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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 すかっとさわやか、べたべたエンドだ最終話。頭悪いけど、これはこれで。

 カディンギルの脅威を押さえ込み、無事にシンフォギア奏者が3人復活し、デュランダルを取り込むことで異形と化したフィーネさんに対しても、1対3のハンデ戦で一気呵成に攻め立てることで、割とあっさり撃退に成功。絶望するフィーネさんを慰めようと歩み寄る響だったが、フィーネさんの最後の一手は、穿った月に無限パンチでアンカーを打ち、引きずり下ろすことによる地球撃滅大作戦。いかなシンフォギアとて、ニューガンダムもギラドーガも無く、サイコフレームの力も無い状態でアクシズに対抗する術は……割とあった。宇宙に展開した3人が全員贅沢仕様のパワーアップを果たし、なんだかよく分からないうちに月撃破。3人も帰還し、めでたしめでたしだ。

 いやぁ、綺麗にベタベタでしたな。フィーネさんの最後の悪あがき作戦は面白かったけど、それ以外の部分は完全に予定調和。一応ノイズの存在が残り続けているということなので「平和な世界」ってわけじゃないが、これだって2期をやる可能性を残すためには大切なファクターだ。少なくとも未来は元気そうだったし、めでたし、ってことでいいんじゃなかろうか。

 そして、そんなシンプルな筋立てながらも、最終話ということでやりきることを全部やっての大盛り上がり。歌唱、アクション、メカ描写、なんだか本当に「大きいことは良いことだ!」とばかりに色々と適当に盛り込んだ。フィーネを打ち破った最終奥義が「Synchrogazer」ってのは、セオリー通りながらアツいポイント。宇宙空間で広げた3人のギアについても、「でかい剣!」って盛り上がったところまでは良かったが、クリスについては「多い! すげぇ多い!」って笑いが先んじる絵だったし、響に至ってはどこがどうなっているかもよく分からないという。大丈夫、なんかよく分からんけど強そうだったから。当然歌も3人で歌うわけで、最終回にふさわしい絵、ふさわしい音響でこの作品のセールスポイントははっきり見せてくれていた。

 あとは個人的に完全悪役で色々とぶっ飛んじゃったフィーネさんの描写かな。あれで最後に改心したみたいに柔らかい表情にならなかったら完璧だったんだけどなぁ。みゆきちもここまで完璧な悪役ってのは初めてのことだろうね(Phantomのドライはそこそこ近いけど)。フィーネさんの思いを受け継ぐ響、っていうのは、中の人的にも色々と感じ入ってしまいますよ。でも、最後を締めたエンディングテーマがツバイウィングだったのが微妙に納得いかん。そこはメインの3人で歌わせるべきなんじゃないか。

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