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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 あーもー! 娘欲しいなー!! 第11話。

 あとあんこちゃん可愛いなー! 

 以上!

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 鴨川デルタ! 第8話。なんや、商店街から随分近いやないか。運動したいならもっと遠くまで行けばいいのに。というか、そもそも普段から羽ばたいて飛行している鳥類が今更足を使ってランニングすることに意味があるんだろうか。まぁ、意味はあったみたいだけども……疲労骨折とかしてそう。

 今週は割と面白かった! 何がいいって、特に何も動かないあたり。あとはたまこのクラスメイトがメインで活躍出来るあたり。敢えて言うならかんなちゃんメイン回であり、彼女のすっとぼけた真正直さが良く出たエピソードだと思うのだが、それ以外にも脇で心憎いサポートに回ってくれているみどりちゃんも良い味だし、控えめな史織ちゃんの存在も、全員がボケに回っている状態だと大切なアクセントとなる。このままのテンポで、特に何も無い状態を続けて延々クラスメイトの話だけしてれば結構面白くなる気がするんだけどなぁ。まだ全然個人を掘り下げてないものね。まぁ、実際学園メインにしちゃうと、本当に「何の目標もないけいおん」みたいになってしまうわけだが。致命的に足りないのは律ちゃん成分なんじゃないかと最近真面目に思い始めた。かき回し役がいないんだ。鳥だけだとちょっともの足りぬ。部長をよこせ、部長を。

 とはいえ、今回は鳥のリアクション芸も冴え渡り、いい仕事してくれてたとは思いますけどね。チョイちゃんが現れたことで今までの「なんか不遜なマスコット」キャラというだけでなくあらゆる意味で情けないヘタレな部分もきっちりクローズアップされるようになり、今回のように本当にどうしようもない状態になれば割と良いかき回し成分である。あんな鳥でもちゃんと顔芸が出来るというのは偉いぞ。しかし、どちらかというと鳥よりもチョイちゃんが加わったっていう事実そのものの方が大きいのかもしれませんけどね。褐色幼女に制服! 褐色幼女に厚着! パーカーとかコートとか色々と上に羽織らせてみても、下はワンピースだけなのでそのまま素足! 校内では裸足にスリッパ! チョイちゃんずるい。ヤバいあんこちゃんに加えてやたらと幼女成分が充実し始めた。幼女はまずい、幼女は。

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 視聴後に、「直球表題ロボットアニメ」を見ちゃったもんだから、そっちの記憶しか残らなかった第6話。今週も振り切ってるなー、ロボット。OPいじりは毎週やることになるのかな。ものボケコーナーはまだ誰が明坂ポジションやるか分からないから様子見だなぁ。荒川美穂はなんか逃げをうちそうなので、案外真正面から挑む西明日香に期待したい。

 違う、たまこまの感想だ。……でも、もうあんまりない。今週はイベントっつっても商店街の思いつきイベントだからなぁ。いや、商店街の面々が出てきた方が面白いとは思うんだけど、今回のホラー関係のところは、正直ちょっとダレてた気がするんだ。肉屋のおばちゃんが酒を蒔くあたりが一番面白かった。あと、かんなちゃんが可愛かった。

 以上。…………今週あんこちゃんにあんまし出番ないんだもん。

 いっそロボットアニメの感想に気合いを入れるというのはどうか。……そっちも保つ自信無いな。

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 ひょっとしてもち蔵ってものすごく恵まれた環境にいる? 第5話。なんで気付いたら周りにあんな女の子ばっかりなんだよ。まぁ、まともな子は一人もいないけども……作中で一番まとも可愛いのはあんこちゃん。

