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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○新潟犬
CV:広橋涼 モチーフ:日本酒
登場話数:#8 #19 #20 ‘12(02/28)(03/03)
メイン回:「新潟犬は飲んでも飲まれるな(#8)」
語尾:「〜せぃ」
公式設定「礼儀正しいけど、お酒を飲むと豹変。いつも酔ってる。」

 
 米どころ新潟が生まれた日本酒の化身、新潟犬。普段は丁寧で物腰柔らかな態度で話すために女性であると思われるが、20話で長野から「兄貴!」と呼ばれてしまったのでちょっと微妙。多分長野が一方的に「兄貴分」として呼んだだけで、設定としては女性だと思うのだが。

 普段は新潟の米や日本酒のPRをするまっとうなご当地キャラなのだが、ひとたびアルコールが入ると性格が急変し、ひどく面倒な絡み方をする。それなら酒を飲まなきゃいいと思うのだが、当人には全然反省の色はないらしく、昼間っからつまみ持参でふらふらしているから質が悪い。必殺技に「酔拳」をマスターしているところを見ると、本人も開き直って飲んだくれキャラで売っていくつもりなのかもしれない。

 また、8話では何もない空中からお猪口を、19話では巨大なおろし金を持ち出すなど、マジシャンのような謎の特技も持ち合わせている。多芸なのはいいのだが、大体が人に迷惑をかける結果になるのが困りもの。こんな奴でも舎弟を引き連れているのだから、案外素面の時は頼れるタイプなのかもしれない。実際、ラジオ「ギリギリ!コンプライアンス」や各種漫画などでは、20話で喧嘩を売った富山あたりと仲良くしているという情報も入ってきており、酒絡みの友達は近県を中心に少なからずいるらしい。みんな、あんな鬱陶しい絡み酒に迷惑しないものだろうか。

 
 中の人である広橋涼さんは、新潟のお寺の娘。龍谷大学で学ぶ傍ら、青二の関西塾で声優としてのスキルを磨いたとのこと。ほわほわした性格と、突飛な言動による奇行の数々は、基本的にキャラより本人を見ている方が面白い。「KAT-TUN会」(チーム生天目)のメンバーとしても有名だが、好きなアイドルは韓流スターなのが謎。単なるミーハーである。
 
 
○石川犬
CV:新谷良子 モチーフ:ナス
登場話数:#15 ‘12(02/14)
メイン回:「一富士二鷹三石川犬(#15)」
語尾:特になし
公式設定「ちょっと気が短いけど長いものには率先してまかれる。」

 
 現時点で最も謎なキャラクター。あまり詳しくない人間からすると、ナスと石川の関係性がさっぱり分からないからだ。ナスの収穫量でも特に石川は優勢なわけでもないし、あまり名産として売っているという話も聞かない。困った時のwikipediaに聞いてみても、wikiの石川県の項目では、農作物の項にナスの文字はないのである。一応、郷土野菜(加賀野菜)のところに「丸なす」の表記があるが……どうなんだろう。ひょっとして私が無知なだけで、石川といえばナスなのだろうか。謎である。

 そんなおかげで、キャラクターとしてもあんまり特徴はない。しゃべり口調からすると女の子だが、特徴的な方言語尾もなく、「わりゃぁ」といった柄の悪そうな語彙の端々に郷土性が感じられるくらい。どうも気が短い質らしく、言いたいことを散々に言い散らした後、無念にも鷹の餌食となってはるか噴火口(おそらく富士山)に葬られましたとさ。なんじゃそら。

 
 中の人である新谷良子は、今や3大石川県声優の1人と言ってしまってもいいレベルでの存在感がある(残りは当然麻美子とてらしー)。石川弁を披露する機会も増えて、ここで一気にトップに……と行きたいところだが、次にこのキャラの出番があるのはいつの日になるんでしょうかね。
 
