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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 酒飲んで勢いでよく分からないメンバーでカラオケになだれ込み、喉を完全に潰した状態で帰宅したら、「そういえば今日はアワードの発表の日じゃないか!」と思い知らされる。そして結果を見に行き、このテキストを書き始めるのが午前4時。むぅ、仕方がない人生だな。しかし、今年は笑わせてもらった。どんだけ笑えたかは、今年の「予想記事」を見て貰えばなんとなく分かる気がする。ちなみに去年の「結果寸評」はこちらです。


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 気付けば毎年恒例になっているこの企画、今回もやります、「声グラ」付録である「声優名鑑」の差分チェックです(昨年度版はリンク参照)。


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 やっぱ記事立てしよ。ちなみに過去に当ブログで結婚云々を取り上げたのは3組だけ。御前の場合にはそれくらいの盛り上がり方だってことで(舞太の時もちょっと悩んだんだけど)。普段巡回している声優系のサイトを見ても、やはりどこもこぞって取り上げている。影響力はなかなか大きいようだ。やっぱり誕生日が挙式・入籍には一番向いているんでしょうな。旦那の方も記念日をあんまり多く覚えなくてもいいって言う戦略的メリットがあるし。今年はこれくらいかな、と思ったけども……12日にもう1件くらい報告がないかな……。あってくれると嬉しいんだけど……無理かな…………とりあえず、御前おめでとうございます。
 
 御前の場合は普段からあのテンションだったので、予想以上にぬるっとした結婚報告である。今年連発した結婚報告の事例を見ると、大体かしこまった様子でブログに報告記事を立てる形式で発表することが多い。一応今回も同じ形式にそっているわけだが、ブログタイトルとか切り出し方がいつも通りのテンションである。まるでおまけみたいにしれっと「ついでに結婚したし」である。おかげでネタなのかマジなのか理解するまでにも時間がかかる始末。記事の中には「旦那」ナバの名前も当然出てきており、過去に一度結婚式を経験している関係上、「え? また?」みたいなトコもあったわけだ。でも、見たところマジである。この芸風でこれまでもこれからも突っ走ってくれるのかと思うと、実に心強い。これ、ラジオでむーちゃんあたりにいじられないもんかなぁ。
 
 ちょうど、御前のデビューしたあたりが私のアニメ視聴開始のタイミングとほぼ被ることもあって、なんやかんやで結構思い入れの深い声優さん。なんと言ってもナバとのコンビ芸が極まっており、「野望神社」のすばらしさは女性ユニットの中でも群を抜いていた。おかげで百合営業の開祖みたいな見られ方をするときもあるが、彼女が凄いのは決して「百合営業」ではなく「おっさん営業」だったというところ。女好きキャラを維持しながらも、それをメインで売るのではなく、あくまで1つの属性として飲み込み、ネタに昇華させたところにある。ジャンピングニー伝説とかも含めれば、ファンになればなるほど、「早く誰かもらってやれよ……」という気持ちが募るという、絶妙なファン心理を突いた心憎い御仁なのだ。最近は役者としても良い仕事が多いし、このまま順調に仕事もプライベートも充実させていって欲しいですわ。旦那さんはお酒強い人だと良いけどな……
 
 しかし、こうしてみると狙ったように「ハヤテ」声優が次々片付いていくな。ハヤテが、マリアさんが、そしてついにヒナギクまで。となると、ナギとか伊澄とかがどうなるかだ。雪路はキャラのままだったら絶望的だが、さて……

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 11月あたま、首都圏の大学では数々の声優イベントが行われており、財政難で上京できない私はぐぬぬ状態。でも大丈夫、関西だってイベントはあるのさ! 実は当日京大に新谷がきていることなんかを知らなかったりもしたけれど、私はこちらで充分だもの。というわけで行ってきました、同志社大学。
 
 同志社の今出川キャンパスは以前若本規夫が来て以来の訪問になると思うのだが、改めていつのことだったかと確認したら、若本講演会は2005年と記録されていて衝撃を受けた。7年前……だと?…… ……あれから私も大きくなって、相変わらず声優イベントに参加出来ました。ありがとう。
 
 というわけで、今回は「もえせんラジオ」で卓越したコンビ芸を披露してくれた、みっことダチャーンのグラマラスコンビ。2人の絡みがどういうテンションになるのかは大体知っているわけで、イベントも多分そういう方向になるんだろうな〜〜、と思いながら参加したわけだが……うむ、1ミリもずれなかったな。休憩時間も含めて2時間弱というイベントだったのだが、トークの8割は乳である。これが比喩でもなんでもなく、マジで徹頭徹尾、乳である。このブレなさは本当に恐ろしい。よって、イベントの様子がどうだったとかいうことを書く必要は一切無く、「どんなトークだったか知りたければもえせんラジオとか聞けばいいじゃない」で片がつく。宝塚が安定感のある演目を何度もアンコール公演しているのを見ているような、そんな心境。
 
