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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「最果てのパラディン 鉄錆の山の王」 ―

 まだまだ終わらない続編アニメの波、そしてなろうの波。まぁ、今作はなろう軍の中ではだいぶ印象がいい方の作品ではあったけども。

 1期の放送は2年前。ただ、例によって並み居るなろうストリームにもまれてしまったせいであんまりディティールは覚えてない状態。一応、「なんか印象は悪くなかった」ということは覚えているし、独特だった序盤の子育てパートと、3英雄との別れまではかなり印象がよくて覚えてる度合いも高い。ただ、確かそこから人里に出たあたりで「最果てって言ってたけど、普通に人がいるんだな……」などとちょっと想定とズレた展開になってしまい、後半パートでどんな物語が展開したのかは本当に覚えていない。今回1話目でちょっとだけ復習してくれたおかげでエルフ青年・メネルくんに関しては「そうそう、こいつがいたんだっけ」と思い出せたが、今回ず〜っとメインで描かれてた耳長少女吟遊詩人については「……いたっけ?」とマジで思い出せず、おかげでせっかくの導入も上の空になってしまったのは申し訳なかった。最低限の復習をこなしてから視聴する時間的余裕があればいいのだが……。

 でもまぁ、そうして「かなり忘れてる」状態ではあるが、やっぱり印象としては「悪くない」というのが継続している。個々の要素をあげようと思えばあげられるんだろうが、ざっくりと印象だけで言ってしまえば「ちゃんと世界を作ろうとしてくれている」感があるんだよね。あんまりあくせくしてないというか、設定のための設定に溺れていないというか。少なくとも1話目時点で明確に目標が定まっているわけではないが、それだけに主人公・ウィルがどのような人物であるかがゆっくりと伝わってくる導入になっているし、歌う少女・ビィのキャラクターも、「学院」とやらのじいさんも世界に根付いた上で、優しい空気を提供してくれている。ストーリーを紡ぐ原作者がちゃんと考えていることの表れでもあるし、アニメスタッフもそんな空気をなんとか画面に出してやろうと頑張っている証左なのではなかろうか。

 この2年で何故か制作体制は変わってしまっており、監督も変わったし、スタジオも別なところになっているみたいだが、元のスタジオがBilibili傘下の中国資本のスタジオだったところからOLMとサンライズ傘下に変更されている。まぁ、1期目のノウハウは引き継がれているように見受けられるので、そんなにピントのズレたことはしないと思う。今度こそ、ちゃんと世界に浸れるようにゆっくりと見守りたいものだ。

 

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○「盾の勇者の成り上がり Season3」 ―

 2作品続けて「結局ね、世の中お金なのよ」みたいな話が続いて辛いっす。いやまて、でも現代を舞台にしたプリキュアで経済的な話をするのはしょうがないけど、なろうファンタジーでチート無双してた勇者がいまさら金の話であくせくするのはどういうことやねん。

 というわけで3期目ですが、2期目の時点でタガが外れてお話がどっかに行っちゃった感が強くて、正直追いかけられてない状態です。3期に入ったらさらに絶望やろ、と思いつつも一応視聴してみたら、どうやら2期で襲いかかってきた「異世界の異世界の何か」は討伐したとのこと。それでまた1期の頃の話に戻ってくるってんならギリギリ追いかけられるような気もしたんだが、1期の頃に散々苦しんでいた「波」とやらについては「まだなんやかんやあって止まってます。代わりに、別な脅威の2体目が出てくる予定だったんだけど、なんやかんやあって時間的猶予は得ました」とのこと。「なんやかんや」が多すぎてやっぱり分からん。主人公以外の「他の勇者」の存在も、確か1期時点で他にムカつく奴らが3人いて、その3人との関係は割と雪解け気味、みたいな印象はあったのだが、異世界の異世界に飛んだ時の「追加でめっちゃ勇者います」みたいな状態が解消されたのかされてないのか、その辺もよくわかってない。

