルたち全員に共通しているのは、彼女達がシンフォギア奏者のことをよく知っているらしい、ということだ。確かに先の騒動ではテレビで全世界中継されていたのだから「知名度が高い」のは頷けるのだが、事細かにギアの性能や、個人的な性質までもを見極めている様子がある。機動部側だって奏者の情報管理はそれなりにちゃんとしていたのだろうと思うが、それでも騒動の裏事情を知っているあたり、「ギアの文化」についても相手はかなり精通しているようだ。現在、チーム響は情報戦においては不利を強いられているということだ。

 その極めつけが、最後に登場した「強いノイズ」の存在。まずもってノイズを召喚出来る時点で驚きなわけだが、どうやら錬金術の生み出すノイズはノイズではないらしい。「今更ノイズなんて!」と、視聴者と全く同じ感想を持っていたクリスちゃんだったが、翼さんともども、ギアを破壊されてお色気シーンを披露するという衝撃の展開に。ホント、このアニメは毎回毎回引きの見せ方が抜群に上手くて「来週どうなるんやぁあぁ!」と思わせるのが見事ですね。まさかの「ノイズに完敗した奏者2人」。更に響はキャロルとの問答でぶっ倒れている。分かりやすい大ピンチ。ここで助けられる人間は……うん、丁度3人いるわ。良かった良かった。改めてオープニングで大暴れする「6人」の映像を観て、ZABABA系のギアは本当に愉快なデザインで格好良いなぁ、ということをしみじみ思ったのですよ。マリアさんも新ギアをまとって気持ちよさそう。公式ページによるとあれって妹セレナの使っていたものらしいですね。どういう風に彼女達が立ち上がることになるのか、というのも前半部分の見どころになるだろうなぁ。やっぱりシラキリコンビには活躍してほしいので、その部分は今から楽しみです。

 今週最大のサプライズ:クリスちゃんのあだ名、キネクリ先輩に決まる。

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 金も無いのに、夏の魔物が私にポチらせた。まー、経済的に余裕が出来たら買うって決めてたんだけどさ。結局、発売から1月経たずに辛抱たまらずに購入することに。しょうがないじゃん、Amazonレビュー見ても大好評だしさ。そりゃわざわざ買う人間が不満を言うとも思えないけども。

 

 そんなわけで、暫くぶりのシンフォギアワールドを体感するためのBD視聴。いや、一人でカラオケ行けばほぼ確実にシンフォギアソングは歌うので歌自体は日常の中にあるのだが、やっぱりこのキャスト、この雰囲気。改めてシンフォギアという作品がどれだけ恵まれているのかを再認識するのに充分なクオリティ。これは文句無しやで。もう、本当に「すげぇ」「やべぇ」の一言に尽きる。ライブDVDって大好きだけど、これだけスパッとまとまった内容で、ここまでの熱量を持ったソフトもなかなか無いんと違うかな。買って後悔しませんから。悩んでる人は是非購入を(ステマのふりしたモロマ)。

 細かい内容については、ライブレポートも含めてよっぽど詳しいページがたくさんあるので詳しくは書かないが、一応簡単に紹介しておくと大きく1部2部の構成に分かれている。本編3時間の収録時間で前半1時間がバラエティパート、後半がライブパート。セットリストはAmazonとか参照。残念ながら当日会場であったらしい調と切歌によるワーニングメッセージ(前説)は収録されていなかったが、冒頭の「不死鳥のフランメ」からしていきなりボルテージマックス。そこから賑々しい10人もの出演者が一気に登場し、和気藹々としたバラエティで1時間。杉田の何とも微妙なスタンスが笑えるようないたたまれないような。コイツ、脇でMCに回すのには向いてねぇな。本人も前に出すぎないように遠慮してるのが分かるので、喜久子お姉ちゃんの言葉を借りるなら「スギちゃんも大きくなったわねぇ」っていう感じがする。バラエティパートの見どころは意外にも水樹いじりだったりする。巷で話題の土下座するあおちゃんとか、あと土下座する杉田とか……なんや、土下座されてばっかりやな。ギア奏者メンバーの中では水樹がそこそこ歳の離れたポジションだから、下手したら妙な遠慮が生まれそうなところなんだけども、このチームに関してはそんな心配も無用なのがよいところである。

 そして、一番のセールスポイントであるライブパート。今作の凄まじいところは、水樹奈々という現代声優界の不動のセンターを使いながらも、きちんとそれに対抗出来るだけのメンバーを揃えてしまっているというところ。どうしたって、普通の「アニメライブイベント」に水樹奈々が参加してしまえば、そこには歴然たるキャリアの差が生じるために、1人だけ浮いてしまうような状況が発生してしまう。そりゃね、声優ってのは別に歌うのが本職ではないわけで、お世辞にも上手いとは言えないキャストだってたくさんいるだろう。そんな中で水樹奈々がガチで歌ってしまうと、嫌味にすらなってしまう恐れがある。しかし、そんな危険をはらんだ状態でも、シンフォギアなら大丈夫。具体的には「不死鳥のフランメ」で渡り合った日笠、そして高音域の伸びで正面から技術で渡り合う彩陽の2名は、数少ない「水樹奈々に真っ向からぶつけられる声優シンガー」なのである。水樹・日笠・彩陽という3枚看板が並び立ち、それぞれの世界観をぶつけ合うというだけで、奇跡のような舞台なのだ。

 もちろん、それ以外の面子が劣っているなどということは決して無い。上に上げた3人が声の張りでもって主線を成すとするなら、声質の面で一線を画し、調音の役割を果たすのが南條愛乃である。彼女の声はやや細いので「ぶつける」のには向かないのだが、その分他のキャストが持っていない表情を持ち、コーラスなどでの地盤を支えられる。当然、こちらもライブ勘の強さは大きな武器だ。これに天性の芯の強さを持つ無敵のかやのんボイス、アーティストとしても活動を続ける「実は歌ってもお美しい」で有名な井口がサポートに回る。「座長」を務めるあおちゃんの役割は後述。

 で、こんなメンバーが一堂に会して歌うライブが盛り上がらないわけがない。トップを飾るのは、「歌姫」高垣彩陽。私が必要以上に彩陽を贔屓しているのは事実であるが、この映像を見たらそれもやむなしということを理解してもらえるだろう。完璧な歌唱、完璧なパフォーマンス、熱の籠もった彼女の一挙手一投足を見逃せない。Sphereの一員としての彩陽や、1人のアーティストとしての彩陽も当然素晴らしいパフォーマーだが、「雪音クリスのキャスト」としての彩陽もまた別格の味わいである。「ばぁーん♥」で改めて打ち抜かれるがいい。

