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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 一転燃える展開の第8話。先週のバカ騒ぎは一体何だったんでしょうね。ま、この二面性と徹底したエッジ化がこの作品の売りだとは思いますけどね。

 坂本少佐の「烈風斬」を見てもっと強くなりたいと願う芳佳。しかし、そんな彼女の願いとは裏腹に、原因不明のスランプが彼女を襲う。まともに飛ぶことすら叶わなくなった芳佳は必死に特訓を繰り返すも、不調の原因が分からずに四苦八苦。回りのメンバーも心配したり励ましたりと彼女を気遣うが、実務面では同情するわけにもいかず、バルクホルンの注進により、芳佳は作戦行動に参加することが出来なくなってしまう。

 落ち込む芳佳の下に届いた知らせは、あの大戦艦大和からの救助を求めるもの。火災による怪我人がでたとのことで、治癒能力に優れた芳佳は自ら救助隊に名乗り出て、リーネとともに大和へ。魔力は正常に働いており、次々と怪我の手当をしていく芳佳。そんな折、突如現れたネウロイが大和を急襲する。絶大な破壊力を誇るネウロイを相手になすすべの無い大和クルー。仕方なくリーネが時間を稼いでいるうちに待避することとなる。

 絶対的なネウロイの攻撃に防戦一方のリーネ。飛ぶことすら出来なくなった芳佳は大和のドックで「力がほしい」と絶叫する。すると、突然ハッチが開き、中からは導かれたようにあらたなストライカーユニットが現れる。芳佳の父の手紙によって開発が進められた新型ユニット「震電」。それはまるで芳佳のために作られたような機体。これまでのユニットは、あまりに大きくなった芳佳の魔力に耐えられず、自動的にリミッターによる制御がかかっていたために力を発揮できなくなっていたのだ。

 巨大魔方陣を伴って起動した震電は、圧倒的な加速と爆発的な破壊力により、巨大なネウロイを一撃で葬り去る。新たな力を手にした芳佳。また、仲間とともに空を駆ることが出来た。

 

 あまりに王道的な「パワーアップイベント」であるために、特に突っ込む余地も無いお話。この2期だけでも既に3話で1度特訓しているし、バルクホルンやエイラなど、伸び悩み、成長する物語もいくつか描かれている。そして今回ようやく主人公である芳佳にお鉢が回ってきたわけだが、これまでと比べて飛び抜けて劇的なドラマとも言えないし、最初のうちから芳佳の不調の原因は察しがついてしまうので、最後に劇的なカタルシスが待ち受けているわけでもない。

 それでも、今回はオープニング無しでいきなり本編に入ることからも分かるように、実に様々な描写でもって「主人公のパワーアップ」という一大イベントに彩りを添えている。一番嬉しいのは他の隊員たちが芳佳のスランプを気遣ってくれる様子が細かく描かれていることで、1期の頃はひよっこ扱いされていた彼女もきちんと「軍の一員」としてのポジションを確立しており、それ故にパワーアップを完遂出来たのであろうことが理解出来るようになっている。

 シンプルな励ましをくれるのは、例えばシャーリーのようなお気楽なメンバー。どうもあの様子だと、ウィッチが不調になるという出来事はしばしば起こることらしいね。そして、そんな芳佳を一番身近で見守ってきたリーネは、芳佳に一番近い場所からアドバイスを送っているし、ネウロイ戦で自らが盾となって芳佳に託したことで、彼女が奮起する直接のきっかけとなった。色々なメンバーにちょっかいを出しているイメージの芳佳だが、やはりベストパートナーはリーネである。

 逆に厳しく当たることで彼女の発憤を促したのは、坂本少佐やバルクホルンといった軍人気質の面々。「使い物にならなかったら出撃出来ない」とは、バルクホルン自身がつい最近身をもって味わったこと。芳佳にもなんとかその苦境を乗り越えて貰わなければならぬと、はっぱをかけているわけだ。もっさんについては「いつも通り」としか言いようがないが、個人的には「真・烈風斬」ってなんやねん、ということくらいである。単なる衝撃波なんだよねぇ。「セキレイ」の美哉や鴉羽はもっと凄い技を出せるぜ!

 そして、今回最も芳佳を心配していたのが、無敵のツンデレクイーン・ペリーヌ様。芳佳の不調をきちんと指摘したのも彼女だし、戦闘訓練で芳佳を打ち破りながらも、「ライバルなのに私に負けるなんてとんでもない!」とばかりに怒りを露わにしている。その後も通い妻のようにことごとく芳佳の回りに現れ、彼女の動向を逐一観察してくれているのだ。いやぁ、近年なかなかいなくなったストレートなツンデレっぷりですよね。まぁ、芳佳さんの本命は残念ながらリーネちゃんだと思いますけど。ラストシーンの手の位置については、流石に偶然なわけはないだろうからな!

 ところで、大和の艦長役は麦人さんなわけだが、彼はある意味でこの作品の舞台となった大戦を生きて経験した人間でもあるわけで(まぁ、記憶は無いだろうが)。日本という国を確立させた過去の大戦をパンツやズボンで埋め尽くしたこの作品を、一体どんな気持ちで演じているのでしょう。ま、ムギさんなら笑って楽しんでくれている気もするけどね。

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