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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「最強の王様、二度目の人生は何をする? Season2」 ー 視聴しなくていいのかな、と思って確認したら1クール目は一応最後まで視聴していたらしい……なんでだ俺(1年前のことすら忘れてる時点でお察しだろ)。 というわけで、一応0話切りの要件を満たしていなかったために試聴したが、当然キャラクターの設定などを含めて何も覚えてないため、1話目はだいぶ虚無。いや、そりゃ当たり前なんだけどさ。一応冒頭に設定を振り返ってはくれたのだが、これって確か「何の意味もないやんけ……」って思った空っぽ設定だった。つまり1期時点で虚無だったわけで、きっと俺は悪くない。 まぁ、もう宣言しとくけどこれはギブアップします。一応監督が元永さんだからってのが市長を維持してた理由だったのかもしれないが……。もう、ゴールしなくてもいいよね……。 PR ○「霧尾ファンクラブ」 4 「推し活」という言葉が市民権を得たからかどうかは分かりませんが、立て続けに「病的な推し活」を扱うアニメが登場。みんな、犯罪にならないようにだけ気をつけるんだぞ。 一応ジャンルとしては「学園ラブコメ」になりそうではあるが、どうも様子が違う作品。延々2人きりのキャラクターで繰り広げられるトークは「フードコートで、また明日。」っぽさもあるし、推し活の強さだけみればどこかのうたげさんのようにも見える。「フードコート」ほど画面もテーマも固着化されておらず、「1人の男子に好意を寄せている女子2人」という設定も意外と新鮮だとは思うのだが……。 なんか今一歩刺さらない。いや、「フードコート」も1話目では刺さってなかったしもう少し観てれば馴染んでくる可能性もあるのだが、どうにもネタ回しがまだるっこしいというか、間の取り方がもっさりしている。もっと端的にいうと「視聴中に眠くなってしまった」作品。うーん、別に画面が雑ってほどでもないのだが(ただ、決して作画は良い寄りではない)、変化の乏しい画面はヒキが弱く、トークの展開にしてもその穴を埋めるほどではない。1話目での最大の誘致要因は黒髪の方のキモオタトークみたいな部分だと思うのだが、すでにうたげさんで免疫がついてしまっている我々からすると、「重度の崇拝者」は単体で見せられてもそこまでびっくりするようなもんではない。 あと、これは私のセンサーがダメなだけなのかもしれないが、ネタ回しが「シュールを狙って外してる」みたいな雰囲気がある。一番謎だったのはラストで霧尾が出てきた時の彼の発した言葉で、あれって今後何かに関わってくる伏線だったりするんだろうか。そうじゃないと流石に霧尾がヤベェ奴すぎて、百年の恋だって冷めなきゃおかしいだろ、と思ってしまった。 というか、我々はそもそも「霧尾はそんなに惚れられるべき人間なのか」を知らないため、その「ファン」が荒ぶったところでその心情を追いきれない。福原多聞であれば「アイドルとして日本中で大人気!」だったし、分かりやすいイケメン仕草があったわけだが、今作における霧尾は本当にただの「概念」でしかなく、そこに向けて特大のベクトルを向ける人間の気持ちは理解できない。Aパートで「霧尾と思わせといて霧尾じゃない」というネタ回しだったので「これ、もしかして作中で霧尾は一度も登場しないアルジャーノンなのでは?」と思ったのに全くそんなことなかったし。半端に存在し、半端に不明瞭な霧尾の立ち位置は、今後どのように設定していくのだろうか。 まぁ、一応そこかしこで「栗毛の子の方は実は霧尾が好きなわけじゃなく、隣の友達が好きなだけなんだよ」という匂わせがあるためにここから百合へと展開する期待はあるのだが、果たしてその感情を中心において作られた物語であるかどうかもまだ分からない。