 2番手はぴかしゃ。トークで絡む時間がないので毎度お馴染みぴかしゃ節を披露するチャンスがほとんど無かったのは残念だが、この舞台でのぴかしゃは「みんなのアイドルぴかしゃ」ではなくて「歌姫日笠陽子」である。マリアの楽曲はどれもこれも彼女の声のボリュームを体感するのにぴったりのスケールのものばかり。「Dark Oblivion」を巧みに歌い上げる彼女の凛々しさはまた格別。「ちょっとプロンプター見る機会が多いんじゃないですかね」とか茶化してはいけない。そりゃあれだけの英語歌詞は流石に覚えられんだろ。

 3番手は調・切歌コンビ。実をいうと、シンフォギア2期で私が一番お気に入りだった楽曲は「シュルシャガナ」と「イガリマ」のコンビ、つまり「Edge Works of Goddess ZABABA」である。2つの楽曲の重なりが本当に気持ちよくて、未だにヘビーローテーションしている。このライブでは、ついに念願の生ZABABAである。もう、それだけでも感涙もの。イメージカラーであるピンクと緑の調和が実に美しく、ステージ演出も2人の呼吸もばっちり。ソロの歌唱についても、調と切歌という個性豊かなキャラが前面に出ていて本当によく出来た世界観だと思う。あと、かやのんがこういう衣装でこういう元気な曲を歌ってくれるライブシーンっていうのも特別感があって良いよね。元気に跳ね回るとお胸がぽよんぽよんします。この色気はどうしたらいいんでしょうね。

 続いて登場するのが、今回はゲストキャラっぽい趣の井口。未来ちゃんはなかなかギア奏者の中に混ざりにくくて孤立してるイメージがあるのだけど、曲者の楽曲である「シェンショウジン」はそうした未来の独特の立ち位置を逆に利用した形の面白い演出。問答無用でアゲていく他の曲と違い、「全力で呪い殺す」方向。これ、ライブで熱量を維持したまま歌いきるのって相当難しいと思うのだが、ゆかちはそれが出来るんだよな。神獣鏡って既にぶっ壊れたはずなんだけど、3期では未来に変身からの出番があるのでしょうか。

 そしていよいよ座長の登場である。上の説明でわざわざ後回しにしたのは、「やはり悠木碧は最強だ」ということをここで力説したいからです。他のパフォーマーももちろん素晴らしい。歌が上手すぎるパフォーマーだらけの中で、誤解を恐れずに書いてしまえば、あおちゃんの歌はそこまで高水準な完成度にはなっていないはずである。決して下手ではないが、歌い手としてのスキルはまだまだ発展途上だ。しかし、「こまけぇこたぁいいんだよ!」の精神が、あおちゃんのシャウトには籠められている。このライブで最も盛り上がったのは、確実にこのあおちゃんのソロパートだった。2曲あることが分かっているのにペース配分すら一切考えない全力全開、「最短で真っ直ぐに一直線」のあおちゃんの歌は、まさに絶唱。命を削る歌である。もう、その熱意が眩しくて眩しくて。こんなに一生懸命で、こんなにファンのことを考えてショーを作ってくれるパフォーマーは他にいません。やっぱり、どこまで行ってもあおちゃんはあおちゃん。この10分足らずの彼女のステージを見るだけでも、このディスクには価値があります。世界中のあおちゃんファンは漏れなく見てほしい。それくらいに、彼女の魅力が詰まっております。もう、涙腺ボロボロです。師匠との「英雄故事」での見事な抜きっぷりも、ギャップの激しさでメロメロになること請け合いですよ。

 で、ここまでのステージをやられちゃったら、この後に登場する人間は何したらええねん、って話になるはずなのだけど、まー、それが出来ちゃうのが水樹奈々ってやつでね。彩陽で始まり、水樹で締めるというこの構成。もう、その間に何をやられても、頭と尻は完璧にまとまることが分かってるからこその無茶が出来るってもんですよ。やっぱり水樹奈々ってすげぇな。「口からCD音源」ってのはよく言う表現だが、彩陽とこの人に限っては「口からCD以上」だもんな。

 最後はキャスト全員(早退した井口を除く)で「始まりのバベル」と「虹色のフリューゲル」で締め。この人数での合唱がこのクオリティで聴けるのは多分シンフォギアライブだけ。これ、3期で新キャラ出すとして、今の声優業界に誰が残ってるだろう……。

 やっぱりライブは良いね。それがBDでもちゃんと熱が伝わってくればなおのこと良い。なにはともあれシンフォギア最高!

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 なんかよく分からんけど、ならば良し! 最終話! 中盤の怒濤の展開で忘れていたことが1つあった。このアニメは、シンフォギアだ!

 何が凄いって、「片付いた」ことは分かるのに、「なんで片付いたのか」がさっぱり分からないところである。力業とかそういう次元の話じゃない。この世界は、歌えば問題が解決する世界なのだが、ピンチの度合いによって歌が貢献出来る範囲も変わってくるのである。「何となくマリアさんが妹の亡霊と歌った結果、月が大丈夫になりました」って、前回の全裸ステージは何だったんだ、って話じゃないですか。クリスちゃんのソロモンの杖の使い方はなるほど理にかなっていた部分もあるが、そこから「マリアが飲み込まれるからみんなで一緒に」→「脱出路を作ったらでかいネフィリムに邪魔される」→「強行突破じゃ!」って、最初からネフィリムを何とかする力があったように見えるのは気のせいでしょうか。まぁ、杉田曰く「一兆度」ですので(多分嘘だが)、異空間でのバトルじゃないと地球がやばかったんでしょうね。なんかもう、ここまで出来るんだったらナスターシャの命を犠牲にしないで月も何とか出来たような気もする。

 今週も、最終回の感動以上に笑いどころが多く用意されており、事ここに及んで出てくる敵が「でかいノイズみたいなの」な時点でやる気が無い。多分、脚本家が11話くらいで飽きたんだと思われる。その他、「緒川流忍術と指令の拳法の方がギアより強いと思う」や「ナスターシャの謎聖衣」、「未来ちゃんが世界新狙えるレベルの投擲術」など、惜しみなく「どないやねん!」をばらまく。そうそう、このぶっ壊れ感こそがシンフォギアだった。初代ぶっ壊れのフィーネさんも草葉の陰で喜んでいるに違いない。

