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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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<無色>

 

Bladed Sentinel 刃の歩哨 (4)

アーティファクトクリーチャー・構築物

2/4

(W):〜はターン終了時まで警戒を得る。

 今回もサイクルで登場しました、「特定の色マナを払うとちょっとお得なアーティファクトクリーチャー」サイクル。白の場合、先輩の「きらめく鷹の偶像」はビートの中で非常に重要な役割を果たしただけにその後輩たるこいつにも期待がかかるわけだが、残念ながら先輩ほどの前のめりな姿勢は感じられない。2/4という古式ゆかしい白のステータスに加えて、得られる能力もがっちりディフェンスの警戒である。名前が勇ましいのは看板詐欺な気もするし、白マナが出るなら後のことを考えて「ガルマの保護者」の方がありがたいのは間違いなさそうだ。とはいえ、無色のカードで4マナ2/4はステータスとしては案外優秀。警戒は得られなくてもそんなに悔しくないし、クリーチャーが集まりきらなかった時の穴埋めかつ金属術補強くらいにはなってくれるんじゃなかろうか。ま、しばらくは1パック目にこいつを引くことになるんで後になって慌てても手遅れなんですけどね。

 

Blightsteel Colossus 荒廃鋼の巨像 (12) M

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

11/11 トランプル 感染

〜は破壊されない。

〜がいずれかの領域から墓地に置かれるとき、それを公開し、オーナーのライブラリに加えて切り直す。

 さぁ、このエキスパンションの目玉、破壊されない巨像だ。リミテッドでプレイ出来る重さではないが、構築戦なら、マナ・コストを払わずに場に出すことが出来る。場に出れば、ダークスティールの11/11トランプル・クリーチャー。ゲーム・エンド・カード。ついでにライブラリーに戻る能力もあるので、もしかしたらかつての「セラのアバター(USG)」みたいな使い方もあるかもしれない    ←ここまでが「ダークスティール公式ハンドブック」の「ダークスティールの巨像(DKS)」の文章である。もちろん最初の一文は、全てのダークスティールカードに共通するコピペだ。鶴田慶之フォーマットは何年経っても色あせることがなくて見事だなぁ。大体あってるからね! そりゃ、なんも言ってないのと同じ文章だからな! ……まぁ、このカードならこれでいいんじゃないでしょうか。レッツ「集団変身」。今なら「新たな造形」でももれなくプレゼント中。

 

Bonehoard 骨溜め (4) R

アーティファクト・装備品

生体武器

装備されたクリーチャーは、+X/+Xの修正を受ける。Xは、全ての墓地にあるクリーチャーカードの数である。

装備・(2)

 装備したクリーチャーに「ルアゴイフ(8ED)」と同じ能力を付与する「ゴイフアーマー」こと「外骨格の鎧(JDG)」の生体武器。細菌トークンに付けられた状態で登場すれば、まさに装備品版のルアゴイフになるわけだ。「ルアゴイフ」自体はそこまで飛び抜けた性能のカードではなく、よほどのコンセプトデッキでない限り、コストパフォーマンスが特別良いわけではないが、とりあえず入れておける安心感は格別である。そして、これが好きなクリーチャーにはれるとなると色々ときな臭くなってきて、「外骨格の鎧」は当時のリミテッドではフライヤーや渡りクリーチャーに付いて壮絶ないじめを繰り出すこともしばしばであった(「葉の踊り手(ODY)」につけられて悶絶した記憶がある)。そして、このカードは装備品である。キャスティングコストは「ルアゴイフ」同様に4マナだが、装備コストはわずかに2。フライヤー、渡りクリーチャー、そして感染クリーチャーなど、適切な土台に張られたゴイフアーマーは、リミテッドにおいてまた新たな不幸を生み出すことになるのだろうか。そして、現在は青黒コンとの対立構図から環境にはクリーチャーデッキも数多い。ひょっとしてなにかがかみ合ってしまった場合、構築も無くはないカードである。

 

