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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 お久しぶりのしゅが美イベント。ぶっちゃけ、事前に「なのは」映画を観に言ったのはこの日のイベントのためのけじめだったわけですね。京産大のイベントは何年かにいっぺん行くんですが、今年は土曜日が武田玲奈、日曜日がしゅが美という俺得日程になっており、当然どちらも山の上まで足を運びました。全く同じ会場で同じくらいの時間でやったイベントだったんだけど、かたや今売り出し中のモデル・女優のトークイベント、そしてもう片方がすでにある程度実績を固めたアイドル(?)声優のイベントということで、2日続けて参加したらだいぶいろんなところで違いが見えて面白かったですね。

 京産大のイベントは基本的に無料で参加できるんだけど、その分イベントとしてはあっさりめ。会場自体の立地が悪いこともあってなかなかお客さんがくるのは大変。実際、残念ながら武田玲奈イベントの方はそこまで客が入ったわけではなく、会場は半分から2/3くらいの入りだっただろうか。まぁ、まだまだ知名度はそこまででもないってことでしょうか。ファンの人もなかなか参加しにくいイベントなのは間引いて考えなきゃいけないけどもね。

 あまり比較する意味もないのだろうけど、やはり普段参加している声優イベントと違う客層が集まる武田玲奈イベントは見ていて面白かった。いや、運営はごく普通に進めていくんだけど、客層がいつもの純度100%のヲタク集団とはちょっと違うところも集まっており(まぁ、9割男性でしたが)、私なんかはすっかり慣れ親しんでいるイベントの進行も、もしかしたらあまり経験がない人も多かったのかも。1つ1つの工程で新鮮な反応をする人がちょこちょこ見受けられ、クイズコーナーで前の方の席にいるお客が早々に自分の答え(自信あり)を高々と掲げてしまうので、ろくに知識のない私もそれ見て正解し続けられたり、なんかこう、イベント全体を見るんじゃなく、「とにかく武田玲奈に見て欲しい!」っていう客層だった気がしますね。会場中から「ヤッベ」って声が漏れてましたからね。まぁ、実際「ヤッベ」って思いますけどね。かくいう私も入場時の印象が「顔ちっちゃ! 足ほっそ! 腰ほっそ! 何だあれ!」っていうすごくテンプレ通りのものでした。もう、登場しただけで、それを見ただけで目的の8割を達成したような、そんな異種間接触。私のようなにわかにはずいぶん刺激の強いイベントでございました。

 閑話休題。そっちは置いといてしゅが美の方である。こちらは勝手知ったる我が家のようなもの。生しゅが美を見るのは随分久しぶりですが、それでも通算で4〜5回目でしょうかね。実はしゅが美、イベント冒頭で紹介された通り、過去にもこの大学の学祭で全く同じスタイルのイベントにゲストとして参加しているんですよね。確認したら7年前(ちょうど同じ11月4日!)なんですが、もちろん、私はそちらにも参加しています。7年前に自分で書いた記事読み返したら、この当時はまだ慣れてなかったから神山祭名物の理不尽な列形成にブーブー言ってて笑った。そう、このイベント、何故か毎年不満が噴出するのに一向に改善しないんだよね。毎年毎年同じことに気をつけながら見にいくんだ。11時列形成開始、12時開演って書いてあるんだけど、当然前の方で見たいやつは会場入り口付近で待機してるわけで、その集団が一定の大きさを超えると、自然と列が発生してしまう。運営の方も積極的にそれを止めないので、結局時間前から運営が取りまとめて仮の列形成が始まっちゃうのよね。私は知ってるのでちょっと早めの時間について少し離れたところから観察し、動きがあったら対処する形にしてます。後ろの方に並んでた人が「ひでぇ運営だな」みたいに文句を言っているのを見て「まだまだ青いな……」とか思ってましたが、考えてみたら、こんなのに対応できるようになっちゃダメだよな。今年は入れなかった人がいないといいんですけどね。そして来年以降にもうちょい考えて欲しいとこですけどね。

 で、そんなこんなで前日の武田玲奈の倍くらいのキャパを埋めきったしゅが美講演会。実は前日あたりから「今ってどれくらい熱心なファンがいるんだろうなぁ」ってファンにあるまじき不安を抱えたりもしたんですけど、心配無用。しゅが美旋風は衰え知らずでした。というか、客層を見たら(当たり前の話だが)当大学の学生が多く、歴戦の猛者、甘党の人間はそこまで多くない状態だったように感じましたね。これって、固定ファンが支え続ける構図でなく、しっかり新しい世代までファン層を獲得し続けていることの表れなんでしょうか。ちょっと嬉しくなりますね。あと、列に並んでた時にすぐ近くに何とけいおん律・唯コスプレで参加してるコンビもいて、「あぁ、けいおんの不滅性……」って尊みを感じました(Twitter検索したら普通に出てきた、こちらの方)。けいおんコス、クオリティ高いのですが、律っちゃん隊員目線だと、唯の方が律より身長低かったのが惜しい(面倒くさいオタクだな)。