 
○富山犬
CV:谷井あすか モチーフ:イカ
登場話数:#20 ‘12(02/14,28)
メイン回:「富山犬の逆襲(#20)」
語尾:「〜やちゃ」「〜ちゃ」
公式設定「おっとりほんわかな女の子。キレると絞める。」

 
 一人称が「あたし」な上、可愛い靴下を買おうとしていたので確実に女の子。つまり、生粋の「イカ娘」である。富山湾はホタルイカで有名なのだが、残念ながら普通のイカ(スルメイカなど)の漁獲高はあまり高くなく、ざっと調べたら09年時点で都道府県ランキングは10位(2009年度)と、そこまでふるったものではない。まぁ、富山犬はホタルイカだと思っておきましょう(ホタルイカなら全国1位、2位を争うクラス)。

 可愛らしい声の富山犬は、イカとしてのアイデンティティなど一切気にせずに10本の足で器用に陸上生活を送っているが、この世界のお約束として他者からは普通に「食物」と認識されており、20話では新潟に「そのゲソ寄越せぇ!」と迫られている。そして、山梨や宮崎など他の県は「食べさせて」と言われると喜んでその身を差し出すのだが、流石に足はかじられたくないのだろう、困った顔で新潟の申し出を断っている。実力行使に出た新潟を伸びる足で絡め捉えて返り討ちにしているが、あれだけ足が伸びる時点で既にイカではない何かである可能性も。まぁ、本家イカ娘も触手は無尽蔵に伸びるからなぁ。ちなみに、「そのゲソ寄越せぇ!」と迫られた新潟を返り討ちにしたあとは、長野や岐阜などと一緒に、いつの間にか飲み友達になっている模様。都道府犬チーム「居酒屋」結成である。

 
 中の人である谷井あすかについては……あんまり知りません。絶望関係のラジオで度々話題になる伝説の名曲「ほれっ・ぽい」の説得力はかなりのものです。
 
 
○福井犬
CV:石塚運昇 モチーフ:らっきょう
登場話数:#23
メイン回:「チェケラッチョ福井犬(#23)」
語尾:「〜やさ」
公式設定「ヒップホップ三昧のお調子者系男子。メーン。」

 
 「花らっきょう記念館」などが存在するらっきょうの一大産地福井県。生産量だけだと実を言うと九州勢にも負けていて4位程度らしいのだが、県の面積の違いもありますし、wikiで調べると「らっきょう」の項目には「鳥取・福井の特産品である」と記載されている。セールスがうまいんでしょうな。

 「絶賛彼女募集中やざ」とはっきり性別を明言した福井。そのまま(どことなく)風貌の似た大分犬に憧れを抱き、そのまま思いつきで声をかけるチャラチャラしたキャラクターは、「らっきょう」→「チェケラッチョ」というギャグのためだけに作られたもので、らっきょうのイメージとか福井のイメージは全然関わっていない。うぜえ野郎だとは思ったが、同様の鬱陶しさでは引けを取らない福岡とは仲がいいようで、本作では初公開の「コンビ技」も披露してくれている。らっきょうと明太子を足すとキノコに化けられるなんて、キン肉バスターとキン肉ドライバーを組み合わせてマッスルドッキングにしちゃうくらい大胆な発想ではないか! でもま、価値にしたら500円程度の思いつきですけどね。「福岡! 乗るぞー!」と軽々しく声をかけ、ドッキング成功時に「KINOKO!」と雄叫びを上げるさまは、なんだかよく分からないけど繰り返しみているとイケメンに見えなくもないから不思議である。
 

 中の人である石塚運昇は、男性キャストの中では文句なしの最年長、大ベテランである。男性キャストは小野D登場後は井上剛、咲野俊介と微妙にマイナー路線で「他にぴったり来る人もいないので……」みたいな渋々感が感じられていたのだが、この県の登場で一気に「このアニメは男性のベテランも出て欲しい!」みたいな勢いがついた。何とも怪しげな風貌の福井犬を飄々と演じる運昇さんは、もう「毎度毎度ご苦労様です」という言葉しか出てこない。
 