もう少しテンポを上げてもらった方が助かるのだが、こればっかりは演出方針次第。馴染んで印象が好転することを祈りたいところ。 ○「氷の城壁」 6 0/7で防衛持ってそうなアニメがスタート。ちなみにどうでもいい知識だが、そこそこの時代まで生き残っていた青の「氷河の壁」は、完全同型で色だけ違う緑の「氷の壁」というクリーチャーが存在していた。これマメな。 などというさっぱり関係ない話題から入ってみたのは、事前にコメント欄でちょっとだけ情報をもらって概要を知っていたからである(関係あるか?)。「正反対な君と僕」と同じ作者さんの漫画が立て続けにアニメ化。「正反対」は7月に帰ってくる予定なので、実質3クール連続で同一作者の作品が放送されるというのはなかなか珍しい事例かもしれない。 事前に情報を聞いていたせいでどうしても「正反対」との比較にはなってしまうのだが、まぁ、絵柄の類似があるから知らなくてもすぐに気づいてはいただろう。そして作風に関しても、当然ながら通底するものは間違いなくあり、純粋に合う合わないだけで言えば「合う」方の作品だと思われる。細かい会話の台詞回しとか、ちょっとしたところで「楽しいな」って思わせてくれるのはありがたいですね。 その上での差分としては、まず物語としては「正反対」と違って明確なネガ要素が存在している。主人公の小雪さんは中学時代にいじめられた過去があり、それが理由で現在は「城壁」を作ってしまっているという設定。どこかとぼけたところもあり、そこまで頑なな「壁」ではないものの、ラストの描写を見る限りではタイトル通りにこれがキーになってくるのは間違いないだろう。加えて、悪い人間が1人もいなかった(平とか東まわりの男連中は置いとくとして)「正反対」と異なり、こちらは小雪の中学時代の同級生はもちろん、町ゆくナンパ男など、明らかに「悪いやつ」として描かれるキャラも存在している。まぁ、善悪がスパッと分かれてた方が物語は見やすくなるわけで、そうした道具立てを使わずにあれだけの心情劇を作り上げた「正反対」がすごかったという話ではある。 今作は時系列で言えば作者の処女作にあたるもので、よりシンプルな見せ方になるのでその辺りの肌触りはだいぶ違ってきそう。絵柄の方の特徴であるスヌーピーみたいなデフォルメも共通要素ではあるが、「正反対」の鈴木さんはあのフォルムを自由自在に駆使して見た目のバリエーションで楽しさを提供してくれていたが、こちらの作品の場合は明確に「ここはとぼけた雰囲気を出したい」という時に切り替わるデフォルメ。これもまた分かりやすい描写方針。総じて、より分かりやすくまっすぐなドラマ展開がここから構築されていくんじゃなかろうか。 アニメーションとしてはラパントラックと張り合うのはなかなか骨だぞ、と思っていたのだが、幸いにも今作を担当するスタジオKAIも自力では負けていないスタジオ。1話目の状態もよく、すんなりとこのキャラデザに入り込むことができた。監督のまんきゅう氏はどうしてもショートアニメの印象が強いが、ここ最近はちょっとずつ通常枠のアニメでも監督をやるようになっており、取り立てて問題はなさそう。是非とも、2作品続けての成功を祈っております。 ○「Dr.STONE SCIENCE FUTURE(第3クール)」 ー いよいよ辿り着いた最終章。長かったねぇ。千空たちの旅路も、我々視聴者の道行きも。 というわけで、泣いても笑ってもこれが最後。月へ向けての最後の冒険が幕を開けた。アニメ1期からだと7年間。漫画のスタートから数えれば実に10年近くの道のりである。思えばほんとに遠くへ来たもんだ。本作はずっとトムスが制作を続けており、多少のスタッフの変更はありつつも、ほぼ変わらぬクオリティで安定した品質を保ってきた。「ヒロアカ」ほどの力の入れようではないにしろ、そこに妥協は無く、ゴールまで辿り着けたのなら立派な成果物である。