 しかしまぁ、生で見る2人の素晴らしいことといったら。写真なんかでみるとダチャーンのマウンテンの存在感が圧倒的なわけだが、舞台で動く様子、単なる立ち姿などを見ていると、やはり新井里美のモデル体型が不動の完成度を誇る。そりゃま、みんな口を揃えて「できるOL」と称するわけだ。しかも今回の舞台衣装はチャイナ風でスリット入りのワンピースという実に実に困ってしまうもので、時間いっぱいみっこタイムであった。そして、紹介文で「1000の声を持つ」というどうしようもないハードル上げを喰らったにも関わらず、そこはきちんと声優という仕事で応えてみせるスキルも十二分。寸劇パートも多く用意されていたおかげで、声音を操るみっこワールドが堪能出来た。
 
 一方の原田さん。こちらは、多少語弊はあるかもしれないが、私の中では「小林ゆうと同じカテゴリ」に含まれる芸人である。つまり、「どこまで『作り』かは分からないが、これを作りで演じきれるとしたら、もうそれは才能として認めてしまっていいだろう」という枠。サービス精神の権化であるダチャーンは立っているだけでもある意味完成形だが、突っ込み役を安心して任せられるパートナーと並べば爆発力は無双。お絵かき課題での無駄な才能、登山家としての「いつもの」お仕事。OK,それがファンの望んでいたものだ。この日は遅れてきたバースデイサプライズなどもあり、常にダチャーンを中心にイベントは進行していた。この芸風だけで2時間イベントを回しきってしまうのだから、そりゃぁ立派なものだ。誕生日絡みってことで何度か「実年齢は……」みたいな話になっていたが、なんか「年齢非公開」まで含めて完全にキャラとして定着してるってのはずるいよな。ゴトゥーザ様も自分の不可解な年齢設定をネタにしてたし、「年齢非公開」っていうネタは案外無粋なものではなく、今後もいじれる良いファクターなのかもしれない。
 
 あとは……特に書くこと無いです! とにかく笑いっぱなしだったので文句なしです。一応特記することといえば……ひだまりの現場報告だろうか。みっこが一回だけゲストできた回(6話だっけ?)繋がりで、話題は「ひだまりの現場での登山家原田さんの活動」へ。「あの現場は立派なものをお持ちの方が多いんです」とのことで、新井さんは「そだね、新谷良子ちゃんとかね」と返事をする。しかし原田さんは「私、新谷さんは脚が好きなんです」と回答し、続いて「阿澄さんのところにも行くが、彼女にはいまだ拒絶される」と語る。「阿澄さんはさわりに行くと『フーッ!』『シャーッ!』ってうなる」「おさえに行くとドンと突き放される」とのこと。そんな様子だったので、ゲストでお姉様が来たときは嬉しくなって後ろから遠慮無く抱きに行ったらしい。音響監督含め、ブースの外では大人の人たちが「また原田がやってるよ」と苦笑いしてましたとさ。めでたしめでたし。…………容易に脳内再生出来るのが恐ろしい。話題の途中で「ねぇ、松来さんは? 松来さんについては?!」と叫びたい衝動を抑えるのに必死でした。

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 今年もこの季節が無事にやってきました。気付けば既に7年目。声優アワードの一般投票のお時間です。

 毎年、この賞の投票が始まる時期と、結果発表の時期はそれなりに話題には上るんですよね。ただ、結果的に「有名無実の身内褒めだけしかしてない」とか言われたりして、あんまり実行力を伴っていない気もするのが悩みの種。確かに、これを受賞したからと言ってその受賞者が翌年からめきめきと仕事を増やすわけでもないし(というか、既に仕事が多い人間が受賞することが多いし)、未だブラックボックスの事務所縛りの話などもあり、どうも、選考側とファンの求めるものが一致していないように感じられるのも事実。結局、声優という仕事は究極の「裏方作業」なので、これで箔を付けようにも、なかなか効果が現れないのも事実だ。

 しかし、毎年これを見るのは、それはそれで楽しみなイベントなんですよ。1年を総括する声優業界事情を示す1つの指標であるのは間違いないだろうし、あーでもないこーでもないと文句を言いながら声優好きが騒ぐというだけでも祭りとしての意義はある。激動の第5回を踏まえて、昨年度はそれなりに説得力を持った部分もあったし、授賞式の方法などを変更したおかげで、開催側も余計な気遣いをする必要がなくなり、少しは気楽に遊べるイベントになったと思いたい。さて、今年も、私の投票先をここにまとめておくのと同時に、どのような結果になるのかを予想していこうと思う。昨年度分の予想記事結果寸評についてはリンクを参照のこと。