Brass Squire 真鍮の従者 (3) U

アーティファクトクリーチャー・マイア

1/3

(T):対象の、あなたのコントロールする装備品1つを、対象のあなたのコントロールするクリーチャー1体につける。

 最近は「白単アーマー」でそこそこ活躍中の「コーの装具役」と同じような能力をもった中堅マイア。ステータスはお飾り程度のものだが、この環境においては装備コストの踏み倒しは馬鹿に出来ない効果といえるので、リミテッドでも白などで多めの装備品が集まればそこそこの期待は持てるだろうか。でもまぁ、リミテッドなら「シルヴォクの生命杖」や「逆棘の戦具」など、結局装備コストはそこまで重たくないものが重宝されるからなぁ。後のパックで「アージェンタムの鎧」などのクソ重い装備品が引けた時のフォロー役くらいを考えるべきだろう。一応能力を見れば「コーの装具役」同様に「白単アーマー」で使えそうに見えるが、あのデッキの特徴はブン回りしたときの圧倒的なスピードである。3マナで出して、さらに召喚酔いが解けるのを待つ必要があるようなカードにお呼びはかからないだろう。

 

Copper Carapase 銅の甲殻 (1)

アーティファクト・装備品

装備したクリーチャーは、+2/+2の修正を受けるとともにブロックに参加出来ない。

装備・(3)

 ゴブリンの略奪者(9ED)」が乗り移るかのようなアーティファクト。攻撃しか出来なくなるので劣勢時に使えないという悩みはあるものの、+2の装備品の強さは「ヴァルショクの鉄球(9ED)」や「生体融合外骨格」の例を見ずとも自明。装備コストの重さは気になるところだが、ある程度ビート出来るデッキならばちゃんとそれに見合った活躍をしてくれるはずだ。また、設置コスト1マナというのがこの環境では注目すべき部分。「シルヴォクの生命杖」「調和者隊の盾」に続く、コモンでは貴重な「粗石の魔道士」でサーチ出来るカードである。感染のお供、白ビートの補強、「血まなこの練習生」起動装置など、様々なニーズがあることだろう。

 

Core Prowler核をうろつくもの (4) U

アーティファクトクリーチャー・ホラー

2/2 感染

〜が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、増殖を行う。

 感染と増殖。切っても切れないけど意外と切れる大切なキーワードをコンパクトにパッケージ。「伝染病の屍賊」に1マナ足したら、自動増殖装置を1個おまけしてもらえた形だ。このパッケージは存外馬鹿にならないもので、戦闘ダメージと増殖を使えばタフネス3までは相打ちに持ち込めるし、そのついでに他所のカウンターを増やしていけるのはかなり使いやすい。「屍百足」と同じ感覚で使うと除去されたときにちょっとショボンとしてしまう場合もあるが、こういう小手先芸をいかに上手く使いこなすかが、増殖デッキの勝利の第一歩である。是非「死体の野犬」でぐるぐる回してやりたいカードだ。

 

Darksteel Plate ダークスティールの板金鎧 (3) R

アーティファクト・装備品

〜は破壊されない。

装備しているクリーチャーは破壊されない。

装備・(2)

 カルドラの盾(DKS)」が設置・装備コストともに軽量化に成功した。もちろんカルドラトークンを爆誕させたりは出来ないが、どう考えてもこっちの方が強い。一度張ってしまえば感染のようなマイナス修正やバウンス以外に処理方法がなくなるし、除去という除去が無駄カードになる可能性があるため、リミテッドならばやはり強い。これまで「ダークスティールの歩哨」に泣かされてきたビートがどれくらいあるかを思えば、それが最強のクリーチャーに付与されるのは鬼畜である。一応感染があるからこそ作られたカードなのだろうが、対策があるからって何をしてもいいわけじゃないよな。でもま、地味。

 

Decimator Web 大量破壊の網 (4)

アーティファクト

(4)(T):対象の対戦相手1人は2点のライフを失い、毒カウンターを1つ得て、その後自分のライブラリを上から6枚墓地に置く。

 リミテッドではしばしば発生する「ライフ30点」状態。感染に寄せきれずに普通のダメージでもビートを始めちゃうと、最初の感染ダメージが全く無駄になり、あたかも相手のライフが最初から30点あったかのように見える現象だ。自分のデッキでこれが起きると、デッキメイクが失敗したことが露呈するので無闇に恥ずかしい。だが、このカードが来ればもう安心だ。何しろ、現在環境で起こりそうな勝ち方を全て同時に進行させてくれる。2点のライフと1点の毒、そして6枚のライブラリ。全て初期設定の1/10の値をご丁寧にゆっくりと削ってくれるのだ(ライブラリだけはドロー分だけ早く尽きるが)。いや、そんな手広さはいらないからどこか一点に絞れよ。せめてライフルーズ3点でもいいからさ。なにその真綿で首を絞めたいがために真綿を探すみたいな迂遠さは。……アホやなぁ。でもま、リミテッドなら毎ターン2点とか毎ターン毒1個も強力だし、40枚デッキから6枚削るのはかなりの鬼効率。リミテッドでは英雄扱いになる可能性もあるカードだ。構築だと……6枚削れば相手のジェイスの効果がちょっと下がるかも……ね。



