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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「神様ドォルズ」 4
全く前情報が無い状態で視聴。タイトルからてっきりラノベ的な日常萌え作品まであるんじゃないかと思っていたのだが、一切そんなことは無くてハードな幕開けだったので度肝を抜かれたくらいである。まぁ、このタイトルで日常ものをイメージする時点で病気な気もするけど。 見ていて一番インパクトが大きかったのは、なんと言ってもオープニングである。モザイクのように映像の断片が途切れ途切れに散らばるイメージも強烈だが、それにも増して曲の不安感が恐ろしい。我が心の歌い手石川智晶の歌唱、歌声にはホッとする面もあるはずなのに、ワンフレーズごとにもどかしさを残すリズムのズレが、どうにもならない据わりの悪さを印象づける。これ、ものすごく歌う難度が高い。流石としか言いようがない。オープニングのインパクトだけで、もうお腹いっぱいになった感がある。アバンで「あちゃー、こういうシリアス路線の話だったかー」と思ったらあのオープニングに突入したおかげで、一気に身が引き締まって視聴体勢が出来上がった。そういう意味では素晴らしい出来だと思います。 ただ、正直言うとオープニングがクライマックスだった感は否めない。「村の因習」「隠された力」「意志を体現するロボットのようなくぐつ」など、色々と興味を引くパーツは多く、それらを機能させるための下準備段階といえばそれまでなのだが、話が分かりやすい割には、入ってくる内容が少なくて次回への興味があまり持続しないのである。主人公の青年が村から脱走した悪役に突然襲われるわけだが、それは主人公の過去に動機があるらしい。でも、その部分については一切語られず、主人公は訳知り顔でこの苦境を苦々しく思っている。そして、それを予期してか村からは幼女の援軍がやってきている。「カカシ」と呼ばれるくぐつを操る少女だが、援軍で来たってことは強いのかと思いきや、敵を前に一蹴されており、わざわざあんなでかいものを引き連れて押しかけてきた意味が分からない。とにかく、色々分からない。 もちろん、まだ放送1話目なのだから分からないことが多い分には構わないのだが、そのことが「謎が解かれる次週以降が楽しみだぜ!」というモチベーションに繋がってこないのが難点。主人公が既に色々と了解済みでこの状況を受け入れているせいで、感情移入が全く出来ないというのが問題なんだろうか。導入部の演出を考えると、主人公は「普通の青年」であるという風に見えていたと思うのだが、そのおかげで「じゃぁ、この子の視点で物語を追えばいいのか」と思ったら案外そうでもなかったために、予想とズレてしまったことが問題なのかもしれない。既知の事実が少ないという意味では、主人公が憧れてた女性の方がまだ視聴者視点に近いのかもね。 現時点では、シナリオラインにそこまで引かれるものはなく、映像・演出についても「可もなく不可もなく」レベル。90年代を彷彿させるちょっと古めのキャラクターデザインは、最近では珍しいくらいだけれどいくらかシリアスめなので他の作品との差別化は図れているかな? まぁ、素体は悪くなさそうなので、今後のストーリーの盛り上がりに期待です。まぁ、1話視聴時点で分かることなんてそんなに無いしね。個人的には、岸誠二の監督作品っていうだけで不安になってしまう部分はあるんだけどね。「Angel Beats!」の時といい、オープニングみたいな短い映像をつくる手腕は見事なものだと思うのだが。 キャラクターでは、上述の通りに感情移入がしやすいおねーちゃんが一番好印象かな。パースが間違っているようにしか見えないロケット乳の阿漕さもたまりませんが、中の人が茅野愛衣というのが絶妙。かやのんはこういう役でもすっと入ってくるんだなぁ。これまでロリ系の役しか聞いてこなかったから、実に新鮮です。そして対抗となる能力者少女役には、安定の仕事ぶりに定評のある福圓先生だ。ほんと、この人はいつまでたっても初々しさが残るような声音が印象的。強く耳に残る仕事ではないのだが、さらっと聞かせてくれるのはこの人だけの仕事です。うむ、中の人的にはなかなか楽しみかも。 PR
