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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今週の標語は「アテナを救うためのバイト」、第16話。何度反芻してもひどいフレーズだ。全盛期のジャンプマンガだったら「ピッコロ大魔王を封印するバイト」とか「DIOを倒してホリィを救うためのバイト」とかもあったに違いない。

 「今週はギャグ回だ」。そういってしまえばカテゴライズは終了なのだが、この作品の場合、狙って作ったギャグは一切面白くないというクオリティが奇跡的である。冒頭のマーシアン襲撃のあたりから「今週は緩い空気で行くんだな」ということは分かるわけだが、光牙たちがバイトで色々と失敗するところなんかは、(特に画もグダグダだったこともあり)見ていてクスリとはしないのだ。まぁ、あくまでも正しい時間帯のお子様向けぬるま湯ギャグなのでこれくらいでも特に問題無いとは思うのだが、一応間には「聖闘士が生きる運命」なんて真面目なテーマを挟もうとしてるんだから、メリハリつけてもうちょっとギャグをギャグとして徹底させる方向でも良かったと思うんだけども。たとえどんなシナリオだったとしても、あのアリさんマーシアンに苦戦しちゃ駄目よねぇ。

 しかし、そうした「狙ったギャグ」の適当さはさておいても、冒頭で引用した台詞のように、謎が更に混迷する世界設定故の突っ込みどころは多い。結局、聖闘士ってのは一般市民に知られていない存在であるということなのだ。……うそぉ、だってマルス様がサンクチュアリぶっ壊した時とかものすごい衝撃だったじゃない。あれで世界中が気付かないのか? この世界の教皇って、単に聖闘士達からあがめられてるだけで、実はめっちゃ知名度が低いとか? いや、そんなわけねぇよなぁ、確か原作版だと「教皇は万人から愛されて……」みたいな記述もあった気がするし。聖闘士育成っていう目的が周知されてなかったら、城戸光政の大量の養子縁組はマジキチ所業だろうさ(まぁ、実際には全員血を分けた息子なわけだが)。いや、そもそも「Ω」の中でも、パブリーンさんは仮面のままで地元住民と交流してたぞ。あれはどう考えても聖闘士のことを知らないと成立しないだろ。それとも、あの雪すさぶ町の住民たちは「パブリーンさんは良い人だけど、なんでずっと仮面つけてんのかなぁ」とか思ってたんか。それはそれですげぇよ。

 まぁ、とにかく、そんな聖闘士と一般市民の落差がよく分かるお話でした。前回の次回予告で、てっきり光牙が「一般人はあんなに楽しそうに生活してるのに、なんで俺たちは血みどろの戦いを続けなきゃいけないんだ!」ってグレる話かと思ってたのだが、そんなこともなくあっさり「星の運命」を受け入れてましたね。まぁ、バイトに向いてないってことを痛感してしまった後だったから、それはそれでいいのかも……あれだけ聖闘士になるのを嫌がってたのにね。光牙はやたら器用に皿を割るスキルを持っているのに、蒼摩とやった配膳ショーでは一切割らずにアクロバティックなパフォーマンスを見せられるという謎特性の持ち主です。もういっそのこと、このままバイトに精を出し続けて一般人に溶け込んでいくという、新たな路線の聖闘士星矢の物語でも面白かったかもしれないぞ。ペガサス流星皿洗い。

 次週は圧倒的アリエス臭がする聖衣修復エピソード。いや、修復も何も、まだ光牙たちの聖衣は傷ついてるようには見えないけど……まぁ、ムウさんなら目に見えない傷も全て看過してみせてたし、色々とこれまでの戦闘のダメージは蓄積しているのかもしれない。次回予告で出てきたロリっ子が何者なのかは謎だが、もう、眉毛からしてそっちの人である。「へぇー、お前それジャミールでも同じ事いえんの?」

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 想像以上にどうでも良かったな! 第15話。先々週の次回予告で散々期待させてくれたイチさん劇場だったが、結局こんな内容である。やっぱり、このアニメ、基本的にどうでもいいよね!(核心)

