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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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おうん? なんか終わっちゃったぞ? 最終話。うーむ、ここまで非常にテンポ良く楽しませてもらっていただけに、今回はなんだか色々と想定外。うーむ。

 はっきり言ってしまおう。今回はあまり面白くない。出来が悪い。一応分割2クールと分かっちゃいたとしても、流石に構成がうまくない。色々な箇所がちぐはぐで、この1話だけを見たらかなりお粗末な結果と言わざるを得ない。確かにこれまでの話数でもキツキツで明らかに急いでる部分はあったけども、ここまであからさまなことはなかった。サブタイトルもあんまり最終回っぽく無いので本当に「あくまで小休止」程度の「ラスト」だったと考えることも出来るけど、やっぱり節目の1話になる部分なんだから、もうちょっとどうにかしてくれなかったものかなぁ。

 一番まずいのは当然シナリオ構成。原作がどうなっているのかは知らないけど、何もかもが駆け足で、説明のための説明だらけだ。前回登場した殺し屋3人組があまりにもあっさりと退場してしまうし、その際にココたちがどう機転を利かせて危機を乗り越えたのかが分かりにくい。今回最大の見せ場が作れたウゴの激走シーン、アスミスをぶっ飛ばしたココのドアタックルなど、1つ1つのシーンは面白かったのに、全体として「見せる」意識が薄く、オーケストラの時のようなけれん味がない。結局あの3人組はどこでどう余生を送っているやらなぁ。

 そして、ある意味最大のクライマックスとなるはずだったバルメの復讐劇。こちらも1つ1つのアクションは悪くない。一瞬で見張り2人を切って捨てるバルメのナイフアクションなど、いつも通り見せてくれている部分もあったとは思うが、肝心のクライマックスがなんだか印象の薄い描写になっており、こちらも駆け足だった上にカレンのアイデンティティの問題と同時並行で描かれてしまったために、バルメの物語としてのカタルシスが弱い。ほんと、もっと尺があれば「バルメの因縁」「カレンの生き様」、そして「ココの部下との接し方」など色々と美味しそうなテーマが転がっていた部分なのだが、全て一緒くたで流れてしまった。せめて「こんな世界なんて」のところはもう少し溜めを作って欲しかったもんだが。

 そして、それ以降の流れも全てテロップで「数日後」などと説明を加えることで最低限の処理をし、2期へ繋げるであろう、謎の男の素行を追ったところで終わった。いっそのこと、最後のくだりはまるまる切って、バルメとココのイチャラブで1期目をめでたしめでたしにすることは出来んかったもんだろうか。それならもう少し締まったと思うし、時間を割ける分だけ個々のエピソードが彫り込めたと思うのだが。うーむ、何か原作未読者には分からない事情があるのかなぁ。それにしたって不親切じゃないか?

 あと、今回はコンテを監督自ら処理しているわけだが、なんだかカットつなぎが妙なところが多かった。最初はバルメの回想あたりから気になったので何らかの演出意図があるのかと思ってみていたんだけど、後半の病院のシーンあたりで「ひょっとして単に時間が無くて演出の帳尻あわせが出来てないんじゃなかろうか」と思えてきた。いきなり何の前触れもなくカットが飛んだり、音響演出もブツッと切れたり。作画面ではバルメの腹筋運動のところが明らかにおかしかったし。あれは流石にギャグとしての演出ではないよなぁ。画と台詞のつなぎがちぐはぐで、せっかくココがバルメに対して良いこと言ってくれたのに、あんまり頭に入ってこなかった。WHITE FOXの制作でこんな状態は初めて見たぞ。

 うーむ、本当に勿体ないラスト1話である。まぁ、これを見たからといって今まで築き上げてきたものがなくなるってわけでもないのだが、最後の最後でこれだと、2期目の尺が大丈夫なのかと、余計な不安も出てくる。この3ヶ月できちんと準備して欲しいもんだけどなぁ。

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フジワラでいいカナ?! 第11話。何でこの作品はいちいち追加キャストでわらかしてくれるんでしょうね。まさかのフジカナコンビ登場とは。

