忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]
思いの外あっさり風味、第2話。今期真剣に見るアニメはどのあたりになるかなぁ、と思いながらつらつらと作品を見ていますが、この作品はそのうち一本になる可能性があると思っとります。

 初見の時に引き合いに出した作品に「BLACK LAGOON」があり、その後でこれの原作漫画も掲載誌が同じだ、ってことに気づいたりしたんだけども、この作品はどうも「BLACK LAGOON」と比べると、方向性はある程度「軽め」というのが分かりやすい区分のようである。今回のエピソードは、「武器を売りに行く」→「事実上軟禁される」→「強引に突破を試みる」→「悪知恵で綺麗に突破!」という一連の流れが、実にスムースに展開してワンエピソードを成している。よく言えば非常にすっきり、爽快な流れであり、悪く言えばちょいと話が急で、お話にひっかかりがない。ブラクラはとにかく1つ1つの出来事について、オサレ台詞をくどくくどく垂れ流して粘り着いていたのだが(そしてそれが味になっていたのだが)、この作品にはそういう要素はほとんどない。所々にちょっと洒落た(というか洒落ようとした)言い回しは出てくるのだが、少なくともこの2話の場合、そうした要素は本当にお飾り程度で、演出上もあまりそこに注目を求めていないように見える。

 もちろん、だからといってつまらないかといえばそんなこともなく、どこまでも人を食ったようなココの愛らしさと格好良さは悪くない水準だと思うし、今回一番目立っていた百合風味溢れるバルメとミルドの絡みなんかも、背後に何があったのかさっぱり分からないにも関わらず、2人のココに対する感情なんかも相まって、ちゃんと伝わってくるものがあった。ミルドのキャラがいい感じにトんでたのが気持ちよさの原因かなぁ。百合だからっつうのもあるけど。基本的にミリタリー要素はさっぱり分からない状態で見てるので、どうしてもそういう部分に目がいっちゃうんですよね。ちなみに今回のコンテは岩畑剛一さんという方。ちょいちょい名前を見た気がしたので調べたら、元永監督の下でずっと仕事をしている人で、私のお気に入りの「刀語」のオープニングコンテもやっていると。今週の決闘シーンの流れとか、ラストでココが駆け抜けるシーンとか、好きですよ。

 あと、わざわざ今回の話数に触れたかった理由として、ミルド役をやってくれた恒松あゆみがぶっ飛んでた、というのがすごく印象的だったから。声を聞きながら「これ誰やったっけ!」と悩みながら結局分からず、スタッフロールを見てたまげたのですよ。そうかぁ、こういうのをやっても楽しいんだなぁ。恒ちゃま、地道ながらも確実に面白い役で実績重ねてるなぁ。

拍手

PR
どっか癖になる、第4話。何がいいと言われてもこたえに窮するのだけど、見ているとなんか楽しい。そんな絶妙な心の隙間を埋めてくれる作品が、コレ。

 2話からはずっとAパートBパートで1ヒロインと主人公の対話を掘り下げていくっていう内容になってて、作品を全然知らなかった人間からしたらなんのこっちゃ分からない内容だし、1話のあのびっくり活劇で引き込まれた人間は、それ以降のだらだらした展開を見たら「1話目詐欺」という文句が出てもおかしくないくらいのお話。今回Bパートではついに作画が若干怪しい部分も出はじめ、1話で産み出した貯金は既に残っていないはず。しかしそれでもなお、なんだかこの作品は楽しい。

 3話はゴトゥーザ様のフル回転のおかげでものすごい打力になっていたわけだが、今回もそれに負けないくらいのパワーがある。特にAパートの構成が凄まじく、なんとパーフェクト全裸なヒロインに頭を踏まれたままの主人公が、そのままの姿勢で裸体と日本文化についての講釈を垂れ続けるという、前代未聞の画面になっている。「エロい!」とか「動きが無い!」とか色々と突っ込みどころがありそうなのに、何故か最終的に「これはこれで!」みたいな達成感がある。いや、むしろこの構成で10分引っ張ることが最終目標だったようにも見えてくる。普通の感覚じゃ、なかなかシリーズアニメでここまでの脚本にしようとは思いませんよ。すげぇ。

 これが成立しているのも、ひとえに、キャラクターの見せ方がしっかりしているおかげであろう。特に、昨今のギャルゲー主人公というと、基本的にハーレムの中心にいるので優柔不断で不能かと思えるような朴念仁が多かったりするのだが、この作品の大和の場合、その信念は明確であり、力強さに溢れている。中の人が日本おっぱい党党首であるというのも大きいかもしれないが、基本設定である軍師属性を活かしつつ、全身全霊でもってヒロインをたらし込み、エロに邁進する姿が素晴らしい。やはり神谷浩史ボイスの説得力はただ事じゃないぜ。