○「廻るピングドラム」 6
今期本命作品その2。木曜日は大変だこりゃぁ。実をいうと、私はアニメに入った時期の関係で「ウテナ」を全く知らないのである。おかげでこの作品が幾原邦彦監督作品である、といわれてもそこまでピンとくるわけではないのだが、彼の略歴に「のだめカンタービレ」や「放浪息子」のオープニングコンテが入っているのをみて、ほぅ、と思うくらいは出来るの。ふむ、色々と刺激の強そうな作品になるのだろう。 そしてこの1話である。……うむ、分からんな。中盤までの流れは、画面構成こそ気合いの入ったものではあったが、正直そこまで目を引くようなものではない、という印象。敢えてあげるなら、一番目が行ったのは常に意識される色彩についてのこだわりだろうか。舞台が3人兄弟が暮らす狭い下宿でも、電車の中でも、そして水族館の館内でも、必ずどこかに目を引く色彩を持つプロップを混ぜてくるな、というのが画面で一番印象的な部分だった。下宿の襖など、本来なら地味な色で統一されるはずのパーツがいちいち明度の高い色彩で飾られており、それが単調になるはずの画面をこの上なく刺激的なものにしている。水族館のグッズショップなども、細かい部分に様々な色を配し、「普通の」日常シーンをどこか賑やかなお祭りムードに仕立て上げているのだ。そして、そんな色彩へのこだわりは哀しみに暮れる兄弟がぶつかりあった霊安室で一瞬だけなりをひそめ、妹の復活から舞い戻った日常で、再び機能するのである。あのシーンがこの物語の決定的な転機であることが実に分かりやすい。 そして、「他人には見えないペンギン」という意味の分からない現象が発生し、そのままなだれ込むようにペンギン女王との共同生活、謎の幻想空間、壮絶で艶やかな歌劇、そしてこの作品のキャッチコピーとなるであろう、「生存戦略しましょうか」である。なんとまぁ、なんとまぁ。分からないことだらけだが、とにかくひたすらテンションが上がったのは事実。この無駄に強烈な説得力は、何に起因するものなのだろうか。 とにかく、歌劇パートに入ってからのアニメーションは1カット1カットが魅力的だ。非常に打算的な側面もありつつ、存分に見る側に媚びを売り、徹底的に快楽を与えることのみを目的とした「動くために動く」アニメーション。現時点で断言するのは乱暴だが、あのパートの1つ1つのオブジェクトに大きな意味など与えられていないに違いない。とにかく見た目に賑やかに、ものすごそうに見えたら勝ち。そう感じてしまった時点でこちらの負け。ニュアンスとしては1クール前に「分からない」作品を生み出した中村健治の「C」と似たような方向性といえるかもしれない。ただ、こちらの方が古き良きアニメーションの技法を、そのまま素直に持ち込んでいるだけに、「分からないけどまぁいいや!」のレベルが高い。なんだか、何も言ってないのと同じ感想だし、何も言えないんだけど、奇妙な満足感が得られたので1話はこれで良しとしよう。わたし、水族館に行くとずっとペンギンの前に居たいくらいにペンギン好きなんですよ。フンボルトこそ至高。 一応蛇足で拾っておくと、「生存戦略」「神が作った人間の運命への嫌悪」などのタームが、主人公(兄)の度が過ぎた妹への執着(近親愛)を揶揄する内容であるということは分かっている。今後は兄妹の関係性と、そこに介入した謎のペンギン星人の絡みで物語が進んでいくことになるのかな? うーむ、アニメの意味はよく分からんが、とにかくすごい展開だ。 で、最後は当然中の人のこと。今作はキャストの多くをフレッシュな面子で固めており、キャストロールを見ても、馴染みがあるのは木村良平と屋良有作くらいのものである(あと石田彰もだけど)。