 なんか外側の話ばっかりになっていますが、イベント自体はいつも通り、特にひねったところもなく、何と1時間ほぼぶっ通しでトークのみという潔いイベント構成。まぁ、「講演会」と銘打ってますのでね、大体時間にして20分がフリートーク、25分が事前に募集した質問をする時間で、残り15分でサイン抽選会ですかね。この日のしゅが美は黄色を基調とした秋色でガーリーなワンピースで登場。もう、登場するのを見ただけで「あっ、生きててよかった」ってなるのが徳を積んだ人生の特権。一声発するだけで会場の全てを支配するかのような圧倒的存在感、それでいて常にファンサービスを怠らない気遣いに溢れたトーク運びと所作。冒頭で椅子に座るところから一笑い作って持っていくあたり、やはりトークのそつのなさは長年の経験に裏打ちされたもの(まぁ、7年前から既に達者だった気もするけど)。あとはテンプレの質問あり、変な質問ありであっという間の60分。何故だろう、何故こんなにも時間が短いのだろうなぁ。

 トークの中で一番印象に残っているのは、「なかなか切り込まないんじゃないかなぁ」と思っていた旦那との関係性もちょこちょこ話してくれたところ。その辺って、声優夫婦だと割とこっぱずかしいというか、事務所的なあれやこれやでNGになる人もいそうなんだけど、どうやらフルオープンでも大丈夫みたいだ。将来的には岩田夫妻みたいな状態に(ならんでいい)。話題が出たのは「最近の趣味は」というトークテーマのところで、「収集癖があるので色々と集めて飾っているものがある」という流れ。「ほら、うちの旦那さんも色々と集めて飾るのが好きな人だから……ね、星空凛ちゃんのフィギュアとかと一緒に……」。

 寺島ぁ!!! いや、そうだよ、てらしーはそういうやつだよ。そのあとでちゃんと「律ちゃんとか千夜ちゃんも一緒にね」って言ってたのでセーフとしておきましょう。そして「旦那さんからは何と呼ばれていますか?」の問いには普通に「聡美ちゃん」だと答え、そのあとに「私があっちをなんて呼んでるかも言ったほうがいいんですか?」って自分から突っ込むしゅが美。親切か。ちなみに正解は「寺島おじさん」だそうです。いや、家で2人の時になんて呼んでるかは分からんけども。確か「おじさん」って呼んでるって話は他でも聞いた気がするな。大して歳も変わらんのだからおじさん呼びはやめたれよ、と思うけど、まぁ、業界的には先輩だしな……(あれ、戸籍上はしゅが美も寺島姓なのでは……)。ちなみに、本当の本当にどうでもいいことなんですが、この時私の脳裏には、こないだのClub AT-Xでてらしーが好きなおっぱいのサイズを「79のB」って即答してて、「そのサイズは何? ねぇ、その具体性は何?!」って気になったことがフラッシュバックしました。他意はありません。まぁ、とにかく仲睦まじい様子で何よりである。声優ファンは、別に結婚で発狂したりはしない。結婚して仕事が少なくなってしまうことが悲しいだけだ。てらしー、お願いだからしゅが美に仕事は続けさせてください。本当にお願いします。幸い、本人の様子を見る限りだと今後もずっとこの調子で仕事は続けてくれそうでホッとしてますけどね。

 他にも地元仙台の観光案内や、地元仙台駅に成城石井ができたことを母君がめっちゃ喜んでいた話、学生時代、修学旅行の時に飛行機が飛んで思わず拍手喝采した思い出などなど、いろんなお話が聞けました。ちなみにトークの中で出てきた同業者の名前は、てらしーの他には何故か佐倉さんの名前が出てきましたね(「佐倉綾音ちゃんのせいで、変なとこで笑いのツボにはまるようになっちゃった」とのこと)。ケラケラと笑う、しゅが美のゲラっぷりは見ているだけで幸せになるのじゃよ……。今後も、永劫尽きることなく、しゅが美のままであらんことを。

