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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 もう日曜日の朝にクレオンの声を聞くこともないのかと思うと、やっぱり少し寂しいですね……。ってなわけで、年に一度の別れと出会い。新戦隊スタートである。

 とはいえ、今年は(今年も)事情が少し特殊で、この戦隊は完全に初めましてではない。すでに劇場版でがっつり導入部分をやっており、そっちを観た人からすればもう「2話目」みたいなもんである。さすがに劇場版は観る観ないで層が分かれるわけで、全てのお子さんが見るわけではなかろうことを考慮して改めて1話目らしい1話目をやるかと思っていたが、存外に劇場版を前提とした進行になっていたので少し驚いた。まぁ、過去の戦隊のパターンからすれば今回のような「レッド受け入れ型」もフォーマットの1つではあるので、これが1話だと言われても別に問題はないわけだが……他の4人やキラメイストーンの解像度については劇場組とそうでない組ではかなり差がついているのではなかろうか。

 他にもキラメイ王国での事件の話も1話目ではほとんど触れられていないし、戦隊をサポートする組織の存在もうやむやの状態なので、古坂大魔王が一体何者なのかもよくわからないはず。まぁ、その辺はおいおい説明していくっていう形のフォローにはなるんだろうが、これだと劇場組かどうかで1話目の印象は随分変わってくるんじゃなかろうか。私目線からすれば、今回は完全に「2話目」だったし。まぁ、逆に言えば「レッドの導入までまるまる2話分を費やした戦隊」という例を見ないパターンになっているとも考えられるか。「やってることはイマジネーションだな」とか「どうもゼロワンのアルトとテンションがかぶるな……」とかいう感想が頭をよぎるが、まぁ、その辺りはこれから差別化を図っていく部分だろう。個人的には黄色の理不尽なまでの扱いの悪さが微妙にツボってしまったのだが、これから5人の中でどういう関係性を構築していくのかが楽しみだ。eスポーツ界隈から怒られなければいいのだけど。

 リュウソウではいささか消化不良気味だった「バディもの」としての要素が思いの外掘り下げられそうなのは注目ポイントの1つといえる。キラメイストーンの連中はがっつりキャストを当てられており、実に賑やかというか、やかましいというか、とにかく存在感がある。さらにエンディングテーマではそれぞれのマシンへの言及がなされ、タイトルにたがわず「マシンのモーション」なんかでも見せていくデザインのようだ。今のところレッド以外の面々は割と素直に戦隊業務につき、みんなして前向きな態度でバトルに突入しているが、次回予告を見る限りではそう簡単にチーム結成とはいかないわけで、人間+宝石の10人分のあーだこーだでしばらくわちゃわちゃ出来るのは話をかき回しやすくてよいのではなかろうか。まぁ、宝石と対話する人類はいちいちシュールな絵面になってしまうのがちょい気になるところではあるが……騎士竜だろうが炎神だろうが程度問題だと言われればそうかもしれん。

 次回以降の見せ場としては、あとは合体ロボがどうなるかっていうのが序盤の山場になるわけだが、せっかくマシンがフィーチャーされている戦隊なのだし、リュウソウではなおざりになりがちだった巨大戦闘もがっつりフィーチャーして欲しいところね。そういや今回、敵のお当番怪人が出てこなかったけど、そのあたりの設定もどうなるかは気になる。マイナソーの「特定の人間から生まれる」設定は制限が多かったので、今回は素直に敵性宇宙人が出てくればそれでいいと思うんだけど。そういや敵幹部の「口元だけ見えるマスク」設計はすごく新鮮なデザインね。なんか昭和の戦隊に戻ったような、温故知新の新しさを感じる。

 

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 何はともあれ、1年間お疲れ様でした。毎年毎年、プリキュアロスに戦隊ロスと情緒が大変なわけですが、今年からプリキュアと一ヶ月のズレが生まれるように調整されたので、ロスラッシュにならないだけ助かりますね。

