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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 今年一発目の学園祭イベントは、毎度お馴染み京都産業大学神山祭。こちらの放送局が主催する声優イベントは、去年もそうだったし3年前もそうだったけど、何故かチケットの事前販売を行わず、当日開場30分前から列形成を開始して先着順で入場出来るという、かなりカオスな方法で閲覧システム。去年のかな恵ちゃんのイベントでは「会場30前までは列形成禁止」の告知に反して50分前には自然に列が出来はじめ、まともに信じて来場した人からの非難囂々だったり、まとめきれないスタッフの困惑と怒号に「無理に決まってるやんけ」とため息が出たり。振り返ってみると3年前も1時間前には既に自然発生的に列が出来てるんやな。なんで毎年このシステムなんだろう。

 さて、去年は伊藤かな恵、3年前は佐藤聡美と、アイドル路線をしっかり押さえてきた本イベントであるが、今年はなんと、あの津田健次郎御大である。さぁ、一体どのような状態になるのか、まったく予想がつかなかった。客層は明らかに変わるだろうが、人数が増えるのか減るのか、男女比はどれほどなのか。しかも当日はあいにくの雨、いつものようにカオスな列形成を屋外で始めるには不向きな状態。不安だった私は、前日のドラフトから結局ほとんど睡眠を取らず、例年通りに列形成可能な10時の1時間前に会場入り。雨が少しずつ強くなる中、流石にまだそれらしき空気もなく、毎年控えていた会場入り口の見えるロビーフロアで様子を見る。悪天候が功を奏したのか、そこまで渾沌とした空気にはならずに15分前までが経過し、雨宿り出来る会場入り口最寄りの屋根の下に、明らかにそれと分かる集団が集まり始めたあたりで私も合流した。そして大体10分前にスタッフ登場。まだ時間ではないが、増え続ける人だかりに限界を感じたのか、やはり時間前に列形成開始である。団子状の人混みに「前から4列になって下さい」とアピールするが、無理に決まっているのは例年通り。女性客メインの人混みの中からは「行っとけ! 今なら突っ込める!」なんて物騒な声も聞こえてきていたレベル。みんな前列で観たいのは同じだ。自重しろ。ただ、カオスだったのはそのあたりまでで、正直、去年あたりよりはまだ現実的な整列になっていた気もする。今回は私がほぼ最前列のグループにいたせいで後続の様子が分からなかっただけかもしれないけども。固まった人だかりを少しずつ列に並べていき、雨の中ではるか後方へと伸ばしていく。まぁ、普通に考えたら例年通りの人数になっているだろうし、後ろの方はどうなっていたんでしょうね……私は、大体前列から100120人目くらいでした。ヒョー! いつになく良いポジションやで!

 というわけで、勢い込んで入場したイベントですが、実は私、「男性声優単独イベント」参加って初なんですよね。過去に地元アニメイトに星野貴記が来てた時(確か「ガン×ソード」の時期)にたまたま観たことはあるけど、自分の意志で野郎を見に行こうと思ったのは今回が初。でも仕方ないよね、ツダケンだもんね。見に行かないとね。ちなみにツダケン自身も「学園祭に呼ばれるのはこれが初めて」とのことで、お互い……初めてどうしだったんだね……!! などとキモいことを思わなかったり、思わなかったり。予想通りに客層は女性だらけではあるが、思っていたよりは男性客も多く、比率にしたら2:8くらい。普段女性声優イベントではよくても9:1くらいなことを考えれば、ツダケンのボーダレスなカリスマ性が確認できる。まぁ、単に面白いおっさんやからな。別に私が特殊性癖ってわけじゃないよ。