 結局さ、最初に設定したタスクだけだと長期連載が継続できないとか、それだけだと単調すぎて話が作れないとか、そういう理由で後付けのタスクがどんどん出てきてて、それが世界設定を崩壊させないようにさらにガチガチに設定まみれにしてお茶を濁してるもんだから、不安定な足場に違法建築を続けてるような状態なんじゃないかしら。まぁ、単にこちらが不真面目なだけで、真面目に視聴してるファンからしたら「何も難しいこと言ってないし、すっきりとのめり込めるシナリオラインだろ。頭スポンジか?」とか思われるかもしれませんけどね。いやぁ、でも今更主人公たちの冒険をハードモードにするための設定が「こないだのボス戦で呪いを喰らったからパーティみんなのステータス半分になったわ」は流石にどうなんだ……。

 まぁ、ステータスは半分になってもフィーロの可愛さは変わらないから良しとしておくかぁ。ラフタリアも可愛いっちゃ可愛いけど、どうせだったら以前のロリバージョンの方がよかったな。可愛さだけで視聴を続けるかどうかは分かりません。緒方賢一がこんなに喋るアニメ久しぶりに見たんだが、正直、そろそろきつくなり始めてる気はするな……彼が引退したら困るアニメ第2位かもしれん(第1位は当然どこぞの名探偵)。

 

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○「キボウノチカラ〜オトナプリキュア '23」 5

 「やりたいことを信じてやり続ければきっと夢は叶う」とおっしゃっていましたが、それでは「やりたくないことを何がなんでもやらないように逃げ続けた人生なので、結果的にだいたいやりたいことだけやってきた」大人はどうなるのでしょうか? 教えてプリキュア! ちなみに、答えが「先細りの人生」なのは既に知っていたりする。身をもって示してるから!

 暗い話から入ってみましたが、そりゃそうでしょ、「大人って、暗いよ」っていうスタートだったんだもん。どうしても「大人」を描いた作品ってこういう展開になりがち。いったいどういう経緯でスタートすることになったのか、謎が謎を呼ぶ新プロジェクトがいよいよスタートした。「大人プリキュア」というコンセプト自体は分からんでもない。既におジャ魔女で1回「未来の話」はしているのだし、数多あるプリキュアから「未来編」を作ろうという発想自体は理解の及ぶところ。ただ、なんでそれががっつり地上波放送されることになり、しかも朝日系列局じゃなくてNHKでスタートしたのかはほんとに謎。裏でどういう動きがあったんでしょうね? 東映主体の動きなのは間違いないだろうが……最近のNHK、アニメ文化に一石を投じすぎである。

 さておき、いちプリキュアファンとして今作をどう観るか、もしかしたら気にしている人もいるかもしれないが、残念ながら私は「よぅ分からん」が正解。どっかで書いたと思うけど、私のプリキュア歴のスタートはハトプリからなんですよ。今作の元となった「プリキュア5」は今でも根強いファンがいた人気シリーズだということは知識としては知っているが、中身はマジでほんとに知らない。いや、一応メンバー構成くらいは知ってるけど、具体的な人間関係とか中身については、調べるだけ調べて本編を見ないってのも失礼だろうと思い、一切情報を入れていない。おかげでそれぞれのキャラの特性もよく知らないし、2年にわたるドラマの中でどんな展開があったのかもしらないので、今作を見る時に「どこまでが元ネタ準拠のファンサービス? 私は何をベースに見たらいいの?」という、「知らない奴の劣等感」を感じてしまう状態になっているのである。こればかりは本当にどうしようもない。

 ただ、そうした状態が極端に苦手な私は視聴しないという判断もできただろうが、今作については一応視聴したいと思っている。これは単に、「大人プリキュア、どんなもんじゃい」という好奇心が勝ったからだ。幸か不幸か、1話目は本当に「大人になったプリキュア、こういう感じの展開になるだろうなぁ」という想定からはみ出ないシナリオラインだったのでほとんど違和感なく飲み込めた。ただ、ここからさらに「プリキュア」にしていくにはどう展開するのかは全く予想もつかないが……これ、流石に変身せずに終わるってことはないよね? ただ、変身するにしても、再びロリに戻してから変身するのか、それともOLたちが堂々とコスチュームを着ることになるのか……まぁ、コンセプトを考えると後者だよなぁ。やっぱ純粋にその辺の興味があるわ。こうなってくると、むしろ原作に思い入れがない状態ってのはむしろプラスかもね。どんな展開になっても別にダメージがないからさ。ただまぁ、「大人、大変だけど、精一杯生きてるよね」みたいなことを重ね重ね描写されると、冒頭の嘆きみたいなダメージは蓄積するけどね。そうでなくても、今週の流れみたいに「結局大人社会は金がなかったらどうしようもないで」という現実に打ちのめされて膝から崩れるかもしれないけどね。あれ? どっちにしても詰んでない? 大人=詰み盤面?

