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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「カミワザ・ワンダ」 ー→5 ちゃんと観てたんやで。まぁ、毎週寝起きのぼんやりした頭で流し観してただけだけど。当初は「これ、観なくなるやつだな」って思ってたのに、気付いたらいつの間にやら1年が経過。終わってしまうとこれはこれで寂しいものです。 果たして玩具がどれだけ売れたのかは定かでないが、アニメとしてはやりたいことはちゃんと出来てたんじゃないでしょうかね。パーツだけを観ると、同じ土曜日に放送している「アプリモンスターズ」よりもキャッチーな部分があって(まぁ、対象年齢の差なのだろうが)、こちらの方がおもちゃとしてのウリは多そうである(妖怪ウォッチと比較してどうかは知らん)。 放送開始時に「これ、駄目じゃね?」と思った要素は大きく2つ。1つは「メインマスコットのワンダが欠片も可愛くない」、1つは「プロミンのデザインにあんまり発展性が無さそう」。前者については、まぁ、可愛くはないんだ。あとから追加されたナイス・アメイジングも含めて、どっちかというと気持ち悪さの方が先にくるデザインだ(アメイジングの声は可愛いけどね!)。ただ、誤解があったのは「別に可愛さを狙ったデザインじゃなかった」ってことね。ワンダはどっちかというとウザいおっさんキャラだったのよね。どこからが勝平ちゃんのアドリブなのかは分からないが、ターゲット層となる子供たちは完全無視したようなネタ回しが賑やかさを盛り上げる要因になっており、全く可愛らしいとは思わないが、何となく「面白い」にはつながったキャラクター。ベタなギャグも毎週毎週諦めずに続けていればだんだん味わいになってくるもの。そして慣れてくれば少しずつ「キモい」キャラもポップで可愛らしく見えてくる部分も。本気で「可愛い」勝負をしようとせず、ちょっと斜めからの「小憎らしさ」みたいな売り方は案外面白かった。 そして、プロミンの発展性については、思った以上に展開があってセールスポイントになっていた。最初に登場したのが確かターボミンだったので、「これってクロウカードと同じように技能が1つ1つプロミンになってるわけで、あんまり種類が作れないのでは……」と思っていたのだが、シャリミンやらズーズミンやら、意外に「そういうのもあるのかよ」っていう広げ方があって「集める」というだけでもそれなりに楽しい。そして中盤からは合成プロミンというアイディアが登場し、他の「集める」系玩具に1つ要素を上乗せした形。まぁ、それこそ「アプリモンスターズ」は同じものがあるんだけど、プロミンは1つ1つの技能が割と適当にばらまかれているので、「これとこれを組み合わせたらどうなるんだ?」ってのが予測出来ない。途中からはマサトと2人で収集を分担し、ライバル関係を維持しながら少しずつまとまていく筋立てもそつが無い。ライバルキャラ投入のタイミングとか、マサトの「敵だけど味方」の立ち位置とか、なんか仮面ライダーあたりをお手本にしてる感があって、中だるみせずに1年の長丁場を見続けることが出来ましたね。バグバイツが幸せになれて本当に良かったです。 あとは「おもちゃとしてはどれくらい成功したのかなぁ」ってのが気になるところだが……。アニメ続編が作られるような流れは流石にないかねぇ。 PR 「青の祓魔師 京都不浄王篇」 5→4 今作を見て一番のポイントは、山路さんが若返ると諏訪部ボイスになるってことですね。絶対そんなわけないやんけ! まぁ、基本的に覚えてない作品だったので覚えてないなりに、だが、相変わらず映像面は非常に鮮烈なので退屈するようなものでもない。出来れば覚えておくべきだったのは燐とそのまわりのお友達との関係性くらいだが、そのあたりも今作だけを追いかけていれば充分掴み直せる程度のもの。あとは「わぁ、先生の乳がぶるんぶるんだぁ」とか思って見てればいいわけで。序盤は「裏切り者は誰だ? 何故なんだ?」