 以前ある程度片付いてたとばっかり思っていたバルメの過去話。どうやら全く片付いたわけではなかったらしく、今回が本番。実は前回の南ア戦争以来こっそりショコラーデから情報を聞きつけており、今回は満を持して「世界の鍵」をこじ開けにいく、とのこと。ココと一緒にいくわけではないのは、あくまで主従の関係にある2人のこと、バルメの私怨に愛する上司を連れて行くわけにはいかない、ということなのだろう。あれだけココのことを慕っていたバルメの行動としては意外ではあるのだが、やはりこの因縁だけは、彼女の中では特別なようだ。

 そして、そんなバルメの因縁話と平行して発生したのが、謎の愉快な3人衆によるココ軍団抹殺計画である。なんかすごく貝木っぽいけーじ君ボイスのボスを筆頭に、「なんかパンプキンシザーズにいそうな奴」と「アスミス」の3人でお命を狙う。以前狙ってきたオーケストラといい今回の連中といい、どうも殺し屋ってのはまともな人間がいないらしい(当たり前だが)。こんな連中でも腕は確かなのかねぇ。あのでっけぇハサミの怪人なんかは、あんまりおつむが回りそうには見えないんだけども。こんなよく分からん連中にいきなり笑われたウゴさんが不憫である。

 とまぁ、愉快な連中が勢揃いしたわけだが、バルメの不在に強敵来襲と、軍団ココにはあまりよろしい状態ではない。何が駄目だって、せっかくのシャワーシーンで電源落としちゃうのは本当によろしくない。もう2分待ってくれればよかったのに。今週も、惜しげもなく披露されたのはバルメの筋肉美だけでしたとさ。

 バルメの悩みや、それに対するココの思いというのは、この2人のカップリングをワクワクしながら見ている身としてはなかなかもどかしい。今回、ようやくココの口から「バルメが自分にとってどんな存在なのか」が語られたわけだが、先生のような、姉のような……少なくとも「恋人のような」では無い模様。そりゃぁレームのいう通り、あんまり口に出しちゃ駄目だ。きっとバルメさんががっかりする。社長も色々と気遣いが大変そうだけど、一応そこは明敏なココのこと。バルメの急な行動は何となく気付いていたらしく、そのためにヨナがくっついていくというイレギュラーも発生。いきなりあの筋肉でぶん殴られたヨナ坊がちょっと心配だったが、彼は最近本当によく笑うようになった。そして、彼のココに対する感情も随分固まってきているよう。そんなヨナのエンジェルスマイルに、バルメもほだされてしまっています。良い仕事だな、ヨナ。

 話数的には、このお話が最後ってことになるんだろうか。ま、どういうタイミングで終わってもあんまり問題無い構成の作品ではあるが、とりあえず「1クール目」の締めとして、びしっとあのヘンテコフジワラ組を撃破してほしいものである。しかし、なんで阿澄キャラってのはこう、揃いも揃って笑い方がおかしいんだろう。そういやどうでもいいことだが、今回作中で流れたBGMの中で、なんか男声ボーカルでうなるような曲調の奴があったんだけど、どこか「刀語」の次回予告の音楽に似てた。まぁ、同じスタッフだから。

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ココさんはドラゴンっていうよりもタイガー、大虎だよね(中の人的に)、第10話。ご機嫌に空を舞って去っていくヘクマティアル軍団を見て、何故かサザエさんのエンディングみたいなほのぼの感を感じてしまった。

 この期に及んでようやく1つ分かったことがある。ことあるごとに「BLACK LAGOON」と比較される今作だが、「ブラクラ」には無い見せ場というのが、まさに「武器商人」としての才覚を発揮した「武器シーン」なのだということ。今回は特に目立ったハイライトシーンは無いようなエピソードなのだが、逃走中の対空砲撃を全力でかわす一連の流れは、なるほど、他の作品では出てきそうもない展開である。実際の対空兵器ってのがどの程度すごくて、今回ココ達が実践したような方法が可能なのかどうかはさっぱり分からないが、「なんかすげぇ」という実感だけでも残せたら御の字である。「ブラクラ」も大きめの兵器は何度か登場したけど、あちらはあくまで「人」のお話だからね。今回みたいな展開は畑が違う。

