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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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有無を言わさぬ盛り上がりっぷり、第22話。気付けばもう今期も収束時期、各作品あの手この手でクライマックスへ向けての流れ作りだが、今作はそんな中でも堂々たる戦いぶりである。

 ココの目指す「ヨルムンガンド」に必要な最後のパーツ、ラビット・フット(レイラ)の捕獲作戦のため、嵐の中で強行作戦が行われた。前回のバブーリン博士誘拐の時と同じようにかなり強引な作戦だったようだが、見たところレイラの監視・護衛をしていたアメリカ軍は基本的に拘束のみがなされており、この作戦で死者は出ていないように見えた。その後の戦闘でも互いに犠牲者は出ておらず(ルツのケツを除く)、奇しくもヨルムンガンドの希求する「世界平和」が垣間見えた形になるだろうか。これまで何人ものライバルを打ち倒してきたレームやバルメにとっても想像を超えた効果により、最強ともいえる敵兵との戦いは、存外あっさりと幕引きがなされた。

 ココたちがパーツを揃えることを牽制していたのはアメリカ軍。しかし、その裏で手を回し、彼女に勝利をもたらしたのも、ブックマン率いる同志たち。次第に歪みつつある世界の中で、ココたちは着実に地固めを行ってきた。そして、ついにその口火を切らんとしたその俎上、ココの途方もない大演説が終わった時に、真っ先に反旗を翻したのはまさかのヨナであった。余人には想像も出来ない遠大すぎる計画。神をも超えるという彼女の野望は、回りにいる者全てが言葉を失ったが、その中でたった一人だけ冷静に自分の判断を信じることが出来たのが、もっとも理解があると思われていたヨナであったというのが意外である。もちろん、ココは神を超えるとのたまったが、実際に彼女は神ではないし、彼女の軍は宗教ではない。ルツはその圧倒的武力を体感させられることによって彼女に屈服したわけだが、どこまでもココとの関係性を大切にしているヨナであったからこそ、彼女の「過ち」を見過ごすわけにはいかなかった。悲痛な表情のヨナと、意外だった彼の行動に動揺を隠せないココ。メインヒロインと主人公の間の、避けて通れぬ確執(どっちがどっちかは定かじゃないが)。来週が待ちきれない、実に憎らしい引き方であった。

 シナリオラインの盛り上げ方は文句なし。確かにココのぶち上げた「ヨルムンガンド計画」は、あまりに途方もないものであり、およそ(現社会においては)実現不可能な絵空事である。しかしまぁ、そこはそれ、あくまでフィクションの世界であり、彼女の計画の肝である量子コンピュータについては、外野陣が「既に完成を見たのかもしれない」と証言しているのだから、実在しているものと認識した方が良いのだろう。となると、ココだけが他の陣営では太刀打ち出来ない「神の力」を手にしたこともあながち嘘ではないわけで、この作品世界内においては、彼女の計画は絵空事でも夢物語でもないのだろう。それを体験させるための今回の作戦だったわけだし、何よりもココの下で働き続けてきたヨナたちが、その可能性をもっともよく理解しているはずだ。そして、それが可能であるならば、ヨナは彼女と共に歩むわけにはいかないのだ。これは裏切りではなく、あくまで「ココが間違いそうになるのを止める」という大義名分がある。どれだけ時間を共有したとしても、「ココの正義」と「ヨナの正義」、「ココの平和」と「ヨナの平和」は決して同じものじゃない。これまで見過ごされてきた最後の「語らい」が、こういう形で訪れるというのも、なかなか気の利いた話ではないか。

 さて、これから一体どうなるのか。はっきり言ってしまえば、ココの力をもってすれば、突如暴れ始めた子ども一人を打ちのめすことなど造作もないことで、ヨナが一人欠けたところで作戦にも大きな支障は無いだろう。しかし、かつてアールが示した通りに、既にココにとってヨナは一兵卒以上の意味のある存在である。ヨナがいるからこそ彼女は神の力を持ってしても世界から外れずにすんでいるし、ここでヨナが失われることは、直前のバスタイムでヨナが言っていた「仲間を失う」未来が、もっとも辛い形で訪れることになってしまう。ココが珍しく狼狽の色を隠せなかったのも、そうしたショックがあったからだろう。ココにヨナは殺せない。だからといって、ヨナにもココは止められないだろう。一体どうしたらいいものやら。まぁ、残り話数を考えると、そんなに遠大な物語にはならないんだろうけども。