 それにしても……馬鹿な作品だなぁ。松風おいしいなぁ。

拍手

油断してたので録画をちょっと時間が経ってから見たよ、第3話。いや、油断も何も、これって1話目で度肝を抜かれたけど、2話目で何事も無かったかのように単なるハーレムアニメになって、「あぁ、これは心穏やかだなァ」と思ったくらいの作品だ。まだ慌てるような作品じゃない。

 そしてこの3話だ。今回はコンテ演出が元永監督じゃなくて則座さんになったとか、そういう細かい部分は別にいいんだ。中身だって驚くようなもんじゃない。相変わらず鬱陶しい修正入るし、テンションが終始高めだけどとりあえず「いやぁ、緒方恵美のこういう役って新鮮だなぁ」と思いながらちょっとニヤニヤして見てればいい。飛田さんと勝平ちゃんが同時に登場して豪華だなぁ、とか思ってればいい。少なくともAパートはそれでいい。

 でもさ……これ、ゴットゥーザ様はギャラ1人分でいいのかと。もう、後半は完全に独演会になってるやんかと。しかも呼吸の感じからして、これ別録りじゃなくて一発録りなんじゃないかと(全部じゃないだろうけど)。……やっぱ声優って凄いよなぁ……ゴトゥーザ様のテンション芸、キレ芸、恫喝芸など、わずかに10分程度の中に恐ろしい密度で詰まっております。これってコンテ撮とかでやってたらずっと画面に「後藤ON」って出っぱなしだよね。ほんと、こんなことで「中の人大丈夫だろうか」と心配になったのは「四畳半神話大系」の浅沼君以来だ。いや、凄いものを聞かせてもらいました。これ、ファンなら永久保存版の回なんじゃなかろうか。それとも、ここからこの作品はずっとこの調子か? 「真剣に喉が潰れるまでアフレコしなさい」か。恐ろしや恐ろしや……「慈善事業じゃねぇんだぜ!」

拍手

 お久しぶりです特別編。全然知らなかったんだけど、製品版には地上波未放送のエピソードがあると聞き、遅ればせながらとある筋から入手、視聴。いやぁ、久し振りなのに何も変わってなくて本当に安心しました。

 特別編エピソードと言っても、本編の方はオリジナルまで交えてなんとか1クールを完走したくらいに原作ストックなど無い作品。この特別編についても、雑多なエピソードをちょこちょこと集めてごった煮にしただけのオムニバス形式になっており、わざわざ1本のアニメとして作らんでもええやん、という内容。しかし、この作品の場合、これが一番良い形であるのは厳然たる事実だったりする。一応奈緒が修輔の様子を観察する毎度お馴染み「性態観察日記」が本編まで浸食してきた形をとっており、1つ1つの小話について、全て奈緒目線でのモノローグが入っていじられているので、本編よりも安定感があるくらいだ。

 相変わらず努力の方向音痴としかいいようがない修輔の奇行は、不気味とか変態を通り越して清々しいくらいだし、それを追いかける奈緒の不敵さも健在。常軌を逸した兄とのコミュニケーションは、本放送時よりも磨きがかかっているくらいのもの。彩葉の出番がほとんど無かったのはちょっと残念だが、繭佳は短い登場時間で充分に存在感を発揮しており、放送当時も話題を呼んだアホまっしぐらの「BL作画」も元気元気。本当に、この作品は「唯一無二」を作るのが上手いのである。

 個人的にお気に入りのエピソードは、修輔の土下座3連発。全てオチが修輔の土下座という天丼構成になっているのだが、その1つ1つの馬鹿馬鹿しさが全て輝いているのが良い。総額12980円分も土下座をしたというのに、最終的に手に入ったのが地図帳1冊というのも、考えてみりゃ悲惨な結果である。修輔はあれで満足しているんだろうか。

 中の人的な話をすると、そんな修輔の地図帳の「エロ地名」を全て丁寧にキタエリが読み上げてくれるというのは、単なる公開セクハラである。ま、楽しそうだから一向に構わないのだが。そして、修輔が必死の思いで手に入れようとした自販機のエロ本は「婦人警官さやかちゃん」だったわけだが、そのさやかちゃんっていうのは修輔ママの中の人の名前である。「さやかちゃんを助けるために〜!」と必死で土下座する修輔がおかしくて仕方なかった。こうしてみると、やっぱりこの作品のメインヒロインは修輔なんだなぁ。