 5話で気付けばもう7月。残りの話数でどのように調整して、最終的にどのあたりで終わることになるんだろうか。考えてみたら「けいおん」1期も入学から始まって4話で夏合宿だから、ペースは割と似たようなもんだな。となると、普通に最終話で卒業まで行く可能性もあるで。まぁ、行ったからと言って特に感動が待ち構えているわけでもなかろうが。途中で鳥関係のすったもんだが増えるらしいから、そっちで時間幅が少し縮むことになるのかしら。どうせだったら四季のイベントは全部見たいし、大晦日でゴールっていうのが理想的なんだけどなぁ。

 今回は臨海学校編。つまりは水着回であり、さらにはもち蔵をメインにしてかなり恋愛感情に突っ込んだエピソードでもある。となれば、もえもえできゅんきゅんなはずなのだが、一切そういう側面を見せないのがこの作品の恐ろしいところ。全く性的なものは感じさせず、恋愛の駆け引きでドキドキするようなことも無いという。ここまで徹底的に固められてちゃ、そういう見方をするのも無理ってもんだなぁ。たまこのキャラクターがあまりにも恐ろしい。別にけいおんの唯だって同じような精神構造の持ち主だったはずなのだが、「けいおん」の場合には周りに一切男の影が無かったので、もうはじめからそういうもんは無い世界と割り切って見ることは出来た(律ちゃんが1回だけ彼氏疑惑を持たれたのが最初で最後だもん)。しかし、今作の場合にはもち蔵という明確な異性がいるにも関わらず、たまこはあまりにもそっち方面に意識が振られない。「幼なじみだから」と言われりゃそれまでなんだが、それじゃもち蔵があまりに浮かばれない。これって男女は逆転してるけど、田村さんちの真奈美さんと全く同じ構図だもんなぁ……和菓子屋だの餅屋だの、こういう食材を扱う店の子どもは幼なじみの呪縛から逃れられない運命なのだろうか。

 それにしても、自由な臨海学校だったな。昼日中から割と自由に行動出来てたし、やらなきゃいけないノルマは一回だけの遠泳イベント、その他にはキャンプファイヤーやら花火やら、どう見ても引率の先生がいない状態でやりたい放題だった。ま、高校生にもなったらそんなもんか? 高校時代にわざわざ海に行って泳ぐイベントとか経験してないからよく分からないぞ。そもそも高校で臨海学校って普通なのかしら。どうせなら修学旅行に行けよな。近場の海で旅行が終わりって、可哀想な学校か。まぁ、おかげでもち蔵にもたまこの水着姿を拝むチャンスが出来たわけだけれども。あー、でもどうせもち蔵だしなー。夏場だったら、多分昼間にたまこの部屋に糸電話投げ込めばTシャツ一枚でダラダラしてるたまことか鑑賞し放題な気がする。それどころかカーテンも閉めずに着替えとかしそうな気さえする。ビバ幼なじみ。もう、それでいい気もしてきた。

 しかし、そんなもち蔵の動きを警戒するのは、想像以上にマジモンだったみどりちゃん。最初にもち蔵の話が出てちょっと顔色を変えたりしてたもんだから「あれ? この子ってもち蔵にも興味があるの?」と思ったら、単に分かりやすいライバル相手に警戒していただけだった。そりゃぁこんだけ身近に泥棒猫がいたら警戒はしますが……どんだけ歪んだ三角関係だよ。しかも当のたまこは一切それに気付いてないし。いや、多分この世界の住人だとほとんどの人間がみどりの方には気付いてないな。もち蔵は鳥にすらばれる分かりやすさだから、多分クラスメイトとかにも冷やかされるレベル。少なくともおかんにはいじられてるな。個人的な趣味趣向からすれば当然みどりちゃんに頑張ってもらいたいところではあるのだが、もち蔵もこのまま放っておかれるのは可哀想な気がする。最近じゃ珍しくウブで頑張り屋な男の子なんだから、もう少し幸せになってくれてもいいんだぜ。ただ、結果的にはみどりちゃんとの仲が深まることになったわけで、それだけでちょっと爆発して欲しい気もする。

 とまぁ、色々な要素はあるはずなのだが……ユルいなぁ。今回なんて特に一番大事なセールスポイントであるはずの商店街からも離れてしまったせいで、単なるのろけ合戦みたいになってたものな。果たしてこの作品はどこへ行きたいのだろうか……あれ? そういえば、今回のサブタイトルって一体誰目線なんだ? ひょっとして、みどりちゃんか?!