みたいな興味で引っ張り、中盤以降は毎度お馴染み「燐はサタンの子供だぞ」案件で引っ張り、最終的にはタイトルになっている「不浄王」をドンガラガッシャンするアクションで見せる。少年漫画的なシナリオオンリーなので次週の展開を固唾を飲んで見守る、なんてことは絶対にないんだが、まぁ、そこは求められるものの差であるし、この作品の不備ではない。 でも、やっぱりわざわざ帰ってきたんだからもう少し目先の変わったことをして欲しかったな、という気はする。うろ覚えだけど、当然燐の出生についてのあれやこれやは1期目で散々やったんだよね。勝呂の野郎があんだけ荒れてたんだし。もちろん、燐と雪男の兄弟間の問題だって、1期でやってたはずだ。燐が主人公としての独自性を獲得するためにはどうしたってその辺を掘り下げなきゃいけないのは分かるんだが、仲間内でのゴタゴタがなんだか間延びしてしまっているような気がしてやや退屈な結果になってしまった気がする。序盤の展開にように「誰が裏切り者なんだ?」っていう興味で引っ張るなら「せやけどアイツはサタンの息子やんけ!」ってんで燐が更なる苦境に立たされるので意味があると思うんだが、さっさとその辺の謎や課題はクリアして、後は単純に「まぁ、出生のおかげで燐は強いからええやん」という無双展開になってしまう。「結局血筋」という、少年漫画にはおきまりのお話でしたとさ。せっかくこんだけ久しぶりに帰ってきて、原作ファンの人は楽しめたんでしょうかね。 それにしてもシュラ先生のエロさは天下一ですね。
「南鎌倉高校女子自転車部」 5→5 頑張れ自転車業界アニメ。わざわざ実写で自転車応援番組までセット販売したアニメだったが、このアニメを通じて自転車愛好者が増えたっていう事実があったりするんでしょうかね。今時アニメ観る連中なんて、もし趣味を始めようと思ったらネットで一瞬にして知識の上澄みくらい掬い取りそうな気がするので存在意義があったのかどうかは定かでないが。 スタート時には「女の子が自転車に乗り始めるアニメ」っていうだけで謂われのない恐怖感を与えてくれた作品だが、終わってみればなにがしらいだぁすに比べればだいぶ安心感のある作品でした。まぁ、ユルいことはユルいのだけど、ちゃんと自転車に乗るモチベーションを最低限維持しつつ、「自転車青春ストーリー」として成立していたと思う。単に長距離を走るというだけではなかなか(観る方も)モチベーションが上がらないという某作の抱えていた欠点はレースやオリエンテーリングといった別な方向に目線を向けることで上手く対処していたし、何より単発勝負の「競争」が入ることによって、ストーリーラインにメリハリがつくのである。まぁ、ぶっちゃけ大した「競争」では無いのだが、それでも女子高生からしたら大ごとかもしれないしね。 そして、今作がもっとも上手く機能していたと思われるのは、背景美術を含めた「屋外」の作り方。やっぱりさ、素人が自転車に興味を持って乗り始める理由ってのは、とにかく「走りたい」が最初にあるんだよ。で、なんで走りたいかっていえば、そりゃぁ走る世界が楽しいから。綺麗だから。今作はタイトルに「鎌倉」という文字列が入っており、鎌倉・湘南の風光明媚な景観にかなり力を入れて描写している。この「ご当地アニメ」としての見せ方は実は存外に意義深いもので、「これだけお外が綺麗だったら、そりゃ自転車に乗って走り回りたくなるよね」ということが納得のいくレベルで見えてくるし、視聴者自身も、彼女達が走り回る様々な景色を観ながら一緒に観光を楽しむことが出来る。単に自転車にのってダラダラとサイクルロードを走っているだけでは、そりゃ面白味なんてなくなってしまうわけで、単にご当地要素を盛り込むというのではなく、それが最大の「目的」になっているところは、これまでの鎌倉アニメとも違った独自の魅力であった。 こうして「自転車に乗る理由」がちゃんと与えられれば、あとはまぁ、適宜女の子のきゃっきゃうふふがついてくればアニメとしてはそれなりに満足行くわけで。時にスポ根、時に日常系、ふわふわと「鎌倉アニメ」の中で自転車との共存姿勢が見えれば良かったのである。