 結局、機銃でパラパラやっててもそこまで面白味なんて出るわけがないのだ。序盤、バルドラが逃げ出すまでの飛行場のシーンなんて、「何でお前らはそうまでして弾に当たらずにすんでるんだ」という部分ばかり先立つから、気にしたら負けのレベル。この手の演出の場合、どうしても味方側のソルジャーって優秀なもんだから、ピクリとも動かずに「弾がよけていく」状態になっちゃうんだよね。みんな緊張感の無い無表情だし、もう少し「ひょっとしたら撃たれるかも」っていう緊張感があってもいいとは思うんだけど。その分、飛行機にのった後の緊迫感は、短いながらも大したもの。対空ミサイルって色んなタイプがあって、色んな方法で狙撃してくるものなのね。そして今回やたらとその名前が出てきていた122mm砲とやらの迫力がすごい。散弾形式でものすごい殺傷力を持っている兵器なのだね。空中でタンポポの綿毛のように飛び散って閃光がほとばしるシーンが実に綺麗でした。いや、やってることは恐ろしくむごたらしいんだけども。「122mm砲ってなんなんだろう」と思ってググると、すぐにやたら詳しいwikiが引っかかるのが恐ろしい。軍オタと鉄オタはマジもんだなぁ。

 で、そんなドンパチ以外だと、ショコラーデが元気に再登場してくれていることがまず嬉しい。なんか見るたびにアホの子っぽさが増してる気がするんだけど、単に中の人の印象かしら。昨日の「氷菓」もそうだけど、小清水はメインで無くてもどこか美味しいところを持って行くな(ホントはメインヒロインのはずの「咲」で一切登場出来てないけどな……)。あとはだんだんマスコットキャラっぽさが増しているのがヨナ坊でしょうか。今回はヨナが笑ったり悩んだりするとふっと絵を止めるカットが何カ所かあって、「これってココの物語なんだろうけど、やっぱりヨナの成長や苦労についても力いれて描いてるんだろうなぁ」というのが伝わってくる。あたしゃショタのケはこれっぽちも無いのだが、なかなか可愛らしくて良いのではないでしょうか。

 最後に、なんか中の人ネタばっかりになってしまうが、ココが「騎士の剣は」云々って言ってた台詞を聞いて、久しぶりにマルヴィン家の三女さんを思い出した。あの作品もボチボチアニメで2期やっても良い頃だと思うんだけどなぁ。

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ガチムチ天国だ−!! 第9話。いやはや、恐ろしい肉体美ばっかりだぜ……それにしても……なんで……バルメ……そのバディはちょっと……。

 前半部分のメンバーほっこりシーンは、サービスシーン(??)満載なこともあり、ものすごく楽しい。少年兵のヨナも含めてそのほとんどがガチムチ。野郎は屈強、おっさんもぎっちぎちマッスル。その頂点には爆乳筋肉のバルメが鎮座するわけだ。その圧倒的な迫力といったら。こりゃぁ流石に夜の対決でも苦戦を強いられるだろうぜ……流石にこれでココが攻めっていう構図はない気がするなぁ。ちなみに唯一筋肉要素が無いのがココさんなわけですが、普段の姿から想像出来る以上に立派なものをお持ちだった。着やせするタイプなんだろうか……。

 なんて下世話な話はさておいても、普段からユルい連中がいつも以上にはしゃいでいるのはそれだけで楽しいし、最近だんだん崩れた表情も見せてくれるようになったヨナは、海で遊んでいる間は終始楽しそうな笑顔を浮かべていた。ぶんぶん回る姿が何ともシュールである。まだ慣れていないせいか笑顔もなんだか固い気はするのだが、普段仏頂面ばかりのひねくれ坊主に見えていたので、彼が嬉しそうにしているだけでも雰囲気が華やぐものだ。今回は初対面のおねーさんとも仲良くしていたし、彼も少しずつ成長してるのかもね。