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 というわけで、2日続けての声優イベント。どうやら前日の大原さやかトークショーとは違う団体の主催のようで、あちらが「アニメカルチャー研究会」、こちらが「アニメ・声優研究会」の主催。何が違うんだろう。この手のサークルが乱立してるってすごい状態やな。なんか主義主張の差とかあるんだろうか。「俺たちが本家だ!」とかいいながら派閥争いとかしてるんだろうか。いや、どうでもいいですけども。どちらの団体さんもきっちりイベントが出来ていて大変立派でした。それにしても慶応大学は何故こうも私の嗜好をピンポイントで突いてくるんだろう。2年であっという間に我が心の声優十二神将(柱右部参照)を4人もクリアしてしまっている。来年はチーム大沢で一気に呼び出して明乃・麻美子コンビとかだったらマジヘヴンである。いや、リアルにあおちゃんはありそうだな。
 
 さておき、前日の大原さやかイベントが「謁見」であるとするなら、こちらは純粋に「ファンイベント」である。気付けばこれでしゅが美イベントは3度目であり、めでたくこのほど「人生で一番多くイベントを見られた声優」になった(次点は2回で若本とモモーイ)。普段なかなかイベントが見られない私みたいな人間からすると脅威の遭遇率である。いや、会いに行ってるんだけども。今回も、これまで体感したような愉快なしゅが美ワールド満載でございます。
 
 イベント中にもそんな話題が出ていたが、彼女の愉快なところはトークもそうだが、身体全体を使ったオーバーアクションだろう。元々演劇関係からの出自でもないのに、なんでこんなにくるくる動く子なんだろうか。特に今回は階段教室だったおかげで視界が開けて良く見えたし、なんとゲストを椅子1つで座らせるというびっくりなセッティング(イベントでは定番の、ゲストのつく机が無かった)だったので、もう、全体像でエンドレス。しかもこの日の彼女の衣装は膝上短めのショートパンツルックである。座ってるだけで目のやり場に困るくらいのもんですよ。前日の(すごく個人的に)厳粛な気持ちとは打って変わって、もう、最初から最後まで訳の分からないテンションで囃し立ててました。隣の席の方、騒がしかったら申し訳ありませんでした。
 
 イベントの内容は、まぁ、こちらも予想がつくものであるが、「質問/お悩み相談コーナー」に始まって、朗読コーナー、そしてチャレンジコーナー。質問コーナーはなんだか進行役の学生さんがすっとぼけててなかなか面白かったのだが、演じた役の話になったときに必ず御景ゆずきの名前が出てくるのが嬉しい。私の考えるしゅが美三本柱は「ゆずき・律・真奈美」なのですが、今回はその全てについてきちんと語ってくれたのが嬉しかった。そういや、イベントタイトルの割に「千反田える」っていう名前が1度も出てこなかった気がするのは何故だろう。
 
 朗読は前回参加させてもらった京都産業大でのイベントの時にもあったけど、やっぱりこれは必須だと思う。元々アナウンス部門の寵児としてこの世界に飛び込んできたしゅが美であるから、やはりネタだけでなく、きちんと「読む」技術について見せてもらえる機会があるのは本当に嬉しい。前回の朗読は「不思議の国のアリス」で、今回は「人魚姫」。必ずファンタジー要素が伴うのは、声質のなせる技なのだろうか。それなりに長い内容だったはずなのに、聞き惚れていたらあっという間に終わってしまった気がする。こういう企画が堪能出来るのも、学祭イベントならではですね。
 
 そして最後に控えしチャレンジコーナー。イメージとしては「しゅがぽ」の「アルパカへの道」が一番近いと思うのだが、基本的に全部失敗するというブックである。何せ、失敗した分だけサイン入りグッズプレゼントなのだから。その辺はね、ゆーてもラジオもすっかりベテランになった子ですからね、空気は読みますよ。しかも何がひどいって、「チャレンジ企画、縄跳び!」っていったのに、すぐさま舞台袖から「事務所NGです」の声(青二のマネージャーさんである)。いやいや、そんな展開初めて聞いたわ。事前に打ち合わせくらいしとるやろ、っていうね。マネージャーさんまで巻き込んでのイベントって初めて見た。後半になるとどんどん時間が押しはじめ、ラストのエンディングトークもほとんど出来ないような慌ただしさだったのだが、袖に待機していたマネージャーさんはそりゃぁすごい顔をしていたらしいですよ。売れっ子声優も大変ですわ。
 