 ちなみに、サイン色紙が当たった3名のうち1名は、初めてしゅが美のことを知ったという4050代のおばちゃんだった。旦那と一緒に来ていたとのことだが……直接話をした時に「ごめんなさい、今日初めて知ったんです……」と恐縮するマダムに対し、しゅが美は本当に満面の笑みで「ありがとうございます! 顔と名前だけでも覚えて帰ってくださいね!」と満点の答え。しゅが美、いい対応だけどそれって芸人さんがやる奴や……。

 

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 すでに興味を失ってしまっているので、発表されるまで存在をすっかり忘れてしまっていた声優アワード。今更何を言うでもないが、これまで毎年何らかの形で記事を書いてきたので、一応今年もメモ程度に残しておく。まぁ、単なる愚痴というか、誰しも思っていることを改めて書くだけになる気がするけども。本当に軽くなでるだけなので、多分これまでで最も中身がない感想になりそう。

 


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 年1回のお約束、毎年恒例、「声優グランプリ」付録の「声優名鑑」についての差分チェックのお時間がやって参りました。毎年必死にチェックして、時に「なんでこんなことしとるんやろ……」って急に素に戻る時間がないといえば嘘になるが、それでも結構便利なデータではあるんですよ。ここでしか名前が確認できない人とかもいるし、特に新しい名前については年1回くらいのペースでここに記録しておくと、後になって「アァ、この辺りから出始めているんだ」なんてことが分かったりもする。まぁ、その「役に立つタイミング」が年1回訪れるかどうかは微妙なところだけども……。

 さておき、いつものようにざっとデータを確認していくが、まずは名鑑自体の書籍としてのデザインの確認。サイズやデザインに関しては、2012年に中綴じから平綴じになってから大きな変化はない。ただ、毎年確実に増ページは続けており、昨年も「まだ増えるのか!」と思っていたところからさらに4ページの増加。さらに昨年はギリギリページ内に収まっていたファンレターの宛先を表示するQRコード(昨年から導入)がさっさと広告ページに追いやられて完全にリストのみの構成になった。これにより収録人数は一気に 49名が増え、800人という前人未到の数字に。一応観測開始した2010年からの変動を記載しておくと536人→536人→548人→596人→644人→680人→703人→751人となっており、48名の増員を果たした2014年版を超える最大増となった。新規掲載人数71名という数字は当然史上最多である。ただでさえ飽和状態と言われているこの業界、まだまだその限界は先ということなのだろうか……。声優を目指すみなさん、さすがに考えた方がいいかもしれませんよ。

 

 さて、今年も「誰が増えて」「誰がいなくなったか」を確認することで、ざっと構成を確認していくことにしよう。

 

IN(71名)

会沢紗弥 相羽あいな 厚木那奈美 天城サリー 天海由梨奈 

綾瀬有 井澤美香子 石田嘉代 石見舞菜香 上田瞳

内田秀 海乃るり 梅村あかね 大塚紗英 大西亜玖璃

大野柚布子 大森日雅 尾崎由香 景山梨彩 鎌倉有那

河上英里子 木村千咲 楠木ともり 倉岡水巴 黒木ほの香

香里有佐 小原好美 小宮和枝 小山百代 近藤玲奈

西條和 相良茉優 指出毬亜 首藤志奈 白沢かなえ

鈴木麗子 すずきももこ 高倉有加 たけだまりこ 武田羅梨沙多胡

伊達朱里紗 田中ちえ美 田村響華 築田行子 泊明日菜

長江里加 永宝千晶 名波翼 西本りみ 根本流風

花井美春 花川芽衣 林鼓子 原奈津子 春咲暖

春野杏 帆風千春 星希成奏 本泉莉奈 前川涼子

前田佳織里 南早紀 宮瀬玲奈 本宮佳奈 桃瀬あやみ

森嶋優花 八島さらら 山下まみ 山田きのこ 山田奈都美

渡部紗弓

 

 71人もの名前がずらりと並ぶ圧巻の追加組。当然、よっぽどのマニアでもない限りは知らない名前の方が圧倒的に多い。私もそうだ。とはいえ、もちろん「おっ、去年活躍したから今年から掲載されるようになったんやな」という名前もちらほら確認できる。個人的にパッと目を引くのは何と言ってもバンドリ・ガルパ勢であろう。友希那さん役・あいあいこと相羽あいな、声優というのはやや微妙なおたえ役・大塚紗英、そしてりみりん役・西本りみという面子。なお、現時点でも櫻川めぐ・前島亜美の2名はまだ名鑑に掲載されておりません。そう考えると、あいあいの掲載はPPPがらみと考えた方が自然かも(PPPの残りメンバーも今回全員掲載に至っている)。