 少し前の劇場版の感想でもちょっと触れたが、個人的にはこのリュウソウはそこまで刺さらなかった作品である。まぁ、前作のルパパトが特異すぎたってのもあるんだろうけど、全体的には並か、やや下ぐらいの総評になる。この感想では何故そうして「刺さりにくかったのか」を少しずつ見ていくことになるが、先に断っておくと、それでも最終的には物寂しさを感じるくらいには愛着は生まれる。まぁ、どんな作品でも1年間付き合ってればそれくらいの付き合い方にはなるのかもしれんが、リュウソウの場合には、終盤で設定が整ってからの怒涛の展開は引き込まれる部分もあり、「前半部分でもうちょいこの個性が打ち出せてれば入り込み方も違ってたのかなぁ」となんだか惜しい気持ちもあるのだ。

 低迷を感じた理由を一言で言い表すのは難しいのだが、誤解を恐れず書くなら「序盤で設定がわからなすぎた」「追加要素の導入で世界観が変わりすぎた」ということだろうか。リュウソウ族という種族が地球上で「人類」と異なった概念として存在し続けていたっていう部分を飲み込むのに随分時間がかかったし、途中から「海のリュウソウ族」が追加されたりしたし、最終的にはドルイドンの設定も全てエラスの手の内ということが明かされるにいたって、ようやく「なるほど、この地球はそういう世界だったのだな」という理解が得られる。最後まで見れば筋が通っているし不満はないのだが、視聴中はそれがふわふわした状態が何ヶ月も続いてしまうわけで、どこに主軸を置いた作品なのかを見づらくなっていたんじゃないかな、と。ドルイドン側の設定も、誰がどれくらい偉くて何が目的なのかっていうのが定まっておらず、せっかくあれだけ和気藹々とした面白集団だったのに、中盤でとっ散らかってしまったのは勿体無かった。あとは個人的に一番気になったのは味方サイドのサポートが定まらなかったこと。中盤以降では例えば新たな騎士竜との付き合いが生まれるので「サポーター」として騎士竜が大事になってくるのに、結局メインの騎士竜ではティラミーゴ以外の掘り下げがほとんどなかったので割と空気扱い。人間のサポーターではういが途中退場していつのまにかジジイにメインヒロインの座を明け渡してしまうなど、なんだか最後まで落ち着かなかった。どうやらキャストの事情らしかったのだが……もともとういに関してはあんまりサポートヒロインとして魅力を感じなかったので、その辺りの扱いの難しさは痛感したものである。

 ただ、こうして難点をあげてはみたものの、ここまで書いたことにも魅力がないではない。ドルイドン側はやはりクレオンの強烈すぎるキャラクターが最後まで魅力を維持して引っ張ってくれていたのは間違いない。白石涼子による本当にクッソ腹の立つクレオンのキャラ描写はぶれることなく、あんなにクソガキテイストが前面に押し出されているのに、終盤になると彼とワイズルー様の心温まる上下関係は毎週欠かせないものになった。そりゃま、最終的に「ドルイドンって別に敵じゃないねん」っていう終わり方になるのだから中盤戦でもあまり酷い扱いができなかったのは相当な縛りになっただろうが、そのあたりをうまいことおちゃらけで緩和して逃げ切ったワイズルー様が一番輝いて見えるのは必然だったのかもしれない。味方サポートキャラに関しても、じじいとセトーの持ちネタはなんだか癖になる部分があったし、新たなマスターの登場など、掘り下げられる要素はかなり多かった。あとはまぁ、中盤の山場になるナダさんの存在な。彼のおかげでリュウソウ族への不信感がどんどん強まっていったのは勘弁して欲しかったが、やはり終わってみれば一番感情に訴えかけるエピソードになったのは間違いない。この辺りの、各方面にとっ散らかった要素を、もっと一本の芯でまとめあげるんやで、っていうのが先んじて提示されていれば、多分見やすさがだいぶ変わったんじゃなかろうか。

 まぁ、僕の中でメインヒロインはバンバさんだったから、そこが可愛ければそれでいいという話もある……いや、アスナも好きなんですよ。なんなら歴代ピンクの中でも五指に入るくらいに好きな可能性もあるんだけど、アスナは本当に男前だったんで「ヒロイン」っていう立ち位置じゃなかったのよね。バンバとかカナロの方がよっぽどヒロインポジっていう。ちなみに、ちょくちょく書いてる気もしますが、歴代ピンクランキングは上からボウケンピンク・タイムピンク・キョウリュウピンクです(パトレン3号は現在審議中)。嗜好ゥ! 嗜好ゥ!