 結論:やっぱりどんな揶揄が含まれようとも、わたしゃ「アイドル声優」っていう言葉はあってもいいと思う。だって、そうしないとこういうイベントで何が楽しいか説明するのが面倒なんだもの。「声優アイドル」じゃなくて「アイドル声優」なら揶揄にはあたらないと思うのです。可愛いは正義、ということさえ分かれば、それでいいのだ。

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 念願の、本当に念願のイベントがようやく訪れた。今回の記事はいつもに増して恥ずかしいことも平気で書けそうなものになっているので、お読みになる方はそのあたりを覚悟してから読むようにして下さい。
 
 私が声優ファンとなったのはおよそ2000年前後のこと。きっかけとなるのは「開闢の祖」である桑島法子なのだが、その病巣を順調に悪化させてくれたのがいくつかの声優ラジオ。順番からいったら「スパラジ」の方が早かったので荒鷲先生の影響もさることながら、未だ私の中では至高のラジオとして君臨し続ける「ぽぽらじ」によって、この流れは決定的なものとなった。考えてキレのいいボケをとばす浅野真澄、そしてボケる暇が無くて突っ込むしかない珍しい状態の桃井はるこの2人と対峙したのが、後に「ラジオの女王」の異名を持つことになる大原さやかである。
 
 その類い希なるやらかしてる感と、容姿や声とのギャップにメロメロになったファンも多いだろう。かくいう私もそんな1人で、その頃から「私の一番好きな声優」の欄には、常に「始原の名」と「至高の名」が刻まれ続けている。この2人が、生年月日にしてわずか6日しか違わないというのも何とも縁深いものである。
 
 さて、そんな至高の存在、言ってしまえば私にとっては神にも近い存在である大原さやか様(以下さぁや)が、単独でトークショーをやるというのだから黙っちゃいられない。前日のドラフトも早めに切り上げて、一路関東へ。開催地は昨年もお世話になった慶應義塾大学理工学部、矢上キャンパスである。この地の、収容人数が200人程度の大教室に、我々ファンが結集した。ご本人は「人が来てくれて良かった」と宣っていたが、そりゃ集まるわ。駅のホームアナウンスに始まり、各種携帯電話や百貨店館内放送、はてはgoogleの翻訳音声までもを任された「日本を代表する声」に、人が集まらないはずがない。しかも面白かったのは、今回集まった面々は、いつものお友達(年齢層やタイプなどで大体同族と分かる面々)に加えて、頭に白いものが混じった年配の方々もかなり多く見受けられた。一体、さぁや旋風はどのような層を相手に巻き起こっているのであろうか。また、普段のイベントではまず見られない「年配のご婦人」も何人かおり、普段見慣れた「声優イベント」とはちょっと違う、不思議な空気があった。
 
 とはいえ、一度イベントが始まってしまえばそんな不思議な感覚も一切無くなる。そりゃそうだ、会場に集まっている人間はみな同じものを見るために、聞くために集まっているのだ。ひとたび主役が現れれば、そこに迷いが生まれるはずもない。一糸乱れぬ喝采の中登場したさぁやであったが、わずかに数秒で、会場の空気を全て持っていった。これまで幾度となく写真や映像で見ているその姿を、初めて生で見る。しかも、今回はくじ運が良くて座席は前から4〜5列目といったところ。言ってしまえば目と鼻の先に、「神」と敬うその人がいるのである。なんか、入場直後から泣きそうになった。マジで、自然に敬服した。もう、AKBの卒業なんちゃらで号泣してるおっさんとかを馬鹿にしたりしません。人間、感極まるポイントってのはそれぞれなんです。
 
 イベントの内容は、割とスタンダードな「学祭イベント」であるが、やはり主役の性質に合わせてか、アニメ中心というよりもナレーションなどを交えたものになっていた。キャラになって様々なアナウンスに挑戦してみるコーナーや、毎度お馴染み質問コーナー。名言「COOK DO!」が飛び出し、会場は爆笑の渦に包まれた。人妻になって割と日が経つというのに、お料理の方は相変わらずのようである。まぁ、さやカレーから劇的にレベルアップするかと言われると不安は大きいが……いやいや、そんなこたぁ無いよね。川澄綾子のお力さえあれば、料理なんてあっという間に上達しますよ。本人もキャラ造りのためにああいうネタを振ってるんですよ。……多分。
 
