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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「真夜中ハートチューン」 5→4 続けてマガジン系ラブコメ2本。こちらも評価は下がっているが、一番おっきな理由は作画部分であるというのは結構な差かもしれない。女の子が可愛くないと始まらないラブコメ作品で作画がしょぼくて可愛く見えないってのはやっぱ痛い。 作画の省エネっぷりはどうしようもなかったが、一応シナリオラインには何かやろうとしている様子が伺えたので減点は最低限。単純な比較は直近の「幼馴染〜」なわけだが、あれよりもプラスの要素としては主人公がある程度意思を持って動いていたという部分だろうか。まぁ、自我が強くて共感などは全く得られない主人公ではあるのだが、それでも「4人のヒロインを皆均等に見守りながら真のヒロインを探っていく」というしんどい設定でもなんとかプライドを失わない、尖ったキャラは維持できていたと思う(好感度は別問題)。主人公にきちんと芯があるなら、そこから紡がれるドラマも骨子が出来上がるかと思ったが……残念ながらそこからヒロインの魅力にまでつながらなかったのが悔やまれる。「声をテーマにした4種の職業」っていうバリエーションの付け方がオリジナル要素なんだろうけど、すげぇ雑多に見ると声優もアナウンサーも歌手もVTuberも、結局成長するために必要な要素なんてそんなに変わらないわけで……差別化を図るのは職業じゃなくてキャラクターでしかないはずなのよ。多分作者はその辺の「ごまかしきれない」部分は分かってて話を作ってる気はするんだけど……そこで作画の悪さが足を引っ張り、キャラの魅力を発信するアニメーションにつながらなかったという。 まぁ、結末は描かれていないので、一応2期までは気にして観る可能性はある。……2期なぁ……。 PR 「幼馴染とはラブコメにならない」 4→3 惰性で最後までは視聴していたが、冷静に考えるとなんで最後まで視聴してたかは分からないアニメ。こういうのを減らすことでQOLが上がることは分かってるはずなのに……未だその辺のジャッジがはっきりしないな……。 正直、映像部分はそこそこ頑張ってた要素はあるんですよ。いや、動画で見ると確実にショボアニメなんだけど、キャラデザが結構繊細で、1枚絵レベルで見ると描き込み量は割と多い。その部分で頑張っていたので萌えものとしての最低限の矜持は守ってくれていた気もするのだが……。 そんな頑張りが届く余地もないくらいにお話としてどうでもいい。まぁ、マガジンラブコメのテンプレ全開なのでいちいちいいだの悪いだのいうのも野暮ってもんだが、個人的に気に入らなかったのは、タイトルにも冠している「幼馴染」という要素を、「刺激を与えるプラス要素」ではなく「引き伸ばしのための免罪符」としてしか使っていないという部分である。「幼馴染もの」のラブコメってのは一緒にいる時間の長さからくる理屈抜きの関係性を見せていくものだと思うのだが、そこから「ラブコメにならない」と断言しているせいで、一歩進めることが難しい。そのために「いいとこまで行っといて『幼馴染だから』という適当な文句でキャンセル」を繰り返すだけ。幼馴染という要素が足枷にしかなっておらず、さらには4人のヒロインに差別化を図ることすら放棄している。まー、連載を重ねていくための方策がそれしかないことは分かるのだが、「薄めたカルピス」ですらない、「味のないわんこそば」みたいなものを延々食わされ続けるのは苦痛にしかならないのである。 そろそろ講談社はラブコメ部門でのアップデートを行った方がいいと思います。 「勇者パーティを追い出された器用貧乏」 4→4 今期一応観てました枠。しかしその理由は全く積極的なものではない。本作が地上波で放送された枠があの悪名高き読売の「MANPA」枠だったせいだ。