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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 3週間ぶりに震えろ豚、第7話。豚が怯えるだけでちょっと安心感があるアニメ。それにしても、晩御飯にお好み焼きとラーメンは流石にストロングスタイルが過ぎるのでは……大阪人でもよぅやらんのでは?

 なんと、放送時間のほとんどをDIY工程に費やすという徹底した展開。まるでこのアニメのメインテーマがDIYであるかのようである(せやろがい)。これまで、何かを作る工程があってもちょいちょい説明する程度だったが、今回のペンダント・コーヒードリッパー・タブレットスタンドの3品については全て設計図のごとき具体性でもって丁寧に説明しており、やろうと思えばこのアニメを見るだけでも作れてしまいそうである。まぁ、私は人類の限界に挑むレベルのぶきっちょなので絶対に作ろうとは思わないのだが…………小学生の時に一番嫌いだった科目は図工でした(時点は習字でした)。

 そうして実際の工程が掘り下げられることでこのアニメのよって立つところが再確認できたような気がして、本当に「何かを自分たちの手で1から作り上げる楽しさ」みたいなものを感じ取ることが出来るんじゃなかろうか。まずもって、部長の実家ってことでホームセンターに行くところからしてちょっとワクワクがあるのはわかるんですよね。ほら、誰だってホームセンターってワクワクじゃないですか。全く意味のわからん工具や何に使うんだか見当もつかない大量の釘やネジを見て「はえー、すっごい」って思ってるだけでもちょっと楽しい。せるふたちはそこからさらに専門家のアドバイスを受けて使い方を知ることが出来るし、その先には自分たちの手で作り上げた完成品がある。そういう生の楽しさみたいなものをじわじわと見せつけるための、やたら具体的な30分だったのであろう。実際、完成品のペンダントとかをアニメで見せられて、「これ、リアルだとどれくらいの完成度なんだろうなぁ」ってちょっと気になるもんね。

 ところで、「1からやってみよう」の面白さを見せる手段の1つとして「ちゃんと完成するのかな? できてるのかな?」みたいなハラハラ感を出すという方向性もあるのだが、今作は部長(とジョブ子)がかなりの熟達者なおかげで、製作工程にはほとんど心配がない。そういう意味で刺激は足りないかもしれないが、まぁ、あまりハラハラやギスギスを求めていない作品ということなのだろう。レクチャーしてくれる人がいれば、素人でもちゃんと面白いものが作れるんですよ、っていう見せ方の方が今作の趣旨にはあっている。ただ、そこで部長が1つも失敗をしないことが大前提になっていると考えると……あのクッキーのくだりだけがやたら不穏に見えるんだよな……。どこかで真実に気づく方が彼女のこれからの人生を考えれば幸せだと思うのだが、どうにもそこに辿り着きそうになく、ファイレクシアの油のごとく、じわりと不安を残す要素になっている。今度どこかでジョブ子がズバッと言ってくれるシーンがあればいいのだが……せるふもたくみんも、それくらいのアドバイスは遠慮なく言ってやればいいのに……。クッキーは焼かない、豚は焼く。そういうアニメである(?)。

 

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