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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 いよいよ佳境、第9話。いかにも1クールもの、っていうくらいのバランスでおさまりそうな小利口さは、吉と出ているのか凶と出ているのか。

 真の悪役の判明と、共闘する仲間との交流など、バトルものでは盛り上がるべき要素がてんこ盛りの内容。それぞれのシーンでは画のクオリティが高くて、シンプルな中にも充分なセールスポイントは見出すことが出来る。特に今回は女性陣が4者4様で存在感をアピールしてくれており、夢路を中心としたハーレム的な雰囲気としても楽しい画面である。やっぱりデフォルメされてアホっぽい表情を見せるメリーが可愛いね。

 そして、メインとなるバトル描写や先生覚醒シーンなど迫力が重視される画面では、今回はこの作品に特徴的なゆっくりとした画作りがあまり見られず、「分かりやすいアニメ」として伝わって来る。これまでこの作品はバトル描写なども癖が強く、夢の持つ不安定さ、曖昧さが面白い形で表出していたのだが、いよいよもってクライマックスが近付いているためか、奇妙な味付けは控えめにして、直接的に訴えかける動画になってきている。現実世界が舞台となる実際の暴行シーンなんかは、これはこれで悪くない出来。「先生、そんだけボコると、夢云々関係無しで単なる暴行事件です!」とかいう突っ込みは置いとくとして。

 とはいえ、やっぱりこの作品を普通にやられるとなんだか物足りないんだよなぁ。シナリオ自体は陳腐の極みだし、「フツーのアニメ」されるとそこらのラノベアニメと差が見いだしにくいんだ。個人的には、吉野裕行の怪演が楽しいピエロ夢魔とのやりとりとか、エンギのデイドリームの中に広がる茫漠とした麦の野原の雰囲気なんかが、いかにもこの作品らしい怪しげな雰囲気があって好きですな。ミストルティの悪辣さも相変わらずでいい感じ。彼女の戦闘シーンは、スピーディーな切り込みが見せ場なので、あんまりのんびりした画面だと楽しめないけどね。

 ちなみに、先生による「意外な悪役」登場回なのに、特にそこに触れてないのは、既に事前に了解していたためです。いや、作品の概要を知るために、wikiとか覗くじゃない。するとさ、先生の人物紹介のとこに「アニメオリジナルキャラ」って書いてあるのよね。だと、やっぱりオリジナル敵キャラになるんだろうなぁ、っていうのは分かっちゃうからさ……ネットネタバレには注意。

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