 勿体なかったのは、予定調和とはいえ、戦闘のほぼ全てが「合体技」の処理になってしまっていたところである。6人絶唱からマリアを中心に覚醒技を披露するくだりはいいのだが、ラストの戦闘前で最終フォームになってしまい、白基調のデザインなので割とみんなイメージが被ってしまっている。また、調のモビルアーマーなんかの無茶苦茶なデザインも、最後は合体技で締めなきゃいけないので単なる中継ぎの役目にしかならず、完全に使い捨て。まぁ、あそこまで無茶苦茶なギアのデザインをほんの一瞬のネタのためだけにこしらえたと思えばものすごい労力ではあるが。出来ればもう少し個々の歌による活躍が見たかったかなぁ。最後がフリューゲルだったのは良かったけど、クライマックスの歌はちょいとインパクトに欠けたし、「Vitalization」を持ってくるのは当然なんだけど、一番大事なシーンで独唱ってのもちょっと違和感があったし。あちらを立てればこちらが立たず、難しいもんです。

 しかし、前回から引き続き、これでもかと畳みかける「歌の歌詞」との連動にテンションが上がります。今週は「Vitalization」と「正義を信じて、握り締めて」からですかね。「最速で、最短で、真っ直ぐに、一直線!」は元々1期の台詞だけども。「へいきへっちゃら!」「生まれたままの感情を隠さないで」「惹かれ合う音色に理由なんていらない」などなど。そして、BGMとして流れるのが「烈槍・ガングニール」のインストバージョンだったりするだけでグッと来てしまう。「正義を信じて」のインストも好き。これはサントラ待った無しやなぁ。結局、「理由なんていらない」ってのはこの作品の理念だったのじゃなかろうか。とにかく勢いさえあれば何とでもなるという実に酷い方法論。いいじゃない! のるしかない、このシンフォニックゲインに!

 それにしても、ウェルは本当に最後まで小物を貫き通したな……逆にここまで小物であり続けたラスボスって前代未聞な気もする。

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 全裸祭りじゃーーーーーーーい! 第12話。なんやこの脱ぎっぷり。そんなアニメだったか!?(意外とそうです)

 くそっ、ホントに適当な展開なのに盛り上がり待った無しだ。1期じゃクライマックスでここまで盛り上がった印象は無いのだが、やっぱりキャラが増えた分だけ純粋に賑やかになってるのかな。全員が命懸けで常に本気だからなぁ。中にはよく分からない理由で頑張っちゃう子もいるけど……ねぇクリスちゃん。結局、クリスちゃんが求めていたのは自分の不始末であるソロモンの杖であった。確かに櫻井了子を象徴する品であるソロモンの杖はクリスにとって忌まわしい記憶であろうし、1話で輸送任務に成功……失敗したのも一応責任があるような、そうでもないような。でも、それだったら一緒に活動してた響の責任もある、っつうか、そもそもあの時点でウェルを信頼してた組織に問題がある。別にクリスちゃんのせいじゃないんだけど……それを一人で背負い込んじゃうあたりが不器用なんだろうな。いや、でもさっさと突っ込んでウェルをボコボコにして取り返しゃよかった気もするのだが。何でわざわざ命を握られて言うこと聞いてたのかな。あの段階だとまだマリアや切歌がいてウェルのディフェンスが厚かったからか。んー、まぁ、結果オーライですけどね。ようやく翼さんが先輩らしいこと出来たしね。「アンチリンカーの影響を避けるためにわざわざ威力を落としたギアをまとう」っていうのがどの程度凄いことなのか分からないけど、少なくともクリスちゃんは出来ないらしい。ギアの出力を押さえ込まれると、彼女が出来るのは最後の力を振り絞ってクロスアウッするくらい。いいぞもっとやれ。クリスちゃんの全裸、流石に規格外過ぎたわ。ギアには制服を修復するなんて余計な機能が無ければよかったのにね。

 翼VSクリスは非常に分かりやすい友情パワーでクリア。続いてのバトルはより壮絶な友情模様を繰り広げていた切歌VS調。この2人の対戦が今回最大のサプライズだろうか。「フィーネが憑いてるからもうやることやっとかないと」と自暴自棄になった切歌を、調が何とか説得するという構図だったはずなのだが、意外や意外、実はフィーネがついていたのは調の方だった。最初はマリアに憑いている振りをしていたので、視聴者からしたら2度目のサプライズである。なるほど、確かにあの覚醒シーンは調の覚醒ともとれるのか。全然想定してなかったからマジでびびった。いや、なんかそのあたりのくだりが超特急だったから驚いてる暇もなかったけども。自分の勘違いを悟って絶望する切歌は、イガリマで遠回りな自害を試みるも、当然調がこれを阻止。逆に致命傷をくらった調だったが、精神世界で出会ったフィーネさんは、響との出会いのおかげですっかり物わかりの良い「いい人」になっており、今回の件は静観を決め込むことにしていた。どうせ出ていっても仕方ないので、せっかくの命はそのまま調にパス。再びフィーネは長い眠りにつくことになる。無事に蘇生した調は、再び切歌とがっちり友情を組み直して最終決戦へ。うーん、フィーネさんの出番はもう少し欲しかったところだけど……まぁ、あくまで過去の人だし、あんまり表に出てきてもややこしくなるだけだから仕方ないかな。

 残る頑張り屋さんはマリアさん。ただ、マリアさんのヘタレぶりはギアをまとった今週も留まることを知らず、まずマムの指令によって月の現状を全国ネット。更に「私の歌でなんとか月を公転軌道へ」と頑張るも、精一杯「烈槍・ガングニール」を熱唱した結果、出力不足。そのまま「やっぱり私はダメだわ」と泣き崩れてしまう。おかしいなぁ、1話の時点では世界中継でも立派に歌ってみせるスーパーアイドルだったのに……。哀れマリアさんの恥ずかしい姿は全国ネットで配信されてしまった(そもそも変身してるから全裸さらしとる)。

 ソロモンの杖を奪われてお冠のウェル。マリアたちが余計なことをしていることにも感づき(むしろそれまで無視してた方が驚きだが)、激おこの勢いでナスターシャさんを月面までかっ飛ばしてしまう。すまん、流石にこのシーンは笑った。笑っちゃいけないのかもしれないけど笑った。便利すぎだろフロンティア。なんであんなとこが突然ロケット仕様なのよ。マリアさんもそれを見て「あいつがマムを殺した!」と勝手に恩人を死人扱いし、「何も出来なかったんなら世界が滅んでもいいからアイツ殺すわ!」とキレる。すっかり判断力を失ったマリアさんもどうかと思うが、そんなマリアのプッツンでマジびびりのウェルもどうかと思う、お前、杖が無くなるとホント何にも出来ないのな。

 そして、そんな情けない敵軍団の前に現れたのは、本作主人公、元気100%の立花響ちゃんである。その堂々とした立ち居振る舞いはマリアの真逆。何の後ろ盾もない単なる女子高生のはずなのに、ギアで武装したマリアの前に仁王立ち。彼女の一撃も片手で受け止める余裕を見せる。人はここまで成長するものか。先週の時点で予想は出来ていたが、そして今週のサブタイトルで分かりきっていたことだが、彼女の叫びと共に、ガングニールは「烈槍」から「撃槍」へ。主人公が、この世界の全てをひっくり返す準備が整った!