Dross Ripper ドロスの切り裂き魔 (4)

アーティファクトクリーチャー・猟犬

3/3

(2)(B):〜はターン終了時まで+1/+1の修正を受ける。

 色マナ起動サイクルの黒は、「腐食の猟犬」に引き続き何故か猟犬クリーチャー。なんでこの世界にはアーティファクト犬が走り回ってるんだろう。黒にいるのは白が猫だから対比してるのか? さておき、4マナ3/3の丘巨人ステータスを無色であっさり達成。この時点で「可もなく不可もないフラットな気分の『金属の駿馬』」くらいのニーズはあるはず。どんなデッキでも、とりあえず「嚢胞抱え」に対する備えはしておきたい。その上で、黒マナがパンプもするので信頼度はさらにアップ。感染ありきの現環境ではこれだけで長生きできるという能力でもないが、無いよりあった方が強いのは当然だし、サイズが分からない敵を相手にするのは結構やっかいなものだ。装備品の土台にも向いているので、黒デッキならば攻防一体の選択肢として、穴埋めに1枚置いておくといいかもしれない。それにしても、名前が適当。

 

Flayer Husk 皮剥ぎの鞘 (1)

アーティファクト・装備品

生体武器

装備しているクリーチャーは+1/+1の修正を受ける。

装備・(2)

 新規コンセプト「生体武器」のお披露目となったカード。イメージとしては装備品が勝手に歩き出して相手を斬りつけるイメージなんだろうかね。ただ、細菌トークンに装備される割には感染を持っていないのが微妙にかみ合わないところではあるのだが。さておき、黒のトークンが出るとはいっても装備品自体は無色。能力を見れば「レオニンの円月刀(MRD)」と同じシンプル構造だが、1点だろうがなんだろうが、この世界で装備品が強いのは自明だ。それが1マナ1/1クリーチャーとしても使えるってんだから、もっぱら金属術絡みのビートなどで人気を呼びそうなカードである。大量に詰め込んでも、序盤のマナカーブ調整に金属術稼ぎ、中盤以降の押し込みと、あらゆる方面から活躍が見込める。ついでに「粗石の魔道士」でサーチ出来るなんてうま味も。あれ、これってかなり良いカード? 恐怖の鞘ビートが襲いかかる……なんか飛天御剣流なら飛龍閃みたいなデッキだ。雷十太もぶっ飛ぶわ。

 

Gust Skimmer 突風掬い (2) C

アーティファクトクリーチャー・昆虫

2/1

(U):〜はターン終了時まで飛行を得る。

 色マナ起動サイクルの青。すげぇ! あの「ドロスバッタ」がクリーチャーをサクらないと得られなかった飛行能力を、こうもあっさり達成しやがるとは! ん、比べる相手が悪かったな。2マナ2/1のフライヤーはどの環境でもエースになれるステータスだが、こいつの場合は毎ターン飛ばすのはちょっと面倒なので評点がやや落ちる。それでもまぁ、2マナパワー2ならそこそこの戦力になるし、軽いアーティファクトというだけでも勘定できるので、「嵌め乗りの滑空者」の穴埋めにはなるんじゃなかろうか。ちなみに「マナを払って空を飛ぶアーティファクトクリーチャ−」の歴史を振り返ると、基本セットにいたどうしようもないクリーチャー「翼膜のゴーレム(8ED)」は4マナ2/3で飛行に3マナがかかり、旧ミラディンではそこから起動コストの削減を果たした「コバルトのゴーレム(MRD)」を獲得(4マナ2/3、起動に2マナ)。そしてついに、今回1マナでの飛行に成功したわけだ。アーティファクト業界も頑張ってるよね。あ、「ゴーレムの職工」は別枠扱いで。

 

Hexplate Golem 六角板のゴーレム (7) C

アーティファクトクリーチャー・ゴーレム

5/7

 「剃刀ヶ原の打つもの」、6/4,こいつ、5/7。軍配はこいつ。「マイアの戦闘球」、略。

 