 自分語りでツダケンとの出会いを確認しておくと、確か初めて名前を認識したのは、今から8年前(!)の(ある意味で)伝説となったアニメ「ガラスの艦隊」である。ガラ艦の中身自体はそっと置いとくとして、大事なのはそのアニメラジオ、いわゆる「ガラ艦ラジオ」だ。あの植田佳奈が麻雀と初めて接触し、雀荘植田を開業するに至ったきっかけとしても有名なラジオ番組であるが、個人的には「なんか適当でいい声のおっさん」津田健次郎との出会いとしての印象が強い。ご存じの通りの低音イケメンボイス、あの声質でアニメ作中では「疾風のクレオ」というクールでハードボイルドな役を演じていたこともあり、事前知識の全くない人間が津田健次郎という人物がどんなヤツなのかと思って聞き始めたのに、口を開けばあの通りの行き当たりばったりの適当テンションである。そりゃもう、一気に好きになった。更に決定打となるのは、そこから5年後、ラジオ「K」の開始。歳を重ねたツダケンはその適当トークに勢いを増し、みかこし等の共演者の力もあり、新たな伝説をたたき売りするように量産していく。そりゃもう、惚れるしかない。このおっさん、おもろいくせにえぇ声で、しかもイケメンなのである。個人でエロ本が出せるくらいにイケメンなのである。ずるい。

 というわけで、節操の無い私は数多のおねーさま方に混じってのイベント閲覧。流石に私の知っている声優イベントとは空気が違っており、ことあるゴトに黄色い声が咲き乱れる展開となる。まぁ、神山祭の放送局イベントは毎年きっちりまとまっている上にパッケージとしての完成度は高く、非常にオーソドックスな仕上がりなので取り立てて語ることもないんだけどね。前説の流暢さ、司会の男の子のそつのなさ、イベント後に何故かスタッフロールが流れるところまで、この学校の放送局、なんか無駄にクオリティたけぇんだよ。これ、素直に金取ってチケット制にすれば、入場時の余計な不満もなくなって最高だと思うんだけどねぇ。なんでそこだけ直さないんだろうね。

 ツダケンの入場時にもスクリーンにはオリジナルのムービー(スライド?)が流れる。ナレーションは本人、「1971611日、大阪府にとある男の子が生まれた」から始まる、やっぱり適当な内容である。ツダケンの代表役として冒頭で紹介されたのは「テニプリ」乾、「K」尊、「タイバニ」ネイサン、そして「薄桜鬼」風間。なるほど最後は京都つながりである。そしてツダケンがステージ上に登場。いつも通りのレザールックだが、間近で観るツダケンの細マッチョぶりはあまりに性的である。あれだけの密度なのにシュッとまとまったボディ、そして小顔。そりゃ客席から悲鳴もあがろうってもんである。何故かステージ上に立つときは常時仁王立ちのツダケン。姿勢が良いのはやはり舞台をメインに活動する役者だからか。冒頭からいつも通りのトークは冴え渡り、地元関西ということもあり、いつも以上に関西弁が捗る。もう、キャラを守ることは特になく、ほぼ「その辺にいる大阪のおっさん」風である。いや、途中から「大阪の世話焼きおばちゃん」レベルかもしれん。司会の男の子(彼もイケメンである)とのコンビネーションもテンポ良く、時間が押していることをアピールしながらも、適当な司会いじり、客いじりが止まらない。色んなお客と直接会話を始める謎の距離感。話しかけられた女性客はその場で絶頂していたに違いない。

 コーナー別にサラッと確認しておくと、まずは「つだよみ」。何故か絵本の朗読コーナーである。選ばれたタイトルは「あらしのよるに」。狼役の声はいつも通りのツダケンながら、ひつじ役の方は「まったくやらないですね」というちょっと優男風のボイス。「普段は殆ど地声でしか演技しないけど、せっかくだからちょっとだけ声を変えてやってみた」とのことだが、そりゃもう流石の声優さんである。ちなみに「数少ない弱そうな声の役」ということで本人があげていたのは「宇宙兄弟」のビンス(の高校時代)。あれでもまだ優男風か。