拍手

 過ぎゆく風のごとく、最終話。何もない。何も変わらない。そのことに不満のあるものか。

 前回までの謎姉妹など全く無かったかのように、いつも通りの日常が訪れる高梨家。事ここに及んで両親が外出して2人きりのチャンス、とかゆーてるけど、もう、お前らそんなことはどうでもいいくらいのことを今まで散々やっているだろうに。結局奈緒がやってることはいつもと一緒だし、当然修輔の反応だって何一つ変わることはない。本当にアホな兄貴と、おかしな妹の二人きりの時間。

 やはり、この作品は奈緒が全てだ。最後のエピソードでは、彩葉や繭佳もちゃんと登場しているが、それはあくまで奈緒のミッションを阻害する障害としてのエントリーであり、そこにこれまであった「三雄相まみえる」みたいな平等な並びは無い。どれだけ彩葉がはっちゃけようとも、奈緒がいる高梨家というテリトリーは絶対であり、修輔が最後に声をかけたのは奈緒だったのである。そして、最後の決め台詞だ。もう、何もなかったけど、これでいいんじゃなかろうか。こんなにすっきりと最終回を迎えるとは思わなかったわ。

 それにしても……最後のエピソードで男主人公が病床に伏してそれを周りのおなごどもが奪い合うという構図は、なかなか潔い馬鹿っぷりである。プリンで「あーん」してみせた後の繭佳の「してやったり」みたいな表情が無闇に面白くて吹いてしまった。ほんと、三人とも活き活きと自分の役割を全うしてくれていたなぁ。

 終わってみれば何も残らない、非常に刹那的な作品ではあったが、最終話の余韻は予想以上に大きなものだった。これはこれで、得るところの大きな結末である。直球のみで勝負を挑んできたこの作品に、最大限の敬意を表したいと思う。

拍手

 一週スキップして、第11話。先週放送予定だった10話は諸事情によりその存在を抹消されております。その理由は各所で報告されている通りなので、こればっかりは仕方ない。ま、このアニメだったら1話くらいすっ飛ばしてもぜんぜん問題無いでしょう……

 って、分からんわ! なんで突然新キャラやねん! 誰やねん! よりによってそこをスキップか! どうしたらええねん! ……いやぁ、ほんとにね、よりにもよって先週のお話から引いてるみたいですね……何事もなかったかのように見たこともないキャラクターが2人も登場しており、その設定も初見では一体なにが起こっているのかポカーン状態。状態の復旧にはAパートまるまる消費した感があります。本当に間の悪い時っていうのは駄目なタイミングが重なるもんですわ。

 しかし、何が腹立たしいって、それでもこのアニメは面白いのである。今回も一切テンションを落とすことなく奈緒が走り抜けてくれているおかげで、ハテナが乱舞する困惑展開にも関わらず、そのペースは落ちていない。修輔とAGEの面々が「プリンセス」の方の餌食になるだけであまり画面に登場する時間が長くなくて、その分たっぷりと奈緒のがんばりとテンパりを見ることが出来たので、見ようによっては今までのエピソードの中でも面白い部類に入ってしまうほどだ。何がいいって、これまで攻め一辺倒だった奈緒が「クローン姉」先輩のおかげでたじたじしているのが良いですね。普段はなかなか見られない「奈緒の劣勢」は、今更ながら新しい刺激として機能しています。

 その上で、奈緒のノリは衰えるところが無く、ラストの公園での一幕では盟友であり憎きライバルである彩葉を平気で犠牲にする腹黒さを見せているし、押されているとはいえ、先輩に対する姿勢はいつも通りの超然としたしたたかさも発揮している。最終的にはハズレくじを引くことなく逃げきったのも流石。彼女のスペックの高さには本当に驚かされるな。おかげで、変態性や個体スペックでは見劣りしないはずの彩葉がかませ犬みたいなポジションになってますがな。

 新登場(一週前にな)の姉妹(?)もキャラとしてはなかなか強烈。厨二を患ったような妹の方は今回別に注目は集まらなかったが、純正レズビアンで唇フェチという姉の方のキャラクターがここに来て美味しい。事故によって回避されたとはいえ、最終的には奈緒の唇を強奪しようとしていたし、その後彩葉を軽々と担ぎ上げて去っていくさまは、こんなアニメなのに「こいつがラスボスか……」とよく分からない感慨を抱かせる。「修輔に関心が無いレギュラー女性キャラ」というだけで珍しいが、そのターゲットがこれまで最上位にいたはずの奈緒になっているおかげで、状況が二転三転して盛り上がるわけだ。初めての脅威に対してコロコロと表情を変える奈緒が実に愛らしい。

