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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 JKマジJKな第8話。ベタベタなモンスター退治ものをやってるはずなのに、何故かそこかしこがギャグというのは、実に秀逸なセッティングだと思います。

 一度は喧嘩別れしてしまったマヤと亜美だったが、2人ともお利口さんなので、ちょっと感情的になってしまったことは分かっている。きちんと亜美の方から持ちかけて、皆神神社で仲直りの算段。しかし、そんな2人の関係性とは全く関係無く、何故かこの松代にチュパカブラが大発生しており、これまた訳もなく、すんでの所で亜美が巨大チュパに誘拐されてしまう。

 仲直りが完遂されておらず、ちょっと気まずい雰囲気ながらも亜美の親父さんに助けを求めたマヤは、なんとか心を通わし、JK、スマイルらの協力もあり、チュパカブラの根城を突き止め、無事にこれらを殲滅。亜美の救出に成功。亜美との仲直りは、マヤにとってオカルトとの復縁も意味していましたとさ。めでたしめでたし。

 

 ふむ、呆れる程シンプルな筋立てである。ちゃんと前回の伏線である牛の話が活きているし、今回ちょっと妙だったとはいえ、相変わらずの顔芸とテンション芸が元気なので、大活劇(?)も充分な盛り上がりを見せている。でも、その上でJKの活躍が印象的ってのがこの作品の罪作りなところだ。「誰か忘れてやしませんか〜?」って、お前今までどこにいたんだよ。忘れるタイミングが無いわ。そして、軽トラに積み込まれても機能するJKのダウジングは優秀過ぎる。精度も速度もあるダウジングなんて聞いたことないわ。最後の廃寺で確認した時は、ダウジングロッドがものすごい速さでビシッ!っと方向指示をしていたし、そんなロッドを使えばチュパカブラなんて赤子同然。一瞬のうちに四方から襲い来るチュパの大群を蹴散らしておりました。無敵やん、あのデブ。

 他の面々についても相変わらずというしかなく、特にこずえの空回りっぷりは今回も絶好調。マヤと亜美の対峙を何故か果たし合いだと勘違いするくらいなら可愛いものだが、今まで牛しか襲わなかったチュパカブラにものすげぇ直接攻撃をくらった人間第1号になったし、その後も他の面子が素通りしたポイントで襲撃じゃなくて拉致監禁され、明らかに先にさらわれたはずの亜美よりもげっそりして帰還。これで本人はオカルトに縁が無い気でいるのだから、ある意味幸せな娘である。ちなみに、今回一番おかしかったのは各人がチュパカブラ討伐に挑むときの準備シーンで、マヤはお得意のボウガン、スマイルもいつもの特大スパナ、亜美の親父さんは「HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ばりの釘打ち機を用意していたが、特に準備するものも無いこずえは単に眼鏡をずり上げて「キラッ」てさせただけ。「おぉ、眼鏡が光るとは、今回のこずえはひと味違うぜ!」と思ったら、次のトラックのシーンであっという間に「メガネメガネ」してやがった。冒頭のソフトボールのシーンでもやってたし、どんだけ外れやすい眼鏡なんだよ。

 なんだかネタばかり拾えそうなので一応真面目な部分にも触れておくと、少しずつ補強されているのはマヤとオカルト、マヤと文明の関係性。文明は今回出番が少なかったので見せ場といったら襲われたマヤの背中を助けるシーンくらいだったが、「油断するなよ!」って格好良く決めたと思ったらすぐに釘を刺されるあたりは安定のヘタレ感。マヤが突入するシーンでも一番分かりやすい死亡フラグ台詞を吐いてくれました。マヤが「死亡フラグ」っていう単語を使わなかったのは、流石に1999年では使われてなかったからだろうか。とにかく、文明とマヤの連繋が自然になってきているのは、2人の関係性が前進している証拠と見ていいだろう。ま、正直この番組の視聴者はこの2人にくっついて欲しいとはあんまり思わないだろうけどな……

 そして、より明示的だったのは、マヤとオカルトの関係性。亜美と仲直りしたということは、その父親も含む「オカルト信奉」にも譲歩したということ。ラストシーンの笑顔は最も象徴的なものであるが、他にもチュパカブラのことを他者に説明するシーンなんかでも、嫌々ながら結局オカルトの存在に微塵も疑念を抱かないマヤのスタイルが確認出来る。まぁ、あそこまではっきりくっきりチュパカブラが出てきてるんだから、疑うもクソもないのだが。

 また、やや明示性では劣るが、今回マヤが亜美との約束をうっかり忘れていたというのも無視できないファクター。マヤにとって、幼なじみの亜美との仲直りはかなりの重要事項だったはずなのに、何故かすっかりそのことを忘れてしまっていた。その時彼女が何をしていたかというと、キャトられたと思われる牛の調査である。やはりオカルト絡みの調査となると、彼女は舞い上がって寝食を忘れてしまうのである。文明は今回突っ込まなかったが、なかなか微笑ましい様子ではないか。

 さて次回は、なんだか新キャラの幼女が登場する模様。恒例の懐メロ歌唱についても、キャラ名が伏せられ、キャスト名は水×××の表記。この表記でぱっと浮かんだのが水谷優子だった私はどうしたらいいのか分からないが、歌声だけだと、キャラ声で歌っているのもあってちょっと誰だか判然としない。現代声優界で筆頭といえば水樹奈々だろうけど、ちょっと違うかなぁ。水原薫、水沢文絵あたりが本命か。

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