 もうね、やっぱりこうしてみると筋立ては無茶苦茶なんだけど、クソ恰好いいからなんでもいいや。今週はマリアさんの熱唱がまずほとんど生歌。結果的にはヘタレ要素しか無かったけど、やっぱり「烈槍」も恰好いい。切歌と調は噂のユニゾン歌唱、そして絶唱形態が発動。シュルシャガナもイガリマも、何が何だか分からないギミックでやりたい放題に変形してかっ飛ばしてくれる。そして、これまでヘンテコな使われ方しかしてこなかった「月煌ノ剣」を捨てた翼さんは、久しぶりに「天羽々斬」を披露。やっぱり恰好いい。

 作中で挿入歌が歌われるのも当然恰好いいが、この作品は本当にキャラソンを大事にしており、作中の台詞には歌詞が大量に引用されている。これまでもたくさんあったが、今回はやっぱりサブタイトル通りに。まず、走っている響の「進む事以外、答えなんてあるわけがない」、そして未来ちゃんが響を応援するフレーズ「いっちゃえハートの全部で」。なんと言っても彼女は「生きることを諦めるな!」っていう台詞が一番だね。やっぱりガングニール奏者はこうでないと! 他にもクリスちゃんが「あたしの帰る場所」って言ってたり、切歌たちが「分からず屋」と言い合ったり、色々とキャラソンのフォローが豊富。じっくり聞き込んでおくと面白さも増します。

 次回で終わりかぁ。最終回最大の焦点は、「マリアさん、立ち直れるか?」と、「ナスターシャ、ものすごい勢いでぶっとんでったけど無事か」の2点です。

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 「充分にいきり立つ〜!!」「早すぎます! ドクター!」早漏か、だから杉田は駄目なんだ、第11話。まー、この作品で一番笑えるポイントは間違いなく杉田なわけだけど、結局最後の最後まで杉田は杉田のままできましたねー。突然恰好よくなられても困るけどさ、あんなのに地球が壊滅させられるかと思うと、流石にやるせないよね。同じ「月引っ張り落とす」にしても、まだみゆきちに引っ張られる方が死に甲斐があった。おそらく史上初、「どっこいしょ」で月を引きずり落とした人間。

 さておき、次週迎えるであろうクライマックスのための助走のようなエピソードである。正直言って、あまり進展している事象が無いのだ。まず、前回衝撃の引きで波紋を巻き起こしたクリスちゃんの突然の暴走行為であるが、現時点でもその真意は分かっていない。彼女なりの手段でウェル軍団に近づくことに成功したわけだが、それが彼女の持つ使命とどのように関わっているのかがよく分からないのである。まさか本気でウェルの方が正しいと思っているわけではないだろうから、おそらくもう1つ何か彼女しか知り得ない事実があるのだろう。考えられるとしたら、やはりフィーネ絡みの何かということになるが……せめて翼さんくらいには相談しても良かったんじゃ……って、ひょっとしてあのファミレスの時か?! あそこで翼さんが話を聞いてくれなかったもんだから、仕方なく一人で動くことにしたのか? いやぁ、でもそれなら司令に相談くらいは出来るだろうに……未だにクリスちゃんと司令の関係性がどの程度のものなのかを怪しんでいます。多分、エロ同人の読み過ぎだと思うけど。

 一方、ある意味分かりやすすぎる展開を迎えたのは、響を浸食していたガングニールである。前回の神獣鏡フルパワービームをくらい、「まさかガングニールも浄化される?」と思ったら、マジで後腐れ無く消え去ったらしい。前回発生した「あのビームは物理ダメージも凄かったけど、直撃喰らって大丈夫なのかよ」という疑問については「大丈夫だったね」ということで無問題。いや、おかしいやろ、未来がギアとしてまとってた時点でのビームは大量の天羽々斬をドロドロにし、巨大戦艦の装甲を焼き払ってたんだぞ。なんで直撃受けて2人とも平気なのよ。A:未来の愛。でもなー、もし完全にガングニールが消えたのだとしたら、奏さんの遺志が完全に失われたみたいでちょっと寂しいね。

 というわけで、未来ちゃんのギア装着姿はわずか一週で見納め。設定上は響のガングニールも消滅してしまったので、響も二度と変身出来ない。まぁ、でも、一直線にマリアの方に向かってる時点で次の展開は察しろってことですよね。彼女が持っているのもガングニールですから。響とガングニールの特性が「手を繋ぐこと」だったわけで、今回杉田からボッコボコにされて完全に負け犬状態だったマリアさんも、響と手を繋いだらきっと立ち直ることが出来るに違いない。しっかし、中盤以降のマリアさんは本当に単なるか弱い乙女でしかないなぁ。1話の時のあの凛々しさを思い出してほしいものである。別にウェル自身は単なるキチピーなんだから、(フロンティアの操作を無視すれば)ギアをまとえば一方的にぶん殴れると思うんだけどね。もう、抗う気力も残ってないのかな。本当は単なる優しい子なんでしょうね。

 そして、今回は残りのギア奏者も総力戦。緒川忍者に救出された調ちゃんは、「とりあえず人手が足りないから、ギアが装着できる人は出撃して」という無茶な依頼を快諾。「子供にばかり頑張らせるわけにはいかない」って言ってた割にためらいなく子供を死地に送り出すのはどうかと思うけども、こればっかりは調ちゃんも望んだことなので仕方ないだろうね。調と切歌、シュルシャガナとイガリマ。一対のギアがぶつかりあい、歌までもが重なり合いながらの同士討ちバトルの開始。根本的なところでは通じ合っているはずの2人の戦いはなかなか心苦しい。どちらのギアも面白い形で色々と見せ方はあると思うのだが、今のところ既出の技の応酬だけだね。おそらくフィーネが絡んでくるであろう来週が本番になるか。ちなみに、切歌ちゃんは「デス!」が口癖なのは周知の通りだが、今回、調との対話の中で妙な発音の「さいですか!」という返事があった。あれって多分「Scytheですか」なんじゃなかろうか。つまりはdeath scytheってことでね。違うかな。

