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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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9月21日 ドラフト模様(ABR×3)
ピック順 【Metallica】→【Serra】→【Alessi】→【Thraxi】→【Mei】→【Sangriter】→
 まもなく終わるこの環境、一週間空けてのドラフトは、無事にアヴァシン世界に戻ってきました。キューブばっかりやってたのでパック開けたらどうなるか、っていうのは不安だったんだけど、まぁ、そんなん大した問題ではないな。結局この世界のカードって強かったんだろうか、弱かったんだろうか。約1枚、キューブにも入っていて今回も出てきた節操のないカードもあったけども。そして、次週がいよいよ最終回だが、ラス前にして劇的な優勝劇が発生したり、なかなかに空気を読んだ展開になっている。「終わり良ければ」かしら?


    AL SE TH SA ME MT
AL  ー  ×  ×  ×  ○  ×  1ー4 6
SE  ○  ー  ×  ×  ×  ×  1ー4 5
TH  ◎  ○  ー  ◎  ○  ×  4ー1 2
SA  ◎  ◎  ×  ー  ×  ×  2ー3 4
ME  ×  ○  ×  ◎  ー  ×  2ー3 3
MT  ○  ○  ○  ◎  ◎  ー  5ー0 1
 
 
1位 【Metallica】 黒赤白 <殺戮の波 神聖なる反撃 ヘイヴングルの吸血鬼>
 
 なにやら次回は出場出来ないらしいので、これが最後のアヴァシン世界。そして、最後についに全勝優勝をもぎ取り、勝率的にも帳尻を合わせての終幕、なんだか色々うまくいきすぎてずるいぐらいだが……まぁ、失うものが大きい人の方が強いっていう話もありますからね…………ちなみに、本人曰く「この環境で初優勝」とのことだが、実際は以前も一度優勝はしている(第81回)。正確には「人生初の全勝優勝」である。
 で、デッキの方だが、プレイ中に散々みんなしてエキシビションしていたので色々と感想は出尽くしたが、とりあえず「今回は黒が独占」というのが1つ。そして、なんと言ってもこの日一番の爆笑を巻き起こした「2枚目の『殺戮の波』」の存在がキーポイントであった。「殺戮の波」「殺戮の波」「血の芸術家」というだけでもかなりきな臭いが、これに独占の強みである除去を加え、更に何故か10引きまでグルグルしていたという、どう考えても「周りの連中は何をしていたんだ」としか突っ込めない「灰口の悪魔王」などの協力による見事なシナジーデッキ。タッチカラーの赤から出撃したのが、人の死を喜ぶ「ヘイヴングルの吸血鬼」×2というのだから念が入っている。それらのクリーチャーに加えて「人殺しの隠遁生活」「血のやりとり」など、この世界の黒の「単騎」の強さが、今更になって開花したようである。しかし、確かにカードパワーが高いのは間違いなかろうが、単にそれを詰め込んだだけのアホなデッキ、ということではなく、なかなかプレイングが難しかったのも事実だろう。「殺戮の波」はご存じの通り扱いの難しいスペルであるし、最後の最後でこれを使い切って勝てたのだから、まさに「いっぺんの悔い無し」である。大往生すなぁ。
 
 
 
2位 【Thraxi】 白青 <ウルフィーの報復者 解放の天使 敬虔な司祭>
 
 ピック中には「デッキが音を立てて崩れていく!」と騒いでみたものの、終わってみれば個人的には今環境でも一二を争うくらいの完成度になったと自負しているデッキ。色のシフトがここまで上手くいったのは本当に久しぶりだ。1引き「ウルフィーの報復者」、2引き「暁の熾天使」の引きだったので、今回はクリーチャー多めのセレズニアカラーかな、というピックをしていたのだが、緑も白もどうやらあまり良い狩り場ではないな、というのが感じられたのが1パック目。2パック目になってもまだそこにしがみつこうとしていたのだが、4引き「枷霊」でそのたがが外れる。流石にこれはおかしいやろ、と思っていたら、6引き「枷霊」、7引き「翼作り」、9引き「虚空への突入」と、あり得ない量の青がだだ漏れである。もう、そこから緑は綺麗に諦め、白ウィニーを中心とした青白飛行ビートというスタンダードな構成にシフト。ポイントとなるのは2枚集まった「天使の墳墓」で、これのためにクリーチャーを20枚近く突っ込み、空いたスペースに「アヴァシンの巻物」まで入れてデッキを均一化。3体の「ムーアランドの審問官」が2体の「翼作り」で飛び、毎ターンクリーチャーを送り込むことで「天使の墳墓」が打点を押し上げる。除去や対応策が皆無なので相手に固められると弱いデッキだが、その隙を与えないスピードは維持出来た。まぁ、「血のやりとり」が刺さらなければなぁ、という思いはあった。
 
 
 