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 書くことが特に無い! 第4話。ここまでなーんも無い作品だとどうしようもない。でも見ちゃう。そういう作品。面白いかと問われると「俺は嫌いじゃないよ」という全く答えになってないことをいうしかない作品。類似作品は、現在のひだまり。

 もう春も過ぎ去り、柏餅の季節ですよ。しかし商店街はどちらかというとそういう季節の感じ方ではなく「祭りの季節」というとらえ方らしい。凄いなぁ、今時ここまで若者も全員参加で盛り上がれる地域のお祭り行事なんて、なかなか出来るもんじゃない。たとえば私が住んでいる地域の周りは、地元神社で「若者御輿を復活させよう」なんて動きがあるらしい。つまりそれって最近はめっきり若い子が祭りに来なくなったってことだ。まぁ、どこの地域だって似たり寄ったりじゃないかしら。それを考えるとこのうさぎ山は優秀だよね。商店街のみんなも乗り気だし、少なくともたまこやもち蔵など、若者だって参加意思がある。それどころか朝霧さんみたいに外部から手伝いに来てくれる子までいるんだもんな。「商店街アニメ」なら「なかなかお客が来てくれなくて」なんてネガティブな話題は出そうなもんだが、この作品にそういう心配はなさそうだ。あんな狭い商店街で餅屋が二軒並んでいるのにどちらも生き残ってたり、ひょっとしてものすごく集客効果の高い商店街なのかなぁ。ジャスコもびっくりだ。

 さておき、お祭りとは特に関係無く、今回のメインはたまこの妹、あんこちゃんであった。どこぞの平沢家と同じように、北白川家も妹さんの方がしっかりもの。色気づくのも早いおませさんのようで、姉はあんなんなのに、小学生で色々と悩んじゃうお年頃だ。いや、たまこの方に色気がなさ過ぎるだけな気もするけど。とにかくあんこちゃんは恋する乙女可愛い。そして、文句を言いながらも、問題無く家業を手伝ってるあたりがとても良くできたお子さんである。このくらいの歳だとまだ反抗期は迎えてないんだろうけど、小学生を朝5時からたたき起こして仕事の手伝いに使うとか、本当に大変そうなおうちである。いや、どうなんだろう。自営業だとこれくらい大変なところも割と普通なのかな。うちは親がサラリーマンだったからよく分からないよ。「みんなが遊びに行くお祭りの日に、自分たちは家の手伝いで1日拘束され、仕事は朝5時から」って、娘さんは嫌になりますよねぇ。それを楽しげにやっているたまこも、結局手伝っちゃうあんこも、本当に良い子です。

 あと何かあったっけ? 今回は南の島との謎の交信もなく、メイン(?)シナリオ部分は一切進行しなかったもんだから、完全に空気作品だ。深夜アニメとしては異質過ぎて色々判断が難しい。まぁ、個人的にはこれで文句ないし、何よりあんこちゃんが可愛かったのは素晴らしかったから文句なし。あんこちゃんは良いよね、特に声がね。日高里菜は本当に恐ろしい仕事をこなしよる。なんだかんだで芸歴長いみたいだしなぁ。同年代の中では飛び抜けてるなぁ。

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 出町柳にすんでるのに名字は北白川なんだな、第3話。いや、今更だけど、今回は名字を呼ばれる機会が多かったから初めて気付いた。だからどうしたって話だが。