Ichor Wellspring 胆液の水源 (2)

アーティファクト

〜が戦場の出るか、戦場から墓地に置かれたとき、カードを1枚引く。

 あら、何コレ素敵。こういうさりげなさって美徳だと思うわ。出した時点でドロー出来るアーティファクトというだけで出番があるカードってのは結構存在していて、「時の篩(ARB)」デッキには「予言のプリズム」や「万華石(CON)」、「他所のフラスコ(SHM)」といったキャントリップアーティファクトが搭載されていた。このカードはそんな他のカードと違って、場に出ていても何もしない。ただそこにあるだけだ。ただ、この世界ならそれだけでも金属術の加速という意味があるわけだし、世界には「連射のオーガ」に「鉄を食うもの」など、アーティファクトが食べたくて仕方ない連中も存在している。そうしたカードとの合わせ技を考えれば、このキャントリップはそれだけでも意味がある。かてて加えて墓地に行ったときにもドロー出来るとなると、それこそ「連射のオーガ」デッキならばアドバンテージを稼ぐカードとなるわけだ。「傷跡」現在、アーティファクトの生け贄を要求するカードは上記2つの他に「オキシダの向こう見ず」「カルドーサの再誕」「ゲスの玉座」とそこまで多くないが、金属術カードを含めれば有効範囲はグッと拡大する。コモンで集められる潤滑油として、是非無茶じゃない順目で拾っておきたい。

 

Knowledge Pool 知識槽 (6)

アーティファクト

刻印 - 〜が戦場に出たとき、各プレイヤーはライブラリを上から3枚追放する。

プレイヤーが手札から呪文を唱えるたび、そのプレイヤーはそれを追放する。そうしたなら、そのプレイヤーは、他の〜によって追放された土地でないカードを、マナコストを支払うことなくプレイしても良い。

 たまにウィザーズ社がやっちゃう、とにかくややこしいカード。過去にも「嵐の目(RAV)」だの「呪文織りのらせん(MRD)」だの、似たようなスタイルで誰にも見向きもされないようなカードを作ってきたのである。あ、「呪文織りのらせん」は専用のデッキ付くってフライデーで勝ち越しはしましたけどね。割と好みのコンボデッキでした。さておき、このカードはまた新たな「なんじゃそれ」を提供してくれる不思議ボックス。登場した瞬間に敵味方合わせて6枚のカードを先行予約し、次にスペルを唱えた方から先着順に、好きなもの1枚プレゼントだ。ただし、ご応募に使用したスペルは後のお客様にずれ込みます。ややこしいが、要は「重いスペルを刻印して軽いスペルで起動したらラッキー」というだけの話。まかり間違って「エムラクール」が刻印され、それを「定業」をトリガーとしてプレイ出来るかもしれないわけだ。相手が緑単エルドラージランプなら、次に必死で「原始のタイタン」をプレイしたのに「定業」しか出てこなかったりもするかもしれない。専用のデッキをチューニングすれば(つまりこのカード以外を全部軽いカードで徹底的に固めてやれば)、相手のカードをパクる妙なデッキが出来上がるかもしれない。ただまぁ、最初にランダム6枚刻印の時点で「使える」カードではないと思うけどね。あらゆるスペルにタイムラグが発生するため、カウンターを使うデッキはちょっと嫌がるだろうし、コストにXが含まれるようなスペルも事実上のゴミクズになる。何か、妙な対策カードになったりするんだろうか。でもなぁ、6マナじゃなぁ。

 

Lumengrid Gargoyle ルーメングリッドのガーゴイル (6) U

アーティファクトクリーチャー・ガーゴイル

4/4 飛行

 惜しまれたり惜しまれなかったりしながら環境を去ったかつての皆勤賞保持者「大気の精霊(M10)」が、すっきりしたアーティファクトで復帰。色マナがいらない分1マナ重たいのは仕方ないことだ。どんな色でも使える4/4フライヤーって、リミテッドだったら割と重要な駒なんじゃなかろうか。せいぜい割られたり戻されたり「絡み線の壁」に止められたりして頑張って欲しい。ちなみに筆者は昨秋、某東欧の国に行って教会建築などを観光してきたのだが、荘厳な教会に設けられた本当の「ガーゴイル」は、確かに怖いし格好良かった。あれに殴られたら、普通ちびる。皆さんも海外に旅行に行くときは「粉砕」や「帰化」などを1枚携帯することをお勧めする。