なんだかんだで毎シーズン刺激も絶えず、特にこちらの第2クールに関しては劇的なドラマの展開もあり、改めて今作のパワーを見せつけられた形。無事に最後まで見届けられそうで、本当に感謝以外の言葉はない。 作中世界でも千空とゼノという2大科学者の連携は素直にアツい展開で、今作ではお馴染みの爆速発展もこの2人がいるならしょうがねぇってんで説得力が増している。いや、それでも無茶苦茶には違いないのだが……今更そんなとこを突っ込むような作品でもあるまい。そして何より、1人だけ「凪のあすから」状態のスイカの可愛さといったら。ちゃんと成長して周りと目線が合うようになってて、彼女を見ているだけでも感慨深いものがあります。 私は原作を途中で止めているので結末がどうなるかも知らない。ここまできたら多少グダっても文句をつけようとは思わないが、是非とも「相応しい」ゴールを目指してほしいものだ。 ○「ようこそ実力至上主義の教室へ 4th Season」 ー まさかの初回4話放送というフリーレンもびっくりな形態でスタートする話題(?)作。CMを極限まで削って1時間半で4話を捩じ込んだのは、それだけする価値があると製作側が信じているということなのだろう。まぁ、4期も続いている時点で人気作品なのは明らかなわけだが。 しかし、残念ながら私は今作の面白さはさっぱり分かっていないというのは引き続き変わらない事実である。それでも3期も観続けていたのは「どこかで面白くなるのかも」という可能性にすがりついているという理由が1点、そして、何かもう1つくらい、私自身が認識していない「面白くないと思ってるけど気になっちゃう」要素があるのかもしれない。一応、今回一気にまとめて4話分を視聴したことで以前よりも理解はしやすくなったと思う。いい具合に話も切り替わりの時期だったし、今期から改めて見直していければいいとは思っている。 ただ、やっぱりピンとこない要素の方が強くてなぁ。4話放送と言われたものの、「4話も一気に視聴できて最高だぜ!」という印象はなく、「まぁ、これが4週にまたがってたら退屈で今度こそ切ってたかもしれないからな……」という感覚。画面の地味さは物語の構造上致し方ないとしても、やっぱり作中のキャラが何をしたくて動いてるのか、理屈では分かってもいまだにこの世界のシステムがピンときていない。「すっげぇ頭のいい連中の頭脳バトルだぜ!」というていをとっているせいで、どこまでが本当でどこからが策謀なのかが視聴中は分からず、全ての「描かれた事実」を疑ってかからなきゃいけないのが過度にストレスなんだよな。主人公の綾小路が「信頼できない語り手」すぎるのよ。 とはいえ、このあたりの文句は「お前の匙加減ちゃうんかい」と言われたらそうかもしれない。ポジティブに考えれば新キャラが一気に増えたことで「気になる」フックを得たとも言える。なるべく先入観を排除して、改めて融和の可能性を探っていこう。 ○「逃した魚は大きかったが釣り上げた魚が大きすぎた件」 5 さぁ、記念すべき今期1発目のなろうタイトルである。ただ、長いタイトルはそれっぽいのだが「タイトルの意味がよく分からない」という点はあまりなろうらしくないかもしれない。 流石にまさかの婚約破棄ミスヒットは笑っちまったよ。そこまでずっと「まぁ、なろうだよな〜」と思って観てたので、思わぬ不意打ちに不覚にも笑ってしまった。ギャグアニメになるのか? だとしたらちょっと普段のなろう基準からはちょっと引き上げてもいいかもしれない。 そうなんだよ、最後に全部ひっくり返った(ってほどでもない)もんで、どう評価したもんかはちょっと悩む。主人公はあまりにテンプレな「おもしれー女」枠で、CVせりこの強さもあってキャラはそれなりに立っている。「前にもどっかにせりこヒロインのなろうあったよなー」と思ったけど、あれだな、百合の奴だな。せりこはなろうファンタジーだと百合属性が付与されるんだろうか。