そして、そんな中で注目すべきは、当然主役を務めることになった「綺麗なジャイアン」こと木村昴。先日放送された「ぼいすた」を見て、「なんとまぁ、濃い男よ」と思った印象がそのまま継続されているので、細身のイケメンに声を当てているのがやたらおかしかった。技術的な面でいうと、基本が舞台役者であるためか、アニメの音声としてはちょっと癖があって違和感が残る。音の端々に見られる「濁り」が強いせいかもしれないが、この違和感はすぐに消えてくれるもんだろうか。でもまぁ、決してまずい仕事をしているとは思わないので、これが「2枚目の」看板になればいいな、というくらいの段階か。そして妹の日鞠役には、俳協の新人、荒川美穂という娘が抜擢された模様。1話目を聞く限りでは、正直「新人すなぁ」というくらいだが、印象としては初期の坂本真綾を彷彿させる。声質は割と良い感じなので、ここで一発のし上がることに期待です。
○「BLOOD-C」 6
今期本命作品その1。MBS制作で刀を振り回す主人公、そして父親が藤原啓治というと、どこぞの兄さんが父さんを殺しすぎる作品と被っている気もするが、その実体は随分違う。「イカ娘」「アザゼルさん」とヒットを飛ばし続ける水島努が、あの「BLOOD」シリーズの新作を手がけるというのだから、そこには本格派のアニメーション作りが期待される。原案は当然の藤咲淳一、そこにCLAMPも1枚かんでいるので大川七瀬が脚本参加。制作はI.G.であり、キャラデザは黄瀬和哉と並ぶのだから、スタッフ的にはあの「×××HOLiC」の正統後継ということになるだろうか。「おお振り」以来の「白水島」が見られる作品ということで、一体どんな仕上がりになるものかと、期待は高まるばかりだ。 1話目の時点では、連発されていたCMから大体予想される内容のものが予想通りに展開された。主人公ヒロインはベースがドジっ子だけど妖魔討伐の時は覚醒するというあまりに陳腐な設定だが、BLOODシリーズということを考えれば、前作「BLOOD+」の(音無)小夜との対比は綺麗に出ている。あとはまぁ、前半部分が家族交流と学園ドラマ、後半部分が妖魔との壮絶バトルということで、ドラマ+バトルを描きたい、というMBS制作アニメの定番の設定が非常に見やすい。「投票で待ち受け画面配信」とかいう企画を見てると、同じ時間帯に放送してた「ギアス」を思い出すよね。 シナリオラインは実に普通なので、見るべき点は1話時点での雰囲気作りと、そこにどの程度の手間をかけているかという心遣いの部分。そして、この要素について、水島努に心配するのは野暮というものである。「HOLiC」「おお振り」を手がけた水島監督は、本当に「忠実な脚本意図の再現」という面においては神がかった安定感を誇るのだ。今作も、きちんとこの作品のシナリオ・キャラクターに求められる要素を十全に解題し、アニメの画面として再構築することを徹底している。製作体勢を見る限りではなかなか金がかかっているということも分かるし、次回以降にも何の不安もない状態だろう。 一応、いくつか注目すべき点をピックアップしておこう。学園ドラマを含む日常パートについては、主人公小夜が登校するシーンが実に印象的。中の人のうま味を存分に使って「即興で歌を歌いながらのんびり歩く小夜」というシーンがたっぷりと尺を取って流されるわけだが、あれだけのシーンに徹底して尺を割くという判断はなかなか出来ないものだろう。そして、このシーンはただひたすら小夜のアカペラ歌唱だけが流され、そこに余分なBGMは流れない。ただひたすら、小夜の声、小夜の日常だけが静かに流れるのだ。このワンシーンだけで、小夜というキャラクターが大体分かってしまうってんだから大したもの。「敢えて音を増やさない」という音響演出も、なかなか水島さんらしい。 そして、後半のバトルパートが今回の最大の見どころ。