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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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見切り発車にも程があるよ六花さん、第6話。今回は完全に亮介が空気になってたなぁ。まぁ、毎回3者で絡んでると片付く問題も片付かなくなっていくけど……、いよいよもって一番肝心な六花さんの内面にもがりがり踏み込んできております。それってつまり、SAN値もがんがん削れるってことです。

 「背中を流したい」という爆弾発言に対し、ひとまず風呂場に向かうことで出方をうかがう島尾。しかし、いざとなると自分がいかにひどい提案をしたかということが理解出来るようになった六花さんは、非常に分かりやすくテンパって自爆。しかし、それを見た島尾の心境も非常に複雑である。「六花がすんでのところで思いとどまった」と考えれば島尾的には嬉しいことなのかもしれないのだが、彼女の行動には、少なからず焦りやいらだちも覚えてしまう。結局、六花は自分の幻影に不必要に縛られているというよりは、夫の幻影を逃げ口上にしているだけなのではないか。当事者から見ると、そんな妻のあり方は望むべきものではない。独特の感性で語る「背中の価値」は、かつて島尾に対して送られた言葉だったのだが、それが踏ん切りがついたわけではないと言っても、確実に亮介にも向けられているのだ。そして、そこで留まる最後の理由が、島尾の幻影なのである。これを切れば何かが終わる、という最後の拠り所となった島尾自身は、何をしていいのか、自分でも分からない様子。

 ややこしいのは、今回島尾が葛藤の末に導き出したいくつかの言葉が、六花にとっては全て「亮介の言葉」として伝えられているという部分である。しかも、そのことを亮介自身は与り知らない。六花は昂ぶった感情の中で、亮介に告げられた言葉の意味を考える。自分がこれからどうあるべきなのか、初めて「年上の上司」としてでなく、対等な立場に立った「恋愛ビギナー」として考える。その結果が、今回結末で訪れた衝撃の告白である。

 六花さんが、ちゃんと全ての状況を把握した上で考えたとしても、結果は同じだったのかもしれない。しかし、現時点においては、彼女が告白した相手が「島尾である」ことは覆しようがない。彼女の想いは本当かもしれない。しかし、きっかけを作ったのは島尾に違いない。だとしたら、この感情は「本当」にしてしまっていいものなのか。六花さんは考えた結果として行動を起こしたが、島尾の方はそうもいかない。この状況、一体どうやって収束させたらよいのだろう。

 今回はとにかく、六花さんが一気に「弱い立場」に回されて泣いたり悩んだりしている姿が目立つ。何しろ今まで年下だと思っていた亮介が突然精神的に上位に回って諭してきたわけで、困惑するなという方が無理な相談だろう。そして、「対等以下の立場」にたたされて初めて、彼女はようやく自分の気持ちを考えなければいけない、という義務にたどり着いた。これまで保留して、分かったつもりでいた「逃げの感情」が、ついに現実問題として浮き上がってきたのだ。

 どうしても、私自身は男なもんで「これを受けて島尾はどうしたらいいんだ!」という部分ばかりに気がいってしまうが、やはり大変なのは六花さんがことの顛末にどうけじめをつけるつもりなのか、という部分。今までの流れからして、彼女の中には「亮介が袖にする」という選択肢は一切無いわけで、そこまで了解を得た状態での告白である。そりゃもう、ね。

 あかん、この修羅場っぷりは見てられない。とりあえず人魚姫六花さんのトップレス姿を眺めて心を落ち着けることにしよう。

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