 最終的にきちんとメイン2人の物語に着地しているというのは、シリーズ全体のシナリオ構成を考えると非常に綺麗である。個人的には、今回展開されたココの大演説についてはもう少し大仰に見せてもらっても良かったんじゃないか、って気もしたのだが、あんなうら寂しい埠頭でいきなり核心に迫る大発表をしれっとやってしまうあたりがいかにもココさんらしい。この程度のことは大上段に構えずともやってしまえる、というのがココの強みなんだろう。Aパートのバトルシーンでも、彼女の悪さは極まっていた。実際の戦闘シーンが夜戦なのでどうしても見えにくくなってしまう分、「神の視点」で圧倒するココの姿が見えるのは対比構造として面白い部分だったろう。手を組んでるDr.ミナミとのコンビがいつも通りの空気感なのが何とも。そのくせ、その後で見せてくれた2週続けてのお風呂タイムはホントフリーダムだし。ヨナ坊うらやましい。ヨナ坊って今いくつなんだろう。裸のおねーさんに迫られて頬を赤らめる程度で済むもんだろうか。薄い本が(ry

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まさかの温泉回! 第21話。いやぁ、もう血と硝煙の臭いしかしないフェイズになるんじゃねえかと思っていただけに、意外や意外なサービスシーン。まぁ、バルメの場合はサービスっていうか、別な意味で眼福なんですけども。

 順調に動きを進めていくココたち。前回のエピソードで既にオールスター集結な雰囲気が出ていたのだが、今回は更に世界の頭脳ともいうべき2人の科学者が新キャラとして登場し、ココとしては珍しく積極的な荒事でもって2人を確保する動きに出ている。「ヨルムンガンド」計画が「ばれてもいい段階」に入ったというのが回りのオーディエンスの読みとして提示されていたわけだが、それが分かったところで、彼女が何を狙っているかまで読み切ることは出来ない。最大の障壁として立ちふさがっているのはあのブックマンであるが、それに加えて、必死に尻尾を捕まえて金の臭いに食らいつこうとするスケアクロウ、加えて、あの日野木までもがココの動向に注目していた。日本でのまさかの顔合わせは何とも意外なメンバーが出そろっていて恐ろしくなってしまう。

 動きが大きくなるということは、それだけ回りに警戒されるということ。いかに精鋭揃いのココ部隊といえども、次のステップは一筋縄ではいかないかもしれない。しかし、そんな状況でも相変わらず笑い続ける「女狐」の颯爽とした立ち振る舞いは、確かに世界を変えてしまうんじゃないか、と思わせるだけの威圧感があるのだ。やっぱりこの作品はココを中心に回っているのは間違いないのだが、彼女が産みだす世界は何故か女性ばかりがブレインになっているのもなんだか笑える。ココと唯一並び立つ存在であるDr.マイアミに加えて、今回参戦した控えめブロンド美人のDr.バブーリン、そして次回の焦点となる「ラビット・フット」。やたらと綺麗どころばかりが集まる愉快な世界。こんなおねーさんたちに世界を変えられるのだったら、そりゃぁ仕方ない。

 もちろん、綺麗なお姉さんだからって全部が許されるわけじゃない。ココについて行くことを前提としていたチームの中でも、最近の変化には神経質な者もいる。今回唯一そのことで声を上げたのは、一番真面目なルツだった。よかった、彼の仕事は尻を撃たれることだけじゃなかったんだ。もちろん、その他のメンバーも一応感じるところはあるみたいで、あのバルメですら、多少の戸惑いは覚えているようだ。レームなんかも含みを持たせる返事を返しているので100%の賛同者、というわけではないのだろうが、ココは仲間達のそんな意志すらも理解した上で動いていることだろう。若干きな臭い空気になっていたのに、ワイリさんだけにこやかに見えたのは、こちらの先入観なんでしょうかね。

 相変わらずキツキツに詰め込んだシナリオライン、加えて今回は様々な説明事象がてんこ盛りで、少しでも聞き逃す、見逃すとあっという間について行けなくなりそうな情報量だ。それでも画面は騒がしくなりすぎず、端々にセンスが光る良いコンテワークになっていると思う。冒頭、夜襲の雨が降るシーンを見下ろした俯瞰の構図とか、ブックマンの見た「傾いた世界」のイメージとか、1つ1つのシーンが「ココの持つ影響力」をじわりじわりと世界にしみ出させているかのようにでゾクゾクする。これにココさんのあのどす黒い笑顔が絡めば万事OKですわ。