登場時は無機質で動きも単調だった地蔵型の化け物が、少しずつ成長してダイナミックに暴れまくるだけでも恐ろしく見応えがあるし、対決場所に選ばれた湿地の、足首程度まで浸された水の使い方が抜群に上手い。水しぶきを上げて滑走する地蔵だけでも迫力が出るが、その水に小夜が沈み込み、息苦しい中で戦い続ける緊張感や、水の中を利用して滑り込み、刀にたどり着くシーンなど、画面を上下に揺さぶってのアクロバティックな動きの出し方が見事。動画面では、地蔵がハンドスプリングのようにして小夜の前に大ジャンプで回り込んだ後に、小夜が思い切り吹っ飛ばされたカットが格好良くて印象的だった。 そして、全編を覆い尽くす「血」というモチーフへのこだわりも徹底している。冒頭、妙な形の温度計は、血管を流れる血液(赤血球)を強くイメージさせる。独白の台詞では「人を人とするのは血肉ではない」と語るが、その根源には「血」が横たわっていることが、画面のオブジェから語られるのである。また、「鼻をすりむく」ことから始まった小夜の物語は、化け物に大出血させることで幕を引き、その残滓は御神刀にこびりついた血糊に残される。無機物の象徴たる地蔵が激しく血しぶきを飛び散らせて倒れ伏すシーンも、「血」というものの存在を強く印象づけるものになっていただろう。 そして、「血」のモチーフが実に扇情的に使われたのが、とんでもない注力のされ方で実現したオープニング映像。手がけているのは、最近すっかり「オープニング職人」になりつつある梅津泰臣である。もう、流石としかいいようがない。本当に艶めかしさなら天下一品。 色々と見どころが多い本作であるが、中の人的には「プリキュア」以来の水樹奈々主演作品。普段のドジっ子スタイルは水樹奈々の真骨頂であるが、今後のシリアス展開でちゃんと「強い」キャラになれるかどうか、久し振りに真価が問われるキャラクターとなりそうだ。他には……まだあんまりキャラが出てきてないな。荒鷲こと浅野真澄先生が注目作で久し振りにレギュラーなのが印象的。荒鷲先生は本当に、本業が何だか分からない人だよな。
○「異国迷路のクロワーゼ」 5
「GOSICK」の終了と時を同じくして始まった、武田日向の漫画作品。原作については未読だが、見た感じではいかにも「らしい」雰囲気といえるスタートではなかろうか。 いわば「日常系」といえる中身にちょいとした異国情緒を交えた内容となっており、描出する要素はとにかく世界の雰囲気を構築する部分から。そういう意味ではやはり「GOSICK」の1話に似ていて、あちらは架空の国であるソヴュールを描くことから始まったが、こちらは19世紀フランスの町並みを「それらしく」描くことから始まる。オープニングテーマの雰囲気や、それをバックにしながらぶらぶら歩く町並み、細かい人々の所作に至るまで、とにかく「普通っぽさ」を重視しながら、馴染みの薄いフランスの風景に何とか息をさせようとしているのがよく分かる。1話目ということもあって背景とキャラクターのかみ合わせはなかなかのもので、まるで初期ジブリ作品のような、ちょっと懐かしさが感じられる「遠い別の国」の独自性は良く出ていたのではなかろうか。そして、そこで展開されるのは悪人が1人もいない穏やかな穏やかな日々の物語。異国から単身訪れた少女には苦労も絶えないだろうが、それでも回りにいるのはみんな度が過ぎるくらいに良い人たちばかり。これからも、きっとこの穏やかな世界で彼女が頑張っていく姿を見守ることが出来るのだろうと思えば、それだけでも楽しむ要素は多いと思われる。 ただ、一応気になる点もいくつかあって、シナリオ面でいえば、「度の過ぎた人の良さ」のバックボーンがまだ見えてこないのがちょっと据わりの悪さに繋がる。クロードについては「本当に相手のことが考えられる良い奴なんだろうな」という程度で済まされるのだが、湯音の徹底した奉公人根性については、ちょっと引くくらいの強さがある。