 
○長野犬
CV:伊藤かな恵 モチーフ:わさび
登場話数:#19 #20 ‘12(02/28)
メイン回:「誠意の長野犬(#19)」
語尾:「〜だに」
公式設定「芯が強いと思いきや割と子分気質な男の子。」

 
 ぴりっと刺激の強い長野代表のわさび犬。水のきれいさがいかにわさびの育成に大切かを力説するなど、ご多分に漏れず地元農産物に対する誇りを持っている。ただ、その性格はよく分からない部分が多く、友達(だろうと思われる)山梨を暴漢の手から守る為に自分の身を挺して盾になろうとする義に厚い部分がある反面、次のシーンではその暴漢(新潟)の背中に従って提灯持ちみたいな言動を繰り広げておしかりを受けたりもする。良い奴なのか悪い奴なのか、今のところはっきりしていない。

 本体がわさびなのですり下ろせば上質な薬味として使える。実際にすり下ろされたところ、頭頂部の大半を削り取られてもちゃんと生体活動を行えていたようなので、茎の部分は人間の髪の毛なんかにあたる部位なのかもしれない。どこまでおろしたらダメージが与えられるのかは気になるところだ。ちなみに、その薬味としての刺激を活かしてか、チーム居酒屋の一員としても名を連ねている。
 

 中の人である伊藤かな恵は、こう言ったらナニかもしれないが、「長野から出てきた素朴な田舎の娘っ子」という雰囲気がすごいしっくりくる(良い意味で)。「かな恵ちゃんと一緒にわさび園でわさびを育てたり収穫したりするツアー」があったら是非参加したいところだ。
 
 
○山梨犬
CV:志村由美 モチーフ:ぶどう
登場話数:#1 #4 #5 #8 #10 #11 #19 #21 #24 #25 #32 #35 #36 #40 #41 #45 #47 Ex02 Ex05 12夏#04 他漫画多数
メイン回:「愛されて山梨犬(#4)」
     「アフロディーテ山梨犬(EX2)」
語尾:「〜ずら」
公式設定「泣き虫だけど負けない優しい女の子。裏切られる。」

 
 レギュラーキャラの1人。山梨の特産品であるぶどうの化身であり、頼まれたら自分の実(身)をちぎって食べさせてやることも厭わない、優しい心の持ち主(流石にストローで吸おうとすると逃げるけど)。レギュラー陣、ゲスト陣をひっくるめて、最も良識的なキャラクターである。語尾はずらずらいうけど、可愛らしい姿形をしているし、5話では愛知とファッションについてのトークを繰り広げており、25話では三重犬の真珠に強い興味を示した。1話では近所のゲーセンの話題も持ち出していることからも、今時の女の子であることが分かる。

 ただし、残念ながらこの世界では常識人(犬)は生きていくのが大変らしく、登場するとほとんどの場合はひどい目に合う被害者体質。4話では、たった1つの実を差し出したせいでよってたかって身ぐるみを剥がされ、放送はされていないが壮絶な最期を遂げたものと思われる。他にも、5話・24話では仲が良かったはずの愛知に生け贄に差し出されるし、8話と19話ではへべれけになった新潟に付け狙われている。21話では自分のせいで友人の鳥取が殺害されるというトラウマものの事件にも遭遇してしまったし、40話では面倒な山形の相手をさせられ、41話ではスーパーすっぱ団の魔の手が迫る。貴重な突っ込み役であるせいか、今後も苦労が絶えない人生を送る予定である。しかし、36話において、ついに初の加害者側に回ることに成功。彼女までもがこのまま愛媛と同様に悪い連中に毒されてしまうのではないかと懸念されていたが、2度目のメイン回となったエクストラ2話では、シリーズ初の「心暖まる良い話」を演じるという、唯一無二のポジションを確立させた。やはり、山梨こそがこの作品に残されたたった一欠片の良心だったのである。そのために、最終回となったエクストラ5話では、愛知の最期を看取る重要な役割を果たしたのだ。