 画面構成も色々大変だが、やはり大変といえば中の人だ。ココの中の人については、いつの間にか「世界を動かしそうな」影響力を見てしまうようになったのだが、これは流石にファンのひいき目だろうか。考えてみりゃ、割と「上から支配する役」が多いのだよ。生徒会長とかさ。Dr.アマダの中の人と手を組むと、本当に事務所の1つくらいなら制圧出来そうなレベル。そして、そんな御前の演技プランで面倒ごとを背負い込んだのが、キャスパー役の松風番長。キャスパーは後から登場した役で、しかも「伊藤静の作ったココ像の兄」としての演技が求められるというめんどくさいもの。「ココ要素」をフォローしながら、あの達観したような奇妙な世界観を維持し、加えて今回は息もつかせぬマシンガントークでの説明台詞。本当に1つ1つの台詞で苦心してるなぁ、というのがよく分かる仕上がりになっている(そしてさすがの仕上がりでもある)。説明台詞の長さ、含みの保たせ方など、同様の大変さはブックマンの中の人、磯部勉氏にも言えるか。この人の声も好きだなぁ。

 声云々ついでにもう1人あげておくと、毎回楽しませてもらってるのは1人だけ空気を読んでない感満載のショコラーデちゃん。今週も実に良いアホっぷりであった。すげぇどうでもいいことだけど、「専門機関所属で凄い技能を持っている」「でもアホの子」「隻眼(?)巨乳」「ざんばら髪」「上司の男が軽いノリの突っ込み役」等々の特徴のせいで、だんだんショコラーデちゃんが現在ジャンプで連載中のキルコさんに見えてきた。ショコラーデ・トンファーブレードとか炸裂するチャンスはないものか。キルコさんもアニメ化するなら小清水でいいな。

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寿司喰いながら煙草吸うなよミナミ博士、第20話。愉快な連中だとは思ってたけど、食事だけは一緒にしたくないタイプだったか。

 前回が愉快すぎる爆弾親父の話で、この作品の良いところ(?)が堪能出来たわけだが、そんな愉快な雰囲気はあくまで前哨戦、ついに回り始めた「新しい世界」の設計図が、少しずつ明らかになってきた。今回は、これまでこの「ヨルムンガンド」に登場したくせ者どもが一気に再登場し、あたかも大同窓会のような趣である。先陣を切ったDr.マイアミを起点にしてショコラーデ・スケアクロウ・ブックマンのCIA軍団、これまでココとは敵対したこともあったCCAT社トリオや、愉快な舞台女優、トロホブスキー氏も参戦。もちろんその中にはあのキャスパー・ヘクマティアルの姿もある。これだけ面倒な連中が揃い、お祭り騒ぎの様相だが、事態は粛々と進行している。このアツさと極端ないかがわしさがこの作品の真骨頂といえるだろう。未だ明かされぬココの「ヨルムンガンド」とは一体何なのか、ヨナ坊も困っていたが、視聴者もその思わせぶりな言動にハラハラしっぱなしである。

 私は原作未読の人間なので、断片的な情報以外にこの物語の結末を知らない。おかげで今回は完全にヨナやカリー社長あたりと同じ気持ちである。確かにココやDr.マイアミの動きを見る限り、「武器商人のあり方」が変わりつつあるのは事実であり、キャスパーも動いた大がかりな仕掛けは「新たなビジネス」という意味合いだけでも大きなものだろう。「兵器展覧会での演説」というよく分からない舞台を観に世界各国の「怪しげな連中」が大集合しているわけだし、「並の」武器商人ならば、この発表だけでも人生を賭けるだけの意味があるだろう。しかし、ココ・ヘクマティアルに出会ってしまった人間は、「こんなところでココが満足しない」ことも重々理解しているようだ。トロホブスキーさんはどこまで正確に察知しているのか定かでないが、「ビジネスだから」ではなく「ココだから」という理由で行動を始めた連中が、今後どのような立ち位置で彼女と絡み始めるのか。このハラハラ感はしばらく続きそうである。

 ホント、わずか1クールちょいしかこの世界とは付き合っていないはずなのに、大挙するサブキャラ達の共演だけでも何故かボルテージが上がる。夢の対決であるカレンVSミルド。お互いに「バルメにボコられたどうし」の対決だが、気付けばカレンさんがなんだか美味しいキャラになってしまった。Dr.マイアミとの温度差のおかげで一際キャラが立った感があるな。また、2人をなぎ倒したバルメが今じゃあんな状態なわけで、世界的に見れば最強クラスの連中のはずなのに、どこか道化になっているあたりが愉快である。これにチェキータさんまで加わると、どんな地獄絵図が展開されるんだろう。また、女同士のつきあいというと、互いに「友人だ」と認め合うDr.マイアミとココの関係性も愉快である。くせ者はくせ者を理解し、この2人だけは「次の世界」を知っている。一見すれば単なる小娘2人なのだが、その裏に潜んだものの大きさが、そこかしこから見えてしまうのが恐ろしい。今回のアバンを観ていての感想は、「やっぱり薔薇様って怖いな」であった。白薔薇がシステムを作り、黄薔薇がそれを使って世界を動かそうとしているのだから。一方その頃、紅薔薇は戦車にのってハズレ弾を連発していた。