少女の信念の強さを描き出すのには最善だったのかもしれないが、いくらなんでも身寄りも無く訪れた異国の地で、あそこまで徹底して自分を貫き、「正しさ」を守れるというのは、ちょっと外見から見えるキャラクターとそぐわないイメージになってしまうのだ。もちろんこれから眺めていく間にそこは馴染んでくるとは思うのだが、湯音が強すぎると、せっかくの「異国情緒」という異質さまでもが、そのまま「普通の日常風景」へと溶け込んでしまい、オリジナル要素が活かしにくくなってしまう。1話目くらいは、少し戸惑って年相応におろおろして欲しかったもんであるが。 そして、もう1つ気になるのは作画、特にキャラクター作画について。武田日向デザインのキャラクターは、特徴が強いので綺麗に描ければこれ以上ないくらいの魅力が出ると思うのだが(実際「GOSICK」は作画面での失点は一切無かったと思うのだが)、この作品のキャラクターは、時たま顔の造形に違和感が出る時がある。どこぞのミサワじゃないけど、「あれ? ちょっと目が離れすぎているような……」と思うシーンがいくつか確認出来た。これも慣れの問題と言ってしまえばそれまでだが、おそらく湯音の可愛らしさを前面に出して勝負する作品になると思われるので、女の命とも言える顔の造形については、細心の注意を払って欲しい。 とはいえ、シリーズ構成佐藤順一の名前の信頼度は抜群であるし、監督の安田賢司氏についても、「しゅごキャラ」シリーズの監督ということなので連携はしっかりしているはず。キャラ作画についても、オープニング・エンディング原画に伊藤郁子の名前が出るなど、チームサトジュンの精鋭がここで力を発揮してくれる期待がある。是非とも「特に何も無い日常」の良さというものを見せ付けてくれることを期待したい。 最後に中の人のこと。今回は近藤隆や田中秀幸に触れる必要は無いので、当然湯音の中の人、東山奈央について、ということになる。クレジットを見るまで誰だか分からなかったのだが、たどたどしい湯音の発声の演じ方はなかなか面白くて見るべき点が多い。これが事実上のヒロインデビューということになるだろうから、アーツの放つ期待の新人として、ここで是非とも代表作を打ち立てて欲しいものである。
○「にゃんぱいあ The Animation」 ー
あ、うん。ねぇ知ってる? これって、あのGONZOが幾多の困難を乗り越えてようやく到達した、久し振りの元請作品らしいぜ! すげぇぞGONZO! 復活ののろしだ! ……いや、分からんし。3分ぽっちのアニメじゃ何がなんだか分からんし。評価のしようがないし。 あ、でも可愛かったんじゃないでしょうかね。にゃんぱいあは愛らしいと思いますよ。大してアニメにする労力もかかってないし、ローコストで愛くるしさを振りまけるなら悪い相談じゃないんじゃないですかね。ただ、これってどこまで追いかける必要があるアニメか分かりませんけど。にゃんぱいあ役が小清水、ナレーションに後藤邑子っていう配置もいいですね。最近なにかと物騒な噂が絶えないバオバブの力を結集させたキャストですよ。割とマジで。 そして3分しかないアニメについたよく分からないテンションのエンディングね。実写て。ただでさえアニメ本編短いのに実写て。いや、別にいいですけどね。麻生のなっちゃんも楽しそうでしたし。ヒャダインの曲+麻生夏子の声っていう組み合わせば案外ベストマッチな良い組み合わせかもしれません。ただ、個人的に前山田健一は好きだけど、ヒャダインはそうでもないんですよ。曲作りの腕前は本物だと思うので、あんまり調子に乗って前に出てこないでクリエイターに徹して欲しいんだけどな。まぁいいや、正直、来週見るかどうかも分からんし。覚えてたら録画するさ。
○「夏目友人帳 参」 5