 続いてこちらもお馴染み、お悩み相談コーナー(別名、煩悩罵倒コーナー)、そして「人生初」になるらしい、客前での朗読イベント。この日は何故か怪談話を朗読するという、ご本人の性質を考えるとなんとも酷な内容だったのだが、驚いたことに、客前でのアフレコなどではない「朗読」にチャレンジしたのは今回が初だったというのだ。これは会場も皆驚いた。ここまで「朗読向き」の役者が、今までそういった機会を持っていなかったというのは本当に意外である。折角の機会の大きな損失。出来ることなら今後はこういうイベントで積極的にやってもらいたいと思う。
 
 そして、ラストはお約束のプレゼントコーナー。大体の場合にはサイン色紙やグッズが数個抽選で配られるのがセオリーだが、今回はそれに加えて、なんと生台本(サイン、当選者名前入り!)という垂涎のお宝が3つも繰り出された。「夏雪ランデブー」の3話、11話、そして「TARI TARI」でまふゆさんが一番しゃべった6話。もう、これは家宝になるレベル。「○してでも奪い取る」レベル。必死に念を送るも、まぁ、当たらないことくらい知ってるのさ。当選した方々、おめでとうございます。いつでも僕にくれていいんだからねっ!(ちなみにググったら一発で当選した人のブログがヒットした。ウラヤマシス)
 
 という感じでイベントはつつがなく(巻き気味で)終了しました。こうして文字に起こしてみると(あんまりイベント中にメモとか取らないんで細かい部分まで覚えてないから)フツーの展開に見えるかもしれないが、まぁ、その場に居てご覧なさい。すげぇから。毎回声優イベントにいくと「発声、声量がまず凄い」というのに驚くが、この人は本当に「ラジオの女王」なんですよ。今回は一緒にイベントを回している主催者の学生さんもなかなかいいキャラだったこともあるかもしれないが、とにかく会話のテンポに一切の空きが出来ない。自由奔放なトークながら、しっかり場を回し、湧かし、繋いでいく。最近ラジオがあまり聴けていなかったのでとても懐かしく感じたが、「あぁ、そういえばこの空気に惚れたんだなぁ」ということを再認識しました。さぁやのしゃべりは、本当に見事です。そして、それに一切作りの空気が無いのが凄いんです。若手なんかだと特に「頑張ってイベントを回しているな」ということを感じることがあるわけだが、「頑張っているな」と感じさせるのではまだまだ二流ということ。それを感じさせず、ありのままの空気で笑いっぱなし、感心しっぱなしの1時間を作れるのが真のイベンター、真のラジオパーソナリティ。この人の場合は確実に天然だが、それだけに、真似できない芸になっているのである。
 
 「現人神に逢う」という、人生の目標の1つは無事に達成された。しかし、一度見てしまったからには、もう、早く次が欲しくなって仕方がない。素晴らしいイベントを本当にありがとう。そしてこれからも、一生涯の大原さやかでいてくれることを。

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 ドラフト明け、多少仮眠を取った状態で出撃してきました、「京都国際アニメ・マンガフェア2012」。この手のエキスポイベントってのは関西ではほとんどやらないので、当然初めていくイベントです。同日に東京の方ではゲームショーもやっていたみたいだし、初めて京都でやる試みということで客入りなんかはどうなるんだろうな、と思ってたんですが、まぁ、少なくとも初日となる今日は主催者側の予定通りか、それを上回るくらいの来場者はいたんじゃないでしょうか。みやこめっせにあんだけの人が集まるのは初めて見ましたよ。一応開場30分前くらいにいったのだが、午後から始まるはずの「水樹奈々ライブグッズ物販」の列がズラリと並んでいたのは壮観でしたね。
 
 正直、始まる前は不安だったんですよね。運営してるスタッフはどうかしらないけど、多分会場のスタッフは「こういう」イベント仕切るのは初めてのことだったろうし、そんな状態でいきなり水樹奈々のライブなんてラスボス級の規模の企画だと、押し寄せる猛者どもの迫力に圧殺されるんじゃないかと。実際、若干の不手際というか、ちょっと消化仕切れてない部分もあって、たとえば場内の構造がどうなっているのかがよく分からなくて、展示ブースからステージイベントに回る時にいっぺん場外に出てもう一回入場列に並ばなきゃいけなかったり、「もう少しスムースになるんじゃないか」と思えるような部分もあった。でもまぁ、あの規模の箱であの人数を回すのは相当な難行だっただろうし、その割には目立ったトラブルもなしに進行してたんだからやっぱり偉いのかもしれない。コミケなんかに比べりゃ雀の涙ほどの人数だろうが、手軽に「押し寄せるオタクども」が味わえたので、ちょっとしたレクリエーションとしては楽しかったです。よくもまぁ、(自分も含めて)あれだけ似たような人種が一堂に介せるものだ。少し涼しくなってきたこの時期で本当に良かったと思う。
 