 とりあえず制作側には心に優しい展開をお願いしておくとして……改めて見ると、やっぱ主人公・三瓶由布子、相方に竹内順子ってとんでもねぇ配置だよな。当時のキャスティングスタッフもよくこの布陣で決めたもんだな。ほんで料理屋のあんちゃんの声もおんなじだし……。プリキュアがさ、ちょっと良さげなパスタディナーで白ワイン飲んでたら、もう我々はどうしようもないよ(何が?)

 

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○「カノジョも彼女 Season 2」 ―

 カノカリが終わってカノカノが始まりました。このマガジンラブコメストリームの流れをまとめておくと「20年夏 カノカリ1期→21年夏 カノカノ1期→22年夏 カノカリ2期→23年夏カノカリ3期→23年秋 カノカノ2期」である。……何かの儀式かな?

 まぁ、こうしてまぎらせてると風物詩みたいに見えてしまうが、今作だけで観たら2年ぶり。そしてこちらは何故かスタッフと制作スタジオが変更されてしまっていたりする。元々は桑原智だったんだな。新しい監督はこれが初監督作品っぽいのだが、まーそこまで肩肘張る作品でもないから気楽にやったらいいと思う(適当)。

 いや、別に嫌いなわけじゃないですよ。なんなら「カノカリ」よりもよっぽど好き。普通ハーレムものって主人公のキャラがヘイト溜めがちなんだけど、今作はシンプルに「馬鹿」に設定してくれるおかげで「これをヘイトしてもしょうがない……」って気持ちになっちゃうし、テンション高めのヒロユキギャグがアニメにした時に演出しやすいというか、勢いで誤魔化しやすいテイストなのが助かるね。もちろんこれだって適当にやったらサムくなるリスクはあるんだけど、少なくとも前クールも今回もその辺のテンポと演出はハマってるから多分大丈夫。1期で顔だけ出して「参戦するぜ!」って言ってたりえりーヒロインが正式参戦でヒロインが4人となり、さらにぐっちゃぐちゃで適当に転がしてるだけでも1クール終わりそうだな。

 しかし、カノカリでも4人目のヒロインだったりえりーがこっちでも4人目なの、なんの因果なんだろう……。

 

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○「アークナイツ 【冬隠帰路】」 ―

 1期の感想は多分「はえ〜、すっごい映像」だったと思うのだが、2期目となる今回の感想は……「はえ〜、すっごい映像」。

 Yostar Picturesがお送りする自社製品の高品質アニメ。1期同様、画面サイズは劇場版と同じという「映画的見せ方」は継続しており、加えて今作は「5.1ch音声で作ったから、対応してないゴミオーディオでしか聞けないやつは副音声で聞いてや」というとてつもない設定。金の掛け方がある意味でとても分かりやすい。うちのクソ雑魚テレビは大人しく設定を副音声に切り替えたのだが、これ、通常音声で聞いてたらダメだったのかしら。確認が手間なのでどうなるか分からんのだが、このアニメ観てる時だけいちいち音声設定切り替えるの面倒だな……。

 1年ぶりの2期目となるが特に復習などはなしでさらっと話の続き。例によって1ミリも覚えてなかったので一応確認したが、1期はたった8話で終わってラストがぶつ切りだったから、その続きからと言われたらそりゃまぁ分からんわけで。映像作品としてのクオリティの高さは文句なしに認めてはいるが、正直これ以上「何やってるかよく分からない話」を追いかけるのはしんどい気もする……。いや、でも画面はやっぱり格好いい……うーむ悩ましいな。

 ちなみにオープニングがMYTH&ROIDなのだが、曲中で挟まる「OAOAOA」っていうフレーズ(コーラス?)、「幼女戦記」のオープニングの時と同じやつなんだよな。何か重なるモチーフがあったのかしら。

 