 その他、印象がある名前を見て行くと、まずはとこのめさん役の井澤美香子。主演を勤めた「ヴァルキリードライブ」は2015年の作品だったが、2年越しでようやくの名鑑入り。昨年快進撃を果たした石見舞菜香もめでたく初掲載。「天使の3P」「このはな綺譚」で重責を果たした大野柚布子や、ククリ役の小原好美あたりも昨年を代表する名前といえるだろうか。個人的には「サクラクエスト」ニコ生でわけのわからないキャラを開花させたチェミーこと田中ちえ美も頑張ってもらいたい存在。

 そして何と言っても、去年の名鑑はギリギリ間に合わなかったんやろなぁ、と思わせるのがサーバル尾崎の存在(あとフェネック本宮)。今年以降、仕事は増えるのかどうか。あとは列挙すると「メルヘンメドヘン」で主演を務める楠木ともり、「スロウスタート」の近藤玲奈、「ブレンドS」の春野杏、「ステラのまほう」の前川涼子、「プリキュア」本泉莉奈あたりは頭の片隅に置いておくと良いだろう。武田羅梨沙多胡に至っては片隅に収まらない(長さ的に)。

 残った名前はほとんどが新人であり、各事務所が推したい名前がここにリストアップされているものと思われる。最近では割と多くなったのがユニットによるまとめ売りで、例えばWUGの後輩ユニット「Run Girls, Run!」の3人はまだ大して仕事もないがしっかり登録されているし、他にも声優ユニット「サンドリオン」とか、よく知らないユニットもヒットしたり。あの秋元康がついに声優ユニットのプロデュースにも乗り出したという不穏な話題になっている「22/7(ななぶんのにじゅうに)」も一気に8人がリスト入り。このうち何人が生き残ることになるのだろうか。

 他に名前をざっと調べて気になるトピックを見て行くと、まず「景山梨彩」っていう名前はなんとあの影山ヒロノブの娘さんらしい。着実に広がっている二世声優たちの輪(ほら、影山ヒロノブだって「GARO」で声優やってるから)。そして、名鑑ではおなじみの出戻り(一度名前が消えたけど再掲される)組では、山田きのこ(旧芸名・溝脇しほみ)の名前が2011年版以来7年ぶりの掲載。こういう人たちがどういう理由で再掲載されるのかは未だによくわかりません。そしてひときわ目を引くのが、押しも押されもせぬ大ベテラン・小宮和枝の名前。再掲載やろなぁ、と思って確認したが、私の手元にある限り(2002年以降)、過去に掲載された記録がない。マジでどういう基準で掲載されているのやら……。

 

OUT(22名)

今井由香 榎あづさ 遠藤ゆりか 尾崎真実 嘉山未紗

川名真知子 小松里歌 城雅子 タカオユキ 高口幸子

高橋美衣 田中久美 千葉紗子 鶴ひろみ 野々目良子

早瀬莉花 坂東愛 前田沙耶香 牧口真幸 水野マリコ

山口理恵 芳野由奈 

 

 続いて、「昨年は掲載されていたけど今年は載ってなかった」名前が22名。毎年このコーナーでは確認して辛い気持ちになるが、今年はここに鶴ひろみの名前が載っていることは残念で仕方ない。改めてご冥福をお祈りします。

 その他の名前についても大体例年通りのパターンに分けられる。大きく分けて「事務所が変わる(退所する)」「活動そのものを引退する」「理由は不明だけど、なんとなく」の3つ。現役バリバリで名前を見かける人の場合はおよそ事務所がらみだと考えて良い。例えば「五十鈴華さんの中の人」尾崎真実は昨年事務所を退所してフリーになっているし、「Just Because!」で主演を務めた芳野由奈も昨年末で事務所を離れているようだ。

 休業パターンで真っ先に目が行くのは、やはり遠藤ゆりかの名前だろう。現時点では活動しているが、すでに引退を発表しているというので現時点で掲載を見合わせているという珍しいパターンではある。その他、90年代から2000年初頭に活躍していた今井由香は、体調不良が原因で休業中とのこと。同様にナレーター業などで幅広く活動していた水野マリコは体調不良が理由で引退だそうな。そういえば「しもがめ」のナレーションが新年放送から変更になっていたっけ。アーティスト兼声優というふわっとした立ち位置にいた2名、「みみめめMIMI」のタカオユキと、「これはゾンビですか?」でエンディングを歌っていた山口理恵も引退を発表しているとのことだ。