 

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 きッ、キラやば〜〜〜! ……最終的にそういうテンションで終わってしまうのもしょうがない作品。通してみたらそのインパクトが一番でかいしよぉ。東映さん、やりたい放題が過ぎませんかね? いいぞもっとやれ。今回は祝日に観にいったせいか、普段のお一人様状態よりも随分小さなお友達も多く、周りで素直に笑ったり叫んだりとお子さんたちの反応が楽しめたのは割と新鮮だった。意外に笑えるポイントって子供達も同じなのね。

 

 

<以下、よいこのみんなはネタバレ注意だ>

 


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 改め、「ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリス」を観てきました。悪ふざけみたいでごめんやけど、でも、今作はやっぱりどう考えてもこっちの方が正式タイトルだろ……。最近劇場に通いすぎじゃないかって? まぁ、世の中にはこれ以上の人もいっぱいいるだろうからヘーキヘーキ。

 

<以下ネタバレ注意だが、もう、ネタバレガンガンみて気になった人はさっさと劇場行けよ!>

 


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 関西は放送日程がずれたせいで世間で散々騒がれた後に初めて最終回が見る羽目になったのがなんか悔しい。いや、別にいいんだけど。ぶっちゃけ筋立てはよくわからん状態で見てたからあんまり細かい部分に突っ込むつもりもなかったし。

 これでライダー作品をリアルタイムで見送るのは4作目。「ゴースト」で「やっぱライダーは肌に合わんのか」と不安になり、「エグゼイド」で「イロモノだからかな? 面白かったやん」と希望を持ち、「ビルド」で「なんだ、ライダー面白いじゃん」と認識を新たにしたその続き、まさかの平成ライダー総まとめ作品ということで、ライダー歴の浅い人間にとっては未知の存在となったジオウ。「まぁ、知らないなりに楽しもう」の精神だったのだが、まさに「知らないなりに楽しめる」作品になっていたのはびっくりである。毎回「知ってたらもっと面白いんやろなぁ」とは思っていたが、こんだけドタバタと盛り上げてくれてれば、その破天荒さはなんとなく伝わってくるものだ。その最たるものがこないだの劇場版だったわけだが、正規の放送もなかなかどうして。これはこれで楽しかったですよ。

 結局大まかな筋立てでぶん投げたところが多かったってんで賛否は分かれる向きもあるようだが、まー、最初からタイムパラドクスなんて問題を真剣に考える気のない作品なのは目に見えていたのだし、思い切りぶっ壊してかき混ぜて、好き放題に飲み干してしまえばそれで良かったんじゃなかろうか。そもそもこれだけの数のライダーを飲み込んでシナリオが収束するなんてことはありえないのだ。平成ライダーは凸凹なのだ。いや、そう考えるともしかしたら劇場版は「綺麗なまとめ方」と言えたのかもしれないが……それならテレビ版と劇場版は逆にすべきだったんだろうか。いや、劇場じゃないとあんなむちゃくちゃはできねぇしな。こんだけドタバタしてても形の上でラスボス役をなんとかこなしてくれたスウォルツさんには感謝しないと。

 個人的に今作が良かった要素ってのはいくつかあるのだが、ガジェットをいじるのはライダー歴の浅い人間のやることではないので身も蓋もない部分だけをピックアップしておくと、「キャストがほんと好きになった」ってのがある。劇場版の感想でも書いたが、具体的にはゲイツとウォズがほんと良い。この2人は登場時から完全にキャラが出来上がってて、ソウゴ以上に世界観の構築に貢献していたように思う。シナリオ上の完成度でいったらウォズは本当にピカイチ。あんだけトンチキなキャラなのに最後までブレた様子が一切見られなくて、太鼓叩いてもウォズだし、白くなってもウォズだし、日記帳を破り捨てるのもウォズだ。彼がどったんばったんしてる中盤の未来編は毎回本当に最高だった。