 さて、ここからどうなることやら。中心となるのはマリアから響へと繋がるガングニールのラインになるわけだが、その他にもクリスの挙動、そしてフィーネの顕現と、まだ残された要素は多いのである。フィーネに関しては、今回調ちゃんが櫻井了子と同じ台詞を響に伝えたシーンが気になるところだが……ひょっとして、切歌だけじゃなく、調と2人で初めてフィーネとなるようにリインカネーションしたって可能性もあるのか? いや、今更フィーネさんが帰ってきたところで、月も落ちてきてるから特にやることないんだけどさ。まぁなんだ、色々考えることはあるが、1つだけ言えるのは、どの展開にも翼さんがあんまり関係無いってことだ。今回も面白バイクで放っておけばいいノイズ相手にひき逃げアタックをぶちかましてただけだったし……言ってることは恰好いいのに、なんだかんだで一番のネタキャラになっちゃってるよ翼さん……。

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 「何故そこで愛?!」 第10話。やっぱりこのアニメすげぇわ。どこまでふざけてるのかさっぱり分からないのに笑えるんだもの。いや、笑っちゃ駄目なお話だけどね。シリアスパートではがっちり盛り上げておいて、そのシリアスの中に紛れ込ませたナンセンスで笑わせる。これがシリアスな笑いってやつかー。緒川流忍術、ギアより強いんじゃないかな……。

 神獣鏡(シェンショウジン)をギアとしてまとった未来。彼女が出撃してきた背後には当然ウェルがいるわけだが、どうやら「未来の強すぎた思い」が悪い方に利用されてしまったらしい。元々未来たち学園の生徒はそれなりにギアと親和する可能性があったらしいが(そんな設定があったのかどうかはよく分からんが)、それだけでは流石にギアはまとえない。ウェルの開発した謎システムにより、未来の気持ちが無理矢理増幅された結果、急ごしらえの奏者が産みだされたとのこと。未来の気持ちというのはあくまで「響が救われる世界を望む」だけであるから、それがあのような強大な武力になってしまったのは、およそウェルの口八丁というところだろう。「未来が強くなって戦う」→「ウェルの野望が果たされてフロンティアがひらく」→「なんやかんやで世界に平和が訪れる」→「響が戦わなくて良くなる」という論法である。明らかにワンステップ大きすぎる隔たりがある気がするが、その辺を上手く丸め込んだんだろう。ギアの影響力のせいか未来は半分洗脳状態みたいになっていたし、既にまともな判断力を持っていなかったのだと思われる。響との対話も、どこか噛み合っていない様子が寂しかった。

 未来の神獣鏡は、数ある聖遺物の中でもどうやら強力なものであるらしい。特に「聖遺物の影響力を無効化する」というとんでもない固有スキルを持っており、このせいでクリスちゃんの防壁も破られ、調を含む全員がまとめて大ピンチに。翼さんの機転で何とか一命を取り留めたが、聖遺物パワー云々以前に戦艦の外装が吹き飛んでいたんだから、多分物理ダメージだって相当なもんだったろうよ。しかし、天羽々斬って便利だよな……あのサイズのブレードを大量に出せる時点でチート武器くさい。まぁ、ギアなんてどれも似たようなもんかもしれないけど……以前のバイクでタンクスパーのときもそうだったけど、翼さんのギアの使い方はいちいちおかしいのである。「大量の剣を盾として使うけどチョコみたいにガンガン溶けるせいで回避が間に合わない」って、どんな図やねん。

 ギアの使い方で言うなら、今回マリア同様に間違った方向に吹っ切れることにした切歌ちゃんのイガリマもなかなか面白い。これまでは単なる「色んなリーチの鎌」だったが、今回やぶれかぶれで放った必殺技は、巨大なギロチンとなって相手をぶった切るという豪快極まりないものだった。あれが決まってたら翼さんがグロ画像になっていたかと思うと、切歌ちゃんもなかなか恐ろしい子である。前回がシュルシャガナの見せ場だったと考えると、まだ今ひとつ活躍が物足りないイガリマ。クライマックスに向けてフィーネさんが取り憑いた切歌ちゃんも渦中に巻き込まれるのは確実であろうから、今後もう1段階上のイガリマの活躍に期待したいところである。

 そして、新規ギアとして開発された神獣鏡の恐るべきパワー。集中照射モードでは問答無用のレーザーキャノン(相手能力無効化)を放ち、細かく動いても散弾のようにビームをまき散らすことが出来る多段ファンネルを展開する。あくまで「鏡」としてのモチーフを維持しながらも多彩に動く神獣鏡ギアのギミックは、まさに「シンフォギア」のバトルの真骨頂である。相手取る響も防戦一方だが、あれだけ動けるなら大したもん。ガングニールもユニゾンレベルが高い状態なので、ひょっとしたら機動性能もマックスになっているのかもしれない。そして、既にタイムリミットが近い融合状態ながらも、目の前に一度は殺してしまったと思っていた親友未来がいるのである。響の単細胞が爆発しないわけがない。友情パワーを振りかざした脳筋キャラというのは見ていて非常に気持ちが良い。暴れ回る未来を強引に押さえて、「絶対に離さない」というガングニールのテーマ(「撃槍・ガングニール」の冒頭)を歌い上げ、ものの見事に増幅された神獣鏡レーザーに2人してダイブしたのである。まぁ、これで未来の神獣鏡は破壊・解体されたと思うが……当然気になるのはガングニールの方だよねぇ。都合良く聖遺物だけを無効化出来る能力なのだとしたら、絶望的だった響の融合状態すらキャンセル出来るかもしれないわけで。ただ、神獣鏡レーザーは物理ダメージも凄いわけで……来週、響がどうなっているのか気になるところである。

 そして、なんと言っても気になるといえば……クリスちゃんだよなぁ。今回も賑々しく歌いながら派手なミサイルPartyを披露していたクリスちゃん。あまりに便利すぎる悪魔のアイテム・ソロモンの杖をウェルが好き放題にしているのを観て、先週あたりから繰り返していた通りに何度も何度も自分を責め続けている。確かに彼女は過去に罪を犯しているが、その償いのために現在のポジションで働いているのではなかったか。彼女が最後に取った謎の行動の真意とは一体??! 本当に、毎回毎回引きが上手すぎるアニメ。繰り返すが、クリスちゃんを不幸にしたらゆるさねぇ。

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 最後で全部吹っ飛んだけど、流石に今週の展開はどうかと思った、第9話。いや、なんかもう、色々ありすぎて何からまとめていいのかよく分からなくなってるわ。まぁいいや、とりあえず1つずついきましょう。