 第2の遺跡にあっさり到達する光牙たち。ファーストステージの風の遺跡もも「マルスさん、要所なんだからもう少し警備を手厚くしようよ」と思ったものだが、今回の土の遺跡の防備の薄さもなかなかのもの。どう考えても使えないだろうと思われる新参の裏切り者と、確実にマルス様の治世に興味がなさそうな謎の白銀聖闘士ミケランジェロさんしかいないという。ミケランジェロさん、いくら尺が無いからって事後処理適当すぎるだろう。栄斗に「その白銀聖衣は飾りか」って挑発された時にはそこからバトルフラグかと思ったのに、一言もしゃべらずに消えてやがるし。ほんと、シルバーはゴミみたいな連中しかいないよ。雑魚兵士出すだけ出して退場って、どれだけ下っ端の仕事やねん。

 そして、そんなゴミに成り上がったイチさん。はっきり言って、外道外道アンド外道。でも、小物。色々と苦労してるんだろうなぁ、とは思うけどさ。星矢たちが激闘を繰り広げてる間、結局この人たちは何してたんだろうね。激さんは多分教員免許取るために勉強してたんだろう。あんまりウジウジ考えるタイプじゃないし、割と諦め早いから「俺はあんなヒーローじゃなくていいや」って割り切ったんだろう。そりゃま、仮に中学や高校の同じクラスから政治家やスポーツ選手が出てきたところで、「何で俺はあんな風になれないんだ!」っていちいち思わないでしょ。普通は「他所は他所、うちはうち」でいいんですよ。

 でもイチさんは駄目だったみたい。世にも珍しい「聖衣と星座の更新」という手続きを踏み(エラいあっさりしてたが)、八つ当たりに全力を尽くした。海蛇座と水蛇座って何が違うのかは分からないけど、結局属性固まってないのは一緒。武器が毒の人間が主人公サイドで活躍出来るはずがないことは、既にフーゴが証明済みなのである。一応、苦労話の引き合いに「白鳥は……」っていう言葉を持ち出したり、微妙に氷河との因縁を臭わせてるあたりはファンサービスなのかな。イチさんがまともに戦ったのって氷河だけだしな。一部のシーンでは白目が無くなって原作っぽい顔になるところもちょっと面白かったかも。

 で、結局惨敗ですわ。当たり前だけど。これで終わった後にフォローが入れば良かったんだけど、よりによってそのへんのパンピーに慰められるっていう、一番ショボそうな改心フラグだったのがどうにも。強く生きておくれよ。

 さて、来週は輪をかけてどうでもいい話の予感。なんか盛り上がる要素ないかなー。

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 ロリユナかぁいい、第14話。今回は(今回も?)馬越キャラ作画バリバリで色々気持ちいい回。シナリオ云々は放っておいて、この画が見られるだけでもいいような気がしてきた。今回はコンテも神保さんで、色々神がかったシーンが多かったですよ。

 今回はサブタイトルの内容で全て。これまで最もイケメンポジションを維持してきた美闘士ユナと、輪をかけて女性の魅力を加速させるその師匠ピーコックのパブリーン様。この2人のプリキュア聖闘士の戦いが見られるだけで眼福もの。……でもやっぱりプリキュアだよなぁ。パブリーンさんなんか仮面はずしたら完全にキュアムーンライトだったし。ユナは今回聖衣装着シークェンスをたっぷり見せてくれたのだが、装着後には是非「雪原に咲く、一輪の花!」と叫んで欲しかったものである。キュアアクィラ。

 パブリーンさんの必殺技は「ピーコックブリザード」。どう見ても氷河と同じ系統なわけだが、水属性なんだろうか、風属性なんだろうか。流石にユナの師匠なんだから風かしら。きちんと師匠としての威厳もありつつ(声とか!)、ちゃんと弟子の成長と信念を信じてあげられる器の大きさも見せる。仮面を巡っての問答で意思の疎通を行い、最後には弟子の成長を最大限に認めるために仮面を外す、っていうのも良い演出。「男の前で仮面を外すってことは、そいつら皆殺しにするっていう証」って、原作でやったこと無いのが勿体ないくらいに鉄板だ。もう、相手にした3人は確実に助からない。まぁ、残り3人の雑魚っぽさを考えれば当たり前と言えるし、むしろあんな3人と相果てたかと思うとパブリーンさんが不憫でならんが。ちなみに、今回登場した3人組はサジッタ、アウリガは分かりやすかったのだが、もう1人が何座なのかよくわからんかった。調べたら「レチクル座」とやららしいのだが……なんで1人だけオリジナル起用なんだろう。サジッタなんて原作ではあれだけ重要な役割だったのに使い潰されちゃって不憫。結局、この世界で一番不憫なのは、シルバーなのである。

 で、せっかくのいい話だったのに……次回予告!! 全部もっていきやがった! イチさん流石やで!! こりゃぁ来週は荒れた展開になるな……オラすっげぇワクワクしてきた! え? 来週休みなの? ……イチさぁん! 「迫る毒牙」て!