 そして、今回も当然中の人をピックアップ。今回取り上げるのは3人か。まずはやっぱり奈緒の中の人である喜多村英梨。マシンガントークによる尺ギリギリの早口モノローグや、自然に声音を変えた予言者のものまねなど、ぶっ飛んだ芸は全てオリジナル。もう、こうなってくると単にキタエリがこのアニメの皮を被って遊んでいるようにしか聞こえない。そして、それに追随して色あせないのが井上麻里奈の地力。色っぽい声から馬鹿ネタまで、麻里奈の受け皿の広さも尋常じゃない。

 最後の1人は、今回メインとなったクローン姉役の佐藤利奈である。最近はこういう高慢ちきなお嬢様役もちらほら見られるようになったが、今回はそれに常識を越えたレズ属性なども加わり、ちょっとした怪物みたいなイメージを珍しい音域で体現させている。やべぇ、本当にさとりなが作る役は不思議な魅力がある。普段常識人レベルの高い人なので、もっとガンガン壊れ役でみせてくれると、ギャップが引き立ってファンとしては愉快痛快だ。

 え? 次回最終回なん? ……ん〜、2期希望。原作無いらしいけど、なんとかなるやろ。

拍手

 24時間平常運転、安心の第9話。アニメ観てて声を出して笑う機会ってそこまで多くないんだけど、このアニメは時折吹きます。視聴感としては「仮面のメイドガイ」の馬鹿っぷりに近いかも。

 今回はお祭りイベント。というか浴衣イベント。水着回よりも更に密着度合いの高くなった奈緒と彩葉の容赦無い攻撃は、当初存在していた「気のないポーズを取っている」とか「常識の範囲で納めている」というポーズ自体が失われており、どこをどう見ても肉食動物のがっつき合いレベル。もう、アニメオリジナル展開に入っちゃったら何をやってもいいだろうっていうことなんだろうけど、これまでの様々な変態行為のことを考えれば、これでも別に違和感は無い。奈緒も彩葉も、確実にエロゲ—イベントで勉強してるよな。特に彩葉のフランクフルトシーンは、「さて、麻里奈が登場してるエロゲーでも探した方がいいかな」と思える神業であった。ほんとに不思議だよねぇ。放送開始時には「奇形」としか思えなかったこの絵が、今となってはエロスすら感じられるようになってるんだからねぇ。いや、8割ギャグなことに替わりはないんだけどさ。

 そして、二人の争いと同時並行で物語をかき回してくれるAGEの面々。今回は隊長を含めて全員が町のおっさんたちに引っかき回された形になるが、この町の人々のエロ関係に対する理解の深さと情熱には恐れ入る。町内総出で若者のアホイベントを後押しするところは、「そらのおとしもの」の空見町商店街に近い空気も感じるな。「ミラーボールは関係無いのかよ」のところとか、いいハズし方だし、色々心得とる。隊長や修輔たちも、いっそ腹をくくって新しいジャンルに進出してみれば良かったのにね。オールジャンルエロの看板を掲げているなら、そのくらいの覚悟が無いと駄目だぜ。いや、これで来週、隊長がうなぎ持参で現れたらちょっと困るんだけども。

 そして、最終的には今回出番が無いかと思われた繭佳の登場で締め。繭佳さんは奈緒や彩葉とスタンスが全然違うおかげで、本当にいい味付けになっている。修輔の妄想の中の浴衣+黒パンストのフェティシズム溢れる姿勢も評価したいし、てぃくび発見後の覚醒モードの思い切りの良さも素敵。BL好きだから男好き、っていうのを徹底したキャラクターって、意外とアニメでは類を見ないんだよね。

 ほんと、いつも通りのことをやっているだけなのにいい速度が出ているこの作品。台詞回しにしても「別名で保存、別名で保存」とか「えろえろしかじか」とか、なんかよく分からん部分で小ネタが効いていて気になってしまう。細かいところで笑えるってのは、修輔も含めた全てのキャラが安心して見てられるだけの個性に裏打ちされてる部分があるんだろうね。修輔の土下座は表彰モノのみっともなさだものね。色情妹に駄目駄目兄貴。お母さんも大変だ。

 今回一番気に入ったのは、麻里奈のフェラシーン……ではなくて、序盤に彩葉と奈緒がやってくれた「セルフエコー」です。「つけてないから……ないから……ナイカラ……」っていうエコー、地声だけでやってるんだよね。直後に麻里奈も同じエコーやってるんだけど、完成度ではキタエリの勝ち。やっぱりキタエリの一芸のクオリティの高さは国宝級。