まるで田舎に里帰りした時のような懐かしさを覚える、「常のように、あの世界を」というニーズが丁寧に回収される第3期。今回も予想外のことは特になく、1期2期と同じように、安心して浸れるものだけを用意してもらいました。 ブレインズベース&大森貴弘監督という組み合わせは本当に一切のハズレが無い安心の配置。強いていうなら今回はシリーズ構成が金巻さんではなくなっている部分だけは不安要素かもしれないが、引き続いて任されたのは村井さだゆき氏だし、多分大きな勘違いは起こらないだろう。なにより、大森監督は全てにおいて細かい指示を出してくるタイプの人間なので、1期2期との雰囲気の調整に手抜かりが出るとは思えない。 そんなわけで、特に「帰ってきました」という気負いも感じられない第1話。一応友人帳のことを説明しなおしてくれたあたりは新規の視聴者層のための配慮だろうが、その後に結局夏目レイコについてのエピソードが絡んじゃったので、初見にはあんまり優しいとは言えないかもしれない。エピソードとしてもおばばの神様が善なのか悪なのかが最初の出会いからは分かりにくい描写になっていたり、それなりに揺さぶりの幅は大きいお話。それでも特に問題が起こるでもなく、最終的には割れた茶碗を見せるシーンでしっとりと終わらせるあたり、この作品に何が求められているのかは完璧に把握しているのが見て取れる。画面の押し引きの構図を利用しての蝶による印象的なフェードから、そのままエンディングに入る余韻の残し方もこれまで通り。多分1クールだろうけど、しばらくはこのままで楽しませてもらえそうだ。 中の人については特にもう語る部分もなさそうだけど、ニャンコ先生、たまに声が素に近くなってなかったか? 流石に演技プランを忘れたってわけじゃないだろうが、元々妙なところから発声してるキャラだから、今後の展開次第ではハラハラものである。それ以外だと1話ゲストが京田尚子っていうのは素直に嬉しかった部分。これから毎週伊藤美紀さんの声が聴けるのも嬉しい部分。嬉しいことが多い作品だな。 ○「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%」 4 なんだいこりゃぁ。いや、分かりますよ、何だかは。でもさ、聞かずにいられないじゃない。なんだいこりゃぁ。タイトル打ち込むだけでちょっとした拷問だっつうの。 いわゆる女性向け作品であり、種別は逆ハーレム。濃厚なほにゃららタイム満載だった「世界一初恋」と違って、こちらは女性主人公視点がメインとなるので、割と見やすい構成になっちゃうんですよ。「薄桜鬼」もそういう理由で見られたし。「メインヒロインが可愛けりゃいいじゃない」っていう、それだけでいける。久し振りに沢城みゆきの素朴普通っ娘が聞けるのは良いことですよ。「かんなぎ」のくるみ以来かもしれない。制作がA−1で安定の紅優だから画面も保証されているようなもんだし、ある意味プロ集団なので制作理念もブレないだろう。賑やかな画面は流石にふざけすぎな気もするけど「芸能人を養成する全寮制学園」なんて胡散臭い設定ならばこれくらいにしてもらった方が分かりやすい。校長を始め、教師やルームメイトなどのキャラは立っているし、1話目から盛り上がるだけ盛り上がった。 でもさ、やっぱり野郎どもがよってたかって1人の女の子に集まって「子羊ちゃん」な展開はしんどいわけですよ。クール系の野郎とか、ツンケンしてると思ってたら普通に自己紹介はするじゃない。何なのお前、どういう立ち位置にいたいの? 他の野郎連中ももれなく気持ち悪いから、画面から目を背けたいようなやるせない感情はずっと維持したままだし。必死で女装野郎の声を当てている中村ゆうきゃんの顔とか想像しながらやりすごすので精一杯ですよ。 うーっむ、やはりここでも現れる「向き腐向き」の壁。アニメとしては見るべき点がありそうなだけに、この難行にはしばらく頭を悩ませそうだぞ。これ、1人で観るアニメじゃないな。あー、みゆきち可愛い。この娘のためだけにしばらく視聴続けられそうだな……でもさ、なんでこのヒロインの娘、ずっとハンドレッドパワー起動しっぱなしなの? 目の色おかしすぎるだろ。ギアス能力者なの?