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 蠅座って、名前の響きだけでゴミクズ扱いされるよね、第13話。しかし、スペクターとかならまだしも、生粋の聖闘士、しかもシルバーであの造形、あの性格ってのはひどすぎる気もするが……

 光牙達の旅は第1ステージ「風の遺跡」に到達。前も言ったけど、本当にゼルダで基本操作を覚えるために用意された第1ダンジョンみたいなイメージである。とれる武器もブーメラン止まりな感じ。これが第3ダンジョンあたりだったら風車や強風を使ったギミックで多少パズル要素が増えるだろうに、第1ダンジョンだから難しくすることも出来ず、単に風がごーごー吹いてるだけでオリジナルギミック無し、そんな場所。何の話だ、とにかく風なんだよ。

 当然、第1ダンジョンなので強敵などいるはずもなく、何故かたまたま見張りについていたのはキモデブ変態親父というボーナスステージ。一応小宇宙を云々する大事な施設なんだらマルス様ももうちょっとマシな奴を警備につけとけば良かった気がするんだが、多分そこまでの反乱は警戒してなかったんだろう。女性に毒物を嗅がせて昏倒させ、身ぐるみ剥いで辱めるのが趣味という、およそアテナには認められるはずがない奴くらいしか人員が割けなかった模様。ウイルスが武器っていう聖闘士は新しいし(何属性なのか見当もつかんが)、色々と圧倒的な容姿は新機軸であるのだが、結局光牙によく分からない理由で負けるだけにとどまった。使ってる技タップスピンの時点で使えるわけねーよな。ユナをレイプ目にすることが出来たことが唯一の功績。

 相変わらず本筋はお使いイベントだらけのRPGみたいでどうでもいいのだが、今回はちょこちょこと面白い事実が判明している。まず最大のサプライズは、久しぶりに登場したエデンさん。あのマルス様を「父上」と呼び、ソニア姉さんを「姉上」と呼ぶ男。マーシアンって一体どういう出自なのかが相変わらず謎なので単純に「弟」と呼んでしまって良いのか分からないが、少なくともフェニックス一輝よりも更に悪に近い立ち位置のキャラのようである。ってことはパライストラで大人しく一学生の振りしてたのもマルスに命令されての偵察行動だったってことなんだろうか。その割にゃ悪目立ちしすぎてた気もするけど。一応エリート一家の息子さんってことで、その特訓にはわざわざ黄金聖闘士を家庭教師としてつける徹底ぶり。ミケーネさんにぶん殴られても頑張れる実力の持ち主だ。いや、ミケーネさんがどれだけ強いのか知らんけど。このままだと当然エデンは敵役として登場することになるわけだが、公式の扱いから考えると早晩仲間パーティーに入らなきゃいけないはず。だって、そうでないと「雷の遺跡」を突破出来る人材がいないからね。一体どういう敬意で親父さん決別することになるんだろうか。非常に興味が……わくほどでもねぇ。

 そして、マルス軍には更なる新キャラ、「聖なる魔女」メディアが加わる。裏から支えるサポートメンバーのようであるが、キャストが榊原良子の時点で色々と勝てる気がしない。ソニアさんもユナさんもそうだけど、この番組の女性キャストは威圧感がありすぎる。そりゃもうアリアちゃんのはかなさが際だつってもんですよ。あー、アテナについては……ノーカン。そういや最近「冥王神話」がキッズステーションで始まったから見始めてるんだけど、こっちのアテナも平野綾を使うっていう案はなかったんだろうか。まぁ、違う人物だけども。

 その他、「今までどこでなにしとったんや」という、この番組では毎週繰り出される突っ込みを全身に受ける栄斗さん。なんでしれっと出てきてすぐサポートだよ。恐ろしく状況理解が早い奴だな。しかも風の遺跡に乱入する方法が怖すぎるよ。お前と蒼摩だけならいいけど、アリアにあの所業は確実に殺しに行ってるとしか思えんぞ。本人は至って真面目なんだろうが、どうにもネタキャラ臭が抜けないよ。頑張ってネタキャラになろうとしている蒼摩がかすんじゃうから、やめたげて。ネタ要素の方が盛り上がっちゃったせいで、星矢の遺言なんて本当にどうでもいい扱いだったしなぁ……駄目だよ星矢、立体映像メッセージじゃありがたみがないから、やっぱりしっかりと壁面に刻んでおかないと。