 展示ブースの話なんかは、多分あらゆるところで紹介があるだろうし、個人的には単にうろうろしてチラシもらっていただけなので、大して書くことも無い。一番期待してたP.A.Worksのブースが思ったよりちっちゃくって、全部撮影禁止だったから記録も残せなかったし(キャストサイン入りの「CANNAN」のポスターは鳥肌もんでしたが)。会場で一番目立ってたのは、大行列を形成して「まど完売!」を実現させたシャフト以外では、多分巨大なキャラバッグを配り倒していた薄桜鬼だろう。開始数分で場内が斎藤さん一色ですよ。あの袋は迫力あるわ。また、ブース内はそっち系のおねーさん方に満足してもらうため、巨大な新撰組のイケメンたちであふれかえっている。かくいう私も特大の雪村千鶴さんを見て「おお」とか言ってましたが。




 そして、今回のメインはなんと言ってもステージイベント。参加する土曜日の中から当選したのは「ゆるゆり」のステージで、後で聞いた話によると当日のステージの中では最大倍率だったみたいで。私みたいなユルいファンが当選してしまったのはちょっと申し訳なかった。ラジオの公録イベントってことだったのに、ラジオ聞いたことほとんど無かったし。一応、申し訳ないと思ったので事前にラジオは何回分か聞いて、更に「万一のことがあったら」ということでテーマソングなども多少復習してからの参加。
 
 入場列なんかをみても思ったのだが、日本人ってのはつくづく行列が好きだ。あれだけの人数がずらりと並び、複雑な蛇行列を形成し、全員が欲望を持ち、スタッフもそこまで多くないというのに、皆粛々と列を作り、じっと耐えて並んでいる。ことステージイベントの列形成については、なんと整理券番号順に並ぶ行程も全て参加者の協力に基づいている。全員が周りの人に「何番です?」と尋ねて、きちんと順番通りの列が作られていく。同じ作品のファンどうし、という無言の結束があるおかげなのか、そこに一切の乱れが無い様には惚れる。そして、そんな中にちらほら確認出来るピンク色のはっぴ、あかりおめん。ネットでよく見る、背中に「三上枝織」の名前を背負った特攻服風の隊員なども登場。みかしー隊の人、割とかっこいいと思ってしまった。その他、京子親衛隊、京子コス(当然男性)など、なかなか気合いの入った人も多く、ますます「自分なんかが二桁台で座席前列でスミマセン」な気持ちになるが、せっかくもらえたんだから普通に並びます。入場後、ステージ前、中央付近の良い位置をキープ出来たし、あとはまぁ、流れで楽しみました。
 
 前提条件として、私の優先順位はるみるみ>バウム>みかしー>津田ちゃんなんですよ。大久保留美は今作品の前から気になっていた存在だったし(あと、素直に可愛いし)、ゆかちんに関しては「ニャル子」関係のイベント動画なんかをみて一気にファンに。この2人をメインで見てみたい、っていうのが前提としてある。みかしーについてはそこそこなんだが、正直津田推しをする理由が無く、「津田ちゃん男前」と持ち上げる風潮にも「あたしゃあんまり」と思っていたりした。まぁ、一番の原因は京×綾推しなので結衣があんまり、っていうのがあるんだけども。
 
 で、ステージが始まっての感想は、「なるほど、これが津田か。そして三上か」と。基本的に生でタレントを見るとそれだけで印象ってのは変わるもんだが、4人の掛け合いのバランスを見ていて、「みかしーはいつの間にこんなにキャラが押せるようになっていたんだ。そして、これなら津田ちゃんはモテる、俺も惚れる」と。実物見ると5割り増しでイケメンやな。そして、この子はポジション取りが上手いんだ。4人の掛け合いは、基本的にみかしー中心に構成されているのだが、まずみかしーのキャラが良い。どこぞでいず様の洗礼を受けているせいかもしれないが、今作の雰囲気に合わせて阿漕なくらいに押してくるのが嫌みじゃない。そして、そんなみかしーに対しての津田ちゃんのスタンス。これはおいしい。なるほど、多分ラジオをきちんと聞いていたら、もっと「津田美波の世界」に対する理解が深まるだろう。今後はちょっと気をつけて見ていかねばなるまい。
 
