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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 中の人は50歳独身なんだよなぁ……第33話。考えてみりゃプライバシーについての情報があった敵キャラって、エジプト編ではアレッシーだけだよな。いや、別にわざわざ教えられなくても独身だろうことくらいは分かるけどさ。逆に、ダービーとかオインゴとかって所帯持ちなんだろうか……。

 アレッシー戦後半戦。今回の見どころは、いちいちおかしいアレッシーのポージングの数々である。前回登場時のヘンテコパースのアレッシーは原作のコマでも印象深かったけど、今回ポルナレフと対話してるときの変なかっこは原作には無かった気がするんだけどね。「どぉしたと、思うね?」のあたり。あと、髪型がイカれてるせいか、シーンによってちょいちょい頭身(というか顔のでかさ?)が変わっている気もする。いや、これはひょっとしたら原作通りかもしれん。とにかくすみからすみまで「変なヤツ」で一貫してるのがアレッシーのいいところですよ。ジョジョには印象的な悪役は数多く登場するが、ここまで一貫して「一切応援する要素が無い」キャラってのは大変貴重である。勝手な推測だが、このアレッシーあたりの訳の分からないノリの敵キャラを、そのまま退場させると勿体ないってんで再利用するようになったのが4部の玉美とか間田あたりなんじゃなかろうか。いや、アレッシーに仲間になられても困るけどさ。荒木先生は基本的に「格好良い奴」を描くのと同じくらいに「気持ち悪いヤツ」を描くのが大好きなのである。

 しかし、こうしてみると今回のポルナレフの勝因って、完全に「相手がアレッシーだったから」なんだよな。同じセト神の能力をもうちょっとでも頭の良い奴、性格がまともなヤツが使ったら、多分ポルナレフと承太郎の二面体勢でも圧勝出来るくらいのポテンシャルがある。何しろ単に伸ばした影に触らせるだけでいいんだから。しかも影部分(つまりスタンド部分)がダメージをくらう描写はないし、少なくとも直接攻撃を受けずに済むくらいのリーチもある。本気で相手を殺そうと思えば、(それこそ格ゲーの時と同じように)影のリーチギリギリを保ち、とにかく一発でも当てれば勝ち。あとは近づくなんて余計なことしないで胎児まで戻して消滅させてしまえばいいのである。ヘキサグラムでは最弱レベルの能力表示だったが、全体的なパワーが劣るのは特殊能力にステータスを極振りしているためだろう。アレッシーのような変態性癖さえなければDIOだって殺せそうなもんである(残念ながらDIO様は年齢が100歳超えてるのでなかなかセト神は効かないだろうけども)。

 しかし、残念ながらそこはアレッシー。相手が子供になったところをいたぶるのが大好きなので、子供が驚く顔を見るためだったら何でもやる。髪だって洗ってあげるし、わざわざ能力の多重起動なんかしないで丁寧に斧で追い詰める。あげく、身を隠したポルナレフを探す時には一人クイズ大会まで開いてくれるサービス精神の塊みたいな男だ。でも、当時お子様だったわたしゃアレッシークイズは無闇にドキドキしながら読んだ覚えがあるんだけどね。賢しい子供だったので、既に鏡のトリックについては知っていたし、「ははぁ、あの有名なヤツね」くらいの偉そうな感想を漏らしながらも、「3択問題を限定するアレッシー」→「でも、何故か一人でそれをひっくり返してドヤるアレッシー」→「外れちゃったせいで『シンプルにバケツか?!』とか訳の分からないことを言い始めるアレッシー」→「正解はお子さんの勝ちです」っていう流れが凄く楽しかった。久しぶりに2部のジョセフがやったみたいな奇術ネタが(多少強引ではあるが)戦闘に活きてるしね。それにしても荒木先生、鏡っていうモチーフ好きだよな。「鏡像」を利用したネタだと、4部のサーフィス戦が至高ね。

 ただまぁ、割ととってつけたようなトリックなので、アニメの映像にするとちょっと無理があるんだけども。水槽の描写、どう考えてもあんな自然にはならないはずだし、ポルナレフが顔突っ込んでるボール(?)の映り方が不自然になってしまう。まぁ、その辺はフィクションですんで。原作には無かった部分のフォローとしては、胎児状態のマレーナさんがあそこに収納されてたってのはしっかり書かれてたね。本来なら母胎にいるはずの胎児をあんな扱いにして大丈夫なのか、ってのは気になるところだけども。あと耳飾りが外れるシーンが妙に印象的だったり、最後のいいシーンのポルナレフの顔がどうしていいか分からないくらいこっぱずかしかったり。ポルナレフって女好きの設定だったわりに、結局生涯一人身を貫いてるんだよな。案外、ここでのマレーナさんとの出会いがずっと心残りだったのかもなぁ。……それにしても、結局マレーナさんって何者だったんでしょうね。単なる一般的エジプト市民なんだろうか。女性一人であんなでかい家に住んでる美人のおねーさん。改めて見るとすげぇ謎だ。ポルナレフが隠れた部屋は子供部屋っぽくもあるので、普通に家族がいるのかな(まぁ、ぬいぐるみ、大人の目の高さの鏡、バケツ、からっぽの机、金魚がたくさんいる水槽、っていうインテリアの部屋は子供部屋には見えないのだが)。

 ラストシーンは、承太郎の子供返りと、やるときゃやるオラオラで締め。毎度持ち上がる素朴な疑問、「承太郎の幼少期って、確かホリーが可愛がってた優等生承太郎君だった気がするんだが」っていうのは気にしない方向で。きっと母親の前では素直ないい子だったんだけど、当時から「気に入らない店では金を払わないなんてことはしょっちゅう」だったのかもしれませんし。体育は得意だったみたいなので、きっと腕っ節はいっぱしだったんでしょう。ただでさえ図体のでかいジョースターの血を引いてるし、ハーフの少年だから物珍しさで小学校なんかはいじられやすい対象だったかもしれないし、色々タフに育ってるに違いない。なお、幼少期承太郎はCV高森奈津美。なつ姉ぇも念願のオラオラが出来てとても嬉しそうでした。ほんとこのアニメのキャスティングはいちいちいいセンスしてやがる。

 なお、次週登場のダービー兄のCVはなんと銀河万丈である。OSB版(とCMの音声)では石井康嗣だったのでてっきりそのまま来るかと思っていたのだが、なんと更に渋い方向への変更。石塚運昇とのジジイ対決の重いこと重いこと。こりゃぁ期待せざるを得ないぜ……。更にCMのプッチ神父に至ってはジョージ中田である。なんやねんこのおっさん萌えアニメ。

 追伸・そういえば、オインゴ戦の時に「今後は缶や瓶入りの飲み物以外に口をつけないように」とか言ってたジョースター御一行、普通にカフェで水飲んでますね……。

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