 コーナー間にちょいちょい挟まるのは「教えて! ツダケン先生!」というお悩み解決コーナー。定番といえばド定番だが、客席からのお悩みに、ツダケンが客とマンツーマンで会話を始めるという大サービス展開に。「飽き性でやる気が持続しません」みたいな相談に対しての解答は、「大丈夫なんちゃうん? 好きにしたらええがな」という身も蓋もないものだったのもいつも通りである。

 3つ目のコーナーは「ツダケンのそれってホント?」。3つあるエピソードの中から、1つだけ本当の話を当てるというコーナー。エピソード1「タイバニの話」は「ネイサンの『ファーーーいやぁん』は台本通りだったよ」というお話。これは前にアドリブだったって聞いたことがあったのですぐに嘘だと分かる。2つ目は意外にも「おじゃる丸の話」。「おばけ屋敷艦長の声は、最初絵を知らなかったのでいかつい演技を持ち込んだら、『どう考えてもおかしいよね』と監督に怒られた」というお話。3つ目は「遊戯王の話」。「しょっちゅうラスベガスに遊びに行くという原作者高橋和希にうらやましいうらやましいと言っていたら、打ち上げ旅行でベガスに連れて行ってもらい、向こうで一週間豪遊できた!」という話。2番と3番で悩むが、正解は2番とのこと。3番のエピソードは「一週間豪遊した」が嘘で、実際は日程が合わずにわずか一泊の強行日程だったとのこと。当然、カジノでは大負けしてきたらしいよ。

 そして最後のコーナーは、観客の希望のシチュエーションに合わせてアドリブで演技をしてくれるという、「ツダプラス」のコーナー。これまたド定番であるが、1つ目のお題「疲労さえも心地よい1日の終わり、iPhone6を水没させてしまった時のシチュエーション」でいきなり会場はヒートアップ。この観客との一体感、流石の社長、流石の津田健次郎である。でも、#iPhone6って防水じゃないよね。腹痛いわ。ちなみに、乾かしたらちゃんと動いたそうなので、新しいハッシュタグ「iPhone6って少し防水だよね」を登録するとかなんとか(まだしてない)。

 もう、1発目でこれやったら次のお題とかないやん、とか思ったら2つ目のお題は「壁ドン」である。司会の男の子が「津田さんも得意ですよね」と盛り上げると、当然のように彼は壁際に連れて行かれ、イケメン×イケメンの禁断の壁ドンである(社長の台詞は単に「壁、ドーーーーン!」だったけども)。この日最高の悲鳴アワー頂きました。司会の子、マジでドキドキしてんじゃねぇよ。今後、ツダケンのプロフィールの特技の欄に「壁ドン」と書かれることはあるんでしょうか。

 3つ目のお題はオネェキャラで綺麗に締めて全日程が終了。最後のサイン色紙プレゼント抽選では、数百人規模の会場にも関わらず当選者が連番になってしまうという奇跡もあり(目の前の子らだったのだが、知り合いどうしのグループに2枚当たってしまった模様)、サプライズづくしのイベントは無事に幕を閉じたのでした。終始フリーダムで楽しげなツダケン、サービス精神旺盛な社長の雄姿を、ボクは決して忘れません。相変わらず良いイベントだったよ。

 

今日の名言 「俺はノートの罫線になど囚われない!」

罫線をはみ出して自由に生きた結果、イベントの尺を気にせずに主催者を困らせる立派な大人になれたよ。司会の子がマジテンションで「すみません! 進行させて下さい!」って頼み始めたのはワロタ。それでも邪魔し続けるツダケンらぶりー。

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 せっかくの機会なので行ってきました。普段から出不精な私にしちゃぁ、神戸まで出かけるのって結構な事件ですよ。しかし、この公録以外に特に目的も無いので、「電車に揺られて一路神戸へ」→「会場で、公録前のステージとかも観覧し、とにかくイベントだけ見る」→「やることないし、あと帰宅」という、実に正しいぼっち道を貫き通す旅程でありました。この間、ずっと手ぶらである。近所のコンビニ行くのと大して変わらない感覚やね。