 

Magnetic Mine 磁力地雷 (4)

アーティファクト

他のアーティファクトが場から戦場に置かれるたび、〜はそのアーティファクトのコントローラーに2点のダメージを与える。

 アーティファクトを壊すと、何故か壊した方じゃなくて壊された方に罰が当たる不可解なカード。とにかく、これを置いただけでは何の役にも立たず、相手がひたすらアーティファクトを出してくれるのを祈るしかない。加えて自分のアーティファクトを壊されると痛いので、なるべくアーティファクトが無いデッキが理想的だ。過去にはもうちょっとコンセプトが尖ったこれの土地版である「不明の卵(6ED)」なんてカードもあったが、使われたという話は当然聞かない。さて、何に使うものなのか……リミテッドなら、とにかく自分がノンアーティファクトになるなら使えるかもしれないし、やっぱり使えないかもしれない。構築では……あ、「液鋼の塗膜」が呼んでる。よし、「ヴィリジアンのお祭り騒ぎ」も入れよう。デッキがでっきた!

 

Mirrorworks 鏡操り (5)

アーティファクト

他のトークンでないアーティファクトがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(2)を支払っても良い。そうしたなら、そのアーティファクトのコピーであるトークンを1つ戦場に出す。

 なんかすげぇ怪しいことが書いてある、夢と不安が止まらないレア。この手の追加コストでコピーを作るカードっていうのは過去にも結構あって、クリーチャーなら「下僕の反射鏡(ALA)」、スペルなら「ミラーリ(ODY)」だ。コピーする効果自体はかなり強いのだが、キャスト時に追加のコストを要求するため、どうしても運用が難しいカードだった。しかし、このカードは訳が違う。2マナの追加は相変わらず厳しいが、この効果が「下僕の反射鏡」のようにその場で終わらない。コピートークンはずっと居残りしているのである。なんだそれ。全員が一人なのに「双子エンジン(DKS)」状態。「ソリトン」も不憫だ。ただ、事前情報で「あなたのコントロール下で」という一文が欠けていて不覚にもテンパったりしたものだが、ちゃんと訂正されて節度は守れるようになった。これで、「普通のちょっと強そうだけど使いにくいからあんまりデッキに入れられないレア」レベルくらいだろうか。それでもまぁ、永続的なトークンが生まれる点はやっぱり強い。「予言のプリズム」とか「胆液の水源」をコピーしてドローが……って、なんでこんな地味なことしか思いつかないんだろう。

 

Mortarpod 迫撃鞘 (2) C

アーティファクト・装備品

生体武器

装備したクリーチャーは+0/+1の修正を受けるとともに、「このクリーチャーを生け贄に捧げる:このクリーチャーは、対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に1点のダメージを与える」を持つ。

装備・(2)

 「モグの狂信者(10ED)」の生体武器。無色なので2マナとわずかに重たいが、登場した瞬間にすぐにサクることも可能なため、擬似的に2マナ1点火力として見ることが出来る。そしてその後もさりげないサポートと最後っ屁の同時フォローにより、各種クリーチャーの運用効率を大きく高めることが可能。渋いが、充分にコスト分くらいの見返りはあるカードだ。特に除去の乏しいカラーリングでは複数体をまとめてサクってタフネスの高い敵クリーチャーを狙い撃つ選択肢まであるので、なるべくはやめにキープしておくべきかもしれない。「炉の式典」がアツくなるな。

 

Myr Sire マイアの種父 (2)

アーティファクトクリーチャー・マイア

1/1

〜が戦場から墓地に置かれたとき、1/1で無色のマイア・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。

 2マナ1/1という普通のステータスを持つコモンの地味地味さんだが、書いてあることを見ると悪いもんじゃない。なにせほぼ「ツカタンのサリッド(CON)」と同じ効果なのだ。序盤のブロッカーに様々な餌、そして金属術稼ぎなど、やることがない2マナ域でとりあえずこれを置いておけば、その後色々と捗るかもしれない。カードが引けない代わりに戦闘に参加出来るようになった「起源の呪文爆弾」だと思えば。「鉄を食うもの」と「腐食獣」のコンビの隣に佇むだけで圧倒的な存在感やで。

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