 もちろん、他の2人ついては当初の予定通りに眼福。るみるみがすげぇ小さい。そしてバウムは終始にやけ顔、違う、笑顔。口角の上がった彼女の笑顔は幸せを運びますね。そこまで時間が長くなかったこともあるが、今回はDFEは発生せずにすんだ。総じて言えることだが、この4人は歳が近いこともあって、非常に雰囲気が良い。事実上全員これがメジャーデビューみたいな部分もあり、非常に思い入れの深い作品になっているのだなぁ、というのがよく分かる。その掛け合いが生で見られただけでも、大満足の時間でしたよ。多分この公録回はラジオもすごく面白くなっていると思うので、期待大です。キーワードは「三森すずこ」(マジ)。
 
 そして、ラストはちょっと期待してはいたが、実際にあったのはやっぱり嬉しい、サプライズのライブイベント。曲目は2期のOPEDです。いやぁ、ライブでコール入れたのなんて、マジでアンセブの解散ライブ以来な気がする。予習不足だったせいで、原曲にある部分までは対応出来たんだけど、流石にPPPHとかまで合わせられなくて。会場で盛り上げるのに全力をつくしていた親衛隊の人々のがんばりには感謝したい。多分、全てのイベントを含めてこの日一番の盛り上がりだったのは間違いないだろう。あたしゃ両隣の人が割と濃くて、ガンガン飛んでるのに挟まれて必死になってました。盛り上がれて嬉しかったですが、出来れば足は踏まないで欲しかった。いや、それくらいは別にいいや。当然のことだけど、曲の方も、4人は手慣れたもんでしたね。ここ最近は多分こればっかりやってるんだろうけど、振りも完璧、歌も昔どこかの音源で聞いたライブに比べると格段に上手くなっていた。曲になるとバウムが一番楽しそうにしてたのが印象的。ちっちゃいくせに動きがしゃきしゃきしているるみるみも見応えがある。満足度の高いイベントでした。
 
 以下、オチ。
 ステージが終わり、退場するときに次のイベントの列がすでに完成しており、会場の外で今や遅しと待ち構えていた。次のイベントは「薄桜鬼」。私が応募して落選してしまった奴だ。そして、500人いる待機列の中に、ざっと見渡して私は男性を3人しか発見出来なかった。……ほんとに落選してよかった……。

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 どんなイベントなのか、告知を見ても見当がつかなかったのでちょっと悩んだのだが、わざわざ近くに声優さんの方から来てくれるってんだから、やっぱりいかない理由は無かろう。ということで、行ってきました京都文教大学。企画タイトルは「京都文教大学社会学部 開設記念講演会・アニメ『らき☆すた』聖地鷲宮から学ぶコンテンツツーリズムーアニメ声優・商工会職員・研究者と考える地域振興ー」というもの。……ほら、やっぱりわかんねぇ。一応「オープンキャンパスの一環」って言ってるし、メインの登壇者は大学の講師だし、どんなイベントなのかは未知数。これでいざ言ってみたら回りに真面目くさったおっさんが固まってたらどうしよう、とか一瞬不安もよぎったのだが、今をときめくアイドル声優2人呼んでおいてそんなわけないよね。
 
 一応、不安はあったので一時間ほど前に会場入り。話によると朝7時から並んでいた剛の者もいたらしいが、実際には一時間前の段階でも会場の前列1/3程度が埋まっているくらい。講堂クラスの大教室だったので、キャパは500人といったところだろうか。それなりに前の方に席が取れたし、最終的に講堂は大体埋まるくらいのレベル(いかにも講義らしく、ちらほら席に隙間が空いているくらいの状態だったので、多分入場者は400〜500程度と思われる)。まぁ、やっぱり企画が怪しいから遠慮した人もいたのかもね。
 
 オープンキャンパスということで、メインとなる講義開始前には学部の案内アナウンスが入る。「これこれこういう学部があって、こういう売り文句で学生を募っていて」という話。ただ、いかんせん観客の大部分は明らかに入試など金輪際縁のないおっさん、もしくは少なくとももう受験はしたくない学生だらけなので、しゃべってるメインの先生(講義をやる岡本健という先生)も半笑い。ただ、声優を呼ぶっていう時点でどういう客層が来るかは既に理解済みだったようで、いかにも講師らしい、軽快なしゃべりのおかげで観客との相性は悪くなかった。まぁ、そもそもこんな企画を実行する時点で、先生自身も「そっちの気がある人」なわけで。オタク連中の扱いは手慣れたもの。ただ、やっぱり「講義」っていう意識があったのか、最初の説明が終わった後に起こった拍手にはびっくりしていた。そりゃ、声優イベントならことあるごとに拍手するけど、講義で導入が終わって拍手が起こることはないだろうさ。
 