 その後のマオとのお勉強そっちのけトークについても、単にダラダラしゃべっているだけなのに、ヨナが多少なりとも部隊のメンバーに興味を持って話をしてくれているだけで、「この子も明るくなったもんだ」と微笑ましい。そして、こうしてヨナと個別にトークしてくれることで、ようやくこちらもメンバーの名前と顔を覚えられるってもんですよ。正直言って、今回メインになってるマオのこと、今まで一切認識したことなかったんですもん。彼が言うとおり、十人十色の過去を持つメンバーについて、少しずつでも理解出来るようになればこれ幸いである。そういえば、マオの回想シーンで出てきたココは今と比べて随分若いように見えた(そして聞こえた)。他のメンバーはまだレームとかバルメとかしかいなかったみたいなので、マオがココの下で働くようになったのは割と初期のお話のよう。ココって一体いくつの時から今の商売してるんでしょうね。そして、今いくつなんでしょうね……謎が多いぜ。

 とまぁ、そんな浮かれ気分は前半でおしまい。後半は珍しく飛行機に乗ったココが医師団を密輸(?)するというミッション。絵に描いたような悪役とのしたたか過ぎてどう見ても命がいらない狂人にしか見えないやりとりもドキドキものであるが、医師団のトップの中の人が賢雄さんなので、どこか嘘くさく聞こえるのも気になるポイントである。賢雄さんが根っから真面目な人間をやるのは久しぶりに聞いた気がするぞ。まぁ、こういうシーンだと、真面目な人間って大体邪魔なだけなんだけども。どれだけ狂気をはらんでいても、やっぱりココが啖呵切っておっさんをやり込めるのを見ているのは気持ちいいもんだね。さて、普通に考えたらどう見ても皆殺し確定のシーンだと思うのだが、来週はどうやって脱出するんでしょうかね。

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A国とかB国とか言われても分かりにくいよ、第8話。イギリスを舞台にして「A国」って言われたら、普通「英国」だと思うじゃんね。出来たら嘘でもいいから適当な国の名前を付けて欲しかったもんだ。ブリタニアとか、ロアナプラとか。

 今回もとにかくココさん無双な毎度お馴染みなお話。しかし、これまでの対戦相手がアメリカ軍のヤンキーだったり声だけやたら渋いおっさん達だったりしたのに対し、今回は元舞台女優のマダームが相手ということで、全体的に画面も華やか。女性相手の方がココはちょっと腰が引けているのが面白い。株式がどーたら、武器導入がどーたら言ってるのに、その首脳会談の現場に女性が3人っていうのも、何ともあり得ない画面である。

 相変わらず、ココが何をやっており、どこがどうなって勝ちを拾ったのかよく分からないのだが、その雰囲気だけで押し込んでしまえるだけの説得力と魅力があるのが本作の良いところ。今回も、ココが必死に根回しした頭脳戦が云々という部分よりも、マダム・トロホブスキーとの対決での「武器屋の精神対マダムのお遊戯」という精神面でのぶつかりが描けていれば問題無い話だったので、分からないことはさして問題ではなかったはず。

 ただ、そのあたりのことを踏まえた上でも、今回のお話は多少勿体なかったかな、とは思う。正直言って、原作を知らない人間からしたら追いかけるのがものすごく大変なのである。シナリオがぎっちぎちに詰め込まれていて遊びの部分がほとんど無く、どうしても「とにかく進めるために回している」という慌ただしさが目に付いてしまうのだ。今回だって要所要所でいい台詞もあったし、たとえばルツの人生訓など、個別に扱っても面白そうな題材もちょいちょいあったのだ。ひょっとしたら2話に分割しても尺が余らないくらいに色々あるところを、無理矢理1話に押し込めてしまったために、どうしても余韻がそがれてしまうのは勿体ないところ。これまで2話分割した2つのお話の出来が良かっただけに、もう慌てずにゆっくりやって欲しいな、というのが素直な希望だ。これが真下耕一だったら確実に2話になっていただろう(あの人なら下手したら3話だって出来ない話じゃない)。