 何故か「強い奴」に女性ばかりが固まっている恐ろしい世界だが、野郎共だって負けちゃいない。今作が始まってから1度たりとも美味しい思いをしていない気がするスケアクロウさんには頑張ってもらって、せいぜいショコラーデさんの食費を稼いでもらいたい。そんなスケアクロウを使ってじっと動かないブックマンの存在も気になるところだが、どうも前回のヘックスの件以来、彼もココ派に傾きつつあるようで、これまでのような利害関係よりも「あのねーちゃんが何をやらかすのか」っていう部分を楽しんで観ているような気もする。食えない連中ばっかり。ブックマンほど情報が伝わっていないカリー社長も気が気でない様子だが、彼の場合はそれを差し置いてもあまり様子が芳しくないらしく、弱気な発言も多かった。何でこの世界のいかがわしい連中は、商売に詰まるとレストランで働きたがるんだろうな。

 そして、そんなすれっからした連中と一線を画すのが、我等がメインヒロインのヨナである。今回もマスコットぶりを遺憾なく発揮していたが、残念ながら彼にもココの目的は伝えられていない。「まだ何も分かっていなかった」という寂しげな独白は、彼が今後ココと付き合っていく上での道行きの険しさを示しているようだ。今の関係性から2人が決裂してしまう図は想像出来ないのだが……何が起こってしまうのだろう。それにしても、他の部隊の連中もココの目的はしらされていないのだろうか。レームあたりはその辺も分かって付き合ってるようにも見えるんだけどね。バルメは……うん、何が起こっても変わらないだろうな。

 超余談ですが、ようやく「ラジオ・ムンムンガンド」のDJCDを買ってしまった。聞き逃した奴もあったし、何より特典音源が聞きたかったから。もう、ホントにひどかったけど。酒飲んで記憶飛ばす人、酒飲んで記憶飛ばす人、そして酒飲んでおしぼり飛ばす人の3人のトークだもの。ひどいに決まってた。ファンにとっては永久保存版の記録です。

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悪い奴多すぎ、第19話。久しぶりに脳みそ空っぽ状態で楽しむことが出来る愉快な回でございました。やっぱり悪人共が集まってるんだからこういうドンパチで笑えるのが好き。「BLACK LAGOON」も偽札編とか大好きだった。

 2期に入ってアール、トージョと順調にココ部隊のお当番回が片付いてきたわけだが、今回は分隊の中でも今までほとんど注目されてこなかったワイリのメイン回。そして、せっかく2話もやったのに結局大した印象が残ってないトージョや、お当番出来たと思ったら他界してしまったアールと違い、ワイリったらわずか1話で恐ろしいまでに濃いキャラを見せつけ、なおかつ美味しいところを全部持って行って強烈なインパクトを残した。ココ部隊はイカれた連中が多いわけだが、そんな中でもトップレベルにイカした奴だ。

 出自は単なる真面目な学生(?)だったはずなのに、真面目さを買われて爆破作戦に参加し、褒められちゃったもんだからその仕事にのめり込み、あげくレームを探してたらたまたまココに出会っちゃったもんだから、そのままずるずると今のお仕事へ。日常的に可愛い女の子の相手が出来て、しかも好きな爆弾業務をリアルな鮮度で楽しめるお仕事ってんだから、まぁ天職だったんでしょうね。「そのまんまお返し」スタイルとか、爆弾いじってる時のキめちゃってる顔とか、本当に変態要素てんこ盛り。普段は割と常識人っぽく見えているだけにその恐ろしさは際だっており、怖い物知らずのヨナきゅんだって、こんなそり込み爆弾野郎に逆らう元気はないのである。ヨナは本当にメインヒロインとしての愛らしさが際だっておるな。あの白い眉毛をもふもふしたい。

 ワイリのキャラもさることながら、今回は仕事場での任務が単なるチンピラの除去ってことで、割と気持ちの良いぶっ殺しっぷりを披露してくれている。レームのおっさんは相変わらずのらりくらりと人を殺せるし、バルメさんもいつも通りに発情し続けておる。ココさんだって文句は言いながらメンバーが活き活きと動いているのを見て楽しそうである。通訳の振りして色々と企んでたおっさんとの関係性とかも、実に悪そうで楽しげだ。なんだか「ヨルムンガンド計画」ってのは世界平和のための遠大な目標があるとかいう話を聞いたことがあるのだが、こいつらの日常を見ている限り、単にその仕事がやりたいから楽しんでやってるようにしかみえないのである。まぁ、そういう仕事が長続きするから一番良いのですがね。やってることはかなりえげつなくて、ラストの人間爆弾のくだりなんかは冷静になったら恐ろしく残酷なことをやっているのだが、もう、ワイリのあのノリと勢いで完全にギャグにしてしまえている。こんな非人道的なことをやってのけた主人公チームってなかなか無いぜ。