 余談だが、彼女のフォルムは一見普通だけど謎がある。それは、「足は一体何色なのか」という部分だ。通常状態では、足は全部青い色をしており、身体の下部の実に接続されている。身ぐるみを剥がされると枝の部分にそのまま接続していることが分かり、第2回では足の部分だけはそのまま青い色をしていた。しかし、第4回で新潟の酔拳を喰らった後の映像を見ると、なんとこの時は足が茶色の枝と同じ色になっているのである! これは一体どちらが正しいのか? それとも、山梨は山梨でも別な個体が存在しているということなのか……興味は尽きない。
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 中の人である志村由美は、代表役が「ローゼンメイデン」の金糸雀と、「ネギま!」シリーズの千雨役。この2つのキャラで堂々と仕事をやりきっていたのでその後も仕事が続くのかと思っていたら、なかなかそこから日の目を見ていない。業界きっての小柄声優なんて面白いステータスもあるのだから、もう少しどこかで見られる機会が増えればいいのだが……かな恵か。ひょっとして伊藤かな恵が被っているのか。

 
○岐阜犬
CV:立花慎之介 モチーフ:枝豆
登場話数:#38 ‘12(02/28) 12夏#01〜08
メイン回:「ぐぎぎぎぎ岐阜犬 (#38)」「ピュアハート岐阜犬(12夏05)」
語尾:「〜だが」「だら〜」
公式設定「比類無きイケメンかつ献身的な良い子。はぁ〜ん!!」

 
 県名の漢字が、書けそうなのに意外と綺麗に書けないことで有名な(?)岐阜県は、枝豆がモチーフとなって現れた。枝豆の生産量はトップが千葉県であり、岐阜県はなんと9位(平成21年時点)。あまり県を代表する素材とは言いにくい気もするのだが、市町村レベルでなら岐阜市は全国トップクラスであるらしい(ソースは岐阜市の広報ページ)。ご当地キティちゃんにも枝豆バージョンが存在するなど、どうやら地元では名産として推したい産物であるのは間違いなさそうだ。飛騨高山でペガサスレースするよりは、こっちの方を覚えた方が将来役に立つかもしれません。

 さておき、そんな絶妙なポジションの岐阜犬であるが、まず、枝豆の独特のフォルムをそのままボディに使用しているため、顔がキモいというのが最大の特徴だろう。顔パーツは「ぶちゃいく顔」のものだが、目が離れすぎているおかげで他の県とは一線を画すデザインとなっている。また、両目と口元にそれぞれ豆を内包しているという構造上、豆を取り出して他人に分け与えると両目が潰れたドラゴン紫龍も真っ青の致命傷を負う。ただ、自ら摘出を行っても平然としているし、最終的には3つの豆粒を取り出した状態でも何とかしゃべることが出来ていたので、内包するたこを摘出されて意識を失った大阪(29話)などよりもよっぽどタフな存在と言えるかもしれない。

 中の人の属性なのか、その真摯な姿勢を飼われたのか、12年夏DVDでは栃木率いる「福岡犬恋愛成就の会」の一員として名を連ねており、「ピュアハート」を名乗って恋愛指南をしているが、結果的にはその残念過ぎる恋愛観を晒すことになり、あえなく愛知の手によってお縄になった。良い人なんだけどちょっと……みたいな可哀想な性癖の持ち主のようである。

 ちなみに、中の豆については唯一食べることが出来た愛知さんのコメントによると「デリシャスー!」らしい。流石に名産品のプライドがあるために、味は保証済みだ。……が、ここで1つ謎がある。愛知がそのまま食して美味しかったということは……ひょっとしてゆでられてる? 調理済み? 枝豆は生で食べたら……多分美味しくはないよなぁ……鮮やかな緑色は、既にゆであがった後のカラーリングなんでしょうかね。おつまみとして最高なので、チーム居酒屋では突き出しとしても活躍している(?)