 しかしまぁ、こうしてギチギチだから出てくるテンポの良さっていうのもあるだろうし、ディティールよりも全体的な雰囲気を重視して見せるのもこの作品の良さなのかもしれない。「追いかけるのが大変」なだけで決して「理解が及ばない」ような破綻したものになっているわけではないし、「理屈が無い」という難点を勢いだけで吹き飛ばして駆け抜けたと見れば、この詰め込み感は1つの解決策と取ることも出来る。ココ・ヘクマティアルの人生は、このアニメで表すにはちょいとジェットコースター過ぎるのかもしれませんな。

 大丈夫、見たい部分は全部見られた。ルツを相手にお食事をせしめるために年相応の無邪気な楽しさを見いだしていたヨナが可愛かったし、めでたく再登場して準レギュラークラスっぽくなっているショコラーデも良い配置(あんなアホみたいな子を飼っておくほどCIAが不用心だとは思えないんだけども)。今回のゲストキャラであるトロホブスキー夫人も、どこか世間から浮いたような無邪気さが今までの敵キャラに無い不思議なアクセントになっていた。中の人は永遠の淑女・高島雅羅様。こうして出てくるだけで存在感が尋常じゃない。そして中の人が心配になるくらいにひたすら喋り続けるココのヒロイン的存在感。良いキャラである。しかし、同室内を下着姿でうろついていると、バルメに貞操を奪われるんじゃないかと不安になるのだが、ひょっとして2人は同じベッドで寝ているんだろうか……薄い本がアツくなるな。おっぱいがどうこういう話してたけど、ココは設定ではどれくらいのサイズなんだろう。バルメとは差がきちんとあった方が、百合百合したときに画面が映える(持論)。

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また女性キャラ増えた! 第7話。不思議なもんだよね。むちゃくちゃ癖が強くてお世辞にも可愛いとか綺麗って感じの絵じゃないんだけど、なんだか愛嬌があって憎めない奴らが多い。まぁ、大体が人殺しに噛んでるわけだけども。

 Dr.マイアミを巡っての2極の戦い。山中の銃撃戦では、私怨をフラッシュバックさせて飛び出しちゃうという死亡フラグまがいの行動に出たバルメだったが、この手の作品では強いやつはどれだけ近くても銃弾が当たらないのはお約束。二丁銃剣を使いこなす女兵士カレンを相手に白熱の近接戦を繰り広げる。バルメから見たら過去の古傷を抉る怨敵のようにも見えていたのだが、カレンの方はそんなこともない。最終的には一方的に嬲られてしまい、新たな恨みの連鎖へと繋がる結果に。今回も2話の時同様、なかなか面白いぐりんぐりんなアクションを見せてくれたバルメさん、もうこの作品は彼女の体術にかかっていると言っても過言ではない。あとキマシ要素。でも彼女の百合要素って、萌えるとかエロいとかじゃなくて、なんかアホっぽい……。

 可哀想なのはカレンさんである。先週までは「おっそろしく強くて非情な部隊長」みたいなキャラだったのに、今回はバルメを前に良いとこなし。あっさりと深手を負い、あげく命まで救われるという屈辱を味わうことになってしまった。しかも突如襲われた理由が自分には無いっていうのもね。今のところ、本作で唯一ギャグ要素を発揮していないシリアス女性キャラなので、今後も必死にバルメを追いかけるターミネーター的な活躍に期待したい。

 ところ変わって、もう1つの対決が行われていたのは土師孝也ボイスの社長さんとココのタヌキどうしの会食の席。同じような世界に生きる2人であるが、あの歳で立派に仕事が出来ちゃっていることからも分かるように、基本的にココのスーパースペックばかりが際だつ対決である。美味いもの喰って、相手をコケにして、満足して帰っただけなんですけどね。しかしどうやってCIAの存在を見抜いたやら。微弱電波でも受信出来る機能を持ってるんだろうか。それにしても「酒を飲んで悪のりしてるココ」っていうのは本当に似合うよね。主に中の人的に。声を聞いているとだんだんキャラが中の人の顔に見えてくるから不思議なものである。