 今回はとにかくワイリのひどい顔がばんばん飛び出す顔芸作画が楽しかったわけだが、この作品は顔芸やらせたら本当に活き活きする。ココさんの悪そうな顔も相変わらずで、目のどアップのところのディティールなんかも実に美しくていらっしゃる。そりゃ、回りの人間もついて行こうと思うわね。「昔のココは仏頂面のクソガキだったが、ワイリの爆弾が気に入ってよく笑うようになった」ってのはひどすぎるエピソードな気もするけど。子供あやすのに爆破殺人って、どんな世紀末だよ。そんなんで幼女に喜ばれたら、そりゃワイリだっておかしくなるわ。そういえば回想で映し出された「過去のココ親衛隊」はレーム・ワイリ・チェキータさんの3人だったね。レームとチェキータさんは元々夫婦だったって話だけど、だからあの2人は終始にやけ面なんだろうか。ある意味すげぇ似たもの夫婦といえるかもしれない。にやけ面で狙撃するおっさん、にやけ面で敵を切り刻むおばちゃん、そしてにやけ面で爆破工作を楽しむそり込み。……そりゃ、ココだって歪むだろ。

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だからココ(の中の人)に酒飲ませちゃ駄目なんだってば、第18話。ココさんはまだ膝蹴りぶちかましてこない分だけ中の人よりはマシだけども。そろそろ1人でスパークリングワイン飲んで晩酌してる場合じゃないだろうにさ……

 さて、この作品で「phase.2」というサブタイトルなんだから、そりゃぁ戦況が煮詰まって壮絶な銃撃戦が繰り広げられるフェイズなんだ、って思うじゃん。実際、先週の時点で「どれだけ狡猾な作戦が、どれだけ強靱な軍隊が待ち構えているのだろう!」っておののいたわけじゃん? でもね、無かったですわ。まさに「亡霊」。出てきたのは枯れ尾花。騙されたのはトージョだけじゃない。視聴者全員スカッと振り回されておしまいだ。日野木さんに全員が全員はぐらかされたわけですわ。

 一応、SR班の最期を彩る銃撃戦はあったものの、ただでさえ残っていなかった人員を日本とジャカルタに割いたもんだから、大した人数はいない。うっかりやさんのトージョのおかげでちょっとはピンチな雰囲気も作ったが、お互いに致命傷に至らないというお約束のカーチェイス兼銃撃戦を抜けると、ヘリから無表情のレームたちに蜂の巣にされてしまうというあっけない幕切れであった(今週のバルメさんの出番ここだけ……)。なんとも尻すぼみな結果である。

 ただ、期待したのはこっちの勝手、あちらにはあちらの都合がある。日野木さんはとにかく「亡霊」であり、相手の裏をかくのが大好きなスパイである。SR班をどのように処理するか、というのは彼に一任されていたわけだが、もっとも「全員が幸せになれる」方法を選択し、我々を欺ききった。亡霊は戦いを求め、ココたちは安寧を求めた。その結果が、今回の「万歳突撃」だったわけだ。普通に考えたら納得出来るはずもない展開なのだが、少なくとも先週チェキータさんに殺された女性(黒坂さん)は最期まで笑顔を絶やさず、満足げに散っていった。そんな様子を見せられちゃ、これしか無かったのかもしれない、と思うじゃないですか。結局、「裏切り者」トージョが隊の本懐を一番全うしていたというのは、何とも皮肉な結末である。

 なんだか釈然としないこの気持ちを向ける場所が無いのが悩ましい。日野木は間違ったことをしてない。トージョは完全に踊らされていたが、最終的に彼の人生において残されたしがらみもなくなった(日野木の別れ際の誘い文句は意味深であるが)。ヨナも日本に来られてご機嫌だったし、ココもキャスパーも、商売の見通しが良くなって万事OK。だったら何も問題無い。強いて文句を言うとするなら、「そんな自然消滅寸前の幽霊部隊をキャスパーが疎ましがっていたのは何でだろう」ってなことだが、おそらくその疎ましさこそが「歪んでしまったSR班」の正体だったんだろうと思えば納得も出来てしまう。うん、やっぱり間違ってないんだ。……でもなぁ、前回からの引きのせいでなぁ。もうちょっと緊迫感のあるシーンが欲しかったけどなぁ。

 結論、タイ風幼女が可愛い。そしてそんな相手にまごまごするヨナきゅんも可愛い。今週の一番のハイライトは、海ほたるで観光したくなっちゃって一瞬任務を忘れてたヨナです。仕方ないよね、男の子だもの。なんで太鼓の達人やってた子のお母さんが無駄に巨乳だったんだろう。