 今回の公録は野外ステージの無料イベントなので割と気楽に参加出来た。本当にすぐそこが海。油断すると落ちるくらいに海。日程がマチアソビとバッティングしてることもあり、本人たちは「来る人がいるのか」と懸念していたわけだが、観る側からすれば「多少なりともライバルが減って見やすくなればいい」というくらいのノリ。流石に、まよデリ公録で閑古鳥は鳴くまいよ。実際、この日のステージでは文句無しの最大規模の人だかりがステージ回りに黒々と形成。わたしゃ最前列に詰めていたので後ろの方がどうなっていたのか分からないのだが、結構な人数があの「惨状」を目撃していたに違いない。

 ……ひどい……イベントだったね……ひどい、ひどいer、ひどいestな事態になったね……(最大級の惨事。違う、賛辞)。やっぱり勢いのある番組だな、っつうことを再認識。なかなか起こりえないミラクルを平気で起こしてしまうのが、山本希望という人でね。公録のお約束として、オンエア日までネタバレ禁止なので詳細がリポート出来ないのが心苦しい。いや、でもあれ絶対オンエアにのせきれないと思うぞ……一体どんなカオスな音源が録れてるんや……。

 ネタバレにならない程度に感想込みであれこれ書いていくと、当日の衣装は、メインパーソナリティの2人はお馴染みのツナギに、新発売したニューまよデリTシャツを着た状態。昨日までシンデレラだった彼女も、ガラスの靴を徳島に置いて神戸へ駆けつけたぞ。そして、問題となるゲスト、村川梨衣。彼女も2人に合わせた格好なんだけど……なんかおかしいぞ。2人が「ツナギ」だけど、りえしょんのそれ、「着ぐるみ」みたいに見える……ゆーみんが青、のじょさんが赤、そしてりえしょんは「白」なんだけど、なんかふわふわした妙な素材の「ツナギのような形状をした何か」を身にまとっており、これが微妙に透けてて、もこもこしてて、中に着てる服がうっすら見えてやたらエロい。いや、公録なんだから単に座ってるだけならエロくもなんともないはずなんだけども、……そこはりえしょんだから……。少林寺拳法だから……。今回のイベントは、絶対に生で見ていた人が100倍得している。あれは絶対音だけじゃ伝わらない地獄の所業。だって、マイクに乗らないところでもりえしょんはずっと動き続けているからね。今回は2本録りを1時間強で行ったわけだが、正直、前半戦の時点で既に腹筋崩壊してしまい、後半は苦行にすらなってました。1時間爆笑しっぱなしのステージだぞ。すげぇぞ。あれ、なんて言う生き物ですか?

 というわけで、圧倒的りえしょん祭りでした(つまりいつも通り)。誰だ、合同ステージで時間厳守しなきゃいけないのに「尺を食う魔物」を呼び出したヤツは。無理に決まっとるやないけ。前説の時点で既にアウトだったからな。なにもかもがアウトだったからな。他のイベントってどうなのか知らんけど、あんなに舞台袖でスタッフがグルグルグルグル腕を回し続けるイベント見たこと無いぞ。もう、途中から見ているお客さんも一緒に「巻いてー、巻いて−!」ってなってたからな。いや、まぁ、別にりえしょんだけの責任ではないのだが……。一応ざっと内容をさらっておくと、前半戦(17日オンエア分)は完全にりえしょん祭り。ただ、りえしょんにアフレコするのじょさんの物まね芸の達者さが際だつので、実はのじょさん祭りだったという噂もある。ネタバレになるかならないかの微妙なキーワードをいくつかあげておくと、「にせしょん」「民意による退場」「みかこし無双」。後半戦(24日オンエア分)は、まさかのアレを公録でやってしまおうという無謀過ぎる企画。……もう、結果は火を見るより明らかだった。まぁ、ステージ上が海からの強風のせいで色々トラブってたのも原因ではあるのだが。キーワードは「傷だらけの戦士」「味噌」「としこ」。