とにかくそんな主人公が「おもしれー」要素を振りかざして無双してる様子は鼻につくわけじゃないがいい加減飽きてた要素。映像部分は悪くない、むしろいい部類で演出のテンポもいいが、主人公と親友の令嬢のキャラデザがやたら似てて、「メインキャラ2人くらいの描き分けくらいもうちょっとやってもいいんじゃ」とか思っていた。 のだけど、それがまさか最後の「取り違え」の伏線になっているとは……。いや、伏線ってほどでもないんだけど、「後から文句言ってやろ」と思ってた要素がことごとく欠点ではなくなってしまい、「ほなしゃあないか……」ってんで丸め込まれてしまった1話目。ここからどうなっていくのか、全く予測できないのだが……フツーに考えたらみさお令嬢は意中のお相手とくっつくことになるだろうから、今回のアホ王子が主人公のお相手になる……のか? それもどうなんだ? こいつが釣り上げた魚なんか? 色々とイレギュラーなのでちょっとテンパったが、これくらいの変化でびっくりするってこと自体がなろう作品の固着化の表れと言えるのかも。もう少し柔軟な頭で、今期も頑張って見守っていきましょう。 ○「春夏秋冬代行者 春の舞」 6 季節が巡り春がやってくると……新番が始まる。今期口火を切ったのはこちらの作品。3月中の新番スタートは若干イレギュラーではあるが、こちらは少し早めに終わった「グノーシア」の後枠ということで、タイトルに相応しく(?)先陣を切った形。 原作はラノベらしいのだが、当然のことながら何も知らん状態での視聴スタート。制作がWITということでアニメーションのクオリティは比較的高く、画面を観ている分には素直に期待値が高い。ただまぁ、お話の中身の方は至極ありきたりな切り出しで、1話完結のハートフルSpring has comeストーリーとしては取り立ててみるべき点はない。1話目単体の感想か総合的な期待値かは悩んだが、まぁ、せっかくの1作品目なので、ご祝儀相場でちょい期待優先に。 日本には四季がある。四季が「あった」と言われて久しく。今やJapanは夏夏夏冬。四季は崩壊し情緒もへったくれもない。おかげで「四季」という概念はある種の羨望を持って語られることすら出てきてしまっているが、言うても日本人の心には深く根付いた重要な要素。四季を題材にした創作物はそれこそ神代の昔から存在しているし、「四季の擬人化」みたいな作品だって昔話からBLまで、掃いて捨てるほどにあるはずだ。そんな中で改めて「四季」をテーマにしたラノベが登場し、アニメ化にまでこぎつけたという。はてさてどんな展開になりますことやら。 一応、特徴としてみるべきは「4」季ではあるが各季節に「メインの代行者+そのサポーター」というバディものの要素を取り入れているようで、キャラクターとしては「8」季を味わうことができるという点。男女の別も特徴があるらしく、公式サイトに確認にいくと春は今回活躍した「女×女」の香り高き百合風味。夏はどうやら姉妹らしい。秋は女×男のノーマルカップリングだが「被保護者」としての要素が強く、冬は男×男のバディとのこと。こうした関係性をそれぞれに味わうというのが本作の主眼になると思われ、ニュアンスとしては(だいぶ古い作品だが)「妖狐×僕SS」みたいな楽しみ方ができればよいのではなかろうか。 春のペアは中の人が泣く子も黙る貫井柚佳&青山吉能というハイカロリーなペアとなっており、1話目ではゲストキャラの奈央坊も含めてなかなか良きドラマ展開を見せてくれている。まぁ、筋立てはまだ分からんところも多いし、テーマがテーマなので陳腐なドラマに成り果てる可能性も大いにあるが、そこは広い心で持って見守って行ければ良いだろう。 ○「時光代理人 -LINK CLICK- 英都篇」 ー 一応冬クール最後の新番チェック。だいぶ間が空いてしまったが、一応もう1回確認するとこれで54本目となる。