この枠、予約録画する時に作品単位で切り分けられないという地獄の仕様で、録画するためには枠内の3本をまとめて1番組として予約しなきゃいけない。そのため、前2つの作品を観るついでにこれも録画されるため、「どうせなら」というので試聴を続けていたのである。ま、そこで吐き気を催すほどのクソ作品にならなかったから、という積極的な(?)理由もあるのだが。 おかげで「なろうアニメのスタンダードゾーン」みたいな感覚を忘れずに済むという、N話切りに慣れてきた昨今ではある意味貴重な枠。シナリオラインに大きなひねりもなく、逆にどこを貶すという狙いも絞りにくい作品になっている。一応、そこまでドヤ臭が強くなくて終始主人公が苦戦しっぱなしではあるので、試聴を続けるうちに嫌悪感はだいぶ低減できたのはプラス。どちらかというとチート無双よりも「俺って強いけどこの力を世のため人のために使いたいんだぜ」という姿勢が前に出ており、教育者としてやっていく育成ゲームみたいなニュアンスがメインだったのも抵抗感が薄れた要因かもしれない。ま、その教え子にしてもいちいち「結局はチートやんけ」みたいな流れはあるのだが……最初に設定された「支援魔法」の無茶苦茶な設定から拡張して、「サポート役って色々考えることが多くて大変なんだぜ」を一貫したテーマとして抱え続けたのでブレは少ない作品だった。 映像に関しても優良可で言えば「可+」くらいだし、クソなろうと断じるのは申し訳ないかな、くらいの位置で落ち着いた。問題は2期が決定してしまっており、これを視聴するかどうかという部分。最終話からいきなり主人公の生い立ちに匂わせが発生して強引に「次の物語」を膨らませに行ったし、気にならないわけではないが……多分放送される頃には他のなろうの記憶に飲み込まれて綺麗さっぱり忘れてるんだろうなぁ……。 「メダリスト Season2」 ー→7 「こんな思わせぶりないいところで終わりやがって、ふざけんな」という気持ちもゼロじゃないので腹いせに点数下げることも考えましたが、まぁ、流石にそれは野暮ってもんで。 ただ、半端は半端なので正面から評価しにくいのも事実ではある。何しろ今期はアニメシリーズとしてはかなり少ない9話分しか放送されておらず、総量としても生殺し感があるのだから。とはいえ、こうして変則的な構成が成立しているのも昨今のアニメ放送スタイルの変化あってこそという気もするし、我々消費者はおとなしく与えられた分を粛々と受け入れていくしかないのだろう。求め過ぎはよくないのだ。 改めて「たったの9話」という分量を考えると、その中で描かれた物語に不足はなかったように感じた。特にびっくりなのは冒頭で描かれた中部大会の描き方で、いきなりどこの誰とも分からないようなライバルキャラが大量に現れ、短い尺の中で精一杯主張をして消えていった。その詰め込み方はやはり尺の厳しさを感じさせるものではあったが、何かが足りなかったという気もしない。むしろ「これだけ短い時間で閃光のように少女たちの魅力を光らせるとは」という感心にすらつながっている。それを成しえたのは全力の滑走シーン描写のおかげであり、ここまで積み重ねた「フィギュアを見せる」構造に視聴者がついてこられるようになっているおかげでもある。結局どこまで行ってもスポ根はスポ根。競技シーンの熱を伝えるのが一番重要なのだ。このアニメは、その本質を決して見失うことがない。 そしてやっぱり中心にいるキャラの魅力がとにかく鮮烈。ここ数年のアニメシーンにおいて、ここまで純正に「スポ根主人公」として情熱をあらわにして魅力に昇華した主人公はいなかったんじゃなかろうか。おまけにいのりと司の二人三脚の構図のおかげでそんな「熱血主人公」の旨みも二倍。実にお得で最終的にはラブコメ的なテイストまで楽しめちゃうお得パックときたもんだ。アニメに幼女はつきものであるが、本作におけるいのりちゃんの存在は、決して安易な幼女枠では終わらない、本物の「子供の夢」の体現者であった。 