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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ヤバ最高だろ、第9話。積まれ積まれてぶっ壊す、この感覚がやめられない。

 ストーリー的には前回の延長線上。江ノ島の野望が具体的に回り始め、それが77期生グループをどのように蝕んでいくか、という過程が描かれている。しかし、その実体は「クラス全体を」侵すようなものではなく、中心となるターゲットには今回のサブタイトルの通り……雪染先生が選ばれた。全ての希望を産みだした彼女こそが、江ノ島が攻略すべき第一の対象。そして、彼女が崩れれば全てが崩れてしまうことになるのだ。

 というわけで、前回の「江ノ島&カムクラ&狛枝&七海&雪染」というオールスター揃い踏みのステージ。雪染先生の指示で七海は狛枝を連れて一旦退場。江ノ島はこの2人の脱出をあっさりと認めたが、その理由は大きく2つ。1つは彼女らが語っていた通り、「雪染を救うためにクラスのみんなが戻ってくる」という展開が想定出来たため。むしろ彼女は、クラスの連中を全て引き寄せるための撒き餌みたいなもんだった。そしてもう1つ重要な2つ目の理由として、おそらく彼女はこの時点で狛枝という男の本質を見抜いている。より練度の高い絶望にたたき込むためには、彼を放って様子を見た方が面白いという考えもどこかにあったのではなかろうか。

 こうして雪染の、そして学園の危機を知ったクラスの連中は、揃って敵の腹の中に突入することになる。狛枝も認める「超高校級の希望」の集まりと言われる仲間達なのだが、冷静に見てみると、武力としてカウント出来るのって終里・弐大・ペコ、(あと一応田中?)くらいなんだよな。どう考えても花村とか使えねぇだろうに。実際、狛枝に「死ぬよ」と脅されて日和る連中もいたのだが、七海の叱咤によって全員が覚悟を決めた。その中には「超高校級の詐欺師」であるアイツも含まれており、ついに正体を明かしたアイツは何故か石田彰ボイスである。その声、やっぱ地声なん? こうして、正体を現した詐欺師、ペコちゃん、狛枝って並ぶと……ラミエルにくらいは軽く勝てそう。

 七海が雪染のことを思い、そしてカムクラへと変貌した日向を心配してクラスメイトを叱咤したのは非常に分かりやすい心理状態だが、さて、この時の狛枝の思惑とは一体どんなものだったのだろうか。彼は江ノ島・カムクラという規格外の人間にぶち当たり、こっちはこっちでその器を見定めた様子。太鼓判を押す「希望」の集まりですら、彼女たち2人に太刀打ち出来ないという。そんな状況で「希望」を愛する狛枝はクラスメイトに待ったをかけたが、最終的には乗り込むことになったみんなに対し、「実は試していたんだ」と本心(?)を打ち明けた。彼は、果たしてこの仲間達が江ノ島に勝てると思っていたのか、それとも、絶望による変成を望むが故に、わざとぶつけて様子を見たかったのか。純粋で友達思いの狛枝君のことだし、本心から仲間のことを思っていたと信じたいところだが……。

 鉄火場に乗り込む面々は、途中で弐大と田中が離脱する「ここは俺に任せて先に行け」展開。この2人は中の人のせいもあってジャンプ漫画展開が似合うな。っつうか、田中が見せた十二神将呼び出しのポーズ、あまりにも完璧なパクりでしたやん。ちなみに、今回田中が取ったポーズはペガサスのポーズですが、田中の中の人が演じたことがあるのはフェニックス一輝です。そういや銀魂でも聖闘士星矢パロ回あったよな。つくづく縁のある……いや、どうでもいいけど。そんで、残りの連中は地下へと進んで今後のことを思案していたわけだが、相変わらず左右田の立ち位置が微妙すぎて可哀相。「田中『も』やるときはやるやつです」って言ったのにソニアに「田中さん『は』やるときはやる人ですよね」ってかえされるのがあまりに不憫。今作における左右田は、完全に「ソニアにいじめられる人」っていうステータスしか活かされてないよな……。そして、一致団結して明るい希望が見えたかに思われたところで……絶望の因子は紛れ込んでいるのだなぁ。蜜柑ちゃん、すでに染まってますからね。七海という大きな「希望」を前にして、さっそく前科を1犯稼ぐ模様。この作品の重要なポイント、「エロいやつほど悪くなる」。

 一方、残った本物のクラスメイトである御手洗はというと、他のクラスメイトとは一線を画す別な方法で江ノ島に絶望を突きつけられている。暗に「お前が全部悪い」「お前が友達を殺した」とすり込まれ、解放された御手洗。この後何か救いの手があるのかと思われたが、勝手に川に飛び込み、流れ流れてもまだ生存。彼、この後どういう人生行路を進んだらいいの? とりあえずこの後訪れるであろう審判の時を回避したのは事実なのだろうが……この辺りはまだ「未来編」と接続する謎要素が残っていますね。ちなみに、御手洗と別れた後の江ノ島のところには、不憫度120%を更新中の殺されボクサー・逆蔵さんが登場。江ノ島相手にどんだけ気を吐いたところで、「お前に言われてもwww」みたいな哀しい空気しか漂わない。頑張れ逆蔵。もう色々手遅れだぞ。そう言えば、手遅れだったとはいえ、宗方はこのタイミングで江ノ島まで辿り付いてはいたんだな。彼の優秀さを示すエピソードの1つと言えるのかもしれないが、どうしてこの状態から「1」や「2」の状態にまで転げてしまったのか、そのあたりも気になるところだ。この後も雪染先生との付き合いは続いていくんだけども……。

 と、いうわけで、お待たせしました。今回の主役、というか本作2シリーズの主役、雪染先生の大陵辱でございます。もう、最高。あのシーンだけ切り取って延々ループしたいくらい最高。当方、基本的にマゾですが、加虐シーンもものによっては大好物です。圧倒的力を誇った女性が為す術もなく墜とされていく(特に精神的な部分で)っていうシチュエーションが本当に最高。椅子に拘束して洗脳ビデオノンストップとか、今時エロ漫画でもなかなか出てこないベタで味わい深いシーンですよ。そしてまた、この時の中原麻衣の嬌声がマジでビンビン来るやつ。やっぱりこの人に異常なシチュエーションやらせたら天才ですよ。もう、このワンシーンだけでも今回は大満足でした。

 さて、雪染先生は残姉ちゃんの適当な脳クチュクチュによって本当に洗脳されてしまったんでしょうか。むくろちゃん、天才だけどアホだから、まだ抜け道はある気もするのだが……。改造後の雪染先生の魔の手が真っ先に迫ったのが七海という運命の悪戯もたまらないところ。オープニング明けの提クレではあれだけ素敵な笑顔を見せてくれた雪染先生だったのに、ラストシーンの笑顔の後ろに被せられたのはサブタイトルの「雪染ちさは笑わない」。ラストの提クレバックには、その張り付いた笑顔が残っている。彼女は笑っている? それとも笑っていない?? 間違いなく言えることは、今作の残りの話数は、全て雪染先生のためにあるということだ。さぁ、絶望を。

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