 さて、次週はまたもやユナ回である。2週連続で同じキャラをフィーチャーって、どういう構成なんだろう。しかも「雪原」っていうキータームが出てきているのに、例のあのレジェンドさんのことは完全無視ですか。そうですか。これでいっそのことユナの師匠がアイザックの妹さん、とかいうよく分からない新キャラだったら面白いのに。

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 レジェンド回だよ! 第12話。まぁ、レジェンド回だからってそこまで盛り上がる作品でもないのが残念ではあるのだが。ゴーカイジャーならあらゆるレジェンド回が否応なく盛り上がったものなのになぁ。

 指名手配されているにも関わらずのんびり遠足ペースの光牙達に襲いかかる、前回の余り物白銀聖闘士、ハウンドのミゲルさん。シルバーってのは所属条件に「下衆であること」っていう制限でもあるのかと思われるような典型的なちんぴらキャラの犬っころは、今週プリキュアが休みなのでウルフルンさんの代わりに出てきたのかと思うような、割と犬キャラを前面に押し出したキャラクター。「小宇宙の臭い」ってなんやねん。一応属性は地属性だったみたいだけど、それが一番活躍してたのって、サーフィンみたいに岩盤にのって省エネしてたところくらいだよね。当然、期待していたミリオンゴーストアタックなんて見せてくれるはずもなかったけど、一応最後に龍峰に向かって放った跳び蹴りがそれっぽく見えなくもなかったか(かなりこじつけ)。

 まぁ、そんな犬のことはさておき、シルバーの襲われて困っている光牙達を救ったのは、なんでそんなとこにおったのかよく分からない伝説の青銅聖闘士、瞬である。「アンドロメダ瞬、あのペガサス星矢とともに戦った、単なるハーデスのよりしろさ!」とか紹介して欲しかったもんだが、ミゲルさんの怯えっぷりを見る限りでは、割とサンクチュアリ業界でも星矢達の活躍は広まっているようで。ハーデス騒動とかあの手の事件はどういう風に伝わってるんだろう。基本的に上層部以外はオフレコなのかな。今チャンピオンでやってる過去話の主人公がほぼ瞬で固定だけど、その辺の活躍も知られちゃいないんだろうなぁ(そもそもパラレルだから事件自体無かったかもしれんけど)。とにかく「なんか強いブロンズ」というよく分からない認識のされ方みたいである。恐れをなした負け犬は逃げだし、無事に光牙と龍峰が接触に成功。瞬の口からは、ちょっとだけ今まで伏せられていた謎が明かされた。

 最大の収穫は、クロストーンってなんやねん、という謎がちょっとだけ解決(?)したということ。「謎の隕石が落ちてきて、その結果聖衣が石になったんだよ」って、全然解決してませんけどね。とにかく世界中の聖衣は一通り石に化けたってことでいいんでしょうか。その割にゃ、今回瞬が使ったネビュラチェーンはストーンから具現化させたようには見えなかったんだけどね。そして、「瞬は闇の小宇宙に蝕まれてもう小宇宙を燃やすことが出来ず、聖衣も装着できない」という残念な引退設定も公開。だからって辺境の医師団にならんでも良いと思うが、どうやら今後アンドロメダの活躍は見られないようである。蝕まれっぱなしじゃなくて何とか解決策探せよ。弟のピンチだと必ず奇跡を起こす馬鹿兄貴はどこにいっちまったんだよ。

 結局、お礼参りに来たミゲルさんは瞬の命懸けの「ちょっとだけネビュラチェーン」の前に粉砕され、更に昇龍覇と流星拳の合わせ技を喰らうという、未だかつてなかった大サービスで地獄に送られた。瞬は光牙の姿に星矢の影を見いだしたみたいだが、視聴者側からすると「単にアニメ版星矢と流星拳のモーションが同じだからじゃないか」と思ってしまうのは内緒。昇龍覇も同じモーションかな。個人的にアニメ版の振り付けで一番見たいのはダイヤモンドダストなんですけど。もしくはオーロラサンダーアタックね。