引き続き、これから先の展開も楽しみにしています。(ただ、半年以上空くことは確定してるので、流石にそろそろ原作コミック読もうかとも思ってます) 「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」 5→4 2クール作品でそこまで退屈せずに走り切ることができたのだから決して評価の低くない作品だとは思うのだが、ちょいと自我を出させてもらった。身も蓋も無い話だが、これは純粋に「好み」の話である。 点数を下げた要素はいくつかあるが、ぶっちゃけると「絵があまり得手じゃない」が一番の理由かな。「画」じゃなくて「絵」ね(これ、うちのブログを読んでる人は知ってるかどうか分からないが、私は意図的に静止画の意味での「絵」と動画全般を指す「画」は使い分けてます)。まぁ、つまり原作絵の時点で苦手な雰囲気なのである。多分、そのせいで原作者である柴田ヨクサル作品を積極的に追いかけてこなかったんだと思う。濃い目の絵の全部が嫌いってわけでもないんだろうが、なんか今作のクドいキャラ絵は生理的に受け付けない部分があり、そこはどう足掻いてもマイナス要素になる。ただ、これはどう考えてもほんとに「個人的な好み」でしかないので他の人から見たら理不尽にすら感じられる評価だろう。 そして、今作については「馬鹿馬鹿しい内容を濃くてクドい絵で暑苦しくやり続ける」という部分が一番の面白みなわけで、その「雰囲気芸」の根幹部分で受け入れ難いとなると、作品そのものの評価が下がらざるをえないのである。大筋のシナリオラインについても、作品内でも言及されている通り、「その辺のおっさんがたまたまめちゃめちゃ強くて、単純な殴り合いで怪人と戦っていく」という内容であり、バトルの駆け引きとか、展開での意外性で魅せる部分はない。根性根性&根性の作品なので、勢いが合わなければ単なる「なんか叫んでる」アニメになってしまう。 この、「シナリオにテンションを合わせられなかった」原因はもう1つあり、「ライダー」というモチーフ自体に私が思い入れを持っていないせいで理解が及ばないというのも足を引っ張る要因となった。戦隊ならついていけただろうし、もっと広く「ライダー文化全般」に触れてくれるなら一般論として飲み込めた可能性もあるのだが、ほんとに「初代ライダーからV3まで」への愛情を叫ぶことに終始していたので、流石にそりゃ知らなかったらどうしようもないよ。パロディ元がわからなければ、この世界におけるショッカーの立ち位置などもどう見たものかと決めかねるために単純な勧善懲悪ものとしてもノリきれない部分がある。まぁ、そもそもだいぶ序盤で「ショッカーも全員悪いわけじゃない」に話を持って行った時点で勧善懲悪にはなりえないのだけども。むしろショッカーサイド(中尾の物語)の方が共感を持ってみられる部分が多かったせいで、「ライダー愛」の物語としての主軸が霞んでしまったのももったいなかったかなぁ。 ま、ほんとに「雰囲気を見せる」作品なので、合う人には合うのだろうし届く人には届くはず。そこは無理せずに「そういうもんや」と受け入れておけばいいと思った。 「死亡遊戯で飯を食う。」 6→3 すまねぇ……受け止めきれなかったんだ……ここまで初期評価と最終評価が分かれた作品も久しぶりだよ。まぁ、最近は途中でついていけなくなったらリタイアするからな。 白状しちゃうと、2つ目のミッション(つまり3話目あたり)でだいぶついていけなくなっていた。多くの視聴者が同じ感想を持ったと信じたいが、あまりに観念的な描写が多すぎて内容が理解できなくなったためだ。1話目で思わせぶりに表示されてたカウントアップ、結局最後まで出しっぱなしだったし……あれも意味があったんだろうか。もし最後まで集中力を切らさずに見ていたら何かしらの答えが得られていたかもしれないが、残念ながら今作にはそこまで集中力を持続させられるほどの引力が無かった。 