 ついでにいえばディケイド連中も活躍しすぎていて「ディケイド2」みたいな作品になってたわけだが、何かと言うとライダーのお目付役として劇場版なんかで他のシリーズに噛みついていたディケイドコンビもそろそろ使いすぎの不安があるので、ぼちぼち隠居して今後は「よその次元のライダーに絡む役」は全部ウォズに任せてしまっていいんじゃなかろうか。未来だろうが多次元だろうが余裕ですよ。年に1回、劇場のタイミングで「祝え!」ってやってくれるだけの人になったら、今後もずっとウォズが楽しめる。そうなるといいなぁ……少なくとも3年後のシノビの時と21年後のクイズの時には登場してもらわないとな!(流石にキカイの時代までは無理だろうけど……)

 ゲイツについては何回も書いてるとおり「キャラっていうか顔が好き」っていう話ではあったんだが、それをいうならウール君の常軌を逸した美少年っぷりもやばかった。……あれはやばいよねぇ……ほんで、なんでジオウのキャラってみんなして無茶苦茶な設定にドはまりしてるのか謎なんだよ。タイムジャッカーとかわけわかんない集団なのに、「そういう3人組」って言われたら説得力が尋常じゃないんだもん。いや、スウォルツさんははっきりキャラ崩壊してた気もするけども……。

 まぁ、とにかくキャストの話ばっかだけど、本当に見てて楽しい世界だったってことだ。ライダーよく知らん勢でこれだけ楽しめるってのは、作り手側の狙い通りだったんだろうか。だとしたら大したもんだなぁ。これでしばらくメモリアル作品は作る必要もないだろうし、じっくりウォズさんに祝いパワーを貯めてもらいながら、新たな時代・令和ライダーを見守っていくことにしよう。

 

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 ようやく行けた。いや、例年だと帰省してる間に手持ち無沙汰な地元で観ることが多かったのだからもっとゆっくり観てたはずなんだが、今回はなんか周りがやけにざわついててね。変な映画になってるってんで、ちょっと気になってたんだわ。まー、そもそもジオウ自体がかなり変な作品なのだから、その集大成たる映画が変な映画になるに決まってるのだが……さて、どんなことになるやら……。

 


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 数の暴力!!!! まぁ、キュウレンがでてる作品はだいたいその一言で片付いてしまうわけですが……。お久しぶりの正当(?)VSシリーズ。キュウレンジャーVSジュウオウジャーがなくて代わりにスペーススクワッドが制作されたので、一応真っ当なVSものは2年ぶり。でもまぁ、VSシリーズにならない理由はなんとなく想像がつく。何しろほら、キュウレンだけでもこの量だし……まぁ、ヒーロー大戦も事実上のキュウレンメインみたいなやつがあったけども。とにかくそんな久しぶりの作品だが、とにかく「またルパパトに会える!」というのが一番のお楽しみポイントですね。正直、今ひとつリュウソウにハマってない身としては、すぐにでも圭ちゃんたちに会えるってんで駆けていきたい思いでした。まぁ、結局一週間遅れたからパンフレット買えなかったんだけどさ……。

 

 

<問題ない気もするけど、一応以降ネタバレ注意>

 

 


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 はいお待たせ、新しい戦隊だよ。ただ、今回はすでに謎の大和さん強すぎ特番でだいぶ顔見せしていたおかげで、1話目っていう新鮮味はあんまりないのだけれど。結局ジュウオウが最強。はっきりわかんだね。

 だいたい戦隊ものの1話目ってのは「今年はそういう設定かー」っていろんなポイントを追いかけるので手一杯になってあっという間に終わってしまう。まぁ、40年以上も続けている伝統芸能であり、毎回「前作とどう違うのか」「見たことのない新奇な点はどこか」なんてのを探しながら見て、「この辺りはアレと似てる」「この設定は○年ぶりか……」みたいなことを考えてるとあっという間よね。昨年度のルパパトはあまりにも斬新すぎる設定が多くて1話目から目まぐるしく動いて期待感を高めたし、さらに前年のキュウレンジャーについてもCGバリバリのスペオペ感を高めて他シリーズとの差異を明確にしていた。そして今年は……。