きっちり自転車走行時の作画なんかも気を遣ってくれていたし、とりあえず「目で観て楽しんでもらおう」という作品作りの姿勢は評価出来る部分ではなかろうか。まぁ、やっぱりどうしても別作品と比べてしまっている気はするが……こればかりは時期がナニなのでしょうがないよな。 中の人については、当初不安だったA応P組はそれなりに。個人的には藤原夏海の沖縄弁が、多分ネイティブが聞いたらなんか違和感あるんだろうけど妙にクセになる部分でした。あとはシンディ役の竹内恵美子の英語とかね。割と新しい名前に気を向けられるキャスティングだったな。 「政宗くんのリベンジ」 5→4 番組後の格付けチェックは嫌いじゃなかったよ。へごのへごへごしい笑顔を見てるだけでなんか癒されるよな。 まぁ、普通のラブコメである。映像面は無難だったし筋立てもまぁ無難。取り立てて悪いところも良いところも見つからず、「ラノベってこういうものだよね」とするりと喉を通り抜けて後味を残さないまま来クールには忘れられていくという、そういう類の作品だ(本作はラノベじゃないらしいんだが)。よかった点をあげていくなら、まぁ師匠は可愛かった。おれ、最初のころずっと頭についてるやつが眉毛だと思ってたんだよね。よく見たら髪の下にちゃんと黒いのあったわ。なんであんなところにチョンチョンつけてるんでしょうね。あと、委員長の軽いノリもまぁ嫌いじゃない。いかにも「脇役」然としたキャラクターなので気楽に見られるってのはあるんだが、主人公に対する手軽な好意とか、なんかストーリーに積極的に絡んでこないポジションで安心できる。 とまぁ、こうしてみると、なんか不満が残った気がしたのはメインヒロイン勢が気に入らんかったってことだろうな。安達垣はなぁ、最初から最後まで何が魅力になってるヒロインだったのか分からなかったんだよなぁ。残虐姫が残虐であることに別に文句は無いんだ。暴力を振るうヒロインだって魅力的に映ることがあるのだから、安達垣程度ならそこまで問題無いツンデレだと思う。ただ、そのツンの奥にどんな魅力があるのかがどうにも伝わって来ず、政宗も幼少期のどうでもいい記憶なんかさっさと忘れてそれこそ委員長とか寧子あたりとくっつけばいいのに、という気持ちがずっと拭えなかった。まぁ、その寧子の方もヒロインとしてあんまり惹かれなかったんだけども。 多分主人公のモチベーションが「リベンジ」という今作最大の眼目が上手いこと働いてないのがヒロイン勢を持ち上げられなかった原因で、政宗が「憎しみ」→「愛情」と感情を転じさせるためには相当な負荷が必要。その上で、目的を達成して純粋な愛着になってしまえば、そこに今作最大のポイントが喪失するわけで、どうにも機能不全の感は否めない。プレイボーイを装っているけど実は恋愛下手でろくにコミュニケーションが取れないという特性も、なんだか紋切り型で見どころにならず、視聴者はどんどん政宗に共感を感じにくくなってしまう。まぁ、他のラノベ主人公が共感出来るかって言われたらそんなこともないんだろうけども。 あんまり頑張って観るタイプの作品ではないと思うので、「師匠可愛いじゃない」を理由にして引っ張れればそれはそれで良かったのかもしれない。あと、なんか食ってる時のころあずが可愛い。 「この素晴らしい世界に祝福を!2」 7→8 なんで10話しかないのよォォォォォォ! って山岸由花子ばりに叫んじゃう作品だよね。特に最終話のインパクトが抜群だっただけに、来週から観られないっていう喪失感は尋常じゃない。「ずっとこの世界に居たい」とかいう喪失感じゃなくて、「毎週ネタ見せしてる芸人さんが引退しました」みたいなおっきな刺激のロスなんだもんなぁ。きっちり完結してるアニメなら諦めもつくのだが、今作はまだまだ完結してないから続きが出てくることも期待できるわけでしょ? まぁ、原作の続きがここまで面白いのかどうかは知らんけども。「2期で終わらせておけば……」とか言われるタイプの作品じゃない気がするんだよなぁ。 今作の愉快さについては、基本的に毎回盛り上がっていたので各話感想で追いかけていただければ良いと思うのだが、とにかくキャラクターの1つ1つの要素を一切の無駄なくしゃぶり尽くそうその姿勢がお見事。