 結局、いつも通りの山もなんも無い展開ではあるのだが、一応、新盤の画でもって瞬が描かれたことには多少意味があるだろうか。なんだかありゃりゃぎさんみたいなスカした声になっているのは残念ではあるのだが、改めてアニメで見ると、「チェーンが武器の正義の味方って珍しいよな」という妙な感慨もある。ほんの数時間前に冬木市でチェーンに絡め取られたイスカンダルさんが惨殺されてたからなぁ。一応、ちゃんとディフェンスでサークルチェーン、攻撃でスクェアチェーンを使っていたのはよろしかったと思います。

 さて、来週でようやく目的地に到達。そしてサブタイトルが卑怯千万、「お前達にアテナを託す」ですよ。この文句はやっぱり旧作ファンにはグッと来ますよね。星矢さん、多分「いつか俺も恰好いいシーンでこれ使おう」とか思ってたんだろうなー。

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 久川綾が本当に忙しそう、第11話。仮面の女聖闘士っていうと勝手に妙齢の女性をイメージしてしまうのだが、考えてみりゃあれだけ年季の入った声のマルスの娘だったら、普通に考えたらおばちゃんだよね。中の人的には、マルス(75歳)・ソニア(43歳)。……サンクチュアリも高齢化が進んでいるのかもしれない。

 さておき、今回は序盤が女の子フェスタ、後半は「なんで光牙がそんなに信頼ある強キャラみたいになってんだよ」という構成。特に前半パートについては、世界大混乱のさなかに女の子2人がきゃっきゃうふふの逃避行という、どこか浮世離れした展開であり、何も知らない純真無垢なアリアちゃんを愛でるパートである。たった1日程度の同道であっという間に「私が守りたいと思った」と言わせてしまうパワーは流石の能登ボイス。ユナってもうちょっとちゃきちゃきしてて、ああいうボーッとした子を見てるといらいらするタイプかと思ったのだが、案外お姉さん属性が強いのかもしれない。ま、それにしても逃走中だって言う緊張感がなさ過ぎる気もするんだけどさ。

 そして、そんな2人に差し向けられた追っ手は、シルバー2人と「ハイ・マーシアン」という謎のクラスを持つマルスのご息女であるソニアさん。マーシアンのランク付けがどうなってるのかがよくわからねぇけど、他の人たちも「ハイ・マーシアン!」って驚いてたから、多分みんな知ってるんだろう。白銀聖闘士を従えてるってことはシルバーよりも格が上なんだろうか? まぁ、強そうではあったけども。結局、女同士の意地のぶつかり合いはソニアの圧勝。そのまま命脈を絶たれるかと思いきや、マルス様のナイスアシストでユナはぎりぎり生還。ついでに都合良く駆けつけた蒼摩がソニアを親の仇と見定める。新キャラのくせにユナと蒼摩の2人に一気に因縁付けられるソニアさん、今後も鍵を握る人物となりそうだ。

 猛る蒼摩を尻目にソニアは退場し、残されたのはとってつけたような白銀聖闘士2人組。どちらも見たことのないキャラだが、肩書きはなんとクロウとハウンドである。あちゃー、アステリオンさんとジャミアンさんは引退してるのかー。いや、ひょっとしたら星矢たちにボコられた時点で解雇されてるのかもしれないけども。ただ、先代クロウと比べると、新時代の烏座ヨハンさんは、割と話が分かる真面目な性格。どうやらこの時代の有象無象の聖闘士たちはマルスを「大教皇」と呼び、ゴールドを失い混乱した時代の拠り所と見ているということが判明した。そしてその洗脳はそれなりに根深いものらしく、ちょいと躊躇ってはくれたものの、結局は直接対決以外の選択肢は無し。烏対鷲という謎の鳥類対決へと持ち込まれる。

 風属性対決は、エフェクトとして白黒の羽こそ舞ったものの、禍々しいブラックウィングシャフトが繰り出されることもなく、地味なカウンター技との押収で勢い任せに決着。一応ユナがフェイバリットホールドを決めたのは初で、バックに鷲座のデザインが浮かび上がる毎度お馴染みの演出は悪くないとは思うんだが、結局何が起こってるのかよく分からないままであった。まぁ、この作品ならいつものことなんだけどさ。クロウの人、悪い人じゃなさそうだったし、復活してくれても良さそうなんだけども……技が地味だからなぁ。残ったハウンドの人は次週追いかけてくる模様。今度こそミリオンゴーストアタックが見られることに期待したいが、多分無理だろうなぁ(何属性かさっぱり分からないからな!)

