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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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10月10日 ドラフト模様(TKT×3)

ピック順 【Sangriter】→【Alessi】→【Mei】→【Serra】→【Sea-chicken】→【Thraxi】→

 

 ドラフトのプロモーターとして一番安心すること、それは、環境開始序盤にセットの評判がいいことである。過去には幾度となく「クッソつまらん!」と言われる環境があり、それは手探りであるせいで不自由だったことが理由だったり、マジでつまらなかったりしたわけだが、今回の環境は、おおむね「面白い」という評価を頂いている。まぁ、「難しすぎる」とも言われているが……やっぱり多色環境って考えることが多いから良いよね。こうしてみると、単色世界だったのに評判が悪くなかったテーロスって偉いわ(まぁ、最初の4ヶ月は「試練ゲー」だったけどね……)。

 

業務連絡1・相談した通り、来週はお休みの予定です。まぁ、ヤツの動向次第では定かじゃないけど、とりあえずデフォルト設定は「休み」の方向で。何か変更がある場合はその都度連絡をしますので。

 

業務連絡2・こちらも口頭で伝えた通り、「統率者デッキ構築プロジェクト」をスタートさせます。せっかくのカード資産を活かすこと、そしてパックの値段がお高いタルキールドラフトをちょっと減らすこと、年末のスペシャルイベントの一環として行うことなどを目的としています。詳細は以下の通り。

①プレイヤー1人につき、1つの統率者デッキを構築する。そのためにおよそのデッキイメージを提出してもらう。大枠は色設定から、基本は統率者の選定、詳細は投入したいコンボまで(例:「何となくイゼットで」「天使だらけのデッキが組みたい」「サングライトでうねりたい」「とにかくエレボスさんラブ」「今こそ奇跡を堪能したい」など)。統率者戦に詳しくない人はこちらでルールを参照して下さい。考案してもらう際に、いくつかの注意点も記載しておきます。1,実際の試合は多人数戦と1対1の対戦をどちらも想定します。「多人数戦で強い」などのカードチョイスには注意。2,あくまでカジュアルです。一撃必殺のコンボ特化など、ガチで勝ちを目指すものではなく、ファンデッキを目指してください。(例えば「統率者をキキジキにします」とか「メリーラにします」はかなりアウト)。3,前項のルールにより、サーチカードなど「デッキの平均化」を目指したカードは、アウトではないですが、あまり推奨されません。

②プランを提出してもらったあとは、私が自宅で延々黙々悶々とカードを選別します。所持カードはおよそインベイジョンからなので、それ以前のカードはご遠慮下さい。「Sol Ring」なんかは以前買った統率者デッキに入ってるけど、まぁ、入れないかな。

③大体11月末を目処に、私がチョイスした各々のカードの束を、各プレイヤーにお渡しします。統率者デッキは100枚ぴったりですが、最低でも倍以上の枚数のカードを渡すことになると思います(やってみないとどうなるか分からないが、300になるか、400になるか……)。それらの「デッキの素」から、各自、自宅でデッキメイクの宿題をこなして下さい。多分、嫌だって人はいないでしょう。年末を目標に、各人の100枚デッキが完成するって寸法です。

 

長くなったけど、以上。

 




    AL SE TH SA ME CH 

AL  ー  ◎  ×  ×  ○  ◎  3ー2 3

SE  ×  ー  ○  ×  ○  ○  3ー2 4

TH  ○  ×  ー  ×  ◎  ○  3ー2 2 ○

SA  ◎  ◎  ○  ー  ×  ○  4ー1 1 

ME  ×  ×  ×  ○  ー  ◎  2ー3 5

CH  ×  ×  ×  ×  ×  ー  4ー1 6 ○

 

 