 前回がバレンタインの話だったから、てっきり1クール1話一ヶ月で話が進むのかと思ってたのだが、とくにそんなこともなくあっという間の4月。時間が経つのが早いのは日常ものだと勿体ない気がするのは「けいおん」や「ひだまり」で「終わってしまう辛さ」を味わっているせいだろう。まぁ、この作品の場合、展開が早いとかじゃなくて「ホントに3月とかなんもなかったんやろな」と思えるくらいにどうでもいい日常しかないからな。バレンタインが終わって一気に新学期。まだクラスメイトの名前すら覚えてないような段階でクラス替えって言われてもしらねぇよ、っていうね。前回活躍した百合っ子がもう他のクラスに行っちゃうとか、どんな仕打ちだよ! と思ったら、新しいキマシの種がきちんと植えられていたので良しとする。もち蔵は無視していいのかどうか分からんが、やっぱり百合百合しい面ばっかり押してるみたいなので、そこは素直に乗っておきましょうよ。

 素直(になれない)クールの新お友達、朝霧さん。今回は彼女と友情タッグを結ぶまでのお話ではあるのだが、結局のところ、この作品は毎回手を変え品を変え、主人公であるたまこの可愛らしさをアピールするために作られている。今回だって、朝霧さん目線で改めて商店街をうろつくことによって、「町中から愛されているたまこという存在」を視聴者に見せつけているのである。考えてみりゃ、今回たまこは特に何もしてないはずなんだけどね。特に何か素晴らしいことが出来るわけでもないが、自然に仲間の輪を作っていくたまこの人となりが自然ににじみ出てくるような構成になっているのが、なかなか憎らしい。もちろん、そうしたエピソードを通じて、ちゃんと朝霧さんだって頑張っている可愛い子なんだよ、ということも描かれているし、文句を言う部分は無い。たまこは眼鏡モードがなんだか可愛く、朝霧さんは喫茶店でコーヒー飲んでる時のうなじが実にセクシーであった。こんな素直でまっすぐな女子高生なんて、今時いるんでしょうかね(偏見)。

 また、そうしたキャラクター推しの「萌え」の方面以外でも、今回はいかにも女性監督らしい気遣いが散見されていて画面が実に華やかだった。4月のエピソードということで「桜」というモチーフがそこかしこにちりばめられ、画面の中をずっと花びらが舞い続けているのもそうなのだが、桜以外にも、商店街の町並みや学校の背景など、いちいち異なる色、異なる種類の花々が飾られており、画面が(文字通り)華やぐのである。こういう描き込みって、ちゃんとやろうと思わないと出来ない一手間なんじゃないかと思うのですよ。本当に、取り立ててシナリオは無くてもいいので、ずっとほわほわした画面を見ていたい。そういう作品です。

 ちなみに、朝霧さんの中の人も、たまこたちと同じように新人さんなんだろうかと思っていたのだが、Wikiで見るとそこまで若手ってわけでもないのかしら。山下百合恵さんという方だが、大沢所属、あんまりキンキンしてなくて聞きやすい声。今のところ、学生グループの声では一番気になる。あと、今回のコンテを担当した小川太一氏という名前は、あの「中二病」11話でもコンテを切っていた人。京アニの気鋭ということだろうか。こちらも気になる。

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 クラスメイトの2人が意外に可愛い、第2話。1話で影薄かったし、今回も町内会の面々と大して変わらない程度の出番なんだけど、ちゃんと女子高生してることが分かってちょっと良い。百合っ子の方がストライクになるかと思いきや、どっちかっていうともう片方のマイペースな子の方が可愛い気がする。最初の教室シーンで設計図広げるときの「ちょっとよろし?」がなんかツボった。こういうさりげない台詞のディレクションがいかにもな様子で良い。