 まず、先にどうかと思ったところからつっこんどくけど、流石にこのシナリオ展開の中での突然の中華風修行は空気読めなすぎだろ。突然のおっさん絶唱に始まり、未来のことを一端忘れたように笑顔を見せる響、そんなことしてる場合じゃないはずなのに真面目にのっちゃう翼さん、そして、最後にフラグにしか聞こえない独白を漏らすクリス……あのシーンだけ完全に浮いてたんだよ。いや、古式ゆかしい(?!)中国映画風修行を繰り返す面々の構図は面白かったが、ホント、全員が全員「そんな場合でも無いしそんなメンタリティでもないやん!」っていう気持ちばかりが先行するわ。なんであのくだり入れたんでしょうか。まぁ、多分一番の理由は、クリスちゃんに最後の一言を言わせることだったんでしょうけど。

 というわけで「今週のクリスちゃん」だが、久しぶりに戦闘シーンで大馬鹿活劇を披露してくれたところが1つ目の見せ場。キャラソンの発売日も間近に迫ったのでもう一回くらいてこ入れしておく感じだろうか。しかも、とんでもサイズのミサイルで飛行型のノイズ(1期では3人の共闘で初めて倒せたサイズな気がする)を問答無用の一撃殺。ホントに凄まじいぞイチイバル。もう、なんでおっぱいからミサイルが出ないのかだけが不思議でしょうがない。見せ場その2は、何故か突然訪れたファミレスでの翼との対話。序盤の戦闘中に「こんな嫌な現状を誰が作ったんだ?!」と自問した結果、「私がソロモンを呼び覚ましたせいだ」と一人でテンションを下げてしまったクリスちゃんは、誰かとの温かい繋がりを求めてとりあえず翼さんに声をかけてみることにした。傷心の響をいじらなかったあたりは彼女なりに成長したところだと思うが、それにしても空気が一切読めない翼さんを相手に選んだのは大失敗。ホントは仲良くなれているはずなのに、お互いの目的が噛み合わずに喧嘩別れみたいな形になってしまった。学園祭のくだりのあの穏やかな空気はどこへ行ってしまったのか。まぁ、ご飯を美味しそうに食べるクリスちゃんが実に愛らしかったので、あのシーンは良しとするべきだろうか。「私がソロモンを目覚めさせてしまった」「話し合おうとしてもすれ違ってしまう」、そして「この場所は私にはあったかすぎる」と立て続けにサヨナラフラグを急増で乱立しだしたクリス。はたしてどうなってしまうというのか。なんで制作陣はこんな無理矢理な形でクリスちゃんに試練を与えようとするのか。ギブミー笑顔。

 謎修行のくだりのせいで響のテンションもよく分からなくなってしまったので、とりあえず敵側に視点を移そう。前回のタワーの一件で、完全に間違った方向に吹っ切れてしまったのがマリアさん。米国政府との和睦は完全に失敗に終わり、その会見の場では相手の悪意をまざまざと見せつけられてしまった。マリアさんはただでさえ「自分のせいでナスターシャが守れなかった」という負い目を持っているところに、更なる追い討ちをかけられた形であり、「米国政府は頼れない」「とは言ってもマムはもう手を失った」という状況で、「じゃぁ変態博士に全てを賭けるしかない」という短絡的かつ絶望的な選択肢である。大義名分を半分失ったような状態なので切歌・調コンビともそりが合わなくなるし、自然に非人道的な挙動になってしまうので、本人の精神状態はますます悪い方へと傾いてしまう。今まで先頭に立ってた人間が突然寄る辺を失い、転げていく様子が実に痛々しい。初登場時の凜とした勇姿はどこへ行ってしまったものか……。

 もちろん、そんな味方の惨状に黙っているわけではない仲間だっている。突如ヒールに転げだしたマリアたちに、予想もしていなかった事実をぽんぽんと告げられて動揺する切歌・調コンビ。どうやらウェルの発言からすると、彼女たちが「月の落下から人類を救う」という目標を第一に掲げていたのは事実のようである。しかし、目的が正しくても手段は当然吟味する必要があるわけで、彼女たちはこれまで、ウェルとは違った「正しい方法での世界秩序」を目指していたのである。しかし、まずマリアが現実を突きつけられたことによって転げ、そんな彼女の窮状を見て、セレナのことで負い目もあり、一番にマリアのことを考えていたナスターシャも折れた。こうなってしまっては、幼い2人はどのように現状を判断したら良いのかが分からなくなってしまう。辛うじて、調は自らの正義を奮い立たせ、今回単独でのシュルシャガナ歌唱からのバトルへ突入。今期新規ギアの中でも一番の変わり種、面白い挙動を見せるシュルシャガナ、その無茶苦茶な暴れっぷりを、南條愛乃の生歌込みでたっぷりとお届けである。考えてみれば今回はクリス、司令(!)、調と、なかなか贅沢な歌パートが多かった。

 しかししかし好事魔多し。調のようにシンプルに「自分の思う正義」に身体を委ねられないのが切歌である。フィーネの真実を知ってしまった今、彼女が自分の中にフィーネを宿していることはほぼ確実。そうなると、彼女に課せられた最大の呪縛は「時間」である。次第に自分が失われていく恐怖は、これまでマリアのものとして外から眺めていたものであったが、それが突如自分の身体に降って湧いたのだ。彼女の恐怖はいかほどのものか。そのために、彼女は判断力を失い、ウェルの魔の手にかかってあのような行動に走ってしまう。「すぐに何とかしないと」という焦りは、詐欺師にとっては恰好の餌になってしまうわけだ。

 更に更に、そんな修羅場に何とか翼とクリスが間に合い、アンチリンカーを使用された調がいない状態では当然ワンサイドゲーム。このまま2人も押さえ込めるか、と思った直後に、ウェルから送り出されたのはなんと4体目の適合者。歌う起動キーはなんとあの神獣鏡(シェンショウジン)である。なるほど、聖遺物なのだからギアとしてまとうことも可能だったということか。そしてそのギアをまとっているのは未来である。もう、何がなにやら。完全にレイプ目だったので洗脳状態だったのは間違いないだろうが、ウェルの手にかかればなんでもありだ。多分、どこかでネフィリムの心臓も噛んでるんだろうな。そういや、一応ウェルって未来が響たちの関係者だってことは知ってるんだっけ(もう面倒なので確認しないけど)。未来の生存を素直に喜びつつも、更なるどん底展開にはたしてどうしたものか!

 はぁぁぁあ、突っ込みどころ、いじりどころが多すぎて本当にしんどい作品である。よくもまぁ、これだけ色々とやろうとするもんだ。今週分をまとめると……ご飯を美味しそうに食べる女の子は可愛いな! 栄養が全部胸に行くのは素晴らしいな!