 今回の主旨となる「コンテンツツーリズム」についての概念導入を15分ほどのレクチャーで済ませ、いよいよゲスト入場となる。鷲宮の商工会の人と一緒に現れるかとふくの2人。前日にツイッターで散々京都を歩いていた写真が出ていたので、なんか「おー、ほんとに来てた」みたいな印象。大講義室だったおかげで多少距離があったのであんまり細かいやりとりが出来るロケーションではなかったのだが、まぁ、この2人はいつも通りのテンションでしたね。ホームグラウンドじゃない特殊なイベントだったので多少緊張してた、というか探り探りだった部分はあったものの、互いに気を遣わなくていい手慣れたコンビだし、一緒にいた鷲宮商工会の人とも何度か交流があったおかげで顔見知りだったこともあり、トークは終始和やかムード。
 
 やってる内容は、まぁ、ネット上でネタにされてるようならき☆すた神社の今昔物語ですね。大学の講義っていうのはちょっと緩い、でも、声優イベントというにはちょっと固めで色々生臭い、そんなお話。適度にネタ動画やスライドも交えてしゃべってくれていたので、90分眠くなることもなく、主催者側の想定した通りの楽しみかたは出来たと思います。まぁ、メインでしゃべってる岡本先生はちょっとオタク連中に気を遣いすぎ、とは思ったけどね。自分のホームなんだからもう少し「講義なんだ」っていう自信を持ってしゃべってもらっても良かった気がする。ずっと平身低頭じゃ、不純な(?)動機で聞きに来たこっちが申し訳なくなっちゃうよ。いや、ありがたかったけども。
 
 で、あとはメインの(?)2人のことですよ。福原香織は、多分髪を切ってから初のイベントじゃなかろうか。ツイッター写真なんかだと、ロングに慣れてる身としては「なんか思い切っちゃったなー」程度の印象だったけど、今日は衣装と合っていたこともあり、「短くした方がいいかも!」と思えるくらいのものだった。そして、これまでの鷲宮関係のイベントはほぼ全てに携わっている「らきすた大使」みたいな立ち位置のおかげで、今回の講義のテーマにそったトークがきちっと出てくるのが好印象。こうしてみると「らきすた」は本当に愛されてるなー。今日も何回か出てきた言葉だけど「二期」はあるのかねぇ。
 
 加藤英美里の方は、まぁ相変わらずですわな。前日にちゃんと「アドリブアニメ研究所」を見て気持ちの準備をしていったので耐えられたが、遠目で見ても分かる可愛らしさである。これは2人に共通して言えることなんだが、イベント中ずっとやたら姿勢がいいので、綺麗さが倍増しに見えるのかもしれない。声優さんってのは発声のためにいつでも姿勢を気して生活しているんだろう、椅子に座ってもしゅっと背筋が伸びていて、すごく真面目な印象になる。当然発声は圧倒的であり、登場時に他の登壇者と同じマイクでしゃべってるのに、この2人だけうるさいくらいに音量が違うという。「声優たちが集まった飲み会は声のでかさが桁違いだからすぐ分かる」という業界あるあるを聞いたことがあったのだが、あながち嘘じゃないんだろうな。ものすごい声量だもの。
 
 とりあえず今期一発目の声優イベントは、ちょっと変化球だったけどもお手軽に堪能出来ました。こういうイベントが出てくるあたり、現代の声優産業の特殊さがよく分かる。ちゃんと人が集まるしなぁ。ちなみに、客席には鷲宮を支える精鋭のらきすたファンも駆けつけているらしく、商工会の人からは何度か客席いじりをされていた。御輿担ぐだけじゃなくて、御輿作るとか、わざわざ上海の万博まで御輿を届けて担ぐとか、何がそこまで狩り立てるのかと畏敬の念すらいだくパワーを持つ純血のらきすたファン。すごい存在である。他には、最前列に「七森中歌合戦」のTシャツ着た人も。うむ、中の人的には合ってるが、イベントの銘柄にあわせようよ。まぁ、多分ファンの人も今回のイベントがどうなるかは探り探りだった部分はあるんだ。声優登場! と同時にリウムを取り出して振りだした人もいたのだが、回りが制止したのか、「これは違う」と思ったのか、すぐに引っ込めてたし。まぁ、良いバランスの客席だったんじゃないかしら。
 
 かくいう私の隣には、真面目にルーズリーフを取り出して熱心に講義をノートに取る若者が。「高校生なのか、ちゃんとオープンキャンパスの目的にそって参加しているんだな。俺みたいなおっさんが参加してたら申し訳ないか」と思っていたのだが、とりだしたペンケースには「Sphere」の文字が。……うーん、グレーゾーン。

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