1位 【Sangriter】 アブザン <龍鱗の儀式 マー=エクの夜刃 先頭に立つ者、アナフェンザ

 早くもこの位置に帰ってきたマスターオブニクス。今回のデッキはアブザンカラーであるが、相変わらずアブザンというよりも「その色のクリーチャーが集まったもっさりした何か」である。試合前に話していた通り、結局この環境はそういう形が「強いデッキ」なんだろう。クランごとの性格なんて、能力で決まるんじゃないのさ。今回のデッキは、各方面から「砂塵破デッキだろ」と言われていた通り、やっぱり砂塵破があることで取れたゲームが多いようだが、その他の部分もアブザン的中速、ゴルガリカラーをベースに手堅い仕上がり。前回注目を浴びた「雪花石の麒麟」が2枚あるし、稀にアブザンボーナスに貢献することが出来た「龍鱗の儀式」×2も相変わらずの強さで要所を締める。また、個人的に注目したいのは「挑発の咆哮」。もちろん、強いカードなのは分かっちゃいたが、普通のルアー系スペルと違い、中盤で「除去」としてさっさと使っていけるのがこのカードの強み。今回のデッキでは「クルーマの盟族」の力を借りて「除去+それなりのダメージ」を稼ぐ展開が見られ、もっさり環境の中で言いアクセントになっていた。あ、あと単に3マナ4/4のおばちゃんとかもいたよ。神話だから強い……よね。

 

 

2位 【Thraxi】 スゥルタイ <不気味な腸卜師 わめき騒ぐマンドリル よろめく従者>

 2週続けてのスゥルタイは、まさかの2週続けて同じレア1引きってのも理由ではあるが、ぶっちゃけ決め撃ちである。前回までの通信で「どうせ探査なんて単体で立脚できるギミックじゃないんだし」と何回か書いていたのだが、ふとオフトゥンの中で「本当にそうだろうか?」と思ってしまったのが事の起こり。「なりふり構わず探査以外考えないデッキ」を組んだらどうなるだろうか? それを試してみたのである。指針は簡単。カードの優先順位を決めて、①とにかく「探査」って書いてあるカード全部②そのサポート。主に「テイガムの策謀」と「境界の偵察」が安く引けるだろうから、2週目あたりを視野に。③あとは軽めの除去、トリックなど、使った後に墓地に溜まりやすいカード。この方針でピックを続けた結果、「よろめく従者」×3のデッキがご存じの通りの回り方になったわけである。結論を出すには早いかもしれないが、結局「探査だけのデッキ」はやはりキツイ。今回はかなり安定して4ターン目までに「よろめく従者」を出せるデッキになったが、やっぱりそれだけの話で、守りは堅いが、殴りは弱い。「スゥルタイのゴミあさり」があれば良かったとも言われるが、その場合には結局地上防御が不足して負ける展開だろう。「宝船の巡航」が1枚も出なかったことは誤算だったが、そこを埋めたところで限度はある。今回勝ち越したのは、どっちかっていうと「ラクシャーサの秘密」×3によるハンデスコントロールデッキとして回ったからだし。一応の利点はカードの安さで、今回はなんと、レアが1引きの「腸卜師」だけ、アンコモンも「死の投下」「無情な切り裂き魔」の2枚のみ。残る24枚は全部コモンである(45枚デッキだからね)。1引きでスゥルタイ系の鬼強いカードを引いた時には、案外こういう「安い」デッキ構築で爆弾を狙ってみるのはありかもしれんよ。

 

 

3位 【Alessi】 ティムール <ティムールの魔除け 龍の眼の学者 雪崩の大牙獣

 着々と「使ってない色」を攻める事に成功しているのがこちら。ただ、単に声高に「やってないクラン」を探しているから目立つだけで、他の面々の大体5つのクランを持ち回りで体験している状態は一緒である。5色→スゥルタイ→スゥルタイとかやってる俺がおかしいだけで。そんなわけで、ジェスカイ→マルドゥと来て今回はティムール。カードの流れ的にやや厳しいかと思われたカラーリングだが、幸い1パック目の割と遅い手番で引けた「秘密の計画」のおかげで「変異デッキ」という骨格が出来上がる。ここに投入されるのは「僧院の群れ」×2「龍の眼の学者」という圧倒的タフネスの壁軍団。序盤は変異乱打でとりあえずダメージを稼ぎ、中盤、相手が盛り返すところを壁で凌ぐ。最終的にはティムールのファッティゲームに持ち込んでフィニッシュだ。きちんと「今までやってないデッキタイプ」を堪能してるあたりは、初志貫徹出来て立派ではあるな。「僧院の群れ」みたいなカードって今後も人によって評価が分かれそうだから、案外環境を推し量るキーパーツになるのかもしれん。

 

 