苦しみながらも一応最後まで視聴を続けていたのは、監督の上野壮大氏というクリエイターは何かすごいものを生み出せる人物だと思っているから。こんな点数をつけておいてなんだが、未だその評価は変わっていない。それくらいに「義妹生活」のインパクトが大きかったのだ。しかし、今回も「義妹生活」に似たラインの演出方向で見せていたことが決してプラスには働かなかった。適材適所、作品内容と演出の噛み合わせ。そこへの配慮は正直足りていなかったと思う。この人がこういう演出一本でしか作品が展開できないとしたら……まぁ、何かうまいこと噛み合う原作を見つけるか、オリジナルを展開するしかないだろうね。でも、かつてクセつよ監督の代表と言われていた新房昭之だって、周りをねじ伏せてストロングスタイルで傑作を何本も世に出しているわけで、決して噛み合わない武器ではないと思っているよ。 それでは、今作でなぜその「武器」がはまらなかったかということを漠然とではあるが考えてみると、「義妹生活」との大きな違いは「リアリティラインの差」である。いや、別に義妹との恋愛ドラマがそこまでリアルだとは思わないが、「妹がいる」「他者との愛情について考える」、ひいては「恋愛をする」は広く人類が理解できる通念なわけで、そこに前提条件はいらない。誰もが皆、どこかで自分も経験したかもしれないあれやこれやなので読み込みを深くすることが可能で、多分に観念的であったり、抽象度を上げたとしても、それを汲み取るだけの受容器官が備わっている。あまりに普遍的すぎるので普通にやったら「ベタ」になるかもしれない題材を、斬新な演出でもって真に迫ってみせるスタイルがハマったのだ。 対して今作はどうだろう。原作を読んだことがないのであまり断定的なことは言えないのだが、やはり「デスゲームもの」はどこかアホっぽくはある。当然リアリティなんて置き去りランナウェイだろうし、多分今作の「デスゲーム」は過去の類似作品と比較してもかなりアホ寄りというか、適当なものだったようには思う。ルールも分からんし世界観も見えない。ましてそんなゲームに参加している少女たちの心情など、普通の人間はいくらも引き寄せて理解することはできないだろう。そこにさらに理解を困難にするような演出・ギミックを混ぜ込まれては、そりゃ「分からんもの」にしかならないのではないか。 映像部分にしても、止め絵のインパクトの強さが初期配点の要素でもあったのだが、流石に「殺し殺されデスゲーム」の画面としては静的すぎる。多用された遠景の固定カメラからの長回しは切迫感を生み出せないし、カット割りのぶつ切り加減も緊迫感を寸断することになってしまう。監督が描きたかったのは狂った状況に身を置く1人1人の少女の内情なのだということは理解しつつも、それを追うために必要となる前提、「まず何が起こっているのか」を伝えるための情報が足りなすぎた。毎度毎度何か大切なものをすっ飛ばして偏執的な撮り方をされるのは、なんだかラーメンのうまさが知りたいのに延々メンマの断面だけ映されてるような、そんな違和感があるのだ。 うーむ、強い作家性というのは評価したいし拾えるものなら拾いたいとは思うのだが……今作については、本当に題材との噛み合わせが悪すぎた。次作は仕切り直して頑張っていただきたい。 「グノーシア」 6→8 ちょいと下駄をはかせすぎじゃない? とは思うが、まぁ、私は人狼大好き民なので、その分の補正がかかっていると思っていただきたい。いや、でも純粋にシーズン中の興奮度合いで言えばトップクラスだったと思いますよ。 評価ポイントは大きく2点、細かくするなら3点。まず1つ目はなんといってもその構成の妙である。元々番組がスタートした時に何も知らなかった私は「人狼ゲームってドラマのシナリオに落とし込むの難しいんだよな」とやや不安を示していたが、今作の向かうところはそんなちゃちな心配をするような場所ではなかった。