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○「はめつのおうこく」 6

 2枠続いてのおっぱいアニメ。いや、この作品をおっぱいアニメに分類したら良識を疑われるかもしれんけども。

 タイトルが全部ひらがなというところから逆説的に不穏な空気が流れている感はあったが、最近じゃ珍しいくらいに真っ直ぐな鬱からのスタートとなった作品。原作はマックガーデン系列の漫画からということなのだが、最近はweb漫画なんかも多いから見たことも聞いたこともない作品が増えてきましたな。そして内容はというと、なろう関係でもちょいちょい触れることがある「科学と魔法の世界」という微妙な存在をそのままテーマに持ってきたようなダークファンタジー。魔法がいつの間にやら廃れて科学に取って代わられている世界はいくつか見てきたが、その時代の移り変わり自体に「痛み」を与えて物語に落とし込んでいるところが新しい。この設定なら間違いなく「どのように科学と魔法が共存し、どのように淘汰されたのか」という部分に触れざるを得ず、これまで見てきた中ではおそらく一番きちんとその存在について考え、描こうとしている作品である。「科学」の側面を見せる時にスマホってのは超便利なアイテムで、作中の王様も言っていた通り、「誰もがスマホを持っている」っていう描写は、これ以上ないくらいに「科学が征服した世界」を体現している。

 「科学と魔法」というテーマについて個人的に思っていたことがあったのでせっかくの機会だから触れておくと、「魔法が存在していた世界」というのは、基本的に「科学」という別次元の技術体系は伸びにくいと想像している。魔法のおかげで既に便利だから科学が必要ないという側面もあるが、いざ科学を研究しようとした際に、そこには間違いなく科学が及ばない領域としての「魔法」が存在している。何を研究しようにも、何を開発しようにも、科学の及ばぬ「魔法」があまりに身近に存在してしまえば、その認識自体が科学研究を阻害し、「魔法すらも解明できないような体系」の存在を否定してしまうような気がするのだ。今期だと「陰の実力者」なんかが「科学と魔法の共存世界」なのだが、ああいう世界の技術者たちはどこに線引きして自分たちの生業を見据えているのか気になるところですね。

 話を今作に戻すと、今作における魔法は「魔女」の特権であり、一般市民は使うことが出来ないようである。だからこそ反骨心というか、魔女に一方的に支配されないための技術として科学が進歩する余地があったことは理解できるし、さらには「魔力抑制」の技術まで開発しているということは、この世界の科学は魔法に「届いて」しまったのである。そこにどんな革新があったのかはまだ分からないが、世界の成り立ちとしては納得できる部分が多い。あとはそうして科学が「乗り越えて」しまった世界で、魔法を手にした主人公がいかにして世界に復讐していくことになるのか。なかなか気になる筋立てではないか。

 監督が元永慶太郎氏ということで、1話目はキャラデザもガツンと決まった上で演出もまとまっていて期待感を抱かせるスタートになっている。ただ、1つだけびっくりしたのは、なんと映像制作はあの横浜アニメーションラボだそうな。「あの」と言われてもピンとこないかもしれないが、かつては「禍つヴァールハイト」で私を涙に沈め、直近では「聖者無双」でストレス値をマッハにさせた罪深きスタジオ。そんなんだから期待できないだろうという予断もありつつ、1話目の映像は文句なしで良品質であった。これは期待していいのかどうか……。

 出来ればこのまま逃げ切って欲しいんだけど……途中で力尽きないでくれ。頼むから。まぁ、万一力尽きてしまった場合には「1話で素晴らしいおっぱい土下座をありがとう」という思い出だけで評価しておこう。胸糞悪い話をしっかり胸糞悪く描けるのは大事なこと。おっぱい土下座、国王の行動はどないやねんと思うけど、あれはあれで納得いく構図だし、性癖にブッ刺さったので僕は好きです。お願いだから石を投げないでください。

 あと、あの角度で機関銃を斉射したら絶対にオーディエンスにも死傷者が出たよね。

 