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トージョさん説明下手すぎィ! 第17話。まぁ、わざとやってたみたいだからホッとしたけど……あれで本当に伝えようと思ってしゃべってたなら、情の厚いココも思わず首にするレベル。

 日本編本格始動。トージョの計らいで対戦相手のデータは丸わかりだが、彼の計らいのせいで(?)相手にも動くきっかけを与えてしまったという。まぁ、今のところ誰一人トージョのせいだって気付いた人はいないからいいんだけど。まぁ、仕方ないのかな、今回の電話での会話描写を見る限りでは、大ボスの日野木はそれなりにしたたかで手強い人物として描かれているようだし。元部下の立場だったトージョが彼にうっかりしっぽを捕まれるのは仕方ないところ。どちらかというと、実は彼が元々キャスパーのところでも働いていたっていう事実の方が驚きである。いっつも思うのだが、キャスパーの下についてる人間って、何が楽しくて仕事してるんだろう(前回美味そうにチャーハン喰ってたやつらだ)。上司は苛つくし、命の危険だらけだし。ココチームなら、あんな綺麗なねーちゃんについていく気持ちは分かるんだけどね。あと、トージョさんみたいに天国地獄スリーパーとかしてもらえるかもしれないし。バルメさんのスリーパーにかかってあれだけの間呼吸が維持出来ているだけでも大したもんです。

 日本編というと、「BLACK LAGOON」の場合は海外の「マフィア」と対抗したのは「極道」というカテゴリだった。確かに、日本国内でドンパチやらかすにはその筋の人たちか警察組織を動かすしかなくて、主人公チームを正義として描くならば、国家権力を相手にするのは都合が悪い。それ以外の方法では、なかなか「リアルに」日本国内で銃はぶっ放せない。しかし、こちらの相手は敢えてたとえるなら「忍者部隊」みたいなもんである。キャスパーをして長年「幽霊」という表現をさせていたような集団であるSR班は、とにかく隠密行動を旨とした部隊であり、日本古来よりの「忍者」イメージの集団と考えるべきだろう。なかなか嘘くさい設定ではあるものの、狡猾なヘクマティアル兄妹と対峙する日本文化の代表としてはなかなか面白い。先陣を切ったベルト刀のおねーさんなんかも、あそこまでキャスパーに肉薄する「暗殺者」ぶりは見事なものだった。「ブラクラ」の時とはまた違ったジャパネスクが楽しめそうである。

 今回も、トージョの長口上を皮切りに、ココが解説、キャスパーが解説、日野木も解説で色々と忙しいエピソード。特にAパートなんて延々説明される場面と、おっさんどもが電話してるだけのシーンばかりが続いて、正直どこが面白いのかさっぱり分からない状態である。だが、それはあくまで後半一気に弾けるための準備段階といったところ。特に猫口の暗殺者ねーさん(黒坂さんというらしい)と、キャスパーの護衛のにやけ姉さん(チェキータさんというらしい)の一戦は、あっという間の出来事だったが見事な殺陣で自体の急展開が直感的に理解出来る素晴らしいものだった。あんな見事なミドルキックが決まったアニメ、久しぶりに見ましたよ。ま、そこからのBGMが例の次回予告ソングだったのはどうかと思うけども。キャスパーが猛っているシーンなのに「Her name is Koko」っておかしいだろ。ちなみに、チェキータさんはその後もキリングマシンとして一瞬で小隊を撃滅させたり、あり得ない活躍を見せるチートキャラである。そりゃぁ、以前ヨナがトイレで組み伏せられたのもしょうがない。彼女がバルメと正面からぶつかったらどっちが勝つんだろうね。

 今週のバルメさんのコーナー。……喜びすぎだったろう、常考……女同士の風呂なんだから、あそこまで大げさにアピールしなけりゃココだって大して考えずに入ってくれるよね。あ、でもバルメさんとホテルのバスルームとか使ったらやたら狭くなりそうな気もする。色んな所の体積的な意味で。

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ちょっとした孤独のグルメ、第16話。だから深夜アニメで美味そうに飯喰うんじゃねぇよ。中華にバーガーにかき氷って、節操ないな、東南アジア。

 前回までのアール編が超濃密だったので、今回は正直言って小休止といった趣。キャスパーとヨナの出会いの物語は既に1期で語られており、今回はそちらからの映像の流用などもあり、情報量はかなり少なかった(もちろん、この作品にしては、ということだが)。このくらいの進度でゆっくりやってくれると理解が追いつきやすくて良いのであるが、まぁ、既にあのぎっちぎちのペースに馴染んじゃってるからねぇ。次回のタイトルがまた「phase.1」となっていたので、休憩を挟んでまた来週分から濃密な殺し合いが始まるんだろうなぁ。いや、今回もきっちり死にまくってるんだけどね。