 順調に予定通りの「ご町内アニメ」を突き進んでいる。中二病の時もそうだったけど、このデザイン、このお話だと悪い人間が1人もいないのに加え、人々の暖かさが常軌を逸している。「普通ならちょっと危ない子認定で避けられるよね」とか、「採算合わない子どもの戯言なんて騒がれても鬱陶しいだけだわ」とか思ってしまうのだが、この世界はそうじゃない。町のみんながたまこのことを好きで、たまこは町内会が好きだ。決して地元に進出してきた大手百貨店との生存競争とか、そういう辛いテーマは出てこないのである。そして、この作品の場合にはそれが最大の売り。本当に夕方の6時くらいにそのまま放送して、古き良き日本の「商店街」の姿をフラッシュバックさせて欲しいものである。「ちびまる子ちゃん」や「三丁目の夕日」レベルのノスタルジーだよなぁ。

 実際には、もう少し中身のある縦軸(1クール通じて進むストーリーの芯)らしいものも作られてはいる。百合っ子がその片鱗を見せたり、鳥がいきなり秘儀を発動させて遠く南の国との交信の様子を見せてしまったり。最終的にこの作品がどういう幕引きになるのかさっぱり分からないが、一応「それらしい」部分も進んでいるのだ。でも、それも強い味付けにはしない。百合はあくまで添え物程度で、ほのかに臭わせる「仲の良い友達」レベル、鳥の生態についても、町内会の面々は持ち前の適当さでもって「すげぇびっくりする事態」程度で片付いてしまった。あと、もち蔵との関係性も進んでいくのかそうでもないのか……多分京アニさんは無難に収めるだろうから、たまこともち蔵ををくっつけることは無いんだろうけども……あの2人の関係性なら、それとなくくっつけちゃってもいいと思うんだけどな。非常に分かりやすい幼なじみなんだし。あの糸電話はすごくきゅんきゅんするツールよねぇ(あの距離なら普通に話せよ、は却下な)。

 今回もちょいちょいスポットが当たるキャラが増えて、各々が適宜可愛らしくて良いね。クラスメイト2人はそうだし、おもちゃ屋のおっさんとか、銭湯の娘さんとかね。銭湯の子、CV岩男潤子だよ。良いなぁ。そしてたまこもきちんと可愛い。テンパリ時のひどい顔とか可愛い。躊躇無くウサギ着ぐるみ着るのも可愛い。まぁ、今のところ基本的には唯のコピーキャラにしか見えないのだけれど……唯よりは口笛が上手かったよ。

 この現場の何がいいって、ベテランが割と多くて、それぞれ楽しそうなのがいい。今作でメジャーデビューした若手の面々は、すごくいい経験値が積める現場になってる気がする。

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芳忠さん必要だったかな、最終話。まぁ、このあたりが無難な落としどころだな、という幕引きでしたわ。前回盛り上がり過ぎちゃったから対比で冷めてるような気がしてしまうけど、身の丈にあった風呂敷のたたみ方だったような気がする。

 
六花が眼帯を取る←色々と複雑だが分かる
凸守が美少女に←色々勿体ないが分かる
一色が痴漢に←すげぇ分かる
くみん先輩が2代目邪王真眼継承←はぁ??

 
 凸守の衝撃の第2形態なんかはショックだったけど理解出来るレベルの存在ではあるんだ。元々成績優秀なカリスマだったわけだし、何かが吹っ切れたところで自分が果たすべき役割に迷わずスイッチ出来るだけの小利口さがあるのは間違いないんだろう。個人的には普通凸守の存在は認めたくないものだが、まぁ、あの一瞬だけなら2Pカラーみたいなもんだと思えば理解出来る。しかし、くみん先輩は無理だろ。今まで一番中二病に理解が無かった人間が、いきなりああは出来ないだろ。これまで見てきた六花の見よう見まねなんだろうけど、くみん先輩がやる必要がないし、ぶっちゃけ意味もあんまり無い。六花なりのけじめのつもりだったんだろうか? 色々思うところがあるラストエピソードの中で、唯一そこだけがなんだか消化不良だった。まぁ、あの人が突然とち狂ってもおかしくはないんだろうけども。一色はどうすんだろね。