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○「アンデッドアンラック」 6

 死神嬢ちゃんと不死マッチョ。世の中には触れ合うだけで死んじゃう才能って結構あるもんだなぁ(あってたまるか)。

 というわけでジャンプ漫画の新作アニメ。当然のように原作未読だが、こちらのタイトルはいろんなところで「ジャンプの看板クラス」として漏れ聞いていたので、「ようやくアニメ化か」という感じ。ただ、同様に「ずっとなんか聞いたことがある名前」だった「マッシュル」がアニメとしては見事に大外れだったので、「ジャンプの人気漫画」という看板に対してもやや警戒感強めでの視聴。その結果、ありがたいことに出だしは悪くなさそうで一安心である。

 制作がdavid pro、監督が八瀬祐樹氏ということで「炎炎ノ消防隊」と同じ座組みでの本作。「炎炎」もだいぶクセの強い作品ではあったが、こちらの作品もジャンプ漫画という割にはけっこうアクの強い性格のようだ。ジャンプってSEXって言葉はセーフなんだっけ? まぁ、富樫や荒木先生は普通に使ってた気もするから言葉だけなら問題なしか。流石に描写を実際に入れるわけにはいかんだろうけど……それにしてもヒロインがエロすぎるようにも見えるが……ここまでダイレクトおっぱいで、しかも散々に動き回るキャラなんて青少年育成によからぬ影響ばかりだろうに……と思ったが、冷静に考えりゃ発行部数ダントツの看板漫画の女海賊の時点で既にアウトだし、まだまだジャンプは少年たちの強い味方なのかしれませんね。

 アニメについても、そんなけしからんヒロインとさらに倫理上問題がある主人公の2枚看板の押し出しが非常に強く、ドタバタした掛け合いに終始した1話目は息つく間もない濃密な時間。「こんだけ無茶苦茶する不死の主人公とか出しちゃった時点で今後のバトル漫画としてどう展開するつもりなんや」とかいう不安はあるものの、現状でちゃんと打ち切りにもならずに続いているようなのできっと筋立てにアイディアはあるのだろう。今後も似たレベルでのトンデモ能力者が大挙するのなら、このぶっ飛び気味の1話も問題ないのかもしれない。問題があるとすれば、こんだけダイレクトに「死」の描写が多いといくらなんでも夕方枠ではやりづらく、結果的に深夜アニメに回されちゃうことくらいだろう。あれ、でも「DEATH NOTE」ってゴールデンタイムに放送してた気もするな……結論:ジャンプにおける死は純粋にエンタメ。

 そこそこの期待感で追わせてもらうつもりだが、例によって中の人に触れておくとヒロイン役の佳原萌枝の名前はどっかで観た気がしたが、なるほど「処刑少女の生きる道」でアカリ役だった子か。ハイテンションでの回し方も面白いし、声音にちーさまとか天さんみたいな「なんかちょっとイラッとさせるくらいの愛嬌」がある。今後続々変なキャラが出てくるっぽいので、全力でのツッコミ芸に期待しよう。

 

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○「ビックリメン」 4

 素直な感想を言うなら「なんやこれ」ですね。意味がわからん世界観で意味がわからん話が始まって、意味が分からんまま終わった。

 まず、「ビックリマン」については一通りの知識はあるものの、そこまでハマった経験が無い。世代的にはギリだったのだが、どっちかというと兄がハマっており、だいたい年上の兄弟がメインでやってることに弟ってのは付き合わされるばかり。主体的に楽しんでいるとは言えない状況だった。あと、これはほんとにどうでもいい自分語りになるのだがどうしても忘れられないエピソードが1つあるのでそれも書いておこう。

 詳細は忘れちゃったんだが、ビックリマンっていろんなところでリバイバルというか、再生産されてんのね。最初のブームの流れの中にあったのかどうか分かんないけど、ビックリマンチョコ以外に「ビックリマンアイス」ってのがあってさ。そっちにもシールがついてるのさ。そして、何故か分からないけど復刻版みたいなシールが入ってて、なんとびみょーにチョコのシールとデザインが違ってたんだよ。幼い私はそこから出たシールを見て、「おっ、新しいシール、こっちの方が前のやつよりいいやつなんじゃないの?」と思い、兄がせっせと集めてファイリングしていたアルバム(当時はアルバムにシールをコレクションしてる子供が多かったのよね)から、当該シールを取り出し、自分で当てたアイスのシールと交換しておいた。「更新」したんですね。オチは想像できると思うんですが、そりゃもう兄がキレて。もと合ったシールを捨てちゃったのも最悪でしたね。今なら兄がキレた意味はもちろん分かるんですよ。MTGのカードで言えばせっかく旧枠版でコレクションしてたのに新枠が出たからそっちに入れ替えたみたいなもんで、「どっちが価値あると思ってんねん」って話ですよね。でも、幼い私は自分の何が悪いのかもさっぱり分からず、理不尽に怒られたことに痛くショックを受け、それ以降、シールに触れなくなっちゃったんですよ。ちっちゃい頃から問題ごとしか起こしてないな、俺。

