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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「SHAMAN KING FLOWERS」 6

 続編扱いなら点数つけなくていいんだけど、一応タイトルも違うし中身も違うので。

 ぶっちゃけ全然知らなかった作品なんですよ。元々マンキンもあんまり真面目に追っかけてなかったってのは以前放送されてたアニメの感想で白状してるんですが、その続編がどういう形式で、何をやってるのかなんてのは1ミリも知らない状態。たまに書店なんかで新しいコミックを見つけて「えっ、なんで講談社から出版されてんの!?」とびっくりしつつも、帰り道で驚いたこと自体を忘れてしまって詳細を調べるなんてこともせず。この度このアニメがスタートしたことで、ようやくことの真相を知るに至った。

 前作アニメの最後に「続編やるよー」と言ってたから正統続編があることは事前に知っており、最近コミックとかが出てることから「今やってる2世もの」っていうぼんやりした認識を持っていたのだが、Wikiで調べたらこの「FLOWERS」っていう作品はなんと10年以上前にすでに完結しているとのこと(完結かどうかは微妙みたいだが)。「新しいのやるためにわざわざ原作アニメのリメイクしてたんかなー」とか思ってたらあんまり新しくもなかったっていう。いろんなところが想定外だが、「2世もの」っていう点だけは想定内で、普通に葉とアンナの息子が主人公で、住居もふんばりが丘に戻っている。主人公・花のキャラについてもこれまた2世もののお約束で「親とはだいぶ違うタイプ」の主人公になっており、ふわふわとつかみどころが無くて少年漫画の主人公っぽくなかった葉と比べると非常にストレートなデザインとなっている。

 そうして「想定内」なので取り立てて高く評価する部分もないのかもしれないが、前作から綺麗にスタッフも引き継ぎ、最初からこの作品ありきで準備を整えていたのだな、ということが伝わってくると、その周到さを評価したくなってくる。映像制作も引き続きブリッジが担当しているが、大きく崩れることはなさそうな無難なデザインだし、何よりも統一感があるので初めて見る作品なのに抵抗なく受け入れやすいのがありがたい。主人公像が切り替わったおかげで掴みどころのない独特な空気こそ薄れたが、その分いかにも少年漫画らしくテンポよく進んでくれそうな雰囲気もある。そして何よりも個人的に良いと思ったのがキャストの配置。なるほどね、こっちも見越してのキャスティングだとするならたまおが平成版のままだったのも頷ける。いい具合に伝統と革新が混ざり合ったような奇妙な感覚、嫌いじゃないですよ。今までなかなか興味を維持できなかった作品だが、せっかくなのでこの(ちょっと)新しい作品にはきちんと接していければ良い。まぁ、初代オマージュだらけとかになるとついていけない部分も多くなる可能性はあるんだけど。

 そしてテーマソングの文化だが、なんかこう、長年林原めぐみが支えてきた屋台骨を水樹奈々が受け継ぎ、それをさらに上坂にパスする図が「これがキングレコードの歴史……」って不可思議な歴伝を見守っているかのようである。

 
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