 そしてもう1人、今回初登場なのがスケアクロウとコンビを組んでいた大食いのねーちゃん、ショコラーデである。中の人は小清水だが、これがまた小憎らしくて面白いキャラだ。小清水ボイスは軽快な馬鹿っぽさを出させたら天下一品。こういうぽっと出のサブキャラでも、脳天気さが際だつと色々と美味しい。そういや「ダンタリアンの書架」の時も似たようなセッティングだった気がする。なにげに、初登場回だというのにナチュラルに放尿シーンが描かれるという可哀想なキャラでもあったな。うんこ声優の面目躍如だな(ひでぇ)。今回はDr.マイアミとの共演なので、もうちょっと頑張るとプリキュアが結成出来そうである。

 女性キャラが全員顔芸装備で、しかもやってることは殺し合いという、何とも贅沢な(?)この作品。今回はバルメも感情が高ぶり過ぎて変な顔になってたし。ひと味違った新たな萌えの次元が見えてくるかもしれない。次回予告でも既にココが例の隈取りじみた変顔で頭を抱えることが確定している。もう、そのシーンだけでも楽しみ。

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レヴィ出てきたぞ、第6話。いや、中の人的な話ですけども。幸か不幸か全然違うキャラだったので、そういうかぶり方は一切してないんですけどね。なんだか知らんが、やっぱりこの世界は女性の方が強いのである。

 今回は新キャラがごそっと増えている上に、この作品の問題点の1つとして、「なんかキャラの恰好が似てるせいで区別しづらい」というのがあるので、初見でおっかけるのがちょっと大変。いや、出てきた軍勢は綺麗に分かれているからメインキャラで混乱することはないんだけどさ、お付きの黒人男性とかになると、顔も似てれば声も似てたりして、「今どこの陣営の話をしてるんだろう」っていうのが一瞬分からなくなる時があるのさ。画面が暗いとそれがさらに加速する。特徴的なキャラデザのせいで、そっちばかり目がいってディティールに気が回らないのが難点なんだろうなぁ。

 まぁ、そんな程度の低い文句は置いておくとして、今回のミッションは人捜し、というか、重要人物争奪戦。そして、そんな雪山ミッションの中でバルメの因縁が燃え上がっていますよ、というところまで。今回は思ったほどバルメが活躍出来なかったのだが、次回はアクション含みで見せてくれることになるんだろう。基本が真面目キャラのはずなのに世界観にあわせていい感じにふざけてくれているので、バルメはなかなか良いキャラだと思います(特に中の人的に)。ココは今回も元気だったし、ようやくヨナにも見せ場があったし、キャラの配置に一段落ついて、仲間同士の絡みも丁寧に見られるようになる時期なのかもしれない。

 あとは新キャラの女性陣にも注目。ちょうちょ大好き博士の底抜けなズレ方とか、二丁拳銃の秘書のおねーさんとか、やっぱり女性メインの作品だよな。どっかで渋いおっさんの活躍とか見られないものかねぇ。あ、スケアクロウは美味しいキャラかもしれない。なんでコーヒー吹いたとこだけ完全ギャグタッチだったんだろうね。

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御前+メガブルーな第5話。この2人が仲良し役なのがたまたま2作品同時という。今回は兄妹役ってことで、似たものどうしな雰囲気があるんでしょうかね。どっか軽い、っていう。

 そんなわけでヘクマティアルの兄妹が登場して、彼女たちの家庭事情でも紡いでいくのかと思ったら、そっちじゃなくて今回はヨナの「出荷前」の状態のお話でした。元々軍事訓練、というかキリングマシーンとしての調教を受けていたらしいヨナであるが、それが大嫌いな武器商人とつるむという数奇な運命に至るまでのなれそめが描かれている。まぁ、こんな血なまぐさい作品なので残念ながらあまりハッピーな出会いの物語とはならなかったが、少なくともココとキャスパーの2人が「徹底的な悪人」とまでいかなくて一安心ではある。いや、キャスパーはかなりひどい奴には違いないが……おそらく彼はヨナとの約束はきちんと守って子供たちを日本に送り届けたのは確かだろう。あくまでも武器商人としての「汚さ」はあるだろうが、商売相手、交渉相手に対してはそこそこ誠意はあるみたいだ。まぁ、だからこそ敵対したら最悪なんだろうが……ココも基本的には同じ性質だよね。ヨナとの相性だけが決定的に違うけど。こればっかりは性別の違いもあるしねぇ。