こないだいただいたコメントで完全に見落としていたアニメが1本あったことが発覚して結構なショックだったのだが、最近はアニメの発信方法も多様化してきているし、配信オンリーの作品が話題になることも増えてきている印象。もう、「全部の作品をチェックできていない」ことを気にしてもしょうがない時代なのだろう。 とかいいながら頑張ってこちらのB8ステーションはチェックしているわけですが。フジテレビ系列が根強くお届けする中国アニメ枠の新作は、日本語版で3クール目となるこちらの作品。当然のごとく前シーズンで何が起こっていたかなんて覚えているわけもないが、一応基本設定くらいはなんとなく覚えている。ただ、2期目と3期目については「なんかすんげぇところで突然終わった」→「そっから容赦無く再開した」という流れなので、そりゃもう覚えてないとかいう話ですらない。どうしたらいいか不安でしょうがないが、作品本体がフォローしてくれることを祈るしかないだろう。 ちなみに不安だったのでWikiで確認したが、なんとこの3期目、6話しかないらしい(だからこんなスケジュールなのか)。中国本土での配信でも「シーズン1→12話」「シーズン2→12話」ときて何故か「シーズン3→6話」だし、配信期間も日本と同じようにしっかり1年以上空けての「3期目」。つまり「日本の翻訳版だから変なとこで切れてた」わけではなく、本国でもこのスケジュールで放送したというわけで……なんとも妙な作品である。 今作でめっちゃ気になるのは、2期目で作画の性質がガラッと変わったこと。いわゆる中国的AIっぽい作画になった。ただ、こうして久しぶりに見ると直近の「ある日お姫様に云々」ほど露骨にAI的な違和感があるわけではなく、どちらかというと「TO BE HERO X」に近いかもしれない(あそこまでの超絶作画でもないが)。でも時折元のヘナヘナ作画のニュアンスも見え隠れするので……どうにも製作体制が想像できない作品なんだよなぁ。面白いよね。中国スタジオももっとサンプルを増やして色々と見れば日本のスタジオ同様に個性が見えるのかもしれないが……まだ大枠でざっくり「中国っぽい」というしかなさそうである。 少なくとも作画状態がストレスにならないので視聴に不便はない。あとはわずか6話で何かしらの爪痕が残せるかどうか。そして、本編シナリオがちゃんとまとまって把握できるか。できれば「中国アニメの中ではいい方の作品」のままでいてほしいところである。 ○「名探偵プリキュア!」 6 興が乗って突発的にリアタイ視聴してしまった……。その結果、最終的に「ちょっと待て、闇麻呂って何だ?!」という番組と関係無い記憶が最後のインパクトだったという……ゆるせねぇぜ……。 <東映的歴史年表> 1999→2027年から女子中学生がやってきて怪盗団と戦う。 2000→3000年から未来人がやってきて犯罪者集団と戦う。 そう、新しい時を刻むために……。時計モチーフも綺麗に重なってるし、どこかでコラボしてほしいですね! Go over time & space.... などという戯言はさておき、改めて新プリキュアである。別にきみプリが特別好きだとか嫌いだとかいうこともなかったのだが、どうにもモチーフが気になってしまったので久しぶりのリアタイ視聴から何とも不思議なテンションになってしまっている。現状では「なんか新しい時代の扉が開きそう!」という期待感と「このコンセプトが処理し切れるのかどうか……」という不安感がないまぜになっている状態だ。 先に不安要素からあげてしまおう。それはプリキュアという作品の基本理念と「探偵」というモチーフをレッツラまぜまぜした時の座りの悪さ。どこまで行ってもプリキュアってのは幼女先輩が最大のお客さん。そのため、やはり「分かりやすさ」「シンプルさ」は常に美徳であり、その辺が複雑だった「ヒープリ」みたいな作品は物議を醸した。「探偵」「謎解き」というテーマはどうしたってある程度の理知性を伴うものであり、熱量やテンションで片付けられるものではない(片付けられても困る)。