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 マンボウ先生「死を恐れていては何も始まらぬ」 第8話。響のびっくり声でマンボウ死ぬんじゃないかとハラハラしたよ。これだけ生き死にを熱く語るアニメの中でも泰然と泳ぐマンボウ先生恰好良すぎる。

 今回もアツいです。物語も佳境が近づいてきているわけだが、その中で心折れそうな戦いを繰り広げるキャラクターが多すぎるのです。1人ずつ見ていきましょうか。まずは敵陣営。今回のライブ音源はマリアさんの「烈槍・ガングニール」。歌いながら戦うとかなり不自由そうにしていたマリアさん。おそらく今回は心の迷いが歌にも出てしまっていたのだろう。既に槍っていうよりもマントの方が主戦力になっているガングニールをひっさげて、悲壮な決意で戦いを続けている。前回のラストで衝撃の事実が明かされたわけだが、「フィーネを騙る」ことについては、流石にマリアさん自身も了承済みの案件だったようだ。ま、そりゃ自分がフィーネ憑きなんて深刻な症状かどうかは自分が一番分かるだろう。ナスターシャとの大望を果たすためにはウェルの協力が不可欠であり、そのウェルを口説き落とすのに手っ取り早いのがフィーネを「降ろす」こと。ナスターシャとマリアは共謀してウェルを引き込むために、有りもしないフィーネを演じることに決めた。実際、マリアたちはフィーネを降ろすために選ばれた子供たちだったらしいので、説得力はそれなりなのだろう(それにしたって聖遺物研究の第一人者であるはずのウェルが欺瞞に気付かなかったとは考えにくいのだが)。

 今回、改めて機動部が調査した結果、どうやらウェルがほのめかした月の落下は本当っぽいぞ、ということも明らかになった。つまり、先んじて米国上層部から離反して単独行動を取ったナスターシャ達の行動には大義名分があったことになるわけだが、結局、ナスターシャは自分たちの野望は間違っていたと悟ってしまった。世界を救うためとはいえ、ウェルのようなキチピーに大きな力を与えてしまったことは過ちだったということである。ナスターシャは既にフィーネ作戦を捨てて禊ぎに入っており、まず神獣鏡(シェンショウジン)の力ではウェルの野望には足りないということを示して彼の野望を諦めさせる。更に自らの研究で培った先端聖遺物の技術も米国政府に引き渡し、後のことは組織に託そうという狙い。しかし、これまで多くの命を奪ってきたつけはそう簡単に支払われるわけがなく、取引先からはあっさり裏切りを受ける。暴れ出したウェルの機転のおかげで一命は取り留めたものの、目標を失い、八方ふさがりになったことでマリアは絶望的な状況を理解し、全てが自分の不甲斐なさ故であると恥じる。基本的には翼と同じように物事を全て背負い込んでしまう質の人間である。吹っ切れたマリアは、ナスターシャを守るため、鬼になる決意をしたのであった。

 「フィーネを失った」マリアとは対照的に、はっきりと「フィーネが宿った」ことを感じ取ったのが切歌である。何の因果なのか、このタイミングではっきりとその姿を自分のうちに見てしまった切歌は、当然ナスターシャとマリアが結託していた欺瞞にも気付いたはずなのだが、まぁ、この子はそこまでお利口ではないので。とりあえずカップ麺を食べることで忘れることにした模様。最近は298円のカップ麺も多いけど、やっぱりコストパフォーマンスが悪い気がするよねぇ。まぁ「ごちそうデス!」と思えるならいいけども。調ちゃん、説明書きの通りに作れば、そりゃ思い通りの味にはなると思いますよ。

 物陰でナスターシャとマリアの相談ごとを盗み聞きしていたウェルはというと、フロンティアの発掘に失敗し、ナスターシャと手を組む理由が無くなったことで既に暴走気味。引き続きネフィリムの心臓は彼の手にあるわけで、神獣鏡とは別の手段で改めてフロンティアにチャレンジすることになるのだろう。ソロモンが彼の手にある間はしばらく無茶出来るわけだし。次にやるとしたら、おそらくナスターシャの命を盾にしてマリアたちのギアの力を暴走させて発掘に挑むことになるかな。3人分のギアの力を結集させれば、行けないこともないかもしれない。そして、多分その間に切歌の異常に気付けば、フィーネの力を利用することも可能になるだろうし(ひょっとしたらメディカルチェックで彼女の異常に気付いているかもしれない)。

 一方の主人公サイドは、どんどん悲劇の度合いが増している響の回りでみんなが目頭を押さえている状態。相変わらず気丈に振る舞っている響だが、彼女のキャラソンである「正義を信じて、握り締めて」を聞いていると、とにかく自己犠牲をほのめかす内容ばかりで苦しくなってしまう。「平気へっちゃら覚悟したから」とか「たとえ命枯れても」とか「きっと花に生まれると信じて」とか……今回のサブタイトルは「私ト云ウ音響キソノ先ニ」の一節であるが、結局彼女は必死に掴んでいた未来ちゃんの手を放してしまった。そして、それ故にあのラストである。もう、本当に胃がキリキリするぐらいに辛い。この先彼女が助かる道はあるのかなぁ……。

 そんな響を見守る未来ちゃん、そして翼さん。最近翼さんはなかなか活躍の機会が与えられず、内心忸怩たるものがあるのだろう。かつて一度最愛の仲間である奏さんを同じように失っているだけに、彼女の気持ちの強さも人一倍である。司令に全てを託されてしまった未来ちゃんものしかかる責任は強く感じているだろう。これだけ回りの人間に心配させるなんて、響も罪作りな奴である。クリスちゃんに関しては……どうだろう。彼女が今後大きく関わってくるとしたら、やっぱり「フィーネの復活」っていうテーマに絡んでかなぁ。形こそ違うが、敵側の切歌が「フィーネに人生を狂わされる者」になる可能性があり、そうなったときにクリスちゃんはものすごく自己投影して苦しみそう。今回はウェルという分かりやすい悪役がいるのだから、いっそ復活フィーネさんはどっちかっていうと味方寄りのスタンスでいて欲しい。ピンチの時に颯爽と現れる櫻井了子女史の力で響が救われる展開とか、1期最終話と見比べるとすげぇ恰好いい展開。まぁ、ぶっちゃけ「最後の最後に沢城先輩が恰好よく助けに来てくれる」っていうのが見たいだけなんですけどね。あと個人的にツヴァイウィングによる「不死鳥のフランメ」が聞きたいので、土壇場での奏さん復活とかでもいいけど。