 あとはまぁ、突っ込むのも野暮ってもんでしょう。前回までの展開で、こうならないはずがないんだから。「(自分の中では)間違った行動」をじわじわ積み重ねてきた勇太が、六花の引っ越しを契機に弾けて青春を爆発させる。そうなってしまえば六花は単なるお姫様。コッテコテのラブストーリーをやることは既にタイトルから明らかなわけだし、色々と問題を忘れている気もするけど、何となく大団円だから「ならば良し」である。細かいファクターについては全体考察でまとめましょうね。

 しっかし中二勇太の恥ずかしさは半端じゃねぇな……中二病こじらせてあそこまでアクティブに動けるって、ひょっとしたらものすごい逸材なんじゃなかろうか。オファーかけろよ演劇部。

 さぁ、来週から「凸守早苗の野望」が始まるよ! 始まれよ!

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凸守ィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!! アカン、泣いた。久しぶりにボロボロ泣いた。もう、凸守の気持ちを思うと辛くて辛くて仕方ない。まさかこの作品でこんなにマジ泣きさせられるとは思ってなかった。やっぱ京アニには弱いなぁ……。

 「こういう形」になると分かると、全てのパーツが綺麗にはまる。最初に六花とキャラかぶりしてるんじゃないかと懸念された凸守の存在も、「中二病」というファクターを活かすのにどうかと思った重たい父親の設定も。全ては、六花が一度脱却するための楔としての「中二病」という、異質な因子を産みだすためのセッティングであった。彼女にはならなくても良い中二病の殻を作り出す必要があったことがサポートされることで、そこからの脱却を単なる「加齢による変化」ではなくて「成長」として明示する必要があった。そして、その変化の重さ、痛みを見せるために存在してたのが、凸守だった。おかげで今回、本来ならば辛いのは六花であるはずなのに、その全てを凸守が背負い込むことになってしまった。Aパートラストの絶叫、そして駅のホームでの苦闘。凸守は誰よりも六花を思って、一人で戦い続けた。しかし、そこには一足先に変わらなければいけなかった六花のもたらした、苦しさだけが残されていた。

 凸守だって分かっている。分かった上で彼女は楽しかった日々を取り戻そうとしただけだ。六花には六花の事情があるが、凸守には凸守の事情がある。六花が中二病から脱却することは健全であるが、彼女自身の精神や知識が追いつかない状態での急すぎる変化は、彼女にも、周りの人間にも労苦をもたらしてしまう。そのことが分かっているのだから、誰かが「慌てるな」と言ってやればいい。「無理するな」と言ってやればいい。しかし、意気地無しの勇太はそれが言えない。「六花のため」という免罪符を振りかざし、彼女の願いを叶えてやれない。だからこそ、凸守が抗うしかないのだ。彼女が一番素直に六花を思ってやれているはずなのだ。理屈や常識だけでは片付かない、彼女たちだけの最善策が、あるはずなのだ。

 結局、勇太の言っていることは間違ってはいない。しかし、言うべき時が、言うべき向きが違っている。最後の最後、凸守に「そんなこと分かっているデス」だけは言わせてはいけなかった。彼女がそれを言ってしまったら、もう何も残らなくなってしまうんだから。「何も無いこと」「間違っていること」は、今凸守に押しつけるべきことじゃない。凸守はそれを一番分かった上で動いているのだから。

 「変化することの痛み」というのは、たびたびドラマの命題として現れるものだ。卒業の悲しみ、死別、形は色々あるが、今回六花が経験した「脱却」もその1つ。本当に、この「痛み」だけは何度見せられてもグサリと刺さる。こと、変化を恐れて怠惰な生活に溺れているとなおさらである。だからこそ、僕らは凸守を応援するのだ。次回、彼女にも幸せな結末が訪れんことを。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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