いや、確かに1回1回の人狼ゲームとして区切った場合にはしょうもない回……というか凡ゲームすぎることも多々あったんだよ。「その進行はおかしいやろ」とか「素人考えにしても単純すぎるやろ」とかね。ただ、それだって人狼をあまり知らない人に見せるアニメだと考えれば親切なチュートリアルみたいなもんだし、どこまでいっても「普通の人狼ゲームとグノーシア探しは訳が違うんや!」という話なので、「純正人狼ゲームとして」楽しむなんて視点は早々にオミットされるべき。 その上で、「人狼を繰り返すことによって周りの子と仲良くなるコミュニケーションゲーム」という身も蓋も無いゲーム構造がちゃんと魅力的に映るような筋運びになっていたというのが最大の評価点なわけだ。最初の数回は愚直に人狼を繰り返して主要メンバーとの交流を図りながら、「こいつらはどんな人間なのかな?」という興味を惹き、それ以上に「ユーリ君は何を考えてループを繰り返す人物なのだろう?」にも目を向けさせる。少しずつフラグを立てながら進んでいく多重世界を追いかける我々視聴者は、あたかも自身が鍵になったかのように、ちょっとつず蓄えられていく知識(情報)に一喜一憂。その変化を楽しむことができる。30分区切りという大きな制約を持つ地上波アニメで、毎回の緊張感をきちんと持たせた上で大局の物語を勧めていく手管は非常に計算高い。 さらには合間に声優特番を挟むところまでもが構造の一部になっているというふざけたしたたかさ。いや、ゲームをやってる人からしたらバレバレだったのかもしれないが……私は素直に「なんじゃその構成!?」って驚いたもんね。そうして1週間引っ張られた怒涛のエピローグ3本がまさに真骨頂。一気にいろんなものを回収していくカタルシスは多幸感に溢れるものだった。 そうしてお話自体がお見事だったことが大きな1点目で、それを支えるアニメーション映像の素晴らしさが大きな2点目である。ドメリカの作画は正直期待してなかっただけに、2クールの長きにわたって大きな崩れもなく、この個性的なキャラクターたちを動かしきったのは非常に大きな功績。まぁ「人狼アニメ」なのでそこまでモーション作画のカロリーが高くないってのはあるだろうが……それでも、これだけ細かいキャラ作画を選択した時点で1枚1枚のシーンを組むだけでも結構な責任を伴うはず。グノ顔のテンション感なども含め、きちんとこのふざけた世界観に没入できるだけの画面を作ってくれたことの恩恵は大きい。 そうした作画部分の良さの下位分類にはなるかもしれないが、描かれるキャラクターたちの魅力が一番大事な屋台骨。ジリジリと真相に迫っていくドラマ脚本とキャラの個性に極振りしたキャラデザという両輪があって初めて、今作の15人はここまで「気になる」存在になったのだろう。いや、そりゃまぁ「結局しげみちってなんだったんだよ」「それ以上に夕里子はなんだったんだよ」などの疑問は残りますが、別に「その場にしげみちたちがいること」に何の違和感もなくなっていたし、登場した時にちょっと嬉しくなったりもしたでしょう。15キャラを描くのに2クール弱ってのは決して余裕がある尺ではないと思うのだが、配置のバランスも含め、「キャラゲー」としての魅力をしっかり伝えてくれていた。ま、やっぱり僕はラキオニキを推しますけどね!(女の子だったら断然SQちゃん) 改めて「原作ゲームもやってみたいなぁ」と思えるだけのアニメでした。ゲーム原作でここまでハマっちゃったアニメは案外久しぶりかも。この先も、人狼文化に幸多からんことを。