 うん、普通。ここのところイロモノ枠が続いていたので、とりあえず原点に戻ろうというのが大きな狙いになっているんだろうか。ジュウオウもそうだったけど、やっぱり何年かに1度はしっかり「依って立つ場所」に戻ってこないとね。温故知新ってやつよ。それにしても恐竜モチーフの帰還が早かった感はあるが……まー、我々おっさん視聴者の印象なんてどうでもいいんだよな。あっという間って言っても前作のキョウリュウからは5年以上空いてるわけで、正しい客層としてのお子さんたちは完全に入れ替わってるはずだもんな(もしまだ観てるやつがいるとしたら、そのお子さんはもう立派な戦隊マニアなのでむしろモチーフ被りは面白いと感じるだろう)。

 他にも王道としては5人戦隊の形式は当然として、守り継ぐ伝説の戦士の立ち位置はギンガマンとか、それこそ最近配信を開始したシンケンあたりでもお馴染み。今になって完全ファンタジー設定の「恐竜時代からの一族」がいる状態なのはやっぱりどこかおかしい気がするのだが、実はコテコテのファンタジー色を持った戦隊ってかなり久しぶり。ジュウオウが微妙に違うとすると、ゴセイ以来となるので約10年ぶりである。数えてみてもファンタジー全振りの設定って意外と少ないんだよな。現実感との共存がなかなか難しく、長老のいかにもなデザインなんかは久しぶりで笑ってしまう。まぁ、ファンタジー+恐竜って完全にジュウレンなんだけども……。明確な差としては、ジュウレンにおける恐竜が本当に単なる恐竜(守護獣)だったのに対し、騎士竜は当時の一族が開発した「兵器」であると明示されている部分。完全にメカでしかないのかと思ったが、普通に意思疎通はしていたので恐竜との付き合い方は旧作と同じかな。あれ、でも恐竜モノで相棒が喋る設定はレアなのか。ガブティラたちはしゃべってなかったもんな。

 加えて注目すべきは、それぞれの師匠として登場した「マスター」の存在。結局あの3人が死亡扱いなのかどうかはよくわからないが、こうして1話目から「それぞれの色の」師匠が付いているってのは初のパターンだろうか。いきなり画面に溢れる赤赤青青ピンクピンクっていう並びはなかなか新鮮である。緑と黒もマスターがいるんだよね、そっちは生きてるんだろうか。そして、最終的に復活したりするんだろうか。相伝の技術っていう立ち位置は今後も5人の活躍に影響を及ぼしそうである。

 個人的に興味深かったのは、かなり思い切った1話目の構成。なんとロボの登場が合体済みの状態であり、レッド1人で操作してその後3つに分かれるという。さらに変身名乗りも無しに初っ端から変身後の状態で戦っていたため、今回のバトルに関しては名乗り無し。それだと物足りないので最後の最後で改めて「3本の剣」で決めポーズをとった。効果のほどは定かでないが、なかなか面白い構成。次回予告でも緑と黒が同行してる様子がなかったのだが、しばらくは3本の剣なのかしらね。あと、合体ロボは「赤がベースで他の色はオプション扱い」ってことでいいんだろうか? CM見る限りでは合体バリエーションを増やす代わりに素体としてのロボは赤だけっぽいんだよね。ゴーバスターエースみたいな立ち位置なのかしら。ロボ戦はかなり動きが激しく、恐竜モチーフらしく巨大戦には力を入れてくれそうなのは期待大。敵ユニットも戦隊ものっていうよりはウルトラマンっぽい造形だったし、なんか巨大戦にはこだわりがありそうな作劇だ。

 他のアイテムは……関智一が荒ぶっているとしか……。基本的にシリアス路線の作劇のくせに、アイテムのノリがおかしいし、変身シーンではちっちゃい騎士が周りでよさこいを踊るというわけのわからない演出になっていてなんだか食い合わせが悪い。多分その辺はなるべくご陽気にやったほうが変身アイテムのインパクトが出るので売り上げが変わるんだろうが……「踊って変身する恐竜戦隊」は前回やったんだから、今回は騎士らしくもっと勇壮な変身でもよかった気がするんだよなぁ。そこだけちょっと気になった。まぁ、2週くらいで慣れるだろうけど。あと、サブヒロインのポジションがまさかのお笑いユーチューバーっていうね。これも時代なのだなぁ……。