 サブタイトルにある通り、今回のメインテーマは「飼い主」キャスパーとその従僕たるヨナの関係性を確認すること。キャスパーは濃いキャラではあるが1期はそこまでスポットが当たったわけではなかったので、改めてここでヨナ視点での彼の人物像を確認しておくことが目的だろう。今後は彼の出番も増えるらしいし(ソースはラジオでの中の人)。武器商人と交わした約束だったのでヨナの望んだ「子供たちの安全」も実はないがしろにされているとかいう鬱エンドだったらどうしようかと思ったが、流石にそんな心配はなかった。基本的にヘクマティアルの家系は「悪人だけど良い奴」というのが基本姿勢であると見て間違いなさそうだ。シンプルだが守るのは案外難しいであろう約束がきちんと守られていることを知り、ヨナも安心して日本をエンジョイ出来るだろう。まぁ、次回からまた血の海みたいだから観光はお預けかもしれないけど。

 今回の画面を見ていると、やっぱりこの作品は雰囲気が「BLACK LAGOON」と被るのよね。アジア圏にいるとロアナプラに見えてくるし、日本に版図拡大の目的で出張って、国内でドンパチをおっ始めるっていうのも、あちらのターニングポイントになった日本編を彷彿させる。レヴィとロックは日本での抗争をきっかけにしてかけがえの無い友情(愛情?)を結んだが、はたしてヨナとキャスパーはどうなるんでしょうね。一応主人公はトージョなのかもしれないけど……無理だろうなぁ。あの兄妹が揃っちゃうと、キャラの濃さではかなわんわ。ま、「普段は海外でドンパチやってる連中が、治安の良い日本でどういう立ち回りを見せるのか」っていうのもこういう作品の楽しみの1つなので、ちょっと変わったオリエンタル・ヤクザ映画として楽しませてもらいましょうね。

 今回、ようやくバルメが2期に入って初めてキマシ成分をちょっとだけ見せてくれた。彼女の見せ場は1期で終わってしまったのかなぁ。もっと活躍が見たいので、なんとか頑張って欲しいもんです(とか思ってたら、次回予告で思い切り裸締めかましてたけど)。

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初めての喪失、第15話。誰にとっても辛い話。これが2期目の幕開けだというのだから、本当に酷な作品である。

 アールを中心にして回り始めた歯車は、まさに命の削り合い。誰もが同時に立つことはゆるされず、どこかで誰かの野望が潰えることが確実なのだ。ヘックスはヨナを亡き者にしようとし、ブックマンはプロジェクトのために大局が動くことを良しとしない。世界を動かす中心にいるべきはココ・ヘクマティアルしかないのだから、その傍らの少年兵など、小さな犠牲に過ぎないと考える。しかし、長年ココに付き従ってきた「スパイ」のアールは違った。ココにとって、ヨナをチームに加えることは本来ならば何一つ益のないこと。それをわざわざ実行しているココという人間のことを、もう一度考えるように上司を説得する。もちろん、それが実らないことは覚悟しており、彼が選択したのは本来の仕事への情熱を超えた、新しい信頼関係であった。

 アールの思いの強さは、あっけないほどに一瞬で散る。「ヨナを守ること」が「ココを守ること」に繋がり、それが「世界を救うこと」に繋がると信じたアールは、「ココこそが世界に仇なす怪物である」と信じて疑わないヘックスと衝突し、互いにむき身の武器だけを持ち、ぶつかり合った。いかな優秀な兵卒だったアールとて、百戦錬磨のヘックスと正面から対峙して無事で済むわけがない。世界のために命を捧げた男は、音もなく倒れ、人生に幕を下ろした。「スパイ」アールとしての正体が見えてからほんの一瞬の出来事である。

 「アールの死」は2人の人物に大きな影響を及ぼした。もちろん1人は、誰よりも仲間を思い、理不尽な死を忌み嫌ったココである。ヘックスの襲撃を受けたココは、普段の様子からは想像出来ないほどに取り乱した。それは、アールのいうところの「枷」であったヨナが危機に瀕したためだろう。傍らに置いた少年は、ココにとって、確かに何かの境界を産みだすものだったのだ。自らの命ならばいくらでもそろばんは弾けるが、ヨナの命はそうもいかない。彼女の様子を見る限り、ヘックスの狙いは確実に的を射ていたことになる。

 しかし、ちぎれそうだったココの「何か」を、アールが命を費やしてつなぎ止めた。「笑え」という過去の教えはアールからも受け継がれ、ココはおののきもせず、泣きもせず、戦友の死を笑った。そして、最大級の手向けとして怨敵を葬った。時を経て少しずつ変わっていく彼女の表情は、今回の顛末の全てを物語るものである。