 あかん、やっぱり何がなんだかさっぱり分からんな。ネタバレ禁止は辛いな。まぁ、とりあえずオンエア聞いて下さい。スタッフが神編集してくれれば、ものすごい回になるのは間違いないです。ただ、あの音源を上手く編集するのって、どう考えてもムリゲーだと思うけども。ゆーみんの突っ込みが綺麗に聞こえてればそれでいいか。今日の格言。「自分のWikipediaは気持ちよく見たいだろぉ!」。

 今後とも、二人の関係性に幸多からんことを。

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 朗報というのはこういうことを言うのだろう。ついに、ついにあの僕らのナバが入籍報告を行った。日付は8月4日、ぱよの日。彼女の誕生日である。良かったよナバ。おめでとうナバ。なんだか、これまでいくつも展開してきた声優結婚関係の話題の中でも、特にしみじみと感じ入るものがあります。

 声優・生天目仁美は、何故か結婚という話題が付きまとう御仁であった。最近の声優の中ではデビューが遅い方だったために年齢の話題が持ち上がりやすかったことが理由の1つ目で、安定した百合営業による女傑(??)ぶりが話題に上がりやすかったことも、彼女の私生活への注目が集まる大きな理由になっていたのだろうか。最愛の本妻である伊藤静の結婚報告の折には、少なからず彼女のところにも話題が行ったものである。「40過ぎるまで2人とも独身だったら一緒に所帯を持とう」なんて言ってたものなぁ。良かったよ、ナバも40前でゴールイン出来たのだから。今の若い人には分かりにくい感覚かもしれないが、ニュアンスとしては「結婚しようか」と外野に振ったら「あやっぺはどうするんですか!」と方々から突っ込まれた西明日香に近いスタンスだと思えばイメージしやすいかもしれない(いや、違うけども)。

 まぁ、色々と理由はあるだろうが、それでもナバがこうして結婚の話題を引っ張り出されていちいち盛り上がっていたのは、やはり彼女自身のキャラクターが一番大きな要因といえるだろう。放っておけないその危なっかしさ、滲み出る構いたくなる感じ。まさに「女は愛嬌」を地でいくようなキャラクターで、本当に愛され、受け入れられるその性格は、やっぱり「ナバが所帯を持ったら楽しそうなのになぁ」と思わせるだけの魅力があったってことなんだと思う。滲み出る良妻賢母感。出来れば「母」になったナバが見たいよなぁ。多分、まる姫とまんま同じキャラになるだろうなぁ。現代に女性声優は数あれど、この「愛嬌」のスタンスというのは、狙って獲得できるものではなく、本当に真面目に、真っ直ぐに生きているからこそのものである。何の番組だったか忘れたが、確か安元だか誰かが日笠陽子を評して「構いたくなるキャラ、系譜で言うと生天目のライン」と言っていたのがなんだか印象的だった。なるほど、確かにぴかしゃのぶっ飛んだキャラは、ナバの産みだした異次元に近い部分はあるかもしれない(それ以上にかけ離れた部分も多いのだけど)。共通するのは、どちらも非常に生真面目な性格であるということ。真面目に番組を作ろうとすると、日笠はボケる方向にスイッチが入ってあの状態になり、ナバの場合は天性のボケ体質からミラクルを産みだすことができる。「生天目の系譜」が今後の声優業界でどのように受け継がれていくのかも、ちょっと楽しみな部分かもしれない。

 何はともあれ、無事にナバの晴れの日をお祝い出来ることを喜ばしく思います。これでおよそ上の世代で気になっていた面子は片付いたかな。あけこが結婚声優営業で荒ぶってるけど、まぁ、まだ30前だし慌てんでもいいよな。あれ、そういえばまだ1人(ry