 まぁ、こうやって1話目をみて色々妄想してる時が一番楽しいんですよね。また1年間のお付き合い、よろしくお願いします。あ、ピンクの怪力設定、好きです(強き冒険者好き並の感想)。

 

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 あぁ〜、大好きなやつ〜、ツッコミ止まらないやつ〜、でもこまけぇ事どうでもよくなるやつ〜。やっぱりね、僕大好き、スーパー戦隊お祭り作品。

 なんでこのタイミングでリュウソウジャーの放送時期をずらしに行ったのかは定かで無いが、希望的に「平成最後ってことでこのお祭り特番をどうしてもぶっ込みたかったから」であってほしい。劇場でお金とって上映されたとしても何の文句もない、東映の悪ふざけの極致である。やっぱりアホみたいに歴代戦士が並んでる絵面、最高じゃないですか?

 ツッコミ始めたらきりがない。最大の謎は、あんな適当なオファーでよくもまぁこれだけの英雄たちが集まったもんだな、という部分で、例えば今回代表として出ていた圭一郎なんかも、普通の状態であれば訝しんで出場を快諾したりはしないだろう。でもまぁ、そこはお祭り騒ぎだからみんな行っちゃうっていう。わからんよ、全員いるとは言ってないし、一応参加意志がある連中だけだったのだろう(5人ずつ32組って言ってるので、参加者は160名である)。それでも、圭ちゃんだったら夜勤続きでぼんやりしてるところを勧誘されたかもしれないし、多少判断力を鈍らせる魔法的な力がチケットに込められていた可能性だってある。思慮深いメンバーが参加してたとしても、それはキャラのブレではなく、特番時空での特別処置だと寛容に理解したい。完全にネタキャラになってた映士だって、本当はもっと思慮深い性格なんですよ。

 それでもなんだかんだで集まってしまった戦隊ヒーロー。どう考えても集まっちゃいけない理由で集まっており、ラストの展開までバレバレではあるのだが、劇場版的お約束で最後に全ヒーローが手を取り合って戦うためのセッティングなのでしょうがないのだ。一番話題にすべきは、そんなてんこ盛りヒーローの中で、なぜこの5人がメインになったのかという部分だろう。いや、キャストの都合っていう大人の事情が一番でかいとは思うけども……以前の劇場版でアムががっつりメインだったのと同じように、カグラががっつりメインってのがちょっと不思議なところ。いや、そもそもトッキュウチームは「あの姿」でエントリーしてる時点でどういう仕組みなのかは謎なのだが……「戦隊にエネルギーを与える要素」と接続してるんだかしてないんだかよく分からない舞台設定が謎よね。変身までたどり着く最低限の保証はあるけど、それ以上の追加戦力は得られない(最強フォーム禁止)ってことなんだろうか。でもさ、それだと結構戦隊によってハンデがでかいよね。実際、走輔は今回それで戸惑ってたわけだし。エンジンソウルが使えないゴーオンジャーってかなり厳しい。あと、絶対描かれないだろうけど外界と接続できないジャッカーって、そもそも変身できないのでは。

 まぁ、ツッコミはこれくらいにして小ネタを拾っていきたいところだが、もう、冒頭の「ロビーみたいな空間に全員集まってる図」の時点で妄想が膨らみまくり。戦隊シリーズのずるいところは、変身後のスーツ姿であってもその中のキャラのバックグラウンドがどんどん脳内で再生されるので勝手にドラマが展開するところ。「なんでこいつ、ここに集まったんだろうなぁ」って考えるだけで白飯がいくらでも食えそう。集合シーンは(イレギュラーである追加戦士以外は)一応中の人の姿を描く必要があるため、描写がかなりギリギリの反則技になってるのがニクい。改めて見ると、衣装だけでもちゃんと誰だか識別できるのは偉いよなぁ。後ろ姿でモロわかりのキンジ(スターニンジャー)とか笑ってしまう。個人的にたまらんのはゴウキ(ギンガブルー)が一瞬映ったこと。もう、そこは照英にオファーしろよ。多分喜んで出演してくれるぞ。