異世界系ラノベのキャラクターなんぞ、いっぺんキャラ属性を付与したらそこから紋切り型の描写になってどんどんテンプレ踏襲のマンネリに陥ってしまいそうなところだが、本作では「もうお腹いっぱいだよ!」と思っているところに、お馴染みのキャラがまだだまだだとガンガンにおかわりを放り込んでくる。今期はめぐみんの出番こそ多くなかったが、代わりに駄女神アクアのキレッキレのポンコツぶりが「予算に余裕ができた動画」「ヘチョいキャラデザでも1期は人気が出たという免罪符」などで勢いを増した。アクアのすごいところは、本当にクソムカつく奴だし、全力で「面倒くせぇ」という属性が前面化しているというのに、それでも「愛嬌がある」「なんか無視出来ない」という魅力を発揮している点だ。「女神」+「超馬鹿」という組み合わせがカズマさんとの相乗効果でかなりみなぎった結果であるし、へちょさをも武器にしてしまったデザインチームの勝利だ。そして、もう1人のヒロイン・ダクネスはアクアをも上回る加速と飛翔を見せた。1期時点では辛うじて(ホント辛うじて)パーティいちの常識人だった彼女だが、余計な属性を付与するわけでもなく、ただ単に「くっころ女騎士」というパーソナリティを徹底的に深掘りした結果、これまでどんな世界でも観たことがない残念ヒドインに成り上がった。どんなシーンでも彼女たちは「らしさ」を忘れず、ほんのちょっとの台詞の隙をついて「俺が」「私が」と前に出てこようとする。こんなにも賑やかで、やかましくて、迷惑で、楽しい冒険者もなかなかいないだろう。 聞くところによれば、今回のアニメシナリオはいくらかオリジナル要素も含んでいたらしいのだが、アニメのみの視聴者である私の目からはどこがオリジナルなのかは分からなかった。それくらいに1クール10話のシナリオとして完璧にまとまっており、余計な部分が一切無い(当然、まだまだ足りないという欲求はいっぱいあるが、それはシナリオ不備からではなく、あくまで飢餓感からである)。まー、細かいことにこだわる必要が無いギャグ作品ならでは、って気もするんだが、脚本構成もお見事であるし、笑いの見せ方も堂に入ったもの。今回は金崎監督自らがコンテを担当した回も多く、相当に心を砕いた作品だったことがうかがい知れる。ギャグアニメの作家としては一定の評価を得ていた金崎さんだが、おそらく今作がこれまでの経歴の中でも「代表作」になるんだろうな。いいお仕事でした。 まぁ、お仕事が終わるかどうかは分からない、というか、ここで終わらせるのは勿体ないですよね……さぁ、カズマ達の戦いはこれか 「3月のライオン」 6→6 ひとまず2期製作決定おめでとうございます。まぁ、ここで終わるわけにもいかないし、当然といえば当然なんだけど。ただ、非常に軸の多いアニメなので、次のシーズンになってお話がどこに飛ぶのかが見当もつかないんですけどね。 色々と楽しめる作品だった。途中から感想を書かなくなってしまったが、週末のラッシュがきつかったことが原因なので、決して後半にトーンダウンしたというわけではない。むしろ個人的には17話とか島田さんパートが一番良いところだったんじゃないかと思っている。あとニャー将棋。ホントね、1本の作品のはずなんだけど細かく切れたチャプターを上手く利用して色んな側面が見える構成が秀逸でしたね。一応メインは零と将棋について描くお話ではあるんだけど、「零」という人間が「将棋を指し続けなきゃいけない主人公」で、その理由や生き方や悩みや楽しみや、友情や努力や勝利なんかでたくさんの人との関係性が生まれる。あるところを切り取れば将棋に人生を賭けた「ファイター」のお話になるし、別な側面を切り取れば親に早世されて厳しい現実に向き合う中学生の話になる。またあるときはアツい友達に支えられる友情物語になるし、ある時は姉との関係性に悩むホームドラマになる。もちろん、美人三姉妹に囲まれるハーレム萌えアニメだって。そして、そのどの部分についても「ついで」で処理するのではなく、きっちり時間を割いてテーマ性を掘り下げてくれているのだ。