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 報せを受けてまっさきに頭をよぎったことは、「旦那は……ドMか?」であった。いやいや、そんなこたぁどうでもいいんです。ついに我らが沢城御大も晴れて所帯持ちに。この子の人生設計には一切の隙が無くて怖いくらいだ。

 『黄金世代』85年度組を変わらず牽引し続ける声優業界の核弾頭、沢城みゆき。彼女はぷちこオーディションでいきなりスターダムにのし上がるという非常に分かりやすいデビューのしかただったために、私と同じく声優としての第一歩からずっと見てきたというファンも多いことだろう。GA第1期のミントさんなんかを見るとやっぱり声が出てなくて、小器用ではあるけどもまだまだ新人よね、なんて見守れたのはほんのわずかな期間。その直後「しあわせソウのオコジョさん」の時点で「あれ、割と普通に聞ける……」ってなってて、あとはもう、ご存じの通り。どこまでもクールに、どこまでも貪欲に芸の道を突き進む役者の申し子であるみゆきちは、高校受験をこなしながらあっという間に業界での地位を固め、その後もあらゆる役でその存在感を増していく。横柄ともとれるようなストレートな物言いのキャラも個性を際だたせ、「若年寄」沢城はいつの間にやらこの世界に欠かせぬ大看板にまで成り上がっていた。ここまでブレないスタンスで業界を走り続ける人材は他にいないのではなかろうか。

 みゆきちの人となりを一言で表すならば「くそ真面目」である。とにかく何をするにしても一切の妥協を許さない。おのが言動にしても、人生にしてもそうだし、時に他人に対してもその切っ先鋭い刃をむき出しにすることもある。ある種の「花形商売」となりつつある声優という職業において、ここまでストイックに回りを顧みず、ひたすらに表現のみを追求し続ける姿勢というのは、あまりにも無謀で、恐ろしくすらある。しかし、それを可能にしてしまったのが沢城みゆき。今後彼女の後継が業界に現れることはあるのだろうか。ブロッコリーは本当に、とんでもない化け物を産みだしてしまったものである。よくやった。

 そんなみゆきちだが、こと「結婚」という報せを聞いても、正直あまり驚きはない。「まぁ、そうなるやろ」くらいのもので、彼女の人生の設計図には「多分30前くらいで結婚」って書いてあったに違いない。全てのタイミングがお手本のごとくである。そして、結婚を報告した後にもここまでイメージが変わらないのもすごい。せいぜい気になるのは「産休は短めにして欲しいなぁ」っていうのと、「旦那はよほど年収が無いと肩身狭そうだなぁ」ってことくらいだ。「自分の家に沢城みゆきがいる」って、すごい状況だろうな。弟君ですら怯えてたもんな。えーと、とにかくお幸せに! みゆきちの旦那トークはすげぇ聞きたい気がするんだけど、他の面々同様、あんまりそういうトークはしないだろうなぁ。あ、でも緒方恵美なんかは自分の家の話を割としてくれるので、なんか近いものがある気がするみゆきちもひょっとしたら。

 あと、いちいち結婚報告のたびに無関係な声優の本スレ伸びるのやめてもらえませんかね。その人は関係無いだろぉ!

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 この時期ってイベントが行われる時期なんでしょうか。よく分からんけども、今日は龍谷大でもイベントがあったらしいですね(しらんかったので応募してなかった)。私はこちら、京都大学で開催された加藤英美里&大久保瑠美という、事務所の先輩後輩コンビのトークショーに言って参りました。

 

 


