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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まさかのサムライ戦隊2代目! 第11話。もう笑うしかない展開だよ。いや、しばらく前からそうだったけども。今回だけで一体何人の命が奪われたのだろうか。ギロチンゴリラなんて可愛いもんやで。

 随分前からだが、もうこのアニメを見るときのみんなの気持ちは「この夢はいつ覚めるのかなぁ」だと思う。夢オチだったらどれだけホッとするだろうか、ギャグにギャグを重ねてもう止めることが出来ないところまで来ている。一応起こっている現象としては「インフレ」なんだけど、もうそんな言葉では言い表せない状態だよな。だって、羽佐間って最初はその辺のチンピラにもボコられてたんだぜ。一応原塚さんの武器とかあったけど、フラメンコスーツは単なるコスプレ。それでキングトーチャーを倒したのだから、格段に身体能力が上がっているはずなのである。そして、今回はいよいよそのトーチャーに技術提供していた黒幕が姿を現したという。その名はフロムビヨンド。何か事を起こす時には、わざわざ電波ジャックしてハリウッド映画っぽいPVを流してくれる親切極まりない宇宙生命体だ。あの手作り感溢れるPVが真実なら、その母体は宇宙から来たスライム状の生命体ってことになるか。まぁ、ひょっとしたらそういう「モノ」が飛来することもあるかもしれませんね。

 しかし、問題はそんな敵組織の方じゃない。あの要丈治が、地球を守るために秘密裏に結成されていた秘密組織の司令官として現れたのだ。どうやら前回原塚さんを救出してくれたのもレッドアックスに扮した彼だったということになるのだが……いや、おかしいだろ。このへんで夢オチの限界だろ。いくら何でもこれまでの師匠の言動と、今回の設定はかみ合わせがおかしすぎる。あのおっさんがそんな複雑な腹芸を使いこなせるとも思えないし、そもそもこれまで何も活動をしていなかったはずのフロムビヨンドに対して、政府が万全の対策を打っているのがおかしい。いや、ひょっとしたら羽佐間たち民間人が知らなかっただけで、水面下では政府と敵組織の骨肉の争いが繰り広げられていたのか? いやぁ、でも「トーチャーの事件を期に動き出した」って言ってたしなぁ……どういうことだよ。そして、そんな重要組織に「単なるヒーローオタク」でしかない羽佐間が召集されるのもどういうことだよ。全てが師匠のノリで展開するギャグ世界になってしまっており、前回「ニューナンブで敵怪人を殺す」という何とも現実的な解決をみたトーチャーの事件から、また一段メタレベルが上がった、どうしようもない世界になってしまった。

 まぁ、この作品に対して「どうなってんねん!」と突っ込みを入れるのは完全に思うつぼなんだろうなぁ。もう、何もかも諦めて楽しむしかないんだろう。何もかもを諦めれば、こんなに綺麗な戦隊もの第1話もなかなか無い。唯一おかしいのは羽佐間が既にレッドとして活動していた下地があることくらいで、回りのセッティングは、何度も何度もスーパー戦隊シリーズで見てきた「第1話」そのものである。せっかくなので、秘密基地に集った様々なファクターを確認していこう。

 まず、全員がレッドになるために集められたという仲間達。最後まで羽佐間とレッドの座を争ったのが青島蒼一(CV森久保祥太郎)。もう、名前からしてブルーになるしかない男で、「レッドに対する反感」というサブリーダーの素質を持っている。割と熱血漢タイプだし、確かにレッドっぽいキャラだ。要丈治の付き人として10年のキャリアを持つ立派な「ヒーローマニア」であるが、28歳というとゴーバスターズのリュウさんと同じで、現代の戦隊ではややロートル気味。まぁ、リュウさんもブルーだったからちょうどいい設定かも。搭乗するマシンはフラメンホークで、フラメンロボの背部ウィングおよび腕となる。

 続いて、マスクに「Ⅲ」が刻まれているのはフラメンピンク。中の人は紅一点の桃井桜(CV田村ゆかり)。女だてらにレッドになりたがった強者で、どうやら要丈治の情婦あたりか、もうちょっと穏当にいってこっちも付き人的な立ち位置かと思われる。何故か常に縫い物をしており、必殺技にも特技の裁縫を活かしたものが確認出来る。性格はクール系だが、割と毒舌。搭乗するマシンはフラメンエレファント、ロボの胴体部分となる。

 マスクナンバーⅣはフラメングリーン。中の人は緑川碧(CV豊永利行)で、何故か六法全書を手放さない法律マニア。スーツ姿でも常に眼鏡をズリあげる仕草を続けて知性キャラアピールを欠かさず、どうやらチームではここが参謀ポジションのようである。マシンはフラメンファルコン、ロボの脚部となる。

 そして最後にマスクナンバーⅤはフラメンブラック。中の人は黒木闇児(CV:KENN)。これ、名前なんて読むんだ。常に支給された武器を手放さない武器マニアで、自分で改造しているような描写も見られたのだが、その後実際にぶっ放した時は「どういう仕組みだ?」といぶかしがっていたよく分からない奴。基本的に武器が使えればいいようなので、あんまりレッドに対するこだわりは無いみたい。マシンはフラメンスネーク、合体時は足首部分になる。ちなみにフラメンロボの必殺技はシンプルなソードだ。こうして全員を並べると、チームカラーは赤・青・黒・緑・ピンクで、現役戦隊キョウリュウジャーと同じ色配分になっている。「よくある配分」と思われるかもしれないが、イエロー不在で黒・緑・ピンクなのは、戦隊史上キョウリュウジャーが初である。

 ついでに敵組織であるフラムビヨンドも見ておくと、多数の局員を殺戮しながらも、割とあっさりフラメンジャーに敗北した第一の刺客は「毒毒毒(ぶすどくポイズン)」。なんと、単なる一兵卒かと思ったら「四天王」(そして当然一番の小物)だった。残りの四天王は何か燃えてる「ヒートノイド」(CV堀川りょう)、剣豪キャラらしい「MMM34(みやもとむさし、と読む)」(CV梁田清之)、デザインがぐちゃってる「キリング・ジョーク」(CV上田燿司)の3名。んーーー、弱そうだったな……この時点で四天王ってことは、その奥にいるラスボスを仮定してもフロムビヨンド打倒まで2,3週で足りるような気も……。あ、でも最低限追加戦士くらいはあるかなぁ。

 何がひどいって、こんな完全ギャグ展開なのに加えて、作画も限界を越えてぐだぐだなこと。途中で乗り込んでいた巨大ヘリのデザインとか、移動時の地下坑道とか、本当にネタとしてやっていると思わないとキツ過ぎるレベル。もう、本当にソードマスターヤマトをやってたギャグ漫画日和と同じじゃないかな。この本当に情けない作画までもがギャグだとしたら、流石に罪作り過ぎる。ある意味、キルラキルよりも命賭けてる作品かもしれんぞ。

 しかし、フラメンコガールとは何だったのか…………。

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