 そうなると気になるのは、「活動をやめたわけでもないし、なんとなく名前がなくなった」枠。個人的には牧口真幸の声は好きなので何故ここで名前がなくなったのかは気になるところだが……あとはせっかく「UQホルダー」でネギまキャラを演じるチャンスがあったのに名前が消えてしまった坂東愛。まぁ、この人は仕事少なそうだけども……。

 そしてそして、ついに名前がなくなってしまった千葉紗子。まぁ、結婚後は確実に仕事を減らして事実上引退していたようなものなのだが、「ギアス」劇場版ではちゃんとクレジットされてたんだよなぁ。あれってニーナは新録音源が無かったのかしら。できることならまた新しい仕事でその声を聞きたいものです。

 

以上、このデータがどこかの、誰かの、何かの役に立ちますように。

 

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 学祭イベントシーズンですよ。といっても,最近はなかなか時間を作るのが難しくなっているので、イベント参加数はこれまで以上に減ってきているのですが。まぁ、もともとあんまり外に出て歩くイベント参加型のオタクではないのでね。数年前まではせめて近場だけでも、と思って関西近県の学祭イベントはなるべく調べて参加するようにしていたんですが、最近は私も歳をとり、なかなか小回りの効かない身体になってしまったせいで参加するイベントは次第に減少。気づけばこの京大学園祭のイベントのみ、という状態になりつつあります(正直いうと、京まふや京アニイベントは応募を忘れていたのである)。まぁ、さすがにこれだけ長年声優オタクっていう仕事(??)をやっていると、色々とスタンスも変わってくるもので。今回は正直、イベント内容よりもそうした自分自身のスタンスと業界の変遷を絡めた自分語り多めの内容になる気がします。レポとかは、どっか他のところ探してください。

 


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 今年も発表になったんですってよ。今回は発表のタイミングで家に居なかったからセレモニーの様子も観られてないし、一昨年以来、この企画にはあんまり力を入れずに見るようになってしまったため、予測記事も書かなくなったし、正直発表のことも忘れていた。こうして半端な気持ちで見たアワードの結果ですが……さて、どうなったか。今回は書くべきことがあまり無さそうです。

 


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 一応(自分の中では)毎年恒例のお仕事なのできちんとやっておかないと。2月10日発売の「声優グランプリ」に付録としてついてくる「声優名鑑」の差分チェックです。一応、このブログを始めてからは毎年やっているので、2010年以降、気になるデータがある人はブログ内を「差分チェック」で検索してみてください。

 一応毎年のことなので確認しておくが、今年も「名鑑」そのものに大きな変化は無い。ただ、これまでずっと巻末に付されていたファンレターの宛先一覧が削られており、その分が新たに声優を掲載するページに裂かれている。1ページあたり12人が掲載されており、2ページ余裕が出来たので23人が増えた。なんで24人じゃなく23人なのかというと、最後の1枠にQRコードがつけられ、ここからファンレター宛先一覧を読み込むことが出来るということなのだ。なるほど、増え続ける声優の名前を何とかしてたくさん載せようとして涙ぐましい努力をしているのであるな。

 ということで、ただでさえ毎年「多いな……」と言っていた声優の数だが、今年も更に増えてついに703人と大台に乗った。調査を始めた2010年度版から536人→536人→548人→596人→644人→680人とコンスタントに増え続けていたのだが、まぁ、ここ数年では上げ幅は少ない方か。ぼちぼちアニメ業界も飽和してきたようだし、声優の数もこの辺りがギリギリじゃないかな……。ただまぁ、名前をつらつらと見ていると、ソシャゲやらショートアニメやらで名前を載せられる媒体は増えているんだよね。これまでのようにシリーズアニメ・ナレーション関係以外で生き残れるキャパは増えているんだろうか。

 

 さて、今年も「誰が増えて」「誰がいなくなったか」を確認することで、ざっと構成を確認していくことにしよう。

 

 

IN(49名)

葵井歌菜 朝日奈丸佳 荒嶽恵 飯野美紗子 岩淵桃音 

上原あかり 鵜殿麻由 遠藤瑠菜 (緒乃冬華) 片平美那

かとう有花 金澤まい 郁原ゆう 神戸光歩 菊地瞳

衣川里佳 木野日菜 黒瀬ゆうこ 古賀葵 古城門志帆

小原莉子 齋藤彩夏 佐倉薫 咲々木瞳 佐藤美由希

清水彩香 白石晴香 鈴木陽斗実 鈴木みのり 高橋花林

たなか久美 田中有紀 津久井彩文 東城日沙子 富田美憂

中島唯 西田望見 野村真悠華 早瀬莉花 原田彩楓

広瀬ゆうき 藤田茜 藤原夏海 丸塚香奈 宮本佳那子

山口愛 優希知冴 行成とあ 和多田美咲 

 