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 ちょいと私用で一仕事終えたので、自分へのご褒美として前々から欲しかったDVDを買った。それがサブジェクトにのっているこの人狼DVDである。発売は今年の2月だったのだけど、アマゾンのレビューとか見ててもそこそこ評判は悪くないみたいだったので、この機会にポチる。まぁ、大体この手のソフトなんてガチの声優オタしか買わないんだから、そういう人間は声優がわーきゃーやってるのを観るだけで満足出来るわけで、評判が悪くなるはずもないのだけど。かくいう私もそういう人種でね。割と面白かったので記念で記事あげ。

 参考までに仕様を書いておくと(詳しく知りたい人はアマゾンのレビューが大体的を射てると思うのでそちらを見てね)、ディスクは2枚組で、それぞれ人狼1試合分を収録。私の買った豪華版では「完全版」と称してGMサイドから見た映像も別に収録されてるのだが、ぶっちゃけそこまで変わらない中身かもしれない(GMサイドで分かるのって、最初に役職判明する部分と、夜パートに人狼たちがどういう風に動くか、っていう部分だけなので、それ以外はほぼ一緒だったりする)。まぁ、どうせ値段にして500円しか違わないので、普通は豪華版買うと思うけどね。どうせ、私みたいな人間は1回試合を観たあとに各々のキャストの顔色や動向を伺いながらもう一周するので、豪華版の方が何かと都合は良い。

 ゲームの中身については、ぶっちゃけ(人狼に関しては)素人集団なので、そこまで高度な駆け引きがあるわけではない。戦略的に見て微妙な部分も散見されるし、ルーリングもシンプルなので山場は分かりやすい。その分、人狼初心者にも取っつきやすい内容と言える。もちろん、彼女たちの本職は「役者」であるわけで、外野から見ても誰が人狼なのかはそうそう分かりはしない。初回視聴は犯人捜しをしながら充分楽しめるはずだ。また、これが彼女たちの持って生まれた天運なのか、適当にゲームをやっているはずなのに、何故か展開は割とドラマティックになる。実際の人狼をやってると、たまにサクサクと予言者が人狼を看破してゲームが終わってしまったり、適当に吊った人間が人狼だったりすることがままあるのだが、幸いにも、このソフトの人狼に関してはそんなことはない(まぁ、そんなもん商品にしないだろうけども)。分かりやすくも充分なドラマが楽しめるはずだ。所要時間は2試合とも1時間強。11人のキャストは割と漏れなく活躍するシーンがあるので、キャストの中に半数以上の贔屓の声優がいれば買っても損は無いのではなかろうか。もちろん、私のように「若手声優のガチトークを見てるだけで幸せ」という人間は言わずもがなである。みんなガチで勝負しているので、普段のトークでは見られないような一面が見られるのも素敵要素ですぜ。

 以下、各キャストについての簡単なまとめをしておくので参考まで。もちろん、商品の性質上、極力ネタバレにならないように書いていきますんでね。<以下、アイウエオ順>

 

・荒川美穂

 美穂姉ぇさんは真っ直ぐ美人。知性派かインパクト派かで言えば知性派寄り。年齢非公開だけどひとまず「美穂姉ぇ」と呼ばれ、他の参加者からは「いつも視線が真っ直ぐ」「ポーカーフェイス側代表」と称される(おかげでいらぬ嫌疑をかけられたりもする)。普段は割とおっとり目ではあるが、いざ吊られそうになったときの彼女の必死の抵抗はなかなかの見せ場となっている。

 

・大亀あすか

 最初にこのDVD企画を見た時に「なんでおるねん、亀ちゃん無理やろ」と正直思った。そして当然インパクト派寄り。ただ、このソフトでは意外にも大人しい方の部類だったかもしれない。彼女の見せ場は1試合目中盤に訪れる。

 

・大久保瑠美

 出演作の多さからか、回りのキャストの架け橋的な役割を務めていた印象が強い。どっちかっていうと知性派寄り。不思議と生存率が高く、2試合とも後半まで残ったため、なんかやけに辛そうな表情が目立つので、彼女の困り顔を見たい人にお勧め。名シーンはみかこしに「怪しいんだよ! この腹黒ピンク!」と振られるシーンだろうか。まぁ、確かにごらく部で人狼やったら……ねぇ。

 

・小松未可子

 意外にも、今作で割と地味な方のスタンス。途中で「全く思考が追いついてない」と漏らすなど、案外こういうゲームは苦手だったのか、単に初めてだったおかげで手探りだったのか。2試合目になるとだいぶ慣れてきて、他のキャストいじりが勢いを増してくるのが良い。多分知性派寄り?