 そして、アールとヘックスという「両腕」を一度に失ったブックマンも、今後の去就をアールに大きく動かされた人物である。ブックマンの名が示す通り、彼は凡百とは違った頭脳を持ち、戦局も大局も見えているつもりだった。しかし、机の上の理論では片付かない何かを、彼の「両腕」は見ていたのである。アールはココ・ヘクマティアルの可能性と悲壮なまでの決意を。そして、ヘックスはココ・ヘクマティアルの危険性を。どちらも過小に評価していたブックマンは、その代償として両手を失い、プロジェクトを大きく後退させることになってしまった。もちろん彼はまだ諦めてはいないのだろうが、彼の思惑を大きく狂わせたココという女との接し方を、今一度考える時期に来ている。

 一見すると単なる悪役でしかないヘックスだが、彼女もまた、他の全ての人々と同じように、揺るぎない信念の下で動き続ける殉教者である。合衆国への信仰のために、上司の思惑に背き、大きすぎる敵へとぶつかった彼女は、身の程を知らされる返礼を浴びた。「野望に敗れた一介の兵卒」と言ってしまえばそれまでの彼女の人生であったが、最後の最後まで、信念を揺らがせずに戦い続けた彼女の人生も、もう一つの正義だったのかもしれない。

 とにかく話が濃い。その印象は、1期もそうだし、第2期も1話目から変わらずに受ける。今回の話だって、全ての人物に背負いあげた大きなものがあるのだから、倍とは言わないが、もっともっと尺を取って描いても良いエピソードだったはず。しかし、それがこのスピードで詰め込まれて、紙一重のバランスで破綻せずに成立している。今回はコンテ・演出ともに元永監督の手によるもので、いかに難度が高く、重要なエピソードだったのかがうかがい知れるというものだ。張り付いたココの笑みと、それが揺らぐいくつかのシーン、対比的に変わらずに笑い続けたアールの信念と、笑みは笑みでも違った笑いで旅立ったヘックスの最期など、1つ1つのシーンのインパクトが絶大である。エンディングの繋ぎもずるくて、不覚にもうるっと来てしまうだけの情緒もあるのが恐ろしい。今週も堪能させていただきました。

 次週はついにキャスパーの再登場か……ますます話が濃くなりそうだなぁ。

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うわぁぁぁ! 次回予告の音源ちょっと変わったぁぁぁ! 絶妙にアレンジかまされたよ。どんな売りやねん。

 さて、相変わらず中身がみっしりで大変。今回も説明説明アンド説明な部分はあったが、そんな中でも1枚絵にしてきちんと印象的な部分は見せてくれているので、1期最終話みたいな詰め込み感は無い。するっと流せる部分と、そんな中でドキッとするような溜めを作る画作りのバランスが良い。今期は今のところ1話2話とも岩畑さんのコンテである。この人も元永監督とのつきあいが長いが、割と近しい感性の持ち主に見えますね。

 2期はド頭からいきなりクライマックスな感があり、いつも通りに元気溌剌なチームココに対し、回りを動き始めたCIAがおり、それとは別に完全に私利私欲で動き出したヘックスという体勢になっている。ブックマンはアールとの絡みで密接にココたちに関わり、ヘックスの方はココ自身との因縁浅からぬ仲。そんな関係性なのに、気付けばその中心にはココじゃなくてヨナがいるっていうのがなんか笑える。世の中ショタを狙うのが一番手っ取り早いのかー。

 今回珍しいのは、危機を察知したとは言っても、現時点ではまだココの方が後手を踏んでいる感があるところ。今までの戦闘ではどんな状態でもあの笑顔が余裕の笑みに見えたものだが、今回ばかりは笑っているのは「知らぬばかり」であるように見える。特に、今回はその張り付いた笑顔の裏の意味が明かされたのでなおさらだ。もちろん、最大の敵、最大のピンチだからこそ、板挟みになったアールの苦悩が浮き彫りになってくるわけだが。唯一の情報の拠り所であるブックマンは「ヨナを差し出せばすむ」と突き放すが、既にチームココの一員としての関係を育んできたアールにはそんな判断は出来るわけがない。なかなか辛い状況であるが、最終的に誰が傷つくことになるのか。相変わらずシナリオ面でがっつり引っ張ってくれる作品である。

 上記のように、今回はココの「笑顔」というのが1つのキーポイントになっており、その他にもブックマンの「食事」なんてのもポイントとして機能する。台詞で説明するポイントはもちろん大事だが、わざわざなんの変哲もないシーンを声無しで繋ぎ、そこに置かれたキャラクターの心情を読み解かせる、というのは面白い演出だ。展開が早いので中の人たちもついて行くのが大変、と言っていたが、その苦労に見合うだけのメリハリがきちんと出来てると思う。

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