 アリアの申し出のおかげで、無事に旅の目的も決まった面々。「風の遺跡」とかいう、まるでゼルダの1つ目のダンジョンみたいな安易な名前の場所を目指して旅を開始します。遺跡は5つってことは、当然5属性分の遺跡があるってことなんだろうね。本当によく分からない世界観だなぁ。そして、次回予告ではついにあのアンドロメダ瞬が姿を現した。お前さんは星矢に面倒な仕事を任せてどこに行ってたんだ。まだアンドロメダではあるんだろうか。しかし、残念なことに瞬のキャストが神谷浩史であることは発表されている模様。星矢が元キャストなんだから、存命中で行ける部分は元のキャストで頑張って欲しかったもんだけどなぁ。まぁ、出てくるだけでも満足するかなぁ。

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 本作2度目のエエエエエエェ(´A`)ェエエエエエエエ 第10話。だからお前誰だよ! 誓える程獅子座の黄金聖衣に縁もゆかりもないよ!

 マルスさんの狙いはなんとあの神話の「バベルの塔」の再構築。かつては人間どもの言語をぶっ壊すきっかけとなったバベルの塔だが、それを再び作り上げることを経て、マルスさんは「人間どもから全てを一度奪い去る」ことを狙うという。なんかよく分からない目的。そして、そのためにはかの偽アテナ・アリアちゃんの力も必要な模様。これまた謎。結局彼女は一体何者なんでしょうか。元々マルスさんはしょこたんアテナを誘拐しているはずなんだが……どこにやっちゃったんだろうね。これまでのお約束だと何らかの時限装置を導入された上で助けを待ってるはずなんだけどなぁ……。

 そして、謎多きマルス軍に新たに追加されたのが、謎の十字傷を持つおっさん、獅子座のミケーネさんである。過去の獅子座との共通点は特に見いだせず、自己紹介時の「最も高い誇りを持つ」っていう部分くらいが獅子座っぽいかもしれないくらい。まぁ、えてして獅子座のプライドってろくなもんじゃないんだけども。しかし、たとえ正体不明でも、ゴールドをまとった人間はそりゃ強い。光牙たち3人がかりでもひとひねり。ドラゴンのシールドを砕くあたりもなかなか丁寧ないたぶり方ですね。でも、ライトニングボルトもライトニングプラズマも見せてくれないあたりが意地悪だ。少しでいいから獅子座要素を見せてくれよ。

 そして、若者達のピンチに駆けつけたのが、本作唯一の希望の星、我等がペガサス星矢さん、否、サジタリウス星矢さん。まぁ、使ってる必殺技は「ペガサス流星拳」なんですけどね。いいのかそれ。とりあえず、今までお前どこに行ってたんだよ。そして、星矢が堂々とマルスに戦いを挑んでいることから、当然マルスは「ゴールドたちの敵」と認識されてしかるべきだと思うのだが、何故かミケーネさんは「誇り高い」くせに平然とマルスに荷担しているという。イオニアさんは打算でマルス側に「寝返って」いたので構わないけど、この獅子座のおっさんは、旧作の一部のアホども同様にころっと騙されてるってことなんでしょうか。マルスに? どうやって? 「この人がアテナだから」って言われて信じてるってことか? あんだけ嫌そうにしてるアテナを見て何もおもわんのか? どういうことなのよ。

 相変わらず訳の分からない世界だ。いっそあのバベルの塔の内部エレベーターシャフトが巨大な荷電粒子砲になってて、その力で月をぶち抜くのが目的、とかだったら納得する。カ・ディンギル!! ……ないなぁ。ゲキ先生たちはどこから運ばれてきたのかなぁ……なんで光牙達より先に到着してるのかなぁ……栄斗の戦い方はどう考えても聖闘士じゃねぇなぁ……龍峰の水属性は戦い方がえげつないなぁ……次回予告も「誰だよ!」のオンパレードだなぁ……………………

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 結局忍者ってなんやねん、第9話。まぁ、楽しそうだから別にどうでもいいんだけどさ。星座、小宇宙、属性、忍術……どんだけ色んな要素がまざっとるねん。