4位 【Serra】 スゥルタイ <死者の王、ケルゥ ティムールの軍馬 霧炎の織り手>

 こちらは1引きレアからのスゥルタイ。基本的には不人気のカラーリングなのだから、「ケルゥ」みたいに独自のギミックを持ったカードのためのデザインはしやすいはずなのだが、今回は運悪く変な決め撃ちしてるヤツがいたので、やや割を食った形にはなっている。すまんな。ただ、こちらのデッキの方がそこまで無茶なデッキメイクを狙わずに普通に「この3色のカードから選ぶ」ピックをしてるだけなので、もっさりごちゃごちゃのこの環境のひな形には近い形なのではなかろうか。2マナ域が果敢持ちの「ジェスカイの長老」、獰猛持ちの「荒野の後継者」などと散っているのもいかにもこの世界らしい。決め手となるのは基本的に中盤以降のフライヤーの押し込み。この世界は「麒麟」や「ジェスカイの風物見」と言った3〜4マナ域の軽いフライヤーが活躍しやすいくらいの空中天国なのだが、そこを更に上から捕食するため、「血蠅の大群」「グドゥルの嫌悪者」「霧炎の織り手」に「スゥルタイのゴミあさり」と、とにかく1体1体のサイズがでかい。上手いことここまで戦場を維持出来れば明確な勝ちパターンは見えやすいだろう。結果的には取りこぼした星の巡りが悪くてこの位置にはなっているが、割と正しいスゥルタイってこっちの方向だと思う。なお余談だが、心配していた優勝回数の、あんた「軍勢」環境で3回も優勝しとる(150号、153号、155号)。当該環境の優勝回数はトップタイやんけ。

 

 

5位 【Mei】 ジェスカイ+黒 <象牙牙の城塞 兜砕きのズルゴ アナフェンザの伝令

 今回は何故か登場したレアのほとんどが多色であり、2パック目、3パック目に出られても「引けねぇよバーカ」というので流されることが多くなった(まぁ、1パック目から流れてた可哀想なクランリーダーもいるが)。中でも、今回は序盤に白・赤が余っていたため、ジェスカイカラーのレアが乱獲状態。そんなところで、当初はアブザンも見ていただろうが、ジェスカイメインにスイッチしたのがこちら。1パック目から赤の軽いクリーチャーをベースに集め、中盤以降は色の合う除去、トリックも。「停止の場」がやたら遅くに2枚も引ける謎のボーナスも発生している。ただ、結局アブザンの残滓である黒を切ることが出来ずに4色になってしまったことで、デッキの安定感は大きく低下、そのために「事故って」負けることが多かったという。もちろん、回りの人間からは「お前のせいだ」の大合唱が響くわけだが、この環境でのマナ勘定との悪戦苦闘はまだまだ続きそうな難題だし、諦めずにベストな形を模索してほしいところである。別に多色土地も多いし、そんなに無茶もしてないし、回るはずだと本人は言うかもしれないが、2,3パック目の中盤以降のピックを大きく土地に割いてしまっているのでねぇ。

 

 

6位 【Sea-chicken】 ジェスカイ <幽霊火の刃 アブザンの隆盛 打ち倒し>

 というわけで、今回の負け組クランはジェスカイである。こちらは1パック目でティムール方向に狙いを定めていたが、2パック目1引きは「アブザンの隆盛」でスイッチを視野に。しかし、その後「飛鶴の技」→「カマキリの乗り手」という、容赦無い回りからの「ジェスカイとか知らんし」シグナルに、犠牲にならざるを得なかった。幸いジェスカイとティムールなら2色は合っているのでスイッチはしやすそうだが、ここからデッキ全体のプランまでを見直すのはちょいと難しい。どちらかというと速いデッキを狙ったピックになっているわけだが、更に「ジェスカイの隆盛」まで巻き込んでの容赦無い多色地獄に、速攻ビートは形を成さずに崩れ去った。この感じ、いかにも多色環境で流れに巻き込まれた被災者っぽくて、今後の参考に丁度良い。前回の優勝の後遺症だと思って諦めるしかないな。こっからが真の戦いやね。

 

 

今回のピック表

 

 【Sangriter】(白緑黒)→【Alessi】(緑青赤)→【Mei】(白赤青黒)

                        

 【Thraxi】(黒青緑)←【Sea-chicken】(赤白青)←【Serra】(黒緑青)

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