 「昨年掲載されておらず、今年は載っている」名前は上述の49名。「緒乃冬華」名義は結婚に伴う「大浦冬華」の改名なので本来カウントしないが、まぁ、後々見て分かりやすいように一応掲載しておく。色々と必死で確認していくと、やはりほとんどは若手・新人の名前である。ただ、中には意外な名前もあって、一番驚いたのは齋藤彩夏だろうか。載っていて当然だと思ってたのに、確かに去年は載ってない。更に遡って過去の名鑑を見ていってもなかなか見つからず、2008年度版でようやく掲載が確認された。つまり10年近くものあいだ、何故か掲載されていなかったのである。何故この機会に戻ってきたのか、色々と謎は多い。他にもちょっと意外な名前としては行成とあの名前も。彼女、実は今回が初掲載なのだ。あと、変な遍歴を辿っているのが宮本佳那子で、名鑑に初登場したのが2011年。そこから、翌年の12年版では名前が消え、プリキュアになった13年にまた復活。その2年後の15年にまた消えて、さらに2年かけて戻ってきた。一体何がなにやら。

 それ以外の新人枠を見ていくと、パッと見で認識出来る名前は例えば「三者三葉」で双葉を務めた金澤まいや、「甘々と稲妻」の遠藤瑠菜ちゃん。ちなみに「ばらかもん」の原涼子ちゃんはまだ名鑑には載ってないので、瑠菜ちゃんはひょっとしたら事務所や本人の意向で声優志望なのかな、とか邪推してみたり。あとは不名誉な名前の売れ方をしてしまった古城門志帆は今年が初掲載。去年の段階でプリキュアレギュラーだったのに載ってなかったのね。他にもマクロスで歌姫となった鈴木みのりは最新作の「ダンガンロンパV3」で個人的にお気に入りのアンジーを演じてくれていたので頑張ってほしいところだし、現在「ガヴリール」で主演を務める富田美憂や、「うらら迷路帖」でメインを務める原田彩楓あたりも注目か。個人的には低音域のキャストに興味があるので、少年役で名前が挙げやすい藤原夏海なんかも頑張ってほしいところだ。

 あと、聞き慣れない名前といえば「かとう有花」っていう人なんだが、調べてみると、この人「君の名は」の方言指導をしていたらしい。だから載った……のかどうかは定かでない。

 

 

OUT(26名)

飯塚麻結 石毛佐和 石橋美佳 上村貴子 (大浦冬華)

大原桃子 大森日雅 おみむらまゆこ 柏山奈々美 川瀬晶子

神田朱未 喜多丘千陽 幸田直子 櫻井智 里咲芽生

志村由美 白兎夕季 すずき紀子 関山美沙紀 鳴海杏子

葉月絵理乃 古谷静佳 松下こみな 松永真穂 水谷優子

水原薫 

 「昨年掲載されていて、今年はのっていない」名前はこの26名。毎年ここで確認して改めて残念な気持ちになるが、水谷優子の名前が消えてしまったのは致し方ないところ。改めてご冥福をお祈りします。その他、有象無象の「知らない」名前が並ぶかと思ったら、割とそうでもない名前が多数クレジットされていて驚く。例えば冒頭に記載されている石毛佐和の名前。確かに最近はさっぱり声を聴かなくなってしまったが、数年前にフリーランスになったらしく、ついに名鑑からも外れてしまったか。同様の現象は神田朱未、おみむらまゆこ、川瀬晶子などでも確認出来る。かんちクラスの人間でもこうして名前が消えることがあるのだな。

 逆に、はっきりと理由が明かされているパターンとしては大原桃子・喜多丘千陽・櫻井智・志村由美・松永真穂などが声優業引退を明言している。志村由美の引退は割とショックだったんだけど。今後「47都道府犬」の続編は作られないということだろうか……。喜多丘千陽(合田彩)といえば「キディ・ガーランド」だが、当時の相方だった内田彩の出世ぶりをどんな気持ちで見ているものだろうかね。

 余計なお世話で心配してしまうのは、まだ引退していない若手なのに名前が無くなっているパターン。大森日雅なんて去年載ったばかりなのにさっそく名前が削られているし、古谷静佳もこの先どうなるものか。鳴海杏子はどうやら事務所を離れたことが理由のようだが、まぁ、彼女の場合はあんまり声優っぽくないから別にいいのかな。

 そして水原さんは……こちらも事務所を離れたことが遠因だと思われるが、別に仕事やめてるわけじゃないのよね。こういうときにTwitterみたいなお手軽な情報発信をしてない人らはすぐに消息が確認出来ないので無駄に不安になるわ。まぁ、「ベルセルク」の2期があるから大丈夫なはずなんだけどね。