 相変わらずドンパチやらかすシーンだと元気に動く今作。今回はキャスパーに切りかかるヨナや、たった1人で軍事基地を壊滅させてしまったヨナの腕白さなどはなかなかの迫力。相変わらず主人公補正で色々と便利な現象も起こっているけど、それを気にし始めたらこんなアニメ見られないしねぇ。キャスパーの無体な人柄と、それを受けて大きくなっていくヨナの成長物語を温かい目で見守っていきましょう。

 まぁ、このアニメの主な楽しみ方はココの百面相なんだけどね。動かしにくそうな造形なのに、本当にコロコロと表情を変える娘さんである。こりゃぁバルメさんじゃなくても気になりますって。バルメさんの年中ピンク色感も好きですけど。次回はアフリカ云々でバルメメインになるのかしら。期待。

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死ぬなぁ、第4話。まぁ、そういう話なんだから人が死ぬのは仕方ないと思うのだが、死に方にけれん味がないというかなんというか。

 いや、チナツの死に方はそれなりにドラマティックだ。荘厳なBGMに従って見送られる不幸な少女の末路は、今回のエピソードのクライマックスとなるべき部分。夜中の屋上で相対する2人の少女という、いかにも見栄えがしそうなシチュエーションも悪くない。ただ、それでもやっぱりどこかあっさりめ。結局チナツがあれだけ吠え猛った恨みつらみはどこへいってしまったのか、と思うような結末であった。まぁ、現代兵器による殺し合いなんて本当に描いたらこんなものかもしれないけど……

 笑ってしまったのは、「オーケストラ」の師匠の方(汚い小山さんの方)があまりにあっけなく死んだこと。前回の銃撃戦ではどう考えても真正面から機関銃を撃ちまくり、ヨナと相対していたはずなのに何故か全く弾に当たる気配が無かったのはそれはそれでシュールだったのだが、今回はそんな防壁など無かったかのように、綺麗なスナイプを喰らっている。まぁ、そりゃぁ警戒のしようが無いから喰らうときは喰らうんだろうけど、その程度の「普通の人」なら今回の狙撃の前に死んでる気がするんだけど。それにしてもココはほとんどのミッションを遠距離スナイプで片付けてるじゃねーか。その割に、自分は狙われてるっていう意識が薄いのか、平気で窓辺に立ったり町中歩いたりするんだよね。今回の敵が不用心きわまりないオーケストラじゃなかったら即死レベルじゃなかろうか。

 などとまぁ、どうしても「殺し合い」のご都合主義が目立つ本作だが、だからといって決してつまらないわけじゃない。今回出てきた調子乗りのアメ公のキャラなんかはまっすぐだし、相変わらずおちゃらけながらも死線をくぐり抜けるココは可愛いままだ(目つきが厳しくなる時の謎の隈取りは気になるけど……)。出来たらそろそろココ以外のメンバーにもスポットを当ててほしいね。現状じゃヨナすら目立たなくなってきてないかね。やっぱりあの人数をアニメの流れの中で描くのは難度が高いのう。

 ま、結果的にはノーパンの殺し屋さんが憎めなかったので良しとするか。なんでココはあんなにパンツにこだわったのか。もし正当な理由でチナツがノーパンだった場合には、今後彼女もノーパンで仕事に臨むようになっていたのだろうか。もしそうだとしたら、チナツにはもう少し頑張ってもらいたかったものである。残念至極。

 そういやどうでもいい話だが、次回予告の時に流れているBGMが気になる。なんかずっと「ココ」って言ってる気がするんだけど、どういう歌詞なんだろうか。サントラとかに入るたぐいの曲なんだろうけども……これのサントラは別に買わないかなぁ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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