誰もが主人公になりうる物語、いつでもクライマックスといえる物語。最近は1クールの短期決戦で「落とし前」をつけなきゃいけないアニメばかりなので、こうして噛めば噛むほど味が出る作品は珍しい。原作もきっと読んでいて退屈しないに違いない(私はアニメ放送中は原作を読めないので分からないんだけども)。 そして、こうした難度の高いアニメーションを成立させてくれたのが、我らがシャフトという映像製作集団である。今作を評して「シャフトっぽくない」という意見を見たことがあるのだが、むしろこうした「印象」の描写こそがシャフトの最大の武器と言える。その根幹は新房昭之という1人のクリエイターに集約されるわけだが、元々彼が得意としていたのは陰影に特徴をつけた止め絵で見せる間の演出。1枚絵の力を最大限に発揮させる方向性で、伝達が不行き届きになると「紙芝居」なんて揶揄されることもあったスタイルだ。今作の場合はそうした「印象」の演出が「将棋」という何とも難解な存在のテーマとかみ合い、私のような何も分からない素人でも、何となく「戦っている」雰囲気が読み取れたり、そこに大きな求心力があることを感じさせる描写になっている。シリーズディレクターの岡田氏の功績なのか、はたまた新房さんがガッツリ絡んでいるのかは定かでないが、「描きにくい」モチーフを逆手に取って様々な見せ方を挑戦的に組み込み、それが物語の多様性と噛み合って一際賑やかな画面を作り上げる。決して軽くて楽しいテーマばかりではないので普段よりもカット割りは少なめに設定され、1つのシーケンスで伝えるメッセージの取捨選択にも気を払っているだろう。「物語」シリーズのようにぶっ飛んだ雰囲気を出してしまうと、どうしても今作のジワリと染み出すような情感は逃げてしまうだろうし、きちんとそのあたりのメリハリが意識出来ているということ。シャフト演出は単にワンパターンで構成されているのではなく、作品に合わせて、日々進化を続けているのだ、ということを感じさせてくれる1本だった。 半年後が今から楽しみですね。 「タイムボカン24」 5→5 なんか、憎めない作品だった。見始めた時には「何で今の御時世にタイムボカンがこんないい時間に……」って思ったものだが、適当に流し見を続けてると、案外退屈しないという結果に。今となってはちょっと終わるのが惜しいくらいで。まぁ、この設定ならいくらでも再生産して帰ってこられるし、読売系列がタツノコと結託して息の長いコンテンツにしてくれることを心の片隅で祈るような、そうでもないような。 アニメーションとしては特別見どころはない。映像自体は多分平均値よりやや下くらいのクオリティだった気がするし、中身のしょうもなさも、大の大人が真剣に観るアニメだとは思えない(大の大人はアニメを観ない、とかいう思想の持ち主は帰ってください)。でもさ、こういうしょうもないものこそ、子供の頃は楽しかったのかもしれませんよね。昭和のセンスというよりも「ガキっぽいセンス」だと思うんだけど、子供っぽい単純さとか、とりとめのなさって、別に悪徳じゃないんだ。そして、基本的には単なるダジャレから毎回のメインネタを捻出してるんだけど、たまに「その発想は常人のものではない」みたいなこともあるしね。ガリレオ回とか、次回予告の時点で「どうしてこうなった」感が半端じゃなかったし、鳥取or島根とか、逆にレベル高いわ。面白いかどうかは置いとくとして、このネタの練度で2クールを貫き通してくれたのはありがたい気すらしてくる。 そして、時折ぶっ込んでくるギリギリのネタ回しは一体誰が対象なのやら分からない飛ばし方で変なトコに刺さる。この作品、絶対に俺らみたいなアニオタに観られることは想定してないと思うんだけど、中の人ネタとか分かりにくいパロディとか、結構混ざってるのよね。そういう、「分からなくてもいいけどとりあえずぶっこんどくで」みたいな姿勢は想定してないだけにダメージがでかい。放送局のプログラムとしっかり連動してるおかげで最終回のアバンみたいな他のアニメじゃなかなか出来ないレベルのネタ回しも突っ込めるし、この枠ならではの貴重な存在感ってのもあったんじゃなかろうか。 