 そして集められた5人の「メイン」チーム。チーム名が「変わり者チーム」なんだけど、歴代のヒーローの中ではそこまで変わってないので確実にミスキャストである。いや、それぞれに個性的なのは事実だけどね。スティンガーとか、どう考えてもおとなしい方のキャラやろが。大和は……まぁ、確かに歴代レッドの中では特別に真面目、かな。マベちゃんは大和とチームになったのはある意味ラッキーでもあり、アンラッキーでもある。おそらく歴代戦隊ともっとも顔が広いのがゴーカイなわけで、本来なら一番つながりがあるはずなのに、よりによってチームメイトが後輩のみ。それでも偶然面識があった大和がいたおかげでぼっちにならずにすんだわけだが、もう、大和の「ビーストテイマー」という性能のおかげで完全に「手が掛かるけど飼いならされた猛獣」みたいな扱いになってしまっている。マベちゃんをコントロールできる大和、歴代最強の可能性があるよな。まぁ、純粋な戦闘力で言ったらジュウオウジャーって確かに最強クラスだからな。チームに天晴がいるのは……なんだろ、バランス調整かな。いっそ天晴みたいな能天気キャラはずして、「すげぇ空気悪いギスギスチーム」みたいなのを作っても面白かったのに。私の希望は結城凱・仲代壬琴。

 ちなみに、我が家の小さいテレビだと他のチームの編成が全部は見えないのが悔しい。どこか、しっかり分析できる人にそれぞれのチーム編成を全部明らかにしてほしいなぁ。みたところ、生真面目チームはバトレン1号以外はゴーピンク、メガブラック、ボウケンピンク、ゴセイブルー。なるほど、確かにこのメンバーなら全員で正座して「世界平和ですね」「そうだね」って結論になりそう。いや、多分耕一郎(メガブラック)はもうちょい具体的な願いがあったと思うけど、周りの空気呼んで「まぁ、それでいいかな」ってまとめてくれる気がする。さくら姉さんとマツリの真面目ピンクの絡み、すげぇ見たいんだけど。圭一郎はさくら姉さんを見て「なんかつかさっぽいな……」って思ってそう。

 それにしても圭一郎よ……。素晴らしい、これだけ短い時間で圧倒的に朝加圭一郎すぎた。どう考えても国際警察の権限によっちゃ駄目なシチュエーションだったけども。生真面目バカでもただのバカでも、どんな相手でも完全に調教できる大和はマジ最強。その他のバトルも色々と見応えのあるシーンが多いが、冷静に考えると「そのエリアにあるジェムを先に取ったら勝ち」バトルはターボとかゴーオンみたいな高速戦隊が有利な気もするんだが(どこぞの交通安全が勝てるとは言ってない)。ちゃんと正面きって殴り合うあたりはやっぱり戦隊魂である。殴り合いがメインのバトル設定で対戦相手がいきなり「デカマスターとシンケンレッドです」って言われたら絶望するよなぁ。

 そして、もう1つ重要な概念である「戦隊世界における関智一」という存在。基本的にはモバイレーツの人のはずなのだが、2代目(?)アカレンジャーだったりするし、今回は謎の敵キャラだったりする、よりによって次世代リュウソウジャーの変身玩具も担当している様子。まぁ、「大いなる意志」ですんでね。そしてそんな関智一ボイスのガイソーグの中身だが……見た感じと名前の様子からして「鎧が本体」説が最も有力ですかね。マベちゃんを倒した時の中身がルカで、次回予告で出てきたのは今回やられそうな天晴っていうのがしっくりくる。

 ちなみに私は知らなかったのですが、「惑星ネメシス」や「リタ」という名前から大枠の設定も大体ファンの人には読み解かれてるみたいですね。恐竜戦隊であるリュウソウジャーへの接続がそこかしこに用意されてるみたい。特番とはいえ、ちゃんとリュウソウジャーの一部としても解釈可能なのかもしれない。要チェックだ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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