 見たい展開が多すぎるなぁ。

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 なんとノコギリ! 第7話。今回は剣ではなかったです。響がわざわざ「盾?!」って丁寧なネタ振りをしてくれているのが優しいね。ちゃんと持ちネタをこうして消化してくれるスタッフの生真面目さは好きよ。

 ノコギリによって響の拳は阻止されてしまったが、正義側の展開は非常にスムースに予定通りの方向に進んでいる。響はギアを発動せざるをえない。たとえ敵に偽善と誹られようと、過去に生きることを否定されようと、立花響は信念を貫く。その信念が相手方を揺さぶり、まさかのどんでん返しが訪れたのはなんとフィーネの行方である。これまでずっと苛まれてきたはずのマリアの存在が、ここに来て大きく揺らぐことになる。ラストシーンを見る限りでは、どうやらフィーネは望まざる者、切歌に接続を果たしたようであるが……

 さて、今回も非常に見やすい、シンプルな筋立てである(基本的にこの作品は非常にシンプルに出来ているので、その分色々なポイントをたっぷりと見られるのが売りだと思っているが)。再びギアを身にまとった響に対し、もうどこからどう見ても悪役として吹っ切れちゃったDr.ウェル。もうどこからがウェルでどこからが杉田なのかもよく分からないぐらいにかっ飛ばし過ぎているので、迫真の悪っぷりのはずなのに何故かギャグに見えるのが難点だが、一般人を平気で殺害したり、味方に対しては弱みを振りかざして強迫してみたり、あげく命を軽んじて暴走させてみたり、暴れたい放題のやりたいほうだ〜い! である。「YOU達歌っちゃえよ」はどう考えても杉田の台詞だと思うんだけどもね。あいつ何故かこの言い回し大好きだからな。

 しかし、ウェルが1人でギャグシリアスやっているとは言っても、起こっている事件は全部シリアスである。リンカーの強制投与によって絶唱を余儀なくされる切歌と調。そして、リンカーによる適合からの絶唱は命を奪うことを目の前で見てきた響の献身。「繋ぐことと紡ぐこと」の強さはこんな局面でも発揮されるらしく、なんと手を繋がずとも相手のギアから強制的にエナジードレインが可能であるという。おそらく生体融合してしまったガングニールがあるからこそ発動出来る荒技なのだろうが、これによって戦闘は成立しなくなり、全ての咎を被った形で響がぶっ倒れることになってしまった。彼女が望むと望まざると、着実に「君でいられなく」なっている響。近づくだけで巨大な熱を放ち、触れた木の葉を燃やし尽くす異様な光景は、皮肉にも、人に触れるだけで炭素化させてしまうノイズに酷似しているのである。

 響の窮地は、駆けつけた仲間によって辛うじて救われた。翼さんがバイクに乗ったまま歌い始めて天羽々斬がバイクに直結、まるで「仮面ライダー翼」みたいな展開は不覚にも笑ってしまったが、その結果やったことが「貯水タンクぶった切って水をかける」っていうだけだったのも笑える。今回、クリスちゃんと翼さんの出番これだけですからね。前回翼さんは嘘くさい突き放し演技で響を戦場から遠ざけようと頑張っていたわけだが、わずか1話でクリスにも未来にも響の容態は知られてしまい、結局「一般人代表」たる未来の手にゆだねられることになった。まぁ、現時点では敵側もぼちぼち改心フラグが積まれているので、すごく運が良ければ響の戦力が無くても何とかなる可能性はあるが……フィーネの復活とウィルの暴走は止まらないでしょうから、多分「未来を守るため」の変身が待っているんだろうね……未来さんは1期に続いて苦しいお仕事が回ってくるなぁ。

 そして、ウェルが1人で盛り上がっているおかげでどんどん醒めていってる敵側陣営。元々は幼い少女の命を奪ったFISの姿勢に疑問を抱いての反乱だったわけだが、結局やってることがテロリズムであるという認識になっており、ナスターシャさんは体調のこともありボチボチ限界。若い連中を牽引していた「マリアがフィーネを引き継いだ」という事実が、実は全くの嘘であったとカミングアウトしたのである。もしこれが事実だとすれば、最大の後ろ盾を失い、マリア達は長いものに巻かれるエンディングしかないだろう。そして、実際にマリアにフィーネが憑いていないのも間違いないらしい。あそこまで堂々と翼さんと渡り合った新たな「黒いガングニール」が、実は単なるフツーの適合者でしかなかったというのは、なるほど絶妙なサプライズ。「じゃぁ、誰がフィーネだったの?!」という問いに対して、ナスターシャは「誰でもなかった」と答えたわけだが、時を同じくして、親友のピンチに切歌さんがなんか発動。いや、流石にあの展開だったら調の方に覚醒イベントが来ると思っていたが……まさかの切歌なの? そりゃ意外過ぎるデス。確かに彼女の操るイガリマは、どこかしらフィーネのまとっていたネフシュタインに似ていないくもない……か?(今回響の拳を受ける時にアンカーに使ったチェーンの形状は、フィーネが月を引っ張り降ろしたアレに似ている気がする。まぁ、ギアのデザインってどれも割と似通ってるけども)

 さぁ、こうなるとまた話は違ってくる。既に投降に意志が傾いているであろうナスターシャと、強制力が衰えこそしたが、妹の遺恨を一番強く持つマリア。最初は響の姿勢に反発していたが次第に困惑が深まり、自分たちのスタンスが分からなくなっている調に、謎の力に支配されつつある切歌。誰が望むでもないはずだが、どうやら戦いはまだ終わってくれそうにない。

 今回はAパートで繰り広げられたバトルシーンが(ほとんど直接接触はないが)画面的な見どころになっていた。作監に沼田さんが参加していたが、沼田さんはシンフォギアにかかわるのは初めてやんね。「正義を信じて、握り締めて」に合わせて突き進む響の男前なアクションは実に見栄えがいいのに加え、この作品ならではの持ち味である、楽曲のアフレコ収録により、響の打撃の迫力が3割増し。ぶっちゃけあおちゃんの歌は(他のギア奏者に比べると)そこまで上手いわけではないのだが、その分、力を込めた時の歌の自然な崩れ方なんかが面白い変化になっていて、「ホントに歌いながら戦ってるなぁ」というのがよく分かって楽しい。そして、この響の新曲、大好きです。やっぱりシンフォギアソングは熱くなってナンボ。今回良いデザインを見せてくれたイガリマ・シュルシャガナの2つも早くフルで楽曲が聴きたいところ。あ、あとイガリマ・シュルシャガナは、ギアの尻の部分がエロい。まぁ、どのギアでもエロさは大して変わらないんだけどさ。どこかのおねーさんがコスプレでもしてくれないもんだろうかね。

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