3位 【Mei】 緑白赤 <近野の巡礼者 末裔の道 屋根職人の反乱>
 
 1パック目は明らかな白志向で、2引きが「雲隠れ」という、なにげに恐ろしいピック。この時点で何を考えていたのかはさっぱり分からないのだが、2パック目からは簡単。何しろそこから初めて「末裔の道」で緑に乱入したのだ。あとは白と緑なら人間クリーチャーをかき集めて……といきたいところだが、どうもこの時点で色を見据えていなかったようで、青い人間はだだ流しだし、赤を追いかけるようになったのもかなり後になってから。結局、そんな付け焼き刃でスロットが埋まるはずもなく、再びの「真夜中の決闘者」までぶっ込んでの均等3色である。歴史に残るミラクルなミスまで発生し、頑張ったビート構成が今ひとつ活かし切れなかったか。そりゃねぇ、いくらシナジーを形成したいといっても、「末裔の道」で「真夜中の決闘者」がめくれてプレイ出来ても嬉しいか?
 
 
 
4位 【Sangriter】 赤緑 <グリセルブランドの猟犬 ウルフィーの銀心 天使の武装>
 
 「グリセルブランドの猟犬」スタートということでそれなりに見通しの立てやすいデッキ構築になっているはずだったのだが、何故かこの期に及んで「破滅の儀式」のテキストを読み間違えているというハプニングがあり(どうやら対戦相手にのみ効果が及ぶと思ったらしい)、1パック目から心を折られることに。あげく2パック目では「試合がつまらなくなることが確実」と言われている嫌われ者の「ウルフィーの銀心」なんぞを開けてしまい、相手にも嫌われるは、自分でも訳が分からないわのカオスデッキ。いや、やっていることはフツーのステロイドなんですけどね。私もビートだったし、展開が先んじた上にフライヤーしかいなかったので余裕かましてアタックしてたら、最後の一撃(予定)が突然の「恐るべき存在」でかわされ、返す刀で「石大工」「暴動の首謀者」「熱血漢の狂戦士」あたりで殴られたら諸々で10点オーバーされて鼻血吹くかと思った。ちなみに今回生まれた新ルールに「銀心出したら九種九牌と同じように局が流れる」というものがあります。
 
 
 
5位 【Serra】 青白 <霧鴉 暁の熾天使 天使の壁>
 
 1引き「霧鴉」、2引き「厳格な導師」。つまりそういうデッキである。ちなみに「戦慄水」1枚、「腐冠のグール」も搭載されている。前述の通り、今回は青が割とスルー気味の色だったおかげで、ピック自体はかなり恵まれたものになっている。「霧鴉」が2体に「現実からの剥離」も2枚、「虚空への突入」も1枚、さらに「壊滅的大潮」まである。この手のデッキには嬉しい「電位式錬金術師」も3枚で、対戦するとやはりかなり固いデッキである。ただ、やはりこの世界のライブラリ破壊は勝ち筋が薄く、「厳格な導師」がいつ現れるか、そして除去られずに逃げ切れるかどうかで、かなりデッキの強さが変わってしまう。つまり、1枚しか入っていないのでは、やはりプランとしては無理があったということになるだろう。色合い的には白と組んでいるので、「正義の一撃」や「牙抜き」といった除去が集まればもう少し対応力も上がったのだろうが、残念ながら今回白は人気カラーとなっており、結果論だけから見れば黒と組んだ方が耐久力はあがったかな、という感じ。ま、ライブラリ破壊は一日にしてならずですよ。と、普通のデッキに「戦慄水」3枚だけをぶっ込んだことのある俺が言ってみる。
 
 
 
6位 【Alessi】 白緑 <歓喜の天使 黄金夜の刃、ギセラ 黄金夜の救い手>
 
 1引きだけを見ると、高カロリーな天使3連引きというぜいたくなデッキに見えるが、結果的にはここ。1パック目で「歓喜の天使」を引く際にも、同じパックの白が濃いことから悩んだらしいのだが、流石に選択の余地はなかった(そして案の定、下家が「暁の熾天使」でその下が「黄金夜の指揮官」という最悪の展開になっている)。こちらも色が揺れたタイプのピックで、最初は赤にも行こうとしたようだが、割と早めに緑にシフト、その結果現れた「ギセラ」様なんかはもう構わないから入れちゃえ、の精神。ピック表を見るとそこまで負けるような陣営には見えないのだが、まぁ今回はやたら速いデッキが多かったからね。腰を据えてクリーチャーを並べるタイプのデッキでは、まごまごしている間にライフは0になっていた。その結果が「銀心出したら流局」ルールである。大人げなさもここまでいくと神域。「あーあ、残念やなー、銀心じゃなかったら勝ってたのになー、銀心出ちゃったからなー」。もちろん、投了です。
 
 
   
 【Metallica】(黒赤白)→【Serra】(青白)→【Alessi】(白緑)
  ↑                      ↓
 【Sangriter】(赤緑)←【Mei】(緑白赤) ←【Thraxi】(白青)

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