○「ぬらりひょんの孫〜千年魔京〜」 5
半年空けての2期目であるが、監督を始めとしてスタッフの一部が変更になっており、印象は結構かわっている。 といっても、正直1期をあまり真剣に見ていなかったのであまり比較は出来ないのだが、1期は申し訳ないけどあんまり面白くなかった気がする。原作でやりたがってる「少年漫画における適度なホラー要素を交えたヒーローもの」みたいなコンセプトが再現しきれていなくて、単なる妖怪ドタバタものみたいに見えてしまってねぇ。いや、原作も特別好きじゃないから語る言葉も持ち合わせてないんですけど。 今期は監督が福田道生氏にスイッチし、構成もチェンジ、なんだかキャラクターデザインまで趣が違うように見える。1期の半端な感じが消えて、いかにも今のジャンプアニメらしい、ざっくりとした線の分かりやすいキャラ造形を徹底させている印象だ。おかげで原作者特有の墨絵のような「和風」テイストはあまり見られなくなったが、もう、アニメとしてはこちらでいいような気がする。どうせやっていることはシンプルな少年漫画なんだし、あまり見えにこだわってテンポを引き延ばしてしまうと、どうしたってシナリオでダレるのだ。今回のお話だって、なんだかダイジェスト放送のようで特に目を引く点も無いのだが、それこそ「トリコ」や「スケットダンス」のように、「あぁ、これはジャンプ漫画のアニメ化だね」というのが分かりやすくなっており、見やすさは向上しているのである。総じて見ると、個人的には今期の方が楽しそうだ。 なにより、今回はあの羽衣狐編に突入するシーズンなのだ。原作は京都決戦のあたりからグダグダ感が増してジャンプ愛読者としては見切りを付けるタイミングになっていた気もするのだが、アニメで見ると羽衣狐の妖艶さはなかなかのもの。セーラー服黒髪長髪美人ならば能登麻美子という絶対戒律も守られているし、悪役のしっとりしたデザインを見ているだけで楽しめそうである。せっかくの深夜なんだから、沐浴シーンとかもきっちり描いてもらわないとな! 頑張れ和風美人。
○「ロウきゅーぶ!」 5
何とも不可解なところを突いてきた感のある、見たことがあるようで見たことがない。だけどやっぱりお約束な作品。これは視聴者によって色々と見方が分かれそうだ。 まず、第一印象としては絵柄がものすごく古い。目の大きなロリっ子たちのデザインはある意味で王道そのものであるのだが、あまり深夜アニメっぽいものになっておらず、どちらかというと少女漫画のそれに近い。最近のアニメで例えるなら「夢色パティシエール」とか「おジャ魔女」「ふたご姫」、そっち方向の「純粋に小さい子を相手にしたアニメ作り」の絵に近い。 そして、描いている中身についても、そんな幼い女の子たちの部活動の様子が中心であり、深夜アニメらしい「メイドネタ」や「ロリコンいじり」的な要素もちらほら見られるものの、1話目から「割とちゃんとバスケもやりたいんだけど」という気概が見て取れる。スポ根ものといえば前期では「そふてにっ!」があったが、あちらはギャグの味つけの一環として部活が存在していたが、この作品の場合、あくまでバスケへの取り組みを中心にキャラクターが構成されている。ギャグ要素もそこまで多くなくて、世にも珍しい「小学生部活アニメ」として立脚しているのが分かる。いや、別に小学生が部活をやるのが珍しいわけではないが、早朝番組ではなくて深夜にやっているというのが珍しいのだ。確認すると、これって原作はラノベ。大体において自意識過剰の高校生や思春期設定御用達の中学生が起用されることが多い中で、幼さを前面に押し出した小学生もの、というのが異質なのだ。 「小学生もの」というだけでなんだかきな臭いものになってしまうのが現代日本の悩ましいところだが、確かにシャワーシーンやスカートめくりなんかを挟むあたりに、深夜の深夜たる限界を感じる。「限界」というのは、むしろそういう要素を一切廃した作品作りになったら他との差別化が出来て面白かったかもしれないのに、という意味での限界ね。「こどものじかん」やらなんやら、小学生レベルでもそっち方面に特化したアニメは存在していたが、どうせニッチなのだし、地上波放送で突き詰めても誰も評価はしてくれまい。それなら、いっそスポーツアニメとして徹底した姿も見てみたかったものだ。でもまぁ、バランス感覚ですかね。こんだけ「小学生」「小学生」書いてる時点で、なんかこっちまで危ない人みたいじゃないか。僕は悪いアニオタじゃないよ。 で、そんな作品を構成するスタッフ陣だが、意外なことに「DOG DAYS」を終えた草川啓造がこんなところに出てきた。