「青のオーケストラ Season2」 ―→6 NHK名物、突発的にシーズンをずらしてやってくる最終回。他の作品にはだいぶ先駆けてになってしまうが、気づけば最終回シーズンにも近づいているのである。ちなみに、最終回のサブタイが「卒業」でシーズンの切り替わりがテーマだったので、もしかしたら卒業シーズンにわざわざ合わせて放送された可能性もある。その場合にはナイスNHK。 終わりよければ全てよし、ってことでもないが、やっぱり晴れやかな卒業シーンを描いてもらうだけでスカッとした気持ちにはなれますよね。そうでなくてもなんだかんだで長い付き合いにはなっている作品、キャラへの近しさも感じられるようになっているだけに、少年少女の1つの節目にちょっとご祝儀をあげてもいいような気分である。 実は1期と同じ評点になっているのだが、差別化を図るために多少細かく見ていくと、1期と2期では描かれるテーマがだいぶ変化している。1期は主人公・青野の家庭環境を筆頭に、音楽との向き合い方や他者との触れ合い方にも色々とギスギスした部分が多く、どんどん内省的になっていくお話だった。もちろん2期にもそうした要素はたくさんあるのだが、何よりも青野自身が成長して部内でもコントロール役に回れるようになったこともあり、視界が拓けて、より俯瞰的な視点から物事を観察できるようになった感がある。そのために取り扱う人間関係がより広く、たくさんの部員たちが絡むようになったし、問題解決には青野自身の強さが関わるようにもなった。あとはまぁ、女の子たちとの関係も……まぁ、こちらも日進月歩ですわね。 より純粋にオーケストラ音楽に触れる要素も増え、特にオーディションではアニメーションとしては異例なくらいにたっぷりと尺をとって演奏シーンが流されることもあった。正直、私みたいな教養のない人間からすると「多分……いい演奏だったんだと思います!」くらいで演奏の良し悪しを判断する術はないのだが、少なくとも画面の雰囲気や見せ方で「どういう音楽が奏でられているか」を感じ取ることはできる。1期の頃から「演奏モーションがCGなのはどうしてもねぇ」という感覚はあり、それは最後まで完全に払拭されたわけではないのだが、今作についてはCGモーションにしてもそれがサボりだと感じられるようなものではないのだし、統制をとってその他パートとの親和性も高まっていたので大筋では問題ないレベルになっていたんじゃなかろうか。まぁ、そうは言ってもラストの作画演奏シーンのキャラデザはやっぱ嬉しかったけど。 NHKはオーケストラ部アニメも吹奏楽部アニメもこれだけのクオリティで囲い込んじゃってるのが本当にズルいと思うのだが、青少年の音楽教育にもっと力を入れる活動とかをしてくれるんでしょうかね。いや、多分これまでも充分に社会貢献はしてると思うけど。今作を見てオケに興味を持つお子さんとかが出てきたらいいと思うし、出てくる可能性はある作品だったと思いますよ。 「破産富豪 The Richest Man in GAME」 5→4 すんごい変なタイミングでの番組感想です。……だってこれの後番組の「時光代理人」の感想を先にあげてるんだから。なんで終わった番組の感想が後に出るんだ、って話なんですが、これがいかにも私らしい間抜けな話でして。実は、「まだ最終回を観てない」って思い続けてたんですよ。どうやら放送枠のこれの最終話と「時光代理人」の間に1週のブランクがあったらしく、その週にレコーダーが録画失敗してたんです(番組が無かったからね)。ただ、私は勘違いして「あれ? 録画できてない……機材トラブルかな? 最終話だけ見られなかったのイタいなぁ」と思って番組ページを確認したら、幸い私が唯一視聴可能なオンデマンド、アマプラで配信してたんですよ。「これは助かった。アマプラにはまだ上がってないから、一週遅れかな? よし、最終回を確認してから感想出そう」と思って……ず〜〜〜〜っと待ってたんですよ。なんぼ更新しても最新話こないなー、って思いながら(普段アマプラ使わないから仕様すらよく分かってなかった)。まさか、そんな最終話が存在しないなんて思いもせずにね。 こんな間抜けなミスが発生したのは何も私(だけ)が悪いわけじゃない。だって……視聴してた人なら分かると思うけどさぁ……どう考えても来週も続く話じゃん。最終話じゃなかったじゃん。