 前回の黄金聖闘士ショックから一週間。今回はとりあえず手に手を取っての脱出回ということになるわけだ。シナリオとしては実にまっとうな流れで、そのこと自体には突っ込み要素はあまり無い。ゲキ先生がおっさん独自のかっこよさを追求してくれていたのが最高にCOOLで、裏切り者の校長の下で働いてなけりゃサンクチュアリでの要職も務められたんじゃねぇか、っていう英雄っぷりだ。でもパライストラが壊れちゃったら明日から無職になるのかなー。あんな山ほどいた学生たちが全員光牙達みたいに志を持って動いてるわけじゃないだろうし、路頭に迷った有象無象の学生の面倒見るのだけで手一杯になりそうだけどね。しかし、パライストラの規模って結局どれいくらいだったんだろう。今回見た限りじゃ、客席スタンド埋め尽くすくらいに学生がいた気がするんだが、あれだけの人数を限られた手勢で押さえ込もうとしたマーシアンたちの気骨には感服する。どう考えても多勢に無勢だったと思うんだけど……。

 一方、パライストラを闇結界で覆って満足したイオニアさんは、マルスのところに戻って立ち上げ式を行っていた。「イオニアは教皇の座を約束されたからマルスについた」って、随分俗っぽい理由な気もするけど、マルスさんがやろうとしてるのが「新たな十二宮の創造」だったとなると、確かにその教皇職っていうのは面白い。全く新しい体制を作って切り盛りしようってんだから、むしろ名誉欲とかじゃなくて、ベンチャー企業を立ち上げてみたいっていうフロンティアスピリットに近いのかもしれん。そのためにわざわざアテナまで新設してるんだし、マルスさんたちも結構努力家だ。でも、それなら別に十二宮を踏襲せんでも、単に新しいポジションを作れば良かったんじゃないかって気もする。黄金聖衣っていう権威を利用したかったんだろうか。それなら「新たな十二宮」じゃなくて、現存する(既に形骸化した)十二宮に改めて着任した方が楽だし……謎だ。

 そして、今回最大のトピックは、仲間聖闘士の最後の1人、忍者聖闘士の栄斗だ。光牙の入学以前に既に投獄されていたって、なんでマーシアンたちはわざわざ長らく養ってくれていたんだろう。光牙もそうだけど、「捕縛」→「拘留」→「コスモ吸い取ってポイ」っていう流れだとして、「拘留」はいらないんじゃなかろうか。わざわざ牢屋まで準備してぶち込んでおく必要は無いと思うのだが……まぁ、順番待ちとかあったのかな。普通に考えたらアテナの欺瞞を看破した光の聖闘士なんて真っ先に処分しとくべきだったはずだけどな。マルスさんは優しい。

 栄斗は忍者だ。だから属性は土だけど火も水も使える。なにそれずるい。あれか、「本当は放出系だけど操作系も強化系もそこそこ使えます」みたいなやつか。はやくも属性システムが揺らいでる気がするけど大丈夫か。ま、でも思ってたよりも取っつきやすい性格の奴みたいだったので、キャラとしては悪くないかな。今回見せてくれた狼座の聖衣装着シークェンスはなかなか面白くて、あっさりめのペガサスなんかと比べると物々しくて良かった。ウルフも出世したもんだ。ちなみに中の人はこれの放送30分後からウサダだ。たっつぁん、日曜朝の顔みたいになってるやん。

 そういえば、今回エデンが一切登場していないわけだが、それはきっと中の人がチューバロイド役でゴーバスに出演してて忙しかったからだ。もちろん嘘だ。エデンは一輝ポジションだろうからつるまないのは構わないが、結局一切光牙と接点が無いまま終わってしまったので、今後本格的にサンクチュアリ決戦が始まった後で助けにくる理由がないんだよなぁ。なにしにくるんだろうか。ポジションを先代と対応させると瞬=ユナということになるので、エデンが助けにくるのはユナに惚れているから……ではなさそうだなぁ。キャラ対応をまとめておくと、星矢→光牙、ユナ→瞬、龍峰→紫龍、エデン→一輝なので、当然栄斗→氷河ということになるのか。……蒼摩ェ……。

 次週、性懲りもなく更に黄金聖闘士登場? それって星矢のことなのか、それともまた別の誰かなのか。もう、期待しないで待つことにするが、ここで一発ミラクルを見せて欲しい。「まさか! あのジャミアンが黄金聖闘士に!?」