そして、作品の若返りを支えてくれた中の人たちの仕事ぶりもなかなかのものだった。アクダーマトリオの完璧な仕事ぶりは当然として、メインのトキオ・カレンコンビもちゃんとギャグメイカーとしての任を果たしてくれていた。最初から割とたがが外れてたカレンはまだしも、トキオが単なるツッコミ役で終わらずに壊れる局面があるのは良かったなぁ。ちゃんと番組全体で「ギャグを作りますよ」っていう姿勢が見えるんだもん。まぁ、やっぱり若手を引っ張ってくれたのはアクダーマの功績だとは思うけどね。オヤダーマ役のホリも割とやりたい放題やっててしっかりキャスティングされた意味があったのも良いね。「2世キャスト」っていうのはともすると負い目になっちゃうことがあると思うんだけど、今作の場合はあまりそういうところに縛られず、新しいデザインがここから生まれるんだ、っていう気概があった気がする。 うん、やっぱりまた帰ってきて欲しいな。ラストでオヤダーマ様が「半年間の業務停止」って言ってたし、案外早く帰って来てくれるのかも。 「SUPER LOVERS2」 ー→5 今期一発目の終了アニメは、「一般向けアニメ内におけるSEXっていう単語数グランプリ」で史上最多を更新したこちらの作品(俺調べ)。もう、性別なんて些細なことなんですよ。偉い人には分からないけど、エロい人にはすぐに分かります。 なんでかなぁ、最後まで見てしまうんだよなぁ。ここまで全身全霊で「男同士が普通だろ?」って言われると、だんだん感覚が麻痺してくるというか、もうこれで純愛なんじゃないかって思い始めるというか……いや、絶対に純愛じゃないんだけどさ。圧倒的に肉欲だったしさ。いやでも、むしろ男女のノーマルな恋愛を描いたラブの場合、ここまでフィジカルコンタクトについてあけすけに描写することはむしろ少ないんだよね。「素直クールなショタっ子にオナニーの手ほどきをするけど本番はやりたいからやる」とか、絶対相手が女の子だったら年齢制限くらうわけで、放送出来なくなっちゃうからな。もう、そういうもんだと思って処理しちゃえばエロアニメとして……うぅん。 本作の悩ましいところは、そうして「野郎どうし」という一番の特徴が別に特別なものになってないところ。これ、別に零が女の子でも物語としては何の問題も無く成立するんだ。不器用だけど一途で、魅力的な女の子を飼うホスト野郎の話。ほら、成立する。今期も色んなところで「百合」について考える場が与えられ、私個人としては「百合である必要性」「百合の尊さ」などに思いを馳せたわけだが、今作は「ホモである必要性」「ホモの尊さ」があんまり無いんだ。多分、一番の理由は野郎同士という背徳感とか、社会的な禁忌みたいなものにほとんど頓着せずにイチャイチャし放題だったことだと思うんだけどね。考えてみりゃ、誰を好きになるかは個人の自由なわけで、それが男だろうが女だろうが関係無いってのもまっとうな主義主張ではあるんだよね。ただ、その主義主張のために「ホモ」に特別性を設けないように描写を尽くしたことで、皮肉にも今作はドラマとしての特別さを失ってしまった。これが良いことなのか悪いことなのかは、現時点では何とも判断出来ない。何にせよ、特別さを失ったところで俺に「理解出来ない」ことは変わらないんだし。 こんだけ未知の世界だってのに、何故か最後まで見てしまうのは……アニメーションとしての平均点が高いからなんだろうな。最近はすっかりそっち系アニメの本拠地になったディーンによる丁寧なキャラ作画はファンにはたまらないだろうし、未知とは言っても「特別じゃない」ので、ドラマの筋立て自体は入って来やすいし。ひょっとして、理解出来ないとかいいながら私の中にホモは確実に浸透しているのだろうか。HELP。多分、ハルたちのママンの声が聴きたいから見てただけなんだよ。そう思って自分を納得させる日々。 「魔法使いプリキュア!」 5→6 1年間お疲れ様でございました。もう、この時期のプリキュア・戦隊終わりの喪失感ってどうしようもないよね。 ぶっちゃけると、過去のプリキュアヒストリーで言うなら個人的には「優良可」の「良」くらいの位置で、昨年のプリプリよりは下に置く作品。