 
 中の人である立花慎之介は、私は初めて聞いたのが確か「ふしぎ星のふたご姫」だったと思う。その後の代表役といえば「セキレイ」シリーズの皆人だろうか。特に高音というわけでもないのに、何とも頼りなさげなナヨッとした音調が特徴で、受け専門の役者と言える。
 
 
○静岡犬
CV:増田ゆき モチーフ:日本茶
登場話数:#1 #2 #3 #4 #6 #13 #14 #17 #22 #26 #28 #32 #37 #38 #42 #43 #46 #47 Ex03 Ex05 12夏#08 他漫画多数
メイン回タイトル:「ほっと一息静岡犬(#3)」
         「フェニックス静岡犬(Ex03)」
語尾:「〜ら」
公式設定「のんびりマイペースほのぼの男の子。ほっと一息。」

 
 山梨に並ぶ、レギュラーキャラの中での癒し系担当。お茶(正確には湯飲み)の化身であり、きゅうすからお茶を注がれると、ちょっと嬉しそうな顔になって自動的に茶柱が立つ優秀な機能を持っている(強風でも飛ばない安心茶柱だ)。基本的に善人である点は山梨と同じなのだが、ちょっとすっとぼけているおかげで希に加害者側に回ってしまったり、なんだか妙な結果になってしまうために一概に被害者体質とは言えないのが味わい(山梨惨殺事件では片棒を担いでいるし、彼のせいで群馬犬や長崎犬がどんなひどい目にあったかを考えると、案外質が悪い)。ちなみに、箸は右手で使うが、ボールを投げるのは左。両利きかもしれない。野球が好きなようで、作中では最も多く野球をしている姿を披露している(6話/38話/46話/EX5話)。自宅に中日ドラゴンズの帽子があることから、おそらく中日ファン。

 お近く愛知とは仲が良くて一緒に行動することもあるが、その他特に仲が良いのが愛媛犬で、回りからも認められる恋人関係にある。おっとりした性格どうしで馬が合うのか、仲睦まじく2人で行動しており、2人で川を眺めていたり(17話)、2人で登山に行ったり(28話)、中華街やうどん屋に食事に行ったり(37話/43話)、静岡風おでんを食べに行ったり(12夏8話)と、アウトドア・レジャーにも積極的である。ちなみにカレーにジャガイモは入れない派。

 なんともおっとりした口調がいかにものんびりしたお茶の時間をイメージさせ、「わんこそばうまいら〜」「あ、しゃべるお尻ら〜」など、適当な台詞の1つ1つがじわっと染みる。1話目では何の脈絡もなく愛知に対して「宝くじで一億円当たったら何に使う?」などと問いかけたあと、どうやら「チュパカブラのなにか」を買うと言っている。なんか変な奴だ。ただ、案外気づきにくいのだが、6話で佐賀と一緒に無惨な姿になった瞬間、「ギャァ!」とものすごい声を上げているのは実は静岡の方である。普段が大人しいだけに、断末魔の叫びは大迫力であった。他にも32話でも再び茶碗が割れる事態に陥っており、どうにも「容器系」の生物には優しくない世界であるようだ。そんな世界に挑戦し続けるために、普段は大人しい彼も、「割れないこと」には並々ならぬ情熱を注いでおり、2度目のメイン回となったエクストラ3話では、粉砕防止用の鉄仮面の開発に着手していた。結果は残念なものに終わったが、彼の情熱はこれからも続いて行くに違いない。
 

 中の人である増田ゆきは、90年代のアイドル声優全盛時代に一山築いた人物。最近は産休なども絡んであまり声を聞かなくなっていたが、この作品の女性キャストの中ではそれなりに年長者であり、レギュラー陣では最年長。癒し系の静岡犬同様、きっと収録現場ではみんなの主柱的存在になっているに違いない。
 