調べてみると、どうやら本国では普通に放送されている内容なのに、日本語版は16話でぶつ切りにされてしまったらしいのだ。意味分かんないよね。放送するなら最後まで責任もってやってくれよ……せっかくここまで頑張って視聴してたのに、何一つ報われねぇよ……。というわけで、ぶつ切りで終わってしまったので「結論」も出てないし、放送枠としては印象が最悪になりました。 でもまぁ、枠の話は作品の本質とある程度分けて考えるか……えっと、Funnyではあった。正直、何故か観ていて退屈はしなかったのだが、終わってみて「面白かったのか」と問われると、疑問符の大量発生がががが。 まずもって、ほんとに筋立てが一本きり。「ヘンテコな悪魔契約で本当はすってんてんになりたいはずの主人公が、やることなすこと全部逆効果で大成功を収めてしまう」というたった1つのネタだけをひたすら繰り返してまさかの「拡大再生産」を行うという物語。私の勝手な分類としては「ラッキーマンパターン」よりも「カメレオンパターン(加瀬あつしパターン)」に近いもので、ヘタレ主人公がなんも考えずにやったことが周りから勝手にいいように解釈されて成り上がっちゃうというフォーマットが近い。 別にこれだけで話を作るのは構わない。それこそ加瀬あつしなんて何十年とそのパターンで活計を立てているわけで、充分なファニーがあればそれだけで成立するデザインなのだ。そして、最後まで退屈せずに観られたということは、今作もその点においては成立していたような気はする。ず〜〜〜っとゲーム製作のみで4作品繰り返すパターンだったが、レースゲーム・TCG・FPS・シミュレーションゲームとちょっとずつ目先をずらしているおかげで完全なる天丼にはならなかったし、途中からはゲーム製作に加えて会社経営のあれこれも入ってくるので、どんどん話が大きくなって手に負えなくなるコントとしてみることができる。やれやれ系のなろう主人公と違ってほんとにただのダメ人間でしかないチェンが訳もわからず「成功」してしまいもがき苦しむ様を楽しむのは、それだけでエンタメなのである(奇しくも、どこぞの無能マスターと声が同じだったりする)。 ただ、そうして「なんか最後まで見られちゃったな」という気持ちもありつつ、やっぱ面白くはなかったよな、という冷たい振り返り視点も出てきてしまう。最大の要因は作画のショボさ。チャイナアニメは超高品質と超やっつけ品質が極端だが(いや、それは日本も同じか)、今作は一目でそれと分かるやっつけ品質。このクオリティのアニメを手放しで面白いと言えるほど、私は作画に無頓着ではいられない。お話を語ることを優先させて、「なんでアニメにするんだろう」の部分にあまり考えが至ってないように見える。 加えて、筋立て部分にしてももう少し説得力は欲しかったと思う。ファニーテイルなのだから不条理なままでいいだろ、という考え方もあるが、今作最大の焦点は「失敗しようと思ったチェンの打つ手が全て逆効果になって大成功してしまう」という意外性だ。最初のレースゲームが偶然ヒットしたあたりはその理由の反転が1つしかないので「偶然」で片付けてもいいのだが、会社経営&FPSゲーム開発あたりは要素が多くなりすぎて、それら全てが「偶然」成功っていうには説得力が乏しい。何か1つくらい、「失敗要素だと思ってたのに実際はとんでもない成功要素になる可能性を秘めていたのさ!」でどんでん返しが見られればグッと締まった気がする。そのあたりの「上乗せ」を期待した部分で「今一歩」という結論だ。 でもまぁ、引き続きこうして中国文化が入ってくるのは(ご時世を考えれば特に)ありがたい話ですよね。ゲーム開発とかソシャゲの面白さ、不満なんかが日本も中国も同じだよな、ってのが分かったりするとちょっと嬉しいよね。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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