でもまぁ、ラスト2話を見せられたらやっぱり評点は上げずにはいられないんだけど。そこはリアルタイム補正ってことでいいんじゃないでしょうか。まさかのブリッジ回が設けられるとは思ってなかったが……まぁ、尺に余裕があるのはいいことだ。そして、放送開始時にあれだけ違和感まみれだった「キュアップ・ラパパ」がこんなにも勇気をくれる魔法になろうとは。 「優良可」で「優」になりきらなかった理由を色々と考えていたのだが、多分「遊びの部分の少なさ」かなぁ、と思う。個人的に好きだったプリプリに比べると、今作はみらい&リコという2人の関係性で完璧に収束しているため、1から10までその中でお話が回ることになる。もちろんはーちゃんが加わったり、それ以外のキャラもいるにはいるのだが、流石にはる×みな・はる×きら・きら×トワなどの変幻自在のカップリングが全て主力級の破壊力を持った前作ほどのバリエーションは期待するものではない。じっくりと2人の関係構築を楽しむデザインなのだからそこを重点的に観られれば評価も変わるのかもしれないが、個人的にはもうちょっと周りを賑やかにしてもらっても良かったかな、と。言い換えると「せっかく加わったはーちゃんの立ち位置がちょっと損してない?」という気持ちなんだけども。最終的に概念になってるし。いっそのこと初代みたいに2人で1年、3人でもう1年っていう枠組みにしてくれれば骨の髄までしゃぶれたんだろうに。 メインの構成は「スマプリ」なんかと同じ2部構成になっており、ドクロクシー編とデウスマスト編に分かれていたわけだが、2部になってからやたらとダレてテンションが下がってしまったスマプリと違い、今作はデウスマスト編でのシナリオの回し方も刺激が多かったので退屈しなかったのは良い部分。尺を気にせず贅沢に4人もの幹部を半年でぶっ込み、いっそ使い捨てレベルでガンガン回していったのは英断といえるだろう。途中で旧幹部絡みの話なんかも出てきたおかげで新キャラの方の影がやや薄くなってしまったが、個人的にはガメッツさんたちの復活は嬉しかったし、こういう構成にした方がクシーとデウスマストの差が出せるので結果オーライだろうか(最終話のヤモーさんのオボエテーロは最高だと思います)。デウスマストの最期については……まぁ、エピローグを長めにとるためだからあっけないのはしゃーない(そうか?)。こうして全体を見ると、やっぱりバトル云々を優先させるより、とにかく「友情」を前面に押し出し、その部分まで含めて完璧に風呂敷をたたもうとした狙いはオリジナリティがあり、興味深い構成だったのではなかろうか。ドンパチ好きな身としては惜しい気もするのだが、多分、今作はこれがベストだったはずだ。 あとはまぁ、全体を彩る雰囲気の変化はありますかね。次作の展開も考えると、やっぱりプリキュア文化全体の変化として、あんまりゴリゴリに汗臭く殴り合うのは世間的に歓迎されていない様子。「魔法」というオブラートに包みながらその実肉体言語でしか語らないのはいつも通りではあるが、それでも今作はアクション部分を活かしながらも、少しずつスピリット方向、ファンシー方向での解決に重きを置くようにシフトしている様子が窺える(格闘部分は劇場版でたっぷり詰め込まれてたからよしとする)。この流れが次作でどのように結実するのかは今から気になるところだ。 最後に中の人のお話。まぁ、鉄板キャストだったので特に語るべきもないが、1年間座長を務めた高橋李依・堀江由衣の両名にはとりあえずのお疲れ様。りえりーの持つエネルギーが本当に「ニチアサ」向きで、理屈抜きで元気になれるのはありがたかったです。17歳の人については、まぁ、いつも通りに。後半戦になってアツいアツい17歳決戦になったのはちょっと笑った。次作のメインキャストにリアルで17歳くらいの子がいるんですってよ。どうしたらいいかしらね。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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