拍手

 今週はプールのアナウンスの声だ、第8話。この街は色々なところに同じ声が聞こえてくるよ。彩葉の中の人と一緒にハワードリゾートで喧嘩したりもするよ。

 原作は知らないのであくまで噂で聞きかじった程度なのだが、この作品、なんでも原作ストックが既に無いとかいう話じゃないですか。つまり今週のプールエピソードは完全オリジナルか。まぁ、考えてみりゃ毎回似たようなネタ回しを舞台だけ変えてやっているようなものなので量産もできそうだけど、この絶妙に歪みきった3人の女性の性癖を余すことなくおおっぴらに描けるってのは、アニメスタッフの努力の賜物だと思います。奈緒のテンションはどこに行っても落ちないし、仲が良さそうに見えて彩葉とのとっくみあいは全力で突っ込む切り替えの速さも笑いどころ。ただまぁ、3人の積極的な絡みがそこまで多くないのは、原作の今後との兼ね合いを考えてのものでしょうかね。

 先々週はBL的内容でぶっ飛ばしてくれていたわけだが、繭佳さんが復活したおかげで今再びのBL作画。そして、今回はサブタイトルにもある、乳首争奪作戦がホント無駄に執拗。地上波アニメで乳首は貴重とはいえ、いくら何でも野郎の乳首でここまでのこだわりを見せるというのは……誰得感が止まらない。無駄にいい作画なんだよ、そこだけ。奇形のごとき妙な体型のキャラクターに乳首とかどうやねん、という気もするのだが、繭佳さんがあそこまで食いついたんだからさぞかし立派なものだったんだろう。もう、放っておいた方がいいレベル。わざわざ実際にいないはずの隊長を妄想の中で連れてくるとか、そのサービスは誰も求めてないから!

 今後もこの調子で「同じこと」をアニメオリジナルで展開していくことになるんでしょうかね。今回みたいに三人が同じスタンスで修輔に絡めばよく分からない盛り上がりが見られるわけなんだけど、現時点で冷静に考えたら修輔としては繭佳一択にしか見えないのは気になるところ。黒ニーソに洗脳され、プールで妹達を無視してあれだけ食いついていたんだから、あれは両想いと言ってしまっていいような気がするんだが……そうは問屋が、否、奈緒が卸しませんかね。ま、ずっとこのままアホな展開が見られればいいだけなので、正直恋愛模様とかはどうでもいいです。なんだろう、この適当な満足感は。

拍手

 熟女エロというだけですぐに17歳な人を起用するのは怠慢だと思う第7話。え? 不満? ないけど。

 今回も恥じらいが一切感じられないハイテンションな変態キャラが出揃っていたのでテンションだったらいつも通りだったわけだが、その中心が野郎ばかりなので先週までと違って割と分かりやすくありがちな展開といえるかもしれない。先週まであれだけ頑張っていた繭佳さんはどこへ行ってしまったのやら。黒パンストの響きにその面影を残すだけじゃないですかー。

 そう、野郎キャラの変態って、割とありがちだからあんまりキャラ立てとして効果的じゃないんだよね。いや、AGEにお集まりの3人の場合はかなり自分の属性にこだわりはもっているみたいなのでかなりエッジの効いた仕上がりにはなっているんですが、それでも何の説明もなくヘタレ兄に狂うスーパーブラコンの奈緒や、ストーキング行為や奉仕の精神に一切の疑問を覚えずに狂信とすらいえる愛を示す彩葉に比べると、「自分で説明すれば分かる」程度の属性設定だからさ。そういう意味ではメインとなった決裂と再結成のエピソードの馬鹿さ加減は今までよりはちょっとインパクトに欠けたかな。単に女性キャラを見ている方が楽しい、ってのもあるんですけどね。

 女性キャラは相変わらずのテンションですよ。冒頭、電車の中で彩葉を恫喝した奈緒の「お兄ちゃんのコレクションはこんなもんじゃないわ!」って言うときのよく分からないテンションとか、兄の窮状にどんどんトリップしていく奈緒の細かい表情は相変わらず楽しい。あと、単にキタエリにスカトロって言わせたいだけじゃないか、という疑惑もあったりする。ん〜、無くはない。

拍手



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
27
28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[04/27 Eugenecloub]
[04/26 な]
[04/25 な]
[04/19 NONAME]
[04/17 NONAME]
バーコード