さらにプリキュアは30分の単話完結が基本フォーマットであり、あまり複雑なネタの仕込みにも向いていない。そうした縛りの中、果たして「探偵」としてのオリジナルな魅力を発信できるのかどうか。あまり頭でっかちになってしまうと、プリキュアシリーズの根源的な魅力を損なうのではないか。それが放送前に持っていた不安であり、1話目を視聴し終えた現在も当然雲散霧消するようなものではないだろう。あとはまぁ、矢野茜デザインのクドさがいつもの東映クオリティでは1年間維持できるわけがないってのも端的な不安要素か。 ただ、実際に見せられたスタートラインは思いの外きれいにそのあたりが収まっていた気がして、印象は割と良い(まぁ、プリキュア1話目は作画がいいのが当たり前なのでその分は差っ引いて考える必要があるが)。個人的に一番感触が良かったのは最も大切なキャラ造形で、何といっても久しぶりの完全コンビキュアとしての立ち位置。プリキュアにはどうしたって「おバカ要素」「元気パワー!」が不可欠であり、探偵キャラと相性が悪いのが懸念点だったわけだが、どうやら今回はおバカ要素は相棒の本渡楓ボイス、小林みくるちゃんの方に割り振られた様子。同じくコンビキュアだったみらい・リコの配分とは逆パターンである(いや、リコだってたいがいポンコツではあったが……元気っこは明らかにみらいの方)。メインヒロインの明智あんなももちろん快活ではあるが比較的クレバーな要素を含ませつつ、ちょいポンコツを滲ませる「相棒」みくるのサポートをしていくというのが基本スタイルらしい。これで「友情」と「推理」の同時進行が賄える。ちなみにあくまで謎解きで答えを思いつくのは「2人同時」である。どっちの推理力が優れているとかいう話ではない。 この「明朗快活、だけどクレバー」というあんなのキャラ、そこに「トラブルメーカーっぽさを出しながらもやるときゃやる」相方のみくるが絡む形が土台として悪くなさそうというのが第一印象。さらに謎解きという要素についても、1話目の謎が(もちろん手垢のついたものではあるが)割としっかり「伏線と回収」していて、このクオリティが毎回提供されるならお子さん的には文句もなかろうな、という満足感がある。思い返せばかつて本作同様に「日曜朝に放送された女の子探偵が主人公の子供向けアニメ」には「レイトンミステリー探偵社」という佳作があり、あれも基本は単話完結だったが1年にわたってちゃんとした「謎解きアニメ」を展開していたのだ。まぁ、プリキュアの場合は絶対に変身バトルが絡むのでさらに尺の余裕はなくなるわけだが、当座の目標としてあのくらいのクオリティが出せれば万々歳であろう。 思わず「Q.E.D.!」と叫びたくなるようなバトル展開にしても、やはりコンビキュアは変身バンクからして映えるので見応えはありそう。そもそも矢野茜デザインのプリキュア変身はいくら何でもセクシャルキュート過ぎて色んな性癖が心配になるレベル。センターキュアがパープルという新機軸についても、すでにソラ・ハレワタールさんが常識をぶち抜いた後なので違和感は無いし、「真 VS嘘」という対立構図も明確で分かりやすい。あとは肝腎要の怪盗団のキャラがどこまで盛り上げてくれるか。先週に引き続きの話だが、やっぱ敵組織の盛り上がりは重要なファクターなのでね。今作はメインのコンビに加えて謎の存在・キュアアルカナシャドウの登場も決定している。公式情報だと「プリキュアであるにも関わらず怪盗団として活動する」らしく、「それってどこの高尾ノエルだ?」と思わんではないが、色々と引っ掻き回してくれそうじゃないか。 記念すべき1年のスタート、どうか、楽しいニチアサが続きますように。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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