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 秋と言えば学園祭シーズン。学園祭シーズンといえば声優イベントなわけですよ。と言っても、私は基本的に出不精なのでなかなかイベント巡りとかは出来ないんですが、ちょっと前までは近隣だけでも京都産業大、立命館草津キャンパス、同志社、京大と4つくらいは視野に入れて回っていた。ただ、最近はなかなかそれも叶わず、去年は1つも行ってない。今年は何とか、この京大のイベントだけはチケットを取ることが出来まして、何とか行ってまいりました。

 


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 そういえば、声優アワードが発表ですってね。もう、昨年度の結果発表の時点で色々がっかりしたので、今年からはあんまり追いかけないことにしちゃった。毎年年末に書いてた予想記事も今年は書いてないし、実際に一切予想とかもせず、今日だってどこぞのニュースをみて「そういやそんなのあったな」くらいの反応である。

 でもまぁ、せっかく結果発表を見たのだから、一応雑感くらいは書いておきましょうね。このアワードがどのような意味を持つのかも、毎年改めて考えていけば良いのですよ。

 

 


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 2月の10日、つまり、「声優グランプリ」の発売日です。ということで、ライフワークなので今年もちゃんとやっておきましょう、「声優グランプリ」付録冊子、「声優名鑑」の差分チェックだ。毎年頑張ってこの作業してるけども、果たして意味があるのかどうか……いや、意味はあるんだ。全体的な傾向を知ることが出来るし、この記事を作ってWikiとか漁ってると、なかなか気付きにくい意外な事実を知ったりするし。今年だとあれかな、酒井香奈子が「さかいかな」に改名してたことかな。なお、昨年分以前はリンク参照、さらに昔の差分が気になる人はリンクを辿ってください。一応6年分の蓄積があるからデータとしてはそれなりだぞ。

 さて、毎年やってるこの企画だが、気になるのは「名鑑」の構成そのもの。ある時期に背綴じになって一気に収録人数が増えたり、オールカラーになったりと時代に合わせて変化してきたこの「名鑑」だが、残念ながら今年は大きな変化はなく、表紙の装丁なども基本的に昨年版と大差無い。おそらく、ぼちぼちこの企画も飽和状態というか、安定期に入ったのではなかろうか。まぁ、業界の健全さを考えればもう少し声優の人数は減った方がいいのかもしれないが。なお、大きなデザインこそかわらないものの、今年もページ数は増加しており、収録ベージが3ページ増え、36人が追加された。過去の人数の変化を辿ると、調査を始めた2010年度版から536人→536人→548人→596人→644人と来ていたので、今年は36人増えて680人!!! 一昨年→去年の段階で48人増だったので、増加幅は多少減ったとはいえ……普通に考えてこの業界もキャパに限度があると思うのだが。これ、あくまで「女性編」の人数ですからね。ちなみに、掲載ページが3ページ増えたことによるしわ寄せがどこに行ったかというと、ファンレターの宛先である各々の事務所の住所録が電話帳クラスの豆粒みたいなフォントサイズになったという。色々工夫してるんですわ。

 さて、今年も「誰が増えて」「誰がいなくなったか」を確認することで、ざっと構成を確認していくことにしよう。

 

IN(60名)

逢田梨香子 青山吉能 伊波杏樹 岩橋由佳 上間江望

永野愛理 大森日雅 小野早稀 影山灯 嘉山未紗

川端しおり 鬼頭明里 金魚わかな くじら 久保田未夢

桑原由気 小市眞琴 幸田直子 高野麻里佳 小林愛香

小宮有紗 斎藤朱夏 佐藤亜美菜 芝崎典子 澁谷梓希 

杉山里穂 鈴木愛奈 諏訪ななか 千本木彩花 空見ゆき

髙木美佑 髙田憂希 高槻かなこ 高橋美衣 高柳知葉

田澤茉純 立花芽恵夢 千管春香 辻美優 鉄砲ゆりの

巴奎依 長久友紀 七瀬彩夏 秦佐和子 花房里枝 

日岡なつみ 福沙奈恵 降幡愛 本渡楓 前田玲奈 

牧野天音 村上奈津実 森永千才 山北早紀 湯浅かえで 

吉岡茉祐 吉田有里 芳野由奈 若井友希 和氣あず未

 

