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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 驚くほど何も無く、最終話。そりゃま、ハッピーエンドになるに決まってるし、最後は主人公ペアの気力と根性で勝つのは重々承知なのだが、それにしても……なーんか盛り上がりに欠けたなぁ。

 一番可哀想だったのは、やっぱり河浪&レオンコンビだろう。レオンはこれまで人生を賭けて追い続けたミストルティン退治という大願を、あまりに気を許してしまったせいで河浪という1人の少女に託すことになった。今まで必死に冷血に徹して数々の犠牲を払ってきたというのに、この大一番で最後の1手を譲ってしまうというのは、流石に男らしすぎやしないだろうか。そして、そんなレオンのなけなしの男気を受け取った河浪も、せっかく発射した銃弾がミストルティンには特に効いた様子もなく、残されたのは心を砕かれてレイプ目になった中学生女子だけ。なんというピエロだろう。

 そして、主人公の片割れであるメリーは、「絶望の蕾」というよく分からないミストルティンの超必殺技の犠牲になる。どう考えてもグリッチョの人(デルガという名前の夢魔らしいが)との対決で使った非人道的な槍の嵐とかの方が殺傷力は高いだろうに、なんであんなまだるっこしいことをしたやら。よほどあの技に自信があったのか、それとも、どうしてもメリーを閉所に閉じ込めたかったのか。飯島先生は「絶望しか無いんだ!」と大仰に自慢してくれたわけだが、メリーは特に何の影響も無くそこから脱出。名瀬さんが志布志戦でトラウマえぐられたのに平気で立ち直ったのと同じくらい納得いかねぇ。

 あとはもう、主人公補正で立ち上がった夢路が、中多譲治ボイスの支援を受けて「夢だから何でもありやん!」と敵をたたきつぶすだけ。理屈もよく分からないが、その後の現実世界でのオチもよく分からないという。どうにも消化不良の最終話であった。戦闘シーンがともすると間延びに感じるくらいに長尺でやってたんだから、もうすこし引き締めて後日談に時間を割くわけにはいかなかったんでしょうか。結局メリーも幸せにはなってないしなぁ……え? ひょっとして2期か? 続編なの? 続編にこられても……ちょっとフォローするだけの元気は無いぞ。

 せめてミストルティンがもうちょっと格好良い抵抗をしてくれたら見応えもあったんだろうけど、何ともやるせない幕引きであった。結論・アルパカ最強。

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