今作の制作はなんだかよく分からないスタジオ構成になっており、草川監督がセブンアークス以外のスタジオで指揮を執るのは初めてのこと。どういう組織構成になってるんだろうか。ただ、制作姿勢は特にぶれることはなく、オープニングのシャキシャキした動きや、ちゃんと「バスケの動き」を出来る限り見せていきたいという、アクション作劇へのこだわりはしっかりと守られている。今回唯一バスケらしい動きを見せてくれたメインの子のスローイングシーンは、ちゃんとシュート後のフォロースルーにまで配慮がなされていたし、眼鏡の子のシュートシーンではボールとリングのバウンドの描写が何ともリアルに描き込まれている。はたしてこういう部分に力を入れるべき作品なのかはまだ判然としないが、絵の説得力があるのは良いことだ。作品としても、1話でちゃんと部員の機能特性(経験値有り・運動量多し・フィジカル良し、など)が明示され、スポーツを主軸とした作品を見せていこうという意識がはっきり見えるのは分かりやすくていい。ただ、おかげで必要以上に等身が低い少女漫画的なキャラクターデザインとのかみ合わせが微妙にはなっているが……だって、いくら何でもバスケットボールでかすぎないか? あんなもんだっけ? そして、私のような人間からすると、この作品のセールスは全て中の人から始まっているのである。謎の実写PVという売り込み方が、放送前から既に話題を呼んでいたのがこの作品。メインキャスト5人が大真面目に青春部活ドラマを演じるという学芸会のVTRみたいなPVからは、まさかこんな小学生バスケアニメが出てくるとは思ってもみませんでした。力の入れ具合がおかしいと思うんですが、おかげで中の人インパクトがでかい状態で1話視聴に突入、なんか騙されたようにスッと入ってしまったのは、ひょっとして製作側の策に綺麗にはまった証拠なのかもしれない。 5人の若手声優で構成されるユニット「RO-KYU-BU!」。1人ずつ配置を見ていくと、座長を務めるのは花形役者の花澤さん。小学生役もメインヒロインもなんでもござれで、バスケ部コスプレもなんだか納得出来そうな説得力がずるい。 今をときめく日高里菜は、リアル小学生と言われても云々。今期も里菜ちゃんの声が聴けるだけでもありがたいことですが、今作はおそらく日高里菜史上初、「身長が高いことを気にする巨乳キャラ」ですよ(小学生だけど)。まさかの巨乳キャラは新しい日高ワールドの幕開けとなるのか?(小学生だけど)。そして、大体こういうユニットには1人ぐらい新人がぶっ込まれることが多く、そのポジションには最年少新人、小倉唯が配置された。新人と言っても、「夢色パティシエール」では充分な仕事をしていたし、1話を見る限りではそうそうたる他のメンバーに負けているとは思わない。年が近い日高里菜との切磋琢磨に期待。 そして、後の2人は芸人枠、戦隊物でいうところの黄色枠。……あれ? 芸人要素多くね? というわけで、井口裕香・日笠陽子。ゆかちはね、いつも通りですよ。冒頭「お兄ちゃん!」とか「御主人様!」の後に「な〜んつってなぁ!」って入りそうで仕方ない。井口といえばウザキャラ、ウザいといえば井口。おめぇはそれでいいや! そして意外な配置になったのが日笠。青髪眼鏡の参謀役っていうポジショニングは珍しくて、日笠的要素が他の若手達の間で面白い方向に出ている。でもまぁ、作品のカラー的に派手な青髪だけど、スタンスとしてはいつも通りに黒髪ロングに近いのかもね。ちなみに、同作品に伊藤静が出ているというのが非常に興味深く、ファン待望の「黒髪ロング声優共演」と相成ったわけだ。この2人が競演するとこういう配役になるのか、というのが面白い。出来たらもっと2人が正面から絡んでいるのを見てみたいんだけどね。両方とも完全に「相手の技を受けきって返す」タイプの芸人気質なので、ものすごい相乗効果が期待出来そう。キャラ被りのせいで共演しにくいのが勿体無い。他の配置は伊藤かな恵や能登麻美子、寿美菜子といった布陣。うーむ、麻美子が母親役になる時代かぁ……これは……良いものだ…… 気づけば無駄に中の人の話題で長くなった気もするが、そういうものなのだから仕方ない。楽しいのだから仕方ない。今後とも楽しませてもらいます。 |
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プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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