 (ほとんどが)フレッシュな面々の加入組。まず、誰が見ても目を引くのは「くじら」という堂々とした文字列。去年までいなかったのかよ!? 全然気付かなかったぜ。そして何故今年から掲載されたのかもよく分からんが……。このリストだと「金魚」→「くじら」ってい並びがちょっとした奇跡。なお「金魚わかな」は、こないだゴールデンタイムにやっていたバラエティでも紹介されていた、「青二が唯一スカウトで捕まえてきた新人」という、本人にとってはプレッシャー以外のなにものでもない肩書きを背負わされた人。実績は、まだ無い。他にもネタ(?)枠としては、去年突然名前が無くなって「結局何者だったんだ?」って思った「鉄砲ゆりの」さんが1年休んで即復帰。だから誰なんだってばよ。あとは……ゆーきち?! お前さん、去年はまだ載ってなかったんだね。ちゃんと「ゆーり」って振り仮名振ってあったよ。他にも千管春香や前田玲奈なんかはまだ載ってなかったのは意外か。

 残った面子には知らない名前も多いが、調べてみて分かるのは「ラブライブ・サンシャイン」勢。9人の(ほぼ)新人が登場するが、全員が今年からの掲載である。まぁ、約1名戦隊ヒーローもいるのだが、これで声優名鑑には黄色のヒーローが2人も載っていることになるな。同じくアイドルグループとしては、WUGから「残りの4人」が今年ようやく掲載。ぶっちゃけ去年の時点では田中・奥野・山下の3人以外がどこまで声優として活動の場を見つけるかは懐疑的だったが、「ハッカドール」なんかを見てると頑張っているようだ。「それが声優」の「残り2人」も今回から掲載。その他、個人的に気になっている名前をチェックしていくと、「六畳間の侵略者」のヒロインで去年の掲載を逃していた2人、大森日雅と田澤茉純。ポンコツゆりかはその個性的な声で最近はよく名前を見るようになってきたし、キリハさんの方もシンフォギアでメインを射止めたり、いい感じで名前が前に出来ている。他には「温泉妖精ハコネちゃん」の2人(小野早稀・桑原由気)や、「ギャル子ちゃん」の中の人(和氣あず未)など、ショートアニメから新人が出てくるパターンも多くなっているし、「紅殻のパンドラ」の福沙奈恵、「ここたま」の本渡楓など、単発ヒロインもちょこちょこと確認出来る。あ、あとしゃわこもようやく事務所入りしてここに名前が載った。

 さぁ、群雄割拠の声優戦国時代、勝ち残るのはこの名前のうち何名になることか。

 

OUT(24名)

阿久津加菜 安達忍 内川藍維 郁原ゆう 斉木美帆

桜川めぐ 早良 白石真梨 白川愛実 竹之内彩

茶乃 秋奈 徳永愛 那須めぐみ 七緒はるひ

新津奈々 廣田詩夢 藤東知夏 本多陽子 松来未祐 

松本まりか 宮川美保 村田友沙 安田未央 

 

 入る名前があれば出る名前もある。この中で最初に目を引く名前といったら、もちろん松来未祐ということになってしまうだろう。この企画を始めてから、川上とも子や本多知恵子など、いくつもの惜しい名前をここに記録しなければならなかった。しょうがないこととはいえ、やっぱり寂しいものである。

 さて、その他で見ていくと、まずは正式に引退を表明した阿久津加菜の名前が筆頭に来ている。何となく自然消滅していくことが多いこの業界ではっきりと引退宣言した珍しい事例。逆に言うと、それ以外の人は掲載されなくなった理由はよく分からない(毎年のことだが)。想像出来るところでは、例えば七緒はるひの場合には事務所を退所してフリーになっているのでその関係か。ぱるぴんさんは旧芸名の頃からちょくちょく見ているし、決して仕事が少ないわけではないので、あんまり心配する必要はないと思うが。徳永愛の名前も無くなっているが、やはりフリーランスだと掲載に色々と苦労があるのだろうか。ごく最近離婚報告をしていることもあるし、身辺が大変なのかもしれない。ヨーダ(本多陽子)も気付いたらフリーになってるらしい(あとこちらは一昨年結婚しているらしい)。藤東知夏や宮川美保も事務所の移動。仕事、あるといいな……。松本まりかは元々声優一本っていうタイプの人でもないので、わざわざ乗せる必要も無いのか。ファフナーの終了と同時にいなくなるのは割と自然な気も。

 廣田詩夢とか懐かしい名前だが……仕事……無いのかな……。ちなみに大ベテランの安達忍は、2年前の名鑑に初掲載されたのだが、今年再び名前が消えた。このあたりの人たちがどういう規準で掲載されているのかはよく分からんな。

 

 

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