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 エエエエエエェ(´A`)ェエエエエエエエ 第8話。なんやねん、黄金聖闘士が出てくるっていうから楽しみにしてたのに……誰だよ……

 というわけで、パライストラ自体が実は衝撃の悪の組織だったことが判明するという、急転直下のエピソード。そもそも火星軍っていう存在がなんなのかよく分かってないのでどこから突っ込めばいいのかよく分からないのだが、とりあえずこの世界全体として聖闘士が格好悪いってことは何となく分かった。いまんところ「おぉ、恰好いい!」って思ったこと無いよ。敢えてあげるとしたらコンパス座の彼の発動モーションぐらいだよ。

 順を追って考えていこう。まず、アテナが来たってんで辛抱たまらなくなって出待ちどころか楽屋に押しかけることにしたミーハーな光牙君。しかし予想に反し、アテナを守っていたのは火星仕込みの謎の三連星。あいつらどういう扱いなんだよ。3人で1つの星座の聖闘士なの? それとも単なる雑魚扱いか。蜘蛛座て。そしてご丁寧に「闇の糸が!」って自分が闇属性であることをアピールしてから死んでいってくれたぞ。なるほど、具現化系の能力なら闇だろうがなんだろうが大差なく使えるから楽だね。そのうち「闇の炎が!」とか「闇の雷が!」みたいな本末転倒な使い方も出てくる気がするけど。そしてなんと言ってもやられ方が実にスタイリッシュ。まるでコマ送りのように閃光拳で浮かび上がって順繰り倒されていく3人の姿を一言で表すなら、「ギャグ」以外の何物でもなかった。相変わらず噛ませは本当に噛ませでしかない作品。

 そして、いざ光牙がアテナにモーションをかけてみると、そこにいるのは案の定、沙織ではなく能登麻美子であった。……しょこたんよりは麻美子の方がアテナっぽい気もする。もうエウレカ似の彼女が新しいアテナってことでいいんじゃないだろうか。彼女を選んだという点だけを見ればイオニアさんもセンスがあるといえる。

 そう、イオニアじいさんだ。確かに、登場時から「声が大友龍三郎の時点でこいつわるもんだよな」と思っていたら、やっぱり素直に悪かった。しかし……何故山羊座?! 一番使い潰してもいい星座だからか? シュラさんはどこにいってしまったん? あんなじいさんがアテナのお墨付きで襲名してるってことは、ひょっとしてイオニアさんはシュラよりも以前に山羊座を担当されてた方なのかもしれない。「ちょっと担当がいなくなってしまったので、現場復帰してもらえませんか」みたいな。しかし、何故かその手には山羊座の象徴たるエクスカリバーは握られていない。光牙を手玉に取った能力は謎の本によるギアス効果だ。そんなの僕らの知ってる山羊座じゃない! そんなこすっからい戦い方見たくない! どういうことなのさ。「ペンは剣よりも強しってな」って、やかましいわ! シュラさん、こんなじいさんに山羊座任せておいていいんですか? 今再び冥界から帰ってきて下さいよ。最悪エルシドさんでもいいから。

 結局、ただでさえ少ないはずの黄金聖闘士のうち1人が離反者というとんでもない逆境に陥った青銅聖闘士達。あげくパライストラが闇結界に飲み込まれ、次回は火星軍団(主に雑魚)との大決戦になる模様。……うん、イオニアさんは何でこのタイミングで全部ぶっちゃけちゃったんだろうな。今まで高潔な聖闘士を育てる教育してきたんだから、突然力業で「忠誠を誓え!」って言っても無理に決まってるじゃんね。今まではもっと絡め手で聖闘士を取り込んできたんだと思うんだが、光牙の乱入で全部めんどくさくなったのかな。まぁいいや、おかげでゲキ先生にも活躍の場が与えられるみたいだし。次回はあの必殺技も炸裂するぞ!

 そういや、結局エデンとの戦いはうやむやになったな。いつかどこかでいっぺん殴り合っておかなきゃいけない相手だとは思うんだけど。そしてどさくさに紛れて最後の青銅であるウルフの栄斗も登場。「忍者聖闘士」っていう響きだけで既に面白い。概念としては吸血忍者とかと同じカテゴリと考えていいんでしょうかね、このクソ虫。

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