 
○愛知犬
CV:戸松遥 モチーフ:エビフライ
登場話数:#1〜#7 #9 #11 #13 #16 #18 #21 #24 #25 #27 #30 #31 #34 #35 #36 #38 #39 #41 #42 #45 #46 #47 Ex01 Ex02 Ex03 Ex05 12夏#03〜05 他漫画多数(#5は声のみ)
メイン回:「愛知犬の戸惑い(#1)」
     「愛知犬世にはばかる(Ex05)」
語尾:「〜だがね」
公式設定「カワイコブリッコオチャメな女の子。裏切る。」

 
 貫禄の最多出演を誇る、名実ともにこの作品のメインヒロイン。いっそテレビ愛知のマスコットにしてしまえばいいんじゃないかと思えるくらいに立派なエビフライだが、3話で無惨な姿となった時に、割と衣も厚いことが判明している。そこまで高級な素材ではなさそうだな。同じく3話では足の部分が衣の一部であることがはっきり描かれており、「カワク〜、カワクゾ〜」という必死な台詞から察するに、カチカチになると動けなくなる危険性もある。似たような組成であると思われる大阪(たこ焼き)はタコが抜かれると機能停止していたが、彼女はエビを抜かれたら流石に絶命しそうだ。31話において体内骨格がどのような造形であるかが描かれたが、4話の時の映像とはちょっと違うようにも見える。本当にこの世界の生き物は謎だらけだ。ちなみに本人の談を信じるならば、ものすごく美味いらしい。「エビちょ〜可愛いです〜」。

 基本的な性格は活発な今時の女の子。ファッション情報を気にしたり、色んな人と楽しげに遊んだり、ダイエットにチャレンジしてみたり。番組の中心人物として、色々なところをかき混ぜてくれる。好奇心旺盛で、中身が分からないものについてはとにかく調べてみないと気が済まないアクティブ派(25話/27話/34話)。ただ、その性根はやや難有りで、危険が迫ると簡単に友達を犠牲にしたり(5話/24話)、空回った失敗を隠して逃げたり(18話)、人様を平気で掃除機に封じ込めたり(21話)、勝手に他人のワンピースを着て油まみれにしたり(39話)、落とし穴を掘ったり(Ex5話)、いっそ直接的に死をもたらしたり(30話/36話/42話)、情操教育はあまり行き届いていない子供のようである。

 それでもまぁ、お友達もたくさんいるみたいだし、誰からも好かれるタイプなのは間違い無いだろう。あれだけのことをやっておいても山梨からは「本当は良い子」と言われているし、1話ではみんながよってたかって愛知(というか名古屋?)に話題を振りにきて、静岡は「名古屋のことだから〜〜」などと性格分析までしてくれていた。今のところ特定の恋愛感情は無いと思われるが、エクストラ1話では愛媛にばかり優しくしていた福岡に腹を立てて八つ当たりをしている場面も確認出来る。ちなみに恋愛感情を持っていないのは、基本的に自分に釣り合う男がいないと考える上から目線だからだ。

 鬱陶しいベロ出しフェイスで愛嬌をアピールしたり、草野球でいい球をかっ飛ばしたり、ドッヂボールで軽やかなフットワークを見せたり、他人の持ちネタには的確に突っ込んだり、見事なコークスクリューをきめたり、色々と便利なキャラクターである。
 

 中の人である戸松遥は、高校生時代には仕事のためにいちいち地元から東京まで通っていたくらいなので、生粋の愛知県民。そういや、いつぞやは地元の大手ホテル経営者が父親だったことが明かされるなんて事件もありましたなぁ。愛知を見ていて何か楽しいと思ったら、やたらと中の人のイメージが被るせいかもしれない。この無駄にエネルギッシュな感じと、適度なウザさ。戸松パワーが憑依したよいキャラクターではないですか。

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