 閑話休題。まぁ、それくらいの接点なのがビックリマン。アニメも当時は色々やってたはずだが幼少期はアニメをあんまり見ない子だったのでノータッチ。当然「ビックリマン2000」とかになると何一つ知らない状態。今回のアニメは旧版の「ビックリマン」がベースになっているので個々のシールに見覚えがあるし、神帝シリーズなんかも一応認識はしてるんだけど、「それをモチーフにした何者かのキャラがふつーにコンビニでバイトしてる」世界はよく分からない。その世界ではビックリマンシールが強迫的なまでに人気を博していて争奪戦が起こるレベルで、何故かそれをめぐっての悪の結社みたいなところと正義サイドの対決があるっぽい。そこにはビックリマンキャラの転生した姿みたいな連中が、実際にシールを武器に変身して戦っているが、どうやらヤマト王子はまだ何も知らないらしい。……ね? 意味わかんないでしょ? 何が描きたい世界なんだろう……。

 ビックリマンのすごいところってあくまでシールのコンセプトを開発したことと、それを売るための手法が世相にマッチしていたことだと思うのだが、そんな爆発的なシール人気も何も無い今の世の中で、中身のキャラだけなんとなく切り出したコンテンツが受けるもんだろうか? アニメ自体もあまりパッとしないクオリティで、少なくとも「何も知らない人がいきなり見て面白い」というものではないだろう。なんとなく知ってるレベルの俺がポカンだったわけでなぁ。ギャグならギャグに突き抜けてほしいんだけど、微妙に空回ってる感があるのがどうにも受け入れ難い。このまま刺激が増えないようならノーサンキューだが……。

 ちなみに更なる余談ですが、当時はビックリマンのパク……類似商品で「ドキドキ学園チョコ」っていうのもあって、純粋にお菓子の味で私はそっちの方が好きでした。シールも色々変な工夫が凝らされてて面白かった記憶があるんだけど、そっちはあんま流行らなかったんだよな。

 

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○「ゴブリンスレイヤーⅡ」 ―

 まだまだ続編アニメは出てくるよ。こちらは1期が2018年とのことなので5年ぶり。ということで……。

 なんも覚えてないわ! いやぁ、元々あんまり真面目に観てた作品じゃないのだが、視聴前にネットとかで転がってた画像から得た序盤戦の印象が強すぎて、アニメできちんと1クールやったはずなのにその中盤以降にどんな展開があったのかまるきりさっぱりこれっぽちも覚えていない。うん、確かに中村杉田コンビとかが仲間になってた記憶はあるのだが……結局こいつら、パーティになったんだっけ? そんでゴブリンスレイヤーがリーダー扱いでいいの? ヒーラーの子はかなり懐いてるみたいだから一緒に行動してるのは分かるが……この世界の冒険者ってゴブリンさえ倒してれば生活できるような職業なの? (多分これ、全部1期で出しておくべき疑問だわ)

 まぁ、そんな風に主に自分の記憶力と執着の薄さについて悩みはするが、5年も昔のことを気にしてもしょうがない。久しぶりに見るこの世界も相変わらず変質的な職人魂に溢れており、おそらく新ストーリーで中核を担うであろう「若手冒険者」目線から見た「どう考えても病気やん」みたいなゴブスレの慎重さが怖くてよい。慎重すぎてオレツエーできない人間の声は梅ちゃんが担当するっていうのが5年前からの決まりだし、その病的なまでの入念さに周りのパーティメンバーもすっかり慣れてしまってみんなが浮世離れしてるのはなんとも滑稽な図。ギャグとしてもそこそこいいシナリオなのだが……これが何故か全編通してどシリアスなのよねぇ。最大の売り(?)がレイプシーンだったのよねぇ。改めて、変な作品である。

 

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