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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「牙狼 -VANISHING LINE-」 5→5

 オチわろた。まぁ、これでこそソードだな、って感じですけどね。割とあっけらかんとして見ていられる作品のテイストは、ソードの性格に依るところが大きかったのでありがたかったです。どうしても薄暗い画面の中でズブズブ沈んで行きやすいシリーズなのでね。

 ぼんやりとみてるだけの人間としては、これまで放送されてきたシリーズの中では一番好きだったかもしれない。毎度毎度同じ牙狼をテーマにしながらよくこれだけテイストの違う作品になるな、と感心するが、設定をひねっていた第2作から翻ってシンプルになった部分と、裏側で余計にややこしくした部分の二面性があり、ハリウッド大作的なアメリカンな味は分かりやすく、最終的に電脳世界のお話が絡んでくる部分はきっちり表現しようとすると案外難しい。この2つのテイストを、MAPPAの誇るCGワークで強引にまとめあげてしまおう、という方向性は割と効果を発揮していたのではなかろうか。

 まぁ、「電脳もの」としては流石に陳腐な部分が多いのでそこまで盛り上がりがあったというわけでもないのだが、結局王道ストーリーにまとまっていくのは作品の性質上しょうがないところだろう。クライマックスあたりはもうお話がどうこうよりも気合の入った作画部分でのアクの強さを楽しむ作品だと割り切ったほうがいい。最近はああいった「ラフに見せた入魂作」みたいな演出方向も各スタジオが作れるようになってきているが、あれだけの長回しで大見得を切って大胆に見せられるのは、やはり特撮畑との接点がある今作ならではと言える。別に毎年見たいってわけでもないが、数年に一度、こうして「今回はこのあたりの技術が進歩してますよ」というのを見せてくれる作品としてはちょうどいいかもしれない。

 また、もう1つのこだわりであるキャスト面での手心もシリーズファンには心憎い。特に今回はレギュラーメンバー(?)が全員敵サイドに回って癖の強い立ち回りを見せてくれるのが楽しい。個人的には業界一の愛されキャラ、賢雄さんの飄々としたキャラ作りは敵でも味方でもやっぱり頼もしくて好きですね。他にも朴璐美姉さんの謎の二役とかね。「今回はレギュラーの人たちが敵サイドに回るので敵でお願いします。それはそれとして、せっかく釘宮ボイスの妹がいるんだからそのお兄さんもお願いします」みたいにして謎の錬金術つながりで二役を任された可能性がありますね。とりあえず、これで次のシリーズには敵キャラのくぎゅが見られるようになるかもしれません。そんなルールあるかどうかは知らんが。

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