 

・東山奈央

 意外や意外、今作最大の知性派として強烈な仕事をしてのける。奈央ぼうファンは彼女の雄姿だけでも一見の価値あり。台詞が完全に参謀役ポジションのものになっており、回りからの信頼も厚い。こんな子だったっけ? 

 

・長妻樹里

 今回のキャストの中ではキャリアが一番浅い。おかげで回りからは割といじられポジション。2試合目にもなると「ウルフ?」「ワイフ!」という謎のやりとりがすっかり定着していて、なかなかの愛されキャラである。おかげでどっちかっていうとインパクト寄り。あおちゃんとの謎の事務所繋がりがいちいちアツい。

 

・西明日香

 自称「ドッジボールから延々逃げ続けるポジション」。普段は前面に押し出されるポンコツ成分はこのゲームにおいてはなかなか原動力にはならないので、割と傍観者っぽくなっている。全て直感で動くタイプなので、1試合目での演説シーンがなかなかの見もの。いちいち歪みまくる顔芸も見ていてハラハラするセールスポイントと言える。

 

・早見沙織

 いつものはやみん。知性派かと思いきや、なんか「一般人代表」みたいな状態で終始オロオロしているので、主な仕事は回りに振り回される驚き役である。もちろん、だからこそ「裏の顔」にも期待はかかるわけだが。

 

・福原香織

 今回最年長(生年不詳の美穂姉ぇを除くが、多分間違いない)なので、回りから妙な信頼感があり、本人もそれにのって微妙に大物ぶってるキャラになってるのが普段とのギャップでなかなか笑える。いや、でも案外本当に洞察力はあるのかもしれない。「退場間際の捨て台詞」という謎の芸を獲得する。

 

・村川梨衣

 本作の主人公。いや、いつものりえしょんでしかないのだけど。いつも通りなので当然舞台は常に彼女を中心に回るのであります。本作最大のインパクト派であり、様々な場面で大活躍する。「りえしょんファンは買い」というのだけは間違いない事実である。回りのみんな、本当にりえしょんに優しい。

 

・悠木碧

 元々ゲーム脳のきらいがあるので、この手のゲームへの順応は早い。いつも通りながらも陰で蠢く知略を感じさせる。2試合目では彼女を巡る謎がゲームの中心となる。

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 さぁ、来ましたよ、結果発表です。今年は一体どんな話題があるのかな? 毎年の事なので、1つずつきちんと見ていくことにしましょう。昨年度の結果寸評や、色々残念な今年の結果予想はリンク参照のこと。


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 今年もやってまいりました、年に1度の勝手なお楽しみ、『声優名鑑』の差分チェックです。声グラって別に購読してないんだけど、毎年この2冊だけは買うようにしてます。まぁ、差分チェックは非常に面倒臭い仕事なので、女性編しかやらないんだけどね。もちろん、男性編も大切に保管はしてありますよ。ちなみに、昨年分はリンク参照のこと。

 


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 行ってきました上映イベント。イベント開催の事実を知ってから、多分数秒でチケットをポチっていたと思います。そりゃね、登壇者の欄を見たらそうなりますよ。我が「ご本尊」が京都にいらっしゃるという非常に貴重な機会。嫁を質に入れてでも行かねばなるまい。嫁がいればだけど。(以下